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2026年06月03日

[S高|株価値上注目銘柄] ラサ工業,テラスカイ,データセクション,JVCケンウッド,ローム,パナHD,ホンダ,三菱化工機,アンドエスティHD,CIJ,日経レバ,エービーシー・マート,ユナイテッドアローズ,INPEX,イビデン,コニカミノルタ,川田テクノロジーズ,キオクシア,さいか屋



※S高銘柄一覧



<3905> データセク   東証G      オアシスマネジメントが9.76%保有、1日に市場外で大量取得
<3915> テラスカイ   東証P      量子コンピューター関連
<4022> ラサ工     東証P      TSMCの有力関連銘柄として脚光
<5031> モイ      東証G      
<5572> リッジアイ   東証G  一時  前日もストップ高。人工知能関連
<6228> JET     東証S      半導体製造装置関連
<6656> インスペック  東証S  一時  半導体製造装置関連
<6779> 日電波     東証P      電子部品関連
<6955> FDK     東証S  一時  電子部品関連
<7220> 武蔵精密    東証P      電気自動車関連
<8105> BTCJPN  東証S      仮想通貨関連
<8254> さいか屋    東証S      保有不動産の潜在価値顕在化などへの取り組みを公表
<9331> キャスター   東証G      生成AI関連

※株価高上昇率銘柄一覧



1. <8254> さいか屋   東証S   38.1   290 S 『資本効率策を幅広く検討』と開示し思惑
2. <5856> LIEH   東証S   33.3    8 
3. <8105> BTCJPN 東証S   29.0   356 S 米スペースXに対するファンドを通じた出資を決定
4. <6656> インスペック 東証S   25.3  1301  AI半導体の最終工程にも特需発生の思惑
5. <4022> ラサ工    東証P   23.2  2653 S TSMCの有力関連銘柄として脚光
6. <6779> 日電波    東証P   20.1  4185 S 電子部品関連
7. <3915> テラスカイ  東証P   19.8  3030 S 本田技術研究所と量子アルゴリズムの開発に成功と発表
8. <7220> 武蔵精密   東証P   18.2  9740 S 電気自動車関連
9. <7735> スクリン   東証P   17.9  13345  東エレクが1銘柄で約671円分押し上げ
10. <5031> モイ     東証G   17.1   547 S
11. <6072> 地盤HD   東証S   17.1  1874 
12. <3905> データセク  東証G   16.1  5060 S オアシスが10%近い大株主に急浮上で一気に切り返す
13. <6228> JET    東証S   15.7   738 S 半導体製造装置関連
14. <4889> レナ     東証G   15.3  1529  人工知能関連
15. <6955> FDK    東証S   15.1   503  電子部品関連
16. <9331> キャスター  東証G   15.0  1149 S 生成AI関連
17. <5572> リッジアイ  東証G   14.9  3390  SBIHD・米Anthropic社のAIトランスフォーメーションで体制構築
18. <6235> オプトラン  東証P   13.7  4160  半導体関連
19. <8035> 東エレク   東証P   13.4  60900  米半導体株高の流れが国内関連銘柄に波及
20. <2467> VLCセキュ 名証N   13.1   268  サイバーセキュリティ関連
21. <3260> エスポア   名証N   12.9   620 
22. <2962> テクニスコ  東証S   12.4  1188  電子部品関連
23. <2033> コスピブル  東証EN   12.4 162950 
24. <6962> 大真空    東証P   12.2  1005  電子部品関連
25. <8798> Aクリエイト 東証P   12.1   148  金利上昇メリット関連

ラサ工業 <4022>  2,653円  +500 円 (+23.2%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率トップ
4連騰で上げ足加速。5月12日につけた年初来高値2638円を払拭し約3週間ぶりに新値街道に突入した。同社の主力製品である高純度リン酸は、半導体の製造工程でウエハー表面の異物対策に不純物を極度に低減させたエッチング材料として旺盛なニーズがあり、世界首位の商品シェアを誇る。特にアジア市場でのビジネス展開力を強みとし、半導体受託生産世界最大手のTSMCのトップサプライヤーとしても海外機関投資家など大口投資マネーの視線を集めている。複数の外資系証券で空売りが積み上がっていたが、実質6月相場入りから買い戻しの動きに火が付いた格好だ。

