※S高銘柄一覧
<153A> カウリス 東証G サイバーセキュリティ関連
<3625> テックファム 東証G 開発案件の受注想定以上で25年6月期業績予想を上方修正
<3934> ベネフィJ 東証S 配分 26年3月期営業益予想19%増で36円増配へ 0.68万株買残
<4674> クレスコ 東証P 26年3月期は2ケタ増益で16円増配を予想、自社株買いも発表
<5892> ユトリ 東証G 4月月次高い伸び維持
<6071> IBJ 東証P 第1四半期営業利益は52%増で上期計画に対し74%の高進捗率
<6381> アネスト岩田 東証P DOE採用に伴い今期は大幅増配計画へ
<6550> ユニポス 東証G 26年3月期の黒字転換計画を材料視
<6675> サクサ 東証S 配分 前期経常は微減益も上振れ着地 10.4万株買残
<6879> イマジカG 東証P 配分 MBO発表でTOB価格にサヤ寄せ 54.67万株買残
<7089> フォースタ 東証G 一時 好調な25年3月期の業績と今期の見通しを発表(訂正)
<7322> 三十三FG 東証P 今期最終28%増益で大幅増配計画を評価
<7932> ニッピ 東証S 配分 前日もストップ高 0.6万株買残
<8143> ラピーヌ 東証S 一時
<8208> エンチョー 東証S 配分 取引時間内に商い成立せず、7500株の買い注文を残す
<8343> 秋田銀 東証P 配当性向目標引き上げ今期大幅増配計画
<9066> 日新 東証P 配分 MBO実施を検討との報道が伝わり 6.04万株買残
<9259> タカヨシHD 東証G 一時 第2四半期営業益は高進捗で期末配当20円実施へ
<9399> ビート 東証S 前日もストップ高
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <2673> 夢みつけ隊 東証S 34.6 140
2. <6550> ユニポス 東証G 32.7 203 S 25年3月期の業績を発表
3. <6381> アネスト岩田 東証P 27.2 1403 S 今期大幅増配計画の株主還元姿勢を評価
4. <7089> フォースタ 東証G 24.8 1398 26年3月期は3期ぶり過去最高益更新を計画
5. <4674> クレスコ 東証P 24.7 1516 S 26年3月期は2ケタ増益で16円増配を予想、自社株買いも発表
6. <153A> カウリス 東証G 23.5 1576 S サイバーセキュリティ関連
7. <3934> ベネフィJ 東証S 23.2 1594 S 26年3月期営業益予想19%増で36円増配へ
8. <6675> サクサ 東証S 22.7 3785 S テリロジHDと資本・業務提携
9. <7322> 三十三FG 東証P 22.5 2721 S 今期最終28%増益で大幅増配計画を評価
10. <2134> 北浜CP 東証S 22.2 22
11. <5892> ユトリ 東証G 22.2 2751 S 好調な月次KPIを発表
12. <7504> 高速 東証P 22.0 2555 26年3月期は営業最高益更新見込みで62円増配、記念株主優待も実施へ
13. <8343> 秋田銀 東証P 20.8 2902 S 配当性向目標引き上げ今期大幅増配計画
14. <2700> 木徳神糧 東証S 19.8 13200 第1四半期営業利益4.5倍と1株から5株への株式分割を好感
15. <6378> 木村化 東証S 19.4 838
16. <9828> ゲンキGDC 東証S 18.9 4055 株主優待拡充を好感
17. <3655> ブレインP 東証P 18.9 1292 人工知能関連
18. <9066> 日新 東証P 18.7 6350 S 米ベイン参画のMBO報道受けコメント開示
19. <6879> イマジカG 東証P 18.0 656 S 1株795円でMBO
20. <8208> エンチョー 東証S 18.0 984 S DCMが株式交換により完全子会社化へ
21. <6258> 平田機工 東証P 17.7 1826 前期利益上振れ着地と今期最終19%増益・実質増配計画を評価
22. <3808> OKウェイヴ 名証N 16.0 94 人工知能関連
23. <9399> ビート 東証S 15.6 1109 S
24. <7932> ニッピ 東証S 15.3 7550 S 配当方針見直し前期配当予想を267円増額修正
25. <4662> フォーカス 東証P 15.0 1306 26年3月期は23%営業増益で大幅増配へ
アネスト岩田 <6381> 1,403円 +300 円 (+27.2%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
ストップ高の水準となる前営業日比300円高の1403円に買われた。前週末9日の取引終了後、26年3月期の業績・配当予想とともに新たな中期経営計画を公表した。今期の年間配当予想を前期比38円増配の83円としたうえで、中計期間のDOE(株主資本配当率)を7.0〜7.5%に設定。今期の水準を下限として累進的な増配を行うほか、中計期間において30〜35億円規模の自社株買いを実施する方針を示しており、株主還元姿勢を評価した買いが入った。中計期間の最終年度である28年3月期の売上高目標は620億円(26年3月期予想は580億円)、営業利益目標は61億7000万円(同55億5000万円)に設定した。
クレスコ <4674> 1,516円 +300 円 (+24.7%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
