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2024年09月26日

[S高|株価値上注目銘柄] TOWA,日本オラクル,三和HD,日本電子材料,東京エレクトロン,トリケミカル研究所,J−オイルミルズ,コメ兵,ピーエス,山一電機,リンテック,日経レバ,コナミ,任天堂,シーユーシー,IIJ,NTTデータ,TSI,MS&AD,児玉化学工業,イクヨ,リミックスポイント,ドリコム,星和電機,アセンテック,ウィルグループ,ノイル



※S高銘柄一覧



<3261> グラン     東証G  配分  前日まで2日連続ストップ高 14.92万株買残
<4222> 児玉化     東証S      メプロホールディングスを子会社化へ
<4388> エーアイ    東証G  一時  ジェネシスクラウドサービスとパートナー契約を締結
<7273> イクヨ     東証S  配分  独自動車部品メーカーの中国子会社の株式取得を材料視 0.26万株買残

※株価高上昇率銘柄一覧



1. <4222> 児玉化    東証S   31.1   337 S メプロHDの子会社化で基本合意書締結と発表
2. <7273> イクヨ    東証S   20.6  2338 S 独自動車部品メーカーの中国子会社の株式取得を材料視
3. <3261> グラン    東証G   20.4   884 S 株主優待制度を新設へ
4. <5595> QPS研究所 東証G   15.9  1751  防衛関連
5. <4499> スピー    東証S   15.0  2519 
6. <8918> ランド    東証S   14.3    8 
7. <6525> コクサイエレ 東証P   14.3  3485  半導体製造装置関連
8. <6315> TOWA   東証P   12.4  6700  好業績見直し大底圏から切り返し急
9. <3825> リミックス  東証S   11.3   178  暗号資産に15億円投資へ
10. <4716> 日本オラクル 東証S   10.9  15190  6〜8月期増収増益
11. <3110> 日東紡    東証P   10.6  6360 
12. <6871> 日本マイクロ 東証P   10.6  3980  半導体製造装置関連
13. <6620> 宮越HD   東証P   10.2  2005  中国関連
14. <5929> 三和HD   東証P   10.1  3815  米バリューアクトの5%超保有判明を思惑視
15. <6322> タクミナ   東証S   10.1  2200  半導体製造装置関連
16. <2628> iFE科創板 東証E   10.0  1603 
17. <3793> ドリコム   東証G   9.9   656  『ディズニー ステップ』の先行体験がスタート
18. <6855> 電子材料   東証S   9.7  2684  未定だった25年3月期経常利益は3.4倍化で15円増配へ
19. <4475> HENNGE 東証G   9.3  1160  情報セキュリティ関連
20. <6146> ディスコ   東証P   9.3  39250  キオクシア上場延期も海外投資家とみられる押し目買い活発
21. <6237> イワキポンプ 東証P   8.9  3000  半導体製造装置関連
22. <6627> テラプローブ 東証S   8.8  3665  半導体関連
23. <5585> エコナビスタ 東証G   8.6  1911  人工知能関連
24. <6228> JET    東証S   8.6  1652  半導体製造装置関連
25. <6748> 星和電    東証S   8.6   568  道路情報板支柱を遠隔でモニタリングできるシステムを開発

TOWA <6315>  6,700円  +740 円 (+12.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率2位
急動意。株価は大底圏に位置していたが、半導体関連株見直しの流れに乗って急速に買い戻された。他社とは一線を画す超精密金型を中核技術に後工程の半導体製造装置大手として樹脂封止装置や切断加工装置を手掛ける。アジア地域を中心に海外売上高比率が9割近くを占めるグローバル企業で足もとの円安も追い風材料として意識されている。25年3月期は営業46%増益の126億円予想と大幅な伸びで22年3月期以来3期ぶりの過去最高利益を更新する見通しで、足もとの株価は出遅れ感が際立っている。今月中旬にはJPモルガン証券が共同保有の形で5%超の大株主に浮上するなど、株式需給面でも思惑がある。

