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2024年07月01日

[S高|株価値上注目銘柄] 長野計器,Jフロント,高島屋,川崎汽船,リグア,セルシード,ザインエレクトロニクス,ペルセウス,ロボペイ,ジーデップ・アドバンス,ジェノバ,セレコーポレーション,インテリックス,ピクスタ,アルファクス,BBDイニシアティブ,ヘッドウォータース



※S高銘柄一覧



<198A> ポスプラ    東証G      
<4437> GDH     東証G  一時  
<4784> GMO−AP  東証S      
<4882> ペルセウス   東証G      PPMX-T003の真性多血症(PV)患者による第I相試験が終了
<5885> ジーデップ   東証S  一時  エッジAI関連でテーマ買いに乗る
<6769> ザイン     東証S      膨大化する電力需要対応したエッジAIや光半導体などで活躍期待高まる
<7090> リグア     東証G      TBMとの業務提携を引き続き材料視
<7715> 長野計器    東証P      いちよしが新規格付け
<7776> セルシード   東証G      移植用『軟骨細胞シート』が米国で特許査定 

※株価高上昇率銘柄一覧



1. <198A> ポスプラ   東証G   29.5  1317 S
2. <7090> リグア    東証G   25.2  1990 S TBMとの業務提携を引き続き材料視
3. <7776> セルシード  東証G   22.6   434 S 米国で特許査定
4. <6769> ザイン    東証S   22.1  1660 S 膨大化する電力需要対応したエッジAIや光半導体などで活躍期待高まる
5. <6195> ホープ    東証G   19.5   257 
6. <4882> ペルセウス  東証G   18.2   519 S 『PPMX−T003』第1相試験が終了
7. <9978> 文教堂GHD 東証S   18.2   52 
8. <7715> 長野計器   東証P   16.9  3450 S 国内証券では半導体製造装置・施設両面でビジネスチャンスと評価
9. <4374> ロボペイ   東証G   16.4  2517  『請求管理ロボ』及び『サブスクペイ