テラスカイ <3915>  3,030円  +501 円 (+19.8%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率3位
ストップ高。同社は3日午前11時過ぎ、グループ会社のQuemixがホンダ<7267>の研究開発部門である本田技術研究所との共同研究開発の成果として、マテリアルDXのコア技術である「密度汎関数理論(DFT)」の計算速度を指数関数倍に向上させる量子アルゴリズムの開発に成功したと発表。これを材料視した買いが入った。アルゴリズムを応用することで、本田技術研究所が注力する新素材の開発スピードの加速が期待されるとしている。

データセクション <3905>  5,060円  +700 円 (+16.1%) ストップ高   本日終値
ストップ高。ここ東証グロース市場の低迷が目立っており、同社株も前日は全般リスクオフの地合いに引きずられ一時ストップ安に売られたが、きょうはリバウンド狙いの買いを呼び込んだ。アクティビストとして名を馳せる香港投資ファンドのオアシス・マネジメントが2日付で提出した大量保有報告書によると、オアシスの同社株式保有比率が9.76%と、新たに5%を大幅に超過したことが分かった。保有目的は「純投資」としているが、中期的な同社株の企業価値向上に向けた思惑を背景に株価に浮揚力が加わっている。

JVCケンウッド <6632>  1,240.5円  +103.5 円 (+9.1%)  本日終値
大幅高で3日続伸。この日、KENWOODブランドにて発売中の通信型アルコール検知器「CAX−AD150」が、鈴与シンワート<9360>の運転前アルコールチェッククラウドサービス「あさレポ」に採用され、連携を開始したと発表しており、好材料視された。「CAX−AD150」は、運転者が携行しやすい小型・軽量でスティックタイプの通信型アルコール検知器。鈴与シンワの「あさレポ」は、1400社以上の導入実績を持っていることから、利用層の拡大が期待されている。

ローム <6963>  5,616円  +466 円 (+9.1%)  本日終値
国際的な投資指標であるMSCIの定期見直しの発表が、日本時間で26年8月13日早朝に予定されている。大和証券では2日、基準日前の暫定予想での候補銘柄を挙げ、3銘柄の採用と10銘柄の除外の可能性を指摘した。新規採用の候補としては、ローム<6963>、太陽誘電<6976>、日本特殊陶業<5334>を挙げた。一方、除外の可能性のある銘柄として西武ホールディングス<9024>、JFEホールディングス<5411>、資生堂<4911>、東宝<9602>、大東建託<1878>、日本ビルファンド投資法人<8951>、エーザイ<4523>、阪急阪神ホールディングス<9042>、JR西日本<9021>、大塚商会<4768>を挙げた。実際の変更は8月31日終値で反映され、パッシブ資金のリバランスに伴う売買インパクトが見込まれている。

パナHD <6752>  3,916円  +321 円 (+8.9%)  本日終値
大幅高。上場来高値圏を舞う展開が続いている。SMBC日興証券が2日付で投資評価を最上位の「1(アウトパフォーム)」に据え置いた上で目標株価を3000円から5000円へ大幅に引き上げており、これが買い材料視されたようだ。証券会社によると、「エナジー×インダストリー」によるデバイス領域が牽引し、従来の期待を大きく超えるペースで成長局面に突入すると予測。足もとの事業環境や新たなグループ成長戦略の方向性変化を反映して業績予想を修正し、目標株価を引き上げたという。

ホンダ <7267>  1,496.5円  +109.5 円 (+7.9%)  本日終値
一時10%を超す上昇となった。EV(電気自動車)関連の損失計上で26年3月期は巨額赤字を計上することとなった同社だが、今期は黒字転換を計画し、株価は5月上旬を底にして戻りを試す展開となっている。こうしたなか同社傘下の米国ホンダが2日、5月の販売台数が前年同月比9.9%増の14万8903台となったと発表した。「アコード」の販売が好調だったほか、ハイブリッド車(HV)については月間販売台数の新記録を樹立したという。日系自動車メーカーにとって稼ぎ頭とされる米国市場の強い販売状況が示されたことを好感した買いが入ったことで、売り方の買い戻しも加速し、踏み上げ的な株高につながったようだ。

三菱化工機 <6331>  3,640円  +215 円 (+6.3%)  本日終値
大幅高で6日ぶりに反発。同社は2日、遠心分離機の専門メーカーである斎藤遠心機工業(東京都大田区)の発行済み株式の52.5%を取得し資本・業務提携したと発表しており、好材料視された。陸上で使用する大型の遠心分離機に強みを持つ斎藤遠心機工業をグループ化することで、中小型の遠心分離機や船舶用の油清浄機で優位性を有する化工機と相互補完による高いシナジーが期待できると判断したという。また、将来的には製品ラインアップ面以外にも設計、部品、調達など遠心分離機事業に関連するさまざまな面でのシナジーを追求するとしている。更にこの日は、川崎製作所内に水素と二酸化炭素から都市ガスの主成分であるメタンを合成する技術であるメタネーションの実証機を設置し、実証試験を開始したと発表しており、これも好材料視されている。同装置で各種試験を実施し、取得したデータをもとにメタネーション装置の早期実用化を目指すとしている。