ストップ高の1516円に買われ、年初来高値を更新。前週末9日の取引終了後に発表した26年3月期連結業績予想で、売上高640億円(前期比8.9%増)、営業利益70億円(同17.0%増)、純利益49億円(同11.2%増)と2ケタ増益を見込み、年間配当予想を前期比16円増の58円としたことが好感された。企業のDX投資継続により、グループの受注も引き続き堅調に伸びると予想しており、連続営業最高益更新を見込む。なお、25年3月期決算は、売上高587億6000万円(前の期比11.4%増)、営業利益59億8300万円(同16.8%増)、純利益44億500万円(同18.2%増)だった。また、上限を100万株(発行済み株数の2.42%)、または15億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は5月12日から11月28日までで、資本効率の向上を図ることが狙いとしている。
三十三FG <7322> 2,721円 +500 円 (+22.5%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率3位
ストップ高。前週末9日の取引終了後、25年3月期の連結決算にあわせ、26年3月期の業績・配当予想を開示した。今期の純利益予想は前期比28.3%増の111億円を計画。また、3月31日を基準日とする前期の期末配当を従来の見通しから6円増額し63円(年間配当100円)としたうえで、今期の年間配当予想は前期比28円増配の128円とした。2ケタ最終増益で大幅増配の計画となり、発表内容を好感した買いが集まった。銀行単体で業務純益の拡大を見込み、配当性向30%の水準を維持しつつ利益の積み増しにあわせて配当を増額する方針。25年3月期の純利益は前の期比25.3%増の86億5300万円だった。
高速 <7504> 2,555円 +460 円 (+22.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
急騰。前週末9日の取引終了後に発表した26年3月期連結業績予想で、売上高1240億円(前期比7.0%増)、営業利益48億5000万円(同7.0%増)、純利益36億5000万円(同5.3%増)と連続営業最高益更新を見込み、年間配当予想を前期比62円増の116円としたことが好感された。前期に行った価格改定効果や取引拡大の影響が継続して業績に寄与する見通し。なお、26年2月に創立60周年を迎えることを記念して、記念配当年60円を実施する。同時に発表した25年3月期決算は、売上高1159億1500万円(前の期比9.1%増)、営業利益45億3200万円(同7.2%増)、純利益34億6500万円(同11.3%増)だった。また、創立60周年記念株主優待を実施するとあわせて発表しており、これも好材料視された。25年6月末、9月末及び12月末時点で100株以上を3回連続して保有する株主を対象に、オリジナルQUOカード3000円分を贈呈する。
秋田銀行 <8343> 2,902円 +500 円 (+20.8%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率5位
後場に急騰。ストップ高の水準となる前営業日比500円高の2902円に買われ、2018年以来の高値圏に浮上した。12日午後2時、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績・配当予想を開示。今期の純利益は前期比14.8%増の65億円を見込む。年間配当予想は同45円増配の150円を計画。業況と株主還元姿勢を好感した買いが集まったようだ。同社は株主還元方針の変更も決議し、配当性向の目標については40%以上(従来は30%以上)とし、自社株買いを機動的に実施する方針を示した。25年3月期の純利益は前の期比24.6%増の56億6200万円だった。
ゲンキGDC <9828> 4,055円 +645 円 (+18.9%) 本日終値
急伸。同社は旧元気寿司。前週末9日取引終了後、株主優待制度を拡充すると発表。保有株数に応じて配布される食事券の額を増やすほか、これまで3年未満・3年以上で区分していた継続保有期間の条件を1年未満・1年以上に短縮する。今年9月分から変更を適用する。これを好感した買いが入った。あわせて発表した25年3月期連結決算は売上高が前の期比9.1%増の674億7200万円、営業利益が同38.1%増の67億9200万円だった。テレビ番組で紹介されたことが奏功。また、高品質・高付加価値商品の訴求や販売価格の適正化も寄与した。続く26年3月期の売上高は前期比7.2%増の723億円、営業利益は同3.1%増の70億円の見通し。配当予想は前期比同額の70円とした。
日新 <9066> 6,350円 +1,000 円 (+18.7%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率7位
ストップ高の水準となる前営業日比1000円高の6350円に買われた。前週末9日の取引終了後、米ブルームバーグ通信が「総合物流の日新が、経営陣が参加する買収(MBO)で株式を非公開化することが9日、分かった」と報じた。米投資ファンドのベインキャピタルが参画し、買収総額は1000億円超となる見込みで、12日にも発表すると伝えている。日新は同日、報道を受けて「企業価値の向上に資する様々な選択肢を常に検討しており、非公開化を検討しているのは事実」とするコメントを開示した。日新株に対してはMBOに向けたTOB(株式公開買い付け)価格を巡る思惑から、買い注文が集まっている。報道では、独占禁止法関連などの手続きに相応の期間がかかるため、TOBの開始は数カ月後になる可能性があるとしている。