日本オラクル <4716>  15,190円  +1,495 円 (+10.9%)  本日終値
大幅高で年初来高値更新。25日取引終了後に6〜8月期単独決算を発表し、売上高が前年同期比11.4%増の639億1500万円、営業利益が同20.2%増の221億9400万円だった。企業の底堅いIT投資が引き続き追い風となった。これを好感した買いが入った。

三和ホールディングス <5929>  3,815円  +349 円 (+10.1%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位
急伸し、上場来高値を更新した。米投資ファンドのバリューアクト・キャピタルが三和HDの株式について、共同保有者分を含めて新たに5%を超えて保有していることが25日の取引終了後に判明。これを思惑視した買いが集まったようだ。同日、関東財務局に提出された大量保有報告書によると、バリューアクトの保有割合は5.94%となった。保有目的は「純投資及び経営陣への助言又は状況に応じて重要提案行為等を行うこと」としている。報告義務発生日は23日。

日本電子材料 <6855>  2,684円  +238 円 (+9.7%)  本日終値
急反発。25日の取引終了後、第1四半期決算公表時に取り下げた25年3月期通期の業績予想を発表。通期の連結売上高は前期比18.0%増の206億円、経常利益は同3.4倍の34億円に拡大する見通しとなり、これを好感する買いが入った。第3四半期以降はメモリー向けプローブカードで主要顧客の需要回復が遅れる一方、非メモリー向けは堅調な需要が継続し、2ケタ増収を見込む。また、年間を通じたメモリー向けプローブカードを中心とした高付加価値製品の拡販なども利益を押し上げる。業績好調に伴い、未定としていた年間配当は前期比15円増の55円を実施する方針を示したことも評価材料となっている。

東京エレクトロン <8035>  25,760円  +1,910 円 (+8.0%)  本日終値
カイ気配スタートで急反発、2万4000円近辺の売り物をこなし底値離脱の動きを示している。テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロス接近で買い場を示唆している。足もと外国為替市場で円安が進んでいることで、海外売上高比率が約9割に達する同社に追い風となっている。また、前日の米国株市場では景気敏感株を中心とした利益確定売りでNYダウは下落したものの、エヌビディアなど半導体関連は堅調でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3日続伸と上値指向を強めた。これを受けて東京市場でも同社株をはじめ相対的に出遅れる半導体に買いを誘導している。生成AI市場の拡大でAI用半導体などの需要が急増するなか、同社もAI向けをターゲットとした需要獲得に舵を切っている。25年3月期は売上高・利益ともに急回復を見込んでおり、営業利益は前期比37%増の6270億円と過去最高利益を更新する見通しにある。

トリケミカル研究所 <4369>  3,625円  +260 円 (+7.7%)  本日終値
3日ぶり急反騰。半導体材料を手掛ける化学メーカーで多品種少量生産を強みとし、特に絶縁膜材料では世界首位級の高い技術力を有する。そのなか、最先端半導体分野では同社が製造するHigh―K(高誘電率ゲート絶縁膜)への評価が高い。これはシリコン酸化物よりも高い誘電率を有し、半導体の微細化プロセスで起こり得る回路のショートを防ぐことが可能。最先端半導体の量産では必須とされる製品で、同社のニッチトップの実力が注目されている。ここAI用半導体需要の減速懸念で株価は調整を強いられていたが、直近は米半導体大手企業の好決算で見直しムードが台頭。貸株市場を経由した空売りの買い戻しも加わり、戻り足に拍車がかかっている。

J−オイルミルズ <2613>  2,115円  +127 円 (+6.4%)  本日終値
高い。25日取引終了後、25年3月期連結業績予想について営業利益を70億円から85億円(前期比17.4%増)へ上方修正すると発表した。あわせて配当予想も60円から70円(前期60円)に増額しており、これらが好感され買われた。上期にミールバリューの改善で油脂コストが想定より軟調に推移したほか、適正な販売価格実現への継続的な取り組みが奏功したため。通期の売上高予想は2450億円から2300億円(同5.9%減)へ下方修正した。