アンドエスティHD <2685>  3,425円  +195 円 (+6.0%)  本日終値
大幅高で年初来高値を更新。2日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比6.1%増と5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて休日が2日多かったことが3.3ポイントのプラスに働いたと試算されることに加えて、好天が続き気温も高く推移したことで、夏物商品の販売が好調だった。また、5月13〜21日に実施した会員向け20%ポイント還元キャンペーンや、あわせて放映したテレビCMも売り上げの伸長に寄与した。なお、全店売上高は同8.2%増だった。

CIJ <4826>  515円  +27 円 (+5.5%)  本日終値
後場にプラス圏へ浮上した。きょう午後2時ごろ、26年6月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高予想は前回予想の285億円から292億円(前期比8.6%増)、営業利益予想は22億5000万円から25億5000万円(同17.5%増)とした。同時に期末配当予想を2円増額の10円としており、これらを好感した買いが集まった。年間配当予想は20円(前期は15円)となる。売上高は公共分野とエネルギー分野の受注が堅調に推移したうえ、子会社化したインフォテックソリューションが業績に寄与し前回予想を超える。利益面では増収に加え、収益率改善の進捗が計画を上回って推移した。

日経レバ <1570>  76,720円  +3,790 円 (+5.2%)  本日終値
急騰、一時4500円あまり水準を切り上げ7万7000円台に駆け上がった。日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率が日経平均の2倍に基本設定されていることから、全体相場のボラティリティが高まった際に、個人投資家などの短期資金の売り買いが活発化する傾向が強い。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価3指数が揃って史上最高値を更新したが、とりわけ半導体関連株への買い意欲が旺盛で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は6%近い急騰でマドを開けて最高値街道に突入した。この流れを引き継ぎ、東京市場でも日経平均寄与度の高い半導体主力株や電線株などが軒並値を飛ばし、指数押し上げ効果をもたらしている。日経レバもこれに連動する形となっているが、象徴的なのは5月中旬以降の信用取引残高で買い残が急減していることだ。5月中旬時点では117万7446口であったが、直近データでは62万9421口とほぼ半減している。日経平均の上昇過程で多くの個人投資家が利益を確定したことを反映している。一方で、売り残は漸増傾向にあり、直近データでは70万2596口と買い残を逆転した。信用倍率は0.90倍と今年に入ってほぼ初の売り長状態となっている。

エービーシー・マート <2670>  2,658.5円  +118 円 (+4.6%)  本日終値
3日ぶりに反発。2日の取引終了後に発表した5月度売上高で、既存店売上が前年同月比8.8%増と5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年よりも日曜日、祝日が1日ずつ多い曜日並びだったこともプラスに働き、都心部路面店や商業施設を中心に売り上げは好調に推移した。特に、真夏日を記録した地域もあったことから、商品別ではサンダルやTシャツなどの夏物商品が好調だった。なお、全店売上高は同8.8%増だった。

ユナイテッドアローズ <7606>  2,568円  +108 円 (+4.4%)  本日終値
6日ぶりに反発。2日の取引終了後に発表した5月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比10.8%増と8カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて休日が2日多かった影響が2.8ポイント程度あったことに加えて、気温の上昇とともに初夏物、盛夏物の動きが活発化し、メンズ、ウィメンズともにシャツ、カット、サンダルなどが好調だった。また、ジャケット、パンツなどのビジカジアイテムの安定需要も売り上げに寄与した。なお、全社売上高は同16.3%増だった。

INPEX <1605>  3,707円  +140 円 (+3.9%)  本日終値
続伸。イラン情勢の不透明感を背景に原油価格が上昇しており、同社株へ見直し買いが流入した。米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が日本時間3日午前には一時1バレル=96ドル台に上昇した。2日の清算値(終値に相当)は前日比1.60ドル高の93.76ドルだった。イスラエルがレバノンへの攻撃を継続していると2日に報道された。また、この日は米国とイランの和平交渉が膠着状態となるなか、中東で戦闘が再び激化しているとも伝えられた。