平田機工 <6258> 1,826円 +275 円 (+17.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
続騰した。前週末9日の取引終了後、25年3月期の連結決算を発表。利益は計画を上回り、最終利益は前の期比10.0%増の47億7800万円と減益予想から一転して2ケタの増益で着地した。26年3月期の最終利益は前期比19.3%増の57億円と堅調な伸びを計画しており、評価されたようだ。今期の売上高は前期比8.5%増の960億円を見込む。半導体関連では増収を計画。生成AI関連の半導体需要に期待を示すとともに、新製品開発や供給能力の増強により、シェアアップに臨む。米国の関税政策の影響は業績予想には織り込んでいない。年間配当予想は65円。前期の年間配当は株式分割を考慮したベースで40円となっており、実質増配となる見通し。中期経営計画も公表し、28年3月期に営業利益を100億円以上(26年3月期予想は84億円)に伸ばす目標を設定。連結配当性向の目安を20%から35%に引き上げた。
IBJ <6071> 773円 +100 円 (+14.9%) ストップ高 本日終値
ストップ高の773円に買われ年初来高値を更新。前週末9日の取引終了後に発表した第1四半期(1〜3月)連結決算が、売上高48億1500万円(前年同期比13.2%増)、営業利益10億600万円(同51.7%増)、純利益6億1400万円(同27.7%増)と大幅増収増益となり、営業利益の上期予想に対する進捗率が74%となったことが好感された。加盟店事業で結婚相談所数・会員数ともに増加したことに加えて、直営店事業でお見合い件数が増加し、それに伴い成婚数も増加したことなどが牽引した。また、韓国語学校運営のK Village事業の拡大も寄与した。なお、25年12月期通期業績予想は、売上高194億500万円(前期比9.4%増)、営業利益31億2400万円(同21.1%増)、純利益19億8900万円(同30.6%増)の従来見通しを据え置いている。
ispace <9348> 1,297円 +162 円 (+14.3%) 本日終値
5月9日大引け後(15:45)に決算を発表。25年3月期の連結最終損益は119億円の赤字(前の期は23.6億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、26年3月期は83億円の赤字に赤字幅が縮小する見通しとなった。8期連続赤字になる。
ULSグループ <3798> 5,860円 +720 円 (+14.0%) 本日終値
5月9日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期の連結経常利益は前の期比50.1%増の26.3億円に拡大し、従来予想の22億円を上回って着地。26年3月期も前期比17.5%増の31億円に伸びを見込み、14期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。9期連続増収、14期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を52円→60円(前の期は45円)に増額し、今期も前期比11円増の71円に増配する方針とした。
丸一鋼管 <5463> 3,677円 +424 円 (+13.0%) 本日終値
急反発し年初来高値を更新。前週末9日の取引終了後に発表した26年3月期連結業績予想で、売上高2639億円(前期比0.9%増)、営業利益336億円(同46.6%増)と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比3円増の134円としたことが好感された。国内の販売状況は引き続き厳しいものの、コスト上昇分の製品販価への転嫁と値下がり分の値戻しに継続して取り組むほか、営業・生産・間接部門の効率化などの生産性向上に取り組むことで単独事業の収益改善を見込む。また、米国4社の販売数量2ケタ伸長を見込んでおり、レビット社を中心に増益に寄与する見通し。なお、純利益は前期に計上した有価証券売却益が剥落することから234億円(同13.4%減)を見込む。25年3月期決算は、売上高2616億4900万円(前の期比3.6%減)、営業利益229億1800万円(同34.2%減)、純利益270億3300万円(同3.5%増)だった。丸一管単独の販売数量の減少やコストアップによるトン当たり製造コストの負担増、更に米国の販売数量減少やスプレッドの悪化などが利益を圧迫した。同時に、上限を300万株(発行済み株数の3.92%)、または120億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は6月23日から来年3月31日までで、市場買い付けのほか、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNet−3)による買い付けを行うとしている。
ミツウロコG <8131> 2,090円 +223 円 (+11.9%) 本日終値
5月9日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期の連結経常利益は前の期比24.8%減の100億円になったが、26年3月期は前期比24.9%増の125億円に伸びる見通しとなった。同時に、前期の年間配当を41円→56円(前の期は41円)に増額し、今期も56円を継続する方針とした。