コメ兵ホールディングス <2780>  4,390円  +260 円 (+6.3%)  本日終値
続伸。25日の取引終了後、神奈川県を中心にブランド品買取・販売の「ロデオドライブ」を展開するアールケイエンタープライズ(横浜市中区)の発行済み株式100%を取得し、子会社化すると発表した。業績へのポジティブな影響を期待した買いが入ったようだ。株式取得により、アールケイエンタープライズの子会社で、香港でブランド品の卸売・小売事業を展開する現地法人も傘下に収める。株式の取得価額は42億円。アールケイエンタープライズは国内有数の法人向けオークション「RKオークション」も運営。更に、時計商材で強みを持つという。コメ兵HDは神奈川での買取・小売の強化やオークション事業の拡大などを図る。

ピーエス <1871>  1,084円  +63 円 (+6.2%)  本日終値
大幅反発。25日取引終了後、25年3月期上期(4〜9月)連結業績予想について、営業利益を35億6000万円から46億円(前年同期比39.0%増)へ、純利益を23億円から31億円(同44.1%増)へ上方修正したことが好感された。売上高については630億円(同9.2%増)で据え置いたものの、土木事業における設計変更契約の獲得や、建築事業における原価改善が寄与する。

山一電機 <6941>  2,648円  +147 円 (+5.9%)  本日終値
6連騰で上げ足加速、2600円台を一気に回復した。同社は検査用やコネクター・実装用として使うICソケットを手掛ける。海外売上比率が売り上げの9割近くを占めており、群を抜く「超微細加工技術」で世界シェア4割前後のトップメーカーとして海外投資家からも注目度が高い。半導体セクターへの投資資金還流が顕著となるなか、株価の出遅れ感が強い同社株に物色の矛先が向いている。業績も25年3月期は営業利益段階で前期比3倍の88億円を見込んでいる。きょうはマドを開けて買われているが、テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが目前で底入れ本番の様相をみせている。

リンテック <7966>  3,430円  +170 円 (+5.2%)  本日終値
後場一段高。同社はきょう午前10時30分ごろ、先端半導体の微細回路形成に欠かせないEUV(極端紫外線)露光機用ペリクル(防塵材料)の量産体制確立に向けた取り組みを強化すると発表。これが材料視されたようだ。同社は23年10月から産業技術総合研究所の先端半導体研究センターと共同研究を推進しており、今年7月には同社グループが独自開発したCNT(カーボンナノチューブ:筒状炭素分子)製ペリクルの量産機の立ち上げに成功。これらの研究成果をもとに量産化の見通しが立ったとしており、25年度内の量産体制の確立及び早期の社会実装につなげるとしている。

日経レバ <1570>  26,710円  +1,310 円 (+5.2%)  本日終値
大幅高、上げ幅は1000円を超えた。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みに組成されたETFで、価格変動率は日経平均の2倍に基本設定されており、全体相場のボラティリティが高まると、値幅取りを狙った個人投資家など短期資金の売買が活発化する傾向が強い。前日の欧米株市場は総じて冴えない値動きだったが、ドル・円相場が1ドル=144円台後半まで急速に円安に振れていることが、リスク選好の地合いを演出している。今の東京市場は外国為替市場との株価連動性が高い。特に、直近では日経平均寄与度の高い値がさの半導体関連株に見直しムードが台頭しており、これまで以上に円安効果が全体相場に反映されやすくなっている。

コナミグループ <9766>  15,070円  +725 円 (+5.1%)  本日終値
カプコン<9697>が急伸し上場来高値を更新した。きょうから29日までの日程で、千葉市美浜区の幕張メッセで「東京ゲームショウ2024」が開幕する。メディア各社による展示会の模様などのレポートや報道が相次ぐとみられるなかで、ゲーム関連株を物色する流れが強まっている。一般公開日は28〜29日。東京ゲームショウとして最大規模の開催となり、44カ国・地域から985の企業・団体が出展する。KADOKAWA<9468>やスクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>などが頑強な動きとなっている。

任天堂 <7974>  7,996円  +368 円 (+4.8%)  本日終値
反発。同社は10月2日、京都府宇治市においてゲーム機などの製品を展示する「ニンテンドーミュージアム」をオープンする。9月25日に、同社は報道陣に対し施設を公開し、その内容が伝わっており、報道が投資家の関心を誘う形となり、買いが集まったようだ。宇治小倉工場の敷地内に開設する。花札からニンテンドースイッチに至るまでの同社の製品や娯楽の歴史について体験を通じて学べる施設で、入場は事前予約制という。