イビデン <4062>  21,940円  +805 円 (+3.8%)  本日終値
3日ぶりに大きく切り返した。調整を交えつつも5日移動平均線を絡めた急勾配の上昇トレンドを継続中だ。半導体パッケージ基板の世界トップメーカーとしてAIインフラ投資の恩恵を享受している。これまで長年にわたりインテルのCPU向けを収益の主柱としていたが、直近ではAIサーバーに搭載されるエヌビディアのGPU向けパッケージ基板などの需要が、パソコンや汎用サーバーのCPU向けを上回る状況にあり、つれて業績も飛躍的な拡大局面に突入した。更にCPUに関しても「最近は生成AIの主戦場が推論領域へと進展したことで、演算処理スピードで圧倒するCPUの復権につながる環境となってきた」(ネット証券アナリスト)と指摘される。いずれにしてもイビデンにとっては、収益機会がかつてなく高まりつつあり、機関投資家の“持たざるリスク”が一段と意識される局面となっている。27年3月期は営業利益段階で前期比45%増の900億円を見込んでいるが、上振れ余地も考慮される状況だ。株式需給面では直近バークレイズ証券の貸株市場を経由した空売りの急増が確認されており、そのショートカバーに伴う株価押し上げ効果も発現している。

コニカミノルタ <4902>  617.2円  +20.4 円 (+3.4%)  本日終値
3日ぶりに反発した。2日の取引終了後、旧村上ファンド関係者が設立したシンガポール拠点の投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントがコニカミノル株を買い増していたことが明らかとなった。アクティビストとして知られるファンドとあって、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書によると、保有割合は9.55%から10.60%に上昇した。報告義務発生日は5月26日。保有目的は純投資で、保有株数のほとんどが投資一任契約に基づく顧客資産運用のためのものとなっている。

川田テクノロジーズ <3443>  1,213円  +37 円 (+3.2%)  本日終値
大幅続伸。2日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を150万株(自己株式を除く発行済み株数の2.93%)、または15億円としており、取得期間は6月5日から8月31日まで。資本効率の向上及び機動的かつ柔軟な資本政策の実施のためとしている。

キオクシア <285A>  78,080円  +540 円 (+0.7%)  本日終値
5連騰で最高値街道をまい進している。前日は前場に先物主導で軟調な値動きを強いられたものの、後場に入り強烈な実需買いが流入して大きく切り返し、結局5000円あまりの上昇で高値引けとなった。買い主体は海外投資家とみられるが、売買代金は実に1銘柄で3兆2000億円台をこなし歴代最高を記録するなど驚異的な物色人気に沸いており、きょうもその流れが続いている。前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.9%高と急騰し最高値を大幅更新、メモリー関連ではサンディスクが6日ぶりに反落したもののマイクロン・テクノロジーが3連騰で連日最高値を更新しており、東京市場でも同業態のキオクシアに追い風となっている。キオクシアは前日に、配当金を減らさずに維持するか増やす累進配当を導入する方針を明らかにし、27年3月期下期にも初配当を行うことが伝わっており、買い攻勢を助長している。大口の個人投資家も参戦しているもようで、足もとで信用買い残の増勢が続いているとはいえ、日々の売買代金を考慮すれば上値を重くする要因とはなりえない状況だ。

さいか屋 <8254>  290円  +80 円 (+38.1%) ストップ高   本日終値
マドを開けて急伸した。同社は2日の取引終了後、保有不動産の潜在価値と中長期的な企業価値向上策に関する発表を行った。外部専門機関の評価などを踏まえた結果、2025年8月末時点において、横須賀中央駅周辺の土地・建物を合わせた鑑定総額は約25億円規模。藤沢駅前に関しては、土地・建物を合わせて約55億円規模となり、総額80億円規模による優良な不動産資産を保有していると言及している。そのうえで、取得当時の帳簿価格から価値は大幅に上昇しているとし、貸借対照表の純資産額約12億円に、不動産含み益約14億円を加え、発行済み株式総数をもとに算出した1株実質純資産を求めると約415円になり、6月1日終値210円を大きく上回っているとの認識を示している。同社はラウンドワンといった体験型施設の誘致・導入による手元資金の最大化に加え、「横須賀市大滝町1丁目地区再開発事業」への参画を通じた中長期的な含み益の更なる拡大を図るほか、総額80億円規模の保有資産に対して最適な資産運用を実行し、創出した原資を成長投資とともに株主還元の充実を含め資本効率向上策を幅広く検討する方針。開示内容を受け、株主還元強化への思惑が広がり、買いを集める形となったようだ。





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