栃木銀行 <8550> 357円 +38 円 (+11.9%) 本日終値
5月9日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期の連結経常損益は236億円の赤字(前の期は42.3億円の黒字)に転落したが、26年3月期は83億円の黒字に急浮上する見通しとなった。
ベルパーク <9441> 1,850円 +192 円 (+11.6%) 本日終値
急伸し年初来高値を更新。前週末9日の取引終了後に発表した第1四半期(1〜3月)連結決算が、売上高342億5000万円(前年同期比12.0%増)、営業利益24億5500万円(同33.3%増)、純利益17億2000万円(同22.4%増)と大幅増収増益となったことに加えて、25年12月期の配当予想を中間・期末各25円の年50円から、中間・期末各37円の年74円に増額修正したことが好感された。販促イベントの実施回数の増加に伴い新規契約が増加したほか、継続手数料や「店頭スマホサポート定額」の会員数の増加によりストック利益が拡大したことも寄与した。なお、25年12月期通期業績予想は、売上高1140億円(前期比1.8%減)、営業利益45億円(同5.5%増)、純利益30億円(同5.6%減)の従来見通しを据え置いている。同時に700万株(発行済み株数の34.66%)、103億3430万円を上限に、自社株TOBを実施すると発表した。買い付け価格は1471円で、買い付け期間は5月12日から6月6日まで。また、これにより取得したものを含め、自社株795万7088株(発行済み株数の39.40%)を7月4日付で消却すると発表した。
マツキヨココ <3088> 2,974円 +294 円 (+11.0%) 本日終値
大幅反発し年初来高値を更新。前週末9日の取引終了後に発表した26年3月期連結業績予想で、売上高1兆1000億円(前期比3.6%増)、営業利益855億円(同4.2%増)、純利益565億円(同3.3%増)を見込み、年間配当予想を前期比2円増の46円としたことが好感された。引き続き地代家賃、建築費、消耗品費の上昇を踏まえた慎重な出店に注力するほか、スクラップ&ビルドの推進も継続する方針で、国内ではマツモトキヨシグループで100店舗の出店(閉店35店舗)、ココカラファイングループで30店舗の出店(同55店舗)を計画。また、商品や店舗モデルにおける独自性の追求やシーズン商品の展開強化などにも継続して取り組み業績拡大を狙う。なお、25年3月期決算は、売上高1兆616億円(前の期比3.8%増)、営業利益820億8200万円(同8.4%増)、純利益546億7500万円(同4.4%増)だった。人流の拡大と免税の増加、シーズン商品の展開強化で化粧品を中心に好調に推移した。また、5月12日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)で上限を570万株(発行済み株数の1.41%)、または152億7600万円とする自社株買いを実施すると発表した。取得した全自社株は6月10日付で消却する。
日本特殊塗料 <4619> 1,794円 +177 円 (+11.0%) 本日終値
4連騰。自動車向けを中心に防音材などを主力に手掛けるほか、塗料の製造販売を行っている。前週末9日取引終了後に発表した25年3月期決算は営業利益が前の期比14%増の44億5600万円と2ケタ成長を達成した。26年3月期については営業4割減益を見込むが、年間配当を前期の90円から110円に20円の大幅増配を発表したことがポジティブに受け止められている。配当利回りは前週末終値換算で6.8%に達する。同日に26年3月期から30年3月期までの5年間を対象とする新たな中期経営計画を策定したことを発表しており、資本効率の改善、経営資源の最適配分、株主還元の強化に取り組む姿勢を明示していることで、これを評価する買いを引き寄せた。
OBARAGROUP <6877> 3,745円 +365 円 (+10.8%) 本日終値
9日に発表した「4.39%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の4.39%にあたる70万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月12日から12月23日まで。
dely <299A> 1,524円 +138 円 (+10.0%) 本日終値
急騰、大陽線で1500円台に乗せ、2月5日につけた上場来高値1462円を約3カ月ぶりに大幅更新した。国内最大級の料理動画サービスである「クラシル」を運営しており、マーケティング支援「クラシルリワード」や人材採用サービス「クラシルジョブ」などでも存在感を示す。LINEヤフー<4689>が筆頭株主で同社株式の3分の1強を保有していることもポイント。昨年12月に上場したニューフェースだが、抜群の業績成長力を誇る。26年3月期は売上高が前期比31%増の171億4000万円、営業利益は同27%増の33億7400万円が予想されている。
SANKYO <6417> 2,275.5円 +204 円 (+9.9%) 本日終値