シーユーシー <9158>  1,601円  +69 円 (+4.5%)  本日終値
続伸。25日の取引終了後、札幌市で住宅型有料老人ホーム及びサービス付き高齢者向け住宅を運営するノアコンツェルの全株式を取得し、連結子会社すると発表しており、これが好感された。ノアコンツェルの子会社化を通じて、より多くの利用者に対して効率的に訪問看護と訪問介護を提供することができる「定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス」を開始するほか、施設内にホスピスフロアを新設するとしている。また、ノアコンツェルが保有する一部の不動産を売却し、売却した不動産を賃借することも検討する。株式の取得価格は53億円。

IIJ <3774>  3,098円  +121 円 (+4.1%)  本日終値
大幅続伸し、1月23日につけた上場来高値に接近している。26日付の日本経済新聞朝刊が「三菱UFJ銀行は、地方銀行20行弱が顧客の口座管理などの銀行業務の中核に使う基幹系システムを保有する新会社をつくった」と報じた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>傘下の同行は、日本IBMやIIJと連携して運用を一括で受託すると伝えており、IIJに対しては報道を好感した買いが入ったようだ。記事によると、三菱UFJ銀が立ち上げた合同会社を通じて、システムを提供する事業を10月から始める予定で、地銀は関連費用を最大で3割ほど減らせるとみられているという。

NTTデータグループ <9613>  2,627.5円  +94.5 円 (+3.7%)  本日終値
大幅反発し、年初来高値を連日更新。26日付の日本経済新聞朝刊で「NTTデータグループはデータセンターを投資先とする不動産投資信託(REIT)を2025年6月までにシンガポールに上場させる方針を固めたことが25日わかった」と報じられた。記事によると、外部から資金を調達しやすくする仕組みを整え、生成AI(人工知能)向けなどが活況なデータセンターの建設を加速するとしており、今後の展開に期待する買いが向かったようだ。

TSIホールディングス <3608>  917円  +30 円 (+3.4%)  本日終値
大幅反発。25日の取引終了後、25年2月期上期(3〜8月)の連結経常損益を従来予想の5億円の赤字から7500万円の赤字(前年同期は16億800万円の黒字)に上方修正すると発表。赤字幅が縮小する見通しとなったことが好感された。構造改革の取り組みにより、広告宣伝費や物流費、本部費が抑制されたことが上振れの主因。売上高は3月の天候不順により苦戦したものの、4月以降の気温上昇に伴い復調基調にあったことに加え、インバウンド需要も追い風となり、期初計画をやや上回った。なお、通期の経常損益は従来予想の25億円の黒字を据え置いている。

MS&AD <8725>  3,406円  +108 円 (+3.3%)  本日終値
高い。岩井コスモ証券は25日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は4000円とした。同社は三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険などを傘下に持つ大手保険グループの持ち株会社。「金利ある世界」によって株価上昇が期待できる高配当利回り・連続増配の金融株として注目している。資本効率化を目的とする政策株式の売却により25年3月期の連結純利益は会社計画の6100億円(前期比65.2%増)に対して、同証券では6350億円への上振れを予想。中期的な増益や資本効率化、株主還元が期待できることを評価している。


児玉化学工業 <4222>  337円  +80 円 (+31.1%) ストップ高   本日終値
ストップ高。同社は25日の取引終了後、メプロホールディングス(東京都千代田区)の株式を取得し、子会社化することに関して基本合意書を締結すると発表した。メプロHDの傘下企業には、ホンダ<7267>の主要サプライヤーでエンジン部品などを製造する柳河精機(三重県亀山市)がある。事業領域の拡大と今後の成長を期待した買いが入ったようだ。メプロHDは投資ファンドのエンデバー・ユナイテッド(東京都千代田区)が保有する持ち株会社で、焼結機械部品のダイヤメット(新潟市東区)も傘下に持つ。エンデバー・ユナイテッドは児玉化のスポンサーでもあり、児玉化は企業規模の拡大とポートフォリオの強化による経営の安定化などが可能となると判断した。