後場にプラス圏に急浮上した。同社は12日午前11時30分、取得総数3000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の13.66%)、取得総額600億円を上限とする自社株買いの実施を発表。需給面への好インパクトを見込んだ買いを集めたようだ。取得期間は13日から2026年3月31日。あわせて26年3月期の業績・配当予想を公表。今期の売上高は前期比3.6%減の1850億円、最終利益は同18.5%減の440億円、年間配当予想は同10円減配の90円とした。25年3月期の業績は計画を上振れして着地。売上高は前の期比3.7%減の1918億2100万円。最終利益は同0.4%増の539億9200万円で、最終利益は過去最高を更新した。
オエノンHD <2533> 498円 +44 円 (+9.7%) 本日終値
5月9日大引け後(15:30)に決算を発表。25年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比6.2%増の7.1億円に伸びたが、通期計画の36.5億円に対する進捗率は19.6%となり、5年平均の16.6%とほぼ同水準だった。同時に発表した「1.75%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の1.75%にあたる100万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月12日から8月29日まで。
カチタス <8919> 2,323円 +199 円 (+9.4%) 本日終値
5月9日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期の連結経常利益は前の期比12.6%増の138億円になり、26年3月期も前期比13.1%増の157億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。11期連続増収になる。
八十二銀行 <8359> 1,154円 +97 円 (+9.2%) 本日終値
5月9日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期の連結経常利益は前の期比81.3%増の638億円に拡大し、26年3月期も前期比17.5%増の750億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を34円→42円(前の期は24円)に増額し、今期も前期比8円増の50円に増配する方針とした。同時に発表した「2.16%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の2.16%にあたる1000万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月12日から12月30日まで。
イエローハット <9882> 1,534円 +127 円 (+9.0%) 本日終値
5月9日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期の連結経常利益は前の期比5.5%増の168億円になり、26年3月期も前期比2.1%増の172億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。同時に、前期の年間配当を70円→100円(前の期は66円)に増額し、今期は58円とし、3月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は16.0%増配とする方針とした。同時に発表した「4.7%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の4.7%にあたる420万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月12日から26年1月30日まで。取得した自社株は26年2月27日付で全て消却する。また、発行済み株式の12.4%にあたる683万株を5月30日付で消却する。
オカムラ <7994> 2,213円 +177 円 (+8.7%) 本日終値
5月9日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期の連結経常利益は前の期比0.9%増の264億円になり、従来予想の255億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。26年3月期も前期比11.5%増の295億円に伸びを見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増収、7期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を90円→94円(前の期は86円)に増額し、今期も前期比10円増の104円に増配する方針とした。
エクシオグループ <1951> 1,869円 +148 円 (+8.6%) 本日終値
5月9日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期の連結経常利益は前の期比17.8%増の435億円になり、26年3月期も前期比10.3%増の480億円に伸びを見込み、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を62円→63円(前の期は1→2の株式分割前で120円)に増額し、今期も前期比3円増の66円に増配する方針とした。同時に発表した「1.16%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の1.16%にあたる240万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月12日から26年3月31日まで。
大垣共立銀行 <8361> 2,426円 +188 円 (+8.4%) 本日終値
5月9日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期の連結経常利益は前の期比44.1%増の207億円に拡大し、従来予想の177億円を上回って着地。26年3月期も前期比10.1%増の229億円に伸びを見込み、10期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を70円→90円(前の期は70円)に増額し、今期も90円を継続する方針とした。
東京応化工業 <4186> 3,583円 +274 円 (+8.3%) 本日終値
上げ幅を拡大。午後2時ごろに発表した第1四半期(1〜3月)連結決算が、売上高542億7200万円(前年同期比20.6%増)、営業利益98億100万円(同69.2%増)、純利益75億2600万円(同2.1倍)と大幅な増収増益となったことが好感された。生成AI関連向け需要が好調に推移したことに加えて、パソコンやスマートフォンの需要が堅調に推移したことで、エレクトロニクス機能材料・高純度化学薬品ともに大幅な増収となった。25年12月期通期業績予想は、売上高2220億円(前期比10.5%増)、営業利益373億円(同12.7%増)、純利益246億円(同8.4%増)の従来見通しを据え置いている。
西川計測 <7500> 8,800円 +670 円 (+8.2%) 本日終値
5月9日大引け後(15:30)に決算を発表。25年6月期第3四半期累計(24年7月-25年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.7%増の37.6億円に伸びた。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の230円→310円(前期は300円)に大幅増額修正した。
フルキャスト <4848> 1,753円 +130 円 (+8.0%) 本日終値
急伸。前週末9日取引終了後、株主優待制度を新設すると発表した。毎年6月末・12月末を基準日とし、100株以上を保有する株主を対象に保有株数に応じてグループ会社が運営するラーメン店の食事券、またはラーメン商品を贈呈する。今年6月から開始する。これを好感した買いが集まっている。なお、あわせて発表した1〜3月期連結決算は売上高が前年同期比3.0%減の166億2500万円、営業利益が同11.5%減の20億8400万円だった。連結子会社を譲渡したことによる影響や、主力の短期業務支援事業で戦略的投資を計上したことなどが響いた。
ベネフィットジャパン <3934> 1,594円 +300 円 (+23.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は9日取引終了後、26年3月期通期の連結業績予想を公表し、営業利益の見通しは前期比19.3%増の14億5500万円とした。また、配当性向を50%(前期は30%)に引き上げることに伴い、期末一括配当計画を前期比36円増配の79円としていることも好材料視されたようだ。今期の売上高は同33.7%増の170億4200万円を見込む。主力のインターネット通信サービス事業では商品取扱店舗数の拡大に注力するとともに、取引先へのコスト削減商材の提案を積極的に行う構え。更に携帯ショップやテレマーケティング販路を活用し、モバイルWi−Fiの販売数を拡大することで、収益の安定化を図るとしている。
サクサ <6675> 3,785円 +700 円 (+22.7%) ストップ高 本日終値
ストップ高。前週末9日の取引終了後、テリロジーホールディングス<5133>と資本・業務提携したと発表したことを好感した買いが流入しており、テリロジHDも大幅続伸している。テリロジHD株式を3億円相当(85万株を上限に発行済み株数の5.0%を超えない程度)取得する一方、テリロジHDはサクサ株式を3000万円相当(1万株程度、発行済み株数の0.16%程度)取得する。テリロジHDのサイバーセキュリティー商材をサクサグループに導入することで、グループの情報セキュリティーの強化を実現するほか、自らをケーススタディとして活用することで、サクサグループにおける製品化と市場への展開を行うとしている。同時に発表した25年3月期連結決算は、売上高439億7100万円(前の期比7.4%増)、営業利益32億4300万円(同3.0%減)だった。なお、26年3月期業績予想は5月21日に公表予定としている。また、神奈川県相模原市に保有する土地の売却に伴い、27年3月期に固定資産売却益約230億円を特別利益として計上すると発表した。これに伴う26年3月期業績予想への影響はないとしている。
yutori <5892> 2,751円 +500 円 (+22.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高。前週末9日取引終了後に月次KPIを発表。4月の売上高は前年同月比2.7倍と前月までの高い伸びを維持した。気温の上昇と共に春夏物の販売が好調に推移したため。14日に通期決算の発表を予定しており、業績期待の高まりから買いが集まったようだ。
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