イクヨ <7273>  2,338円  +400 円 (+20.6%) ストップ高   本日終値
急騰。同社は25日の取引終了後、ドイツに本社を置き自動車部品の製造販売を手掛けるVeritasの中国法人の株式を取得し子会社化すると発表。今後の収益貢献を見込んだ買いが入ったようだ。中国・昆山を拠点に自動車部品を製造するKunshan Veritas Automotive Systemの株式の51%分を来年3月31日に取得する予定。残りの49%分については2030年3月31日に取得する方針。イクヨは株式取得後、コスト削減や販路拡大などでグループ内において相乗効果を発揮する構え。自然災害発生時の事業継続計画を見直す企業が増えるなか、日本以外の地域で事業活動が可能になるという点も重要視しているとしている。

リミックスポイント <3825>  178円  +18 円 (+11.3%)  本日終値
後場動意。この日正午ごろ、余剰資金の一部を暗号資産の投資・保有に充てると発表した。投資総額は15億円。ビットコインに12億円、イーサリアムとソラナ、アバランチにそれぞれ1億円ずつ投資する。市場の状況を踏まえながら年内の購入完了をメドに分割で購入していくという。この発表が材料視されたようだ。

ドリコム <3793>  656円  +59 円 (+9.9%)  本日終値
後場に入って急伸。同社はきょう、スマートフォン向けリアルライフ宝探しゲーム「Disney STEP(ディズニー ステップ)」の先行体験がスタートしたことを明らかにしており、改めて期待感が高まるかたちとなっているようだ。このゲームは、ウォルト・ディズニーの許諾のもと、同社が開発・配信・運営するタイトル。配信時期は25年春を予定しており、先行体験はきょうから10月7日までとなっている。

星和電機 <6748>  568円  +45 円 (+8.6%)  本日終値
大幅高。同社は25日取引終了後、ネクスコ東日本エンジニアリング(東京都荒川区)及び東京理科大学との共同研究で、道路情報板支柱の異常有無を遠隔で自動検知するモニタリングシステムを開発したと発表。これが材料視されたようだ。このシステムは、道路情報板の支柱の揺れ方を常時遠隔監視することにより、倒壊に直結する異常事象を早期に発見することができるモニタリングシステム。遠隔監視による定量評価が可能なため、維持管理業務の省力化や高度化、目視点検評価の属人化解消につながるとしている。また、同日には遠隔から電源をリセットできるWebリセットブレーカーを発売することも明らかにしている。

アセンテック <3565>  623円  +42 円 (+7.2%)  本日終値
上値指向鮮明、600円台に歩を進めている。同社は仮想デスクトップ関連のソリューションサービスや製品を手掛けており、近年の生成AI市場の急拡大が収益機会を高めている。そうしたなか、25日取引終了後に、仮想デスクトップソフトウェアなどを提供する米Cloud Software Groupと資本・業務提携することを発表した。Cloud社を割当先とする70万株の第三者割当増資(発行価格は551円)を実施する。今回の提携に伴う業容拡大効果に期待した買いを呼び込んだ。

ウィルグループ <6089>  1,006円  +67 円 (+7.1%)  本日終値
続伸、25日移動平均線を足場に4ケタ大台復帰。コールセンターや工場派遣、介護分野などカテゴリーに特化した人材サービスを展開する。販管費抑制や価格交渉による利益率改善が顕著で、足もとの営業利益は会社側の想定を上回って推移しており、25年3月期上期(24年4〜9月)は従来計画の5億3000万円から7億8000万円(前年同期比61%減)に大きく増額した。これが足もとの株価を刺激する格好となった。

ノイル <4893>  191円  +12 円 (+6.7%)  本日終値
反発。25日取引終了後、タカラバイオ<4974>との間で自社パイプライン「NIB103」の共同開発に関する業務提携契約を締結したと発表した。この提携により、国内でのNIB103の製造体制を確立すると同時に、今後の開発の更なる効率化と加速化を進めていくという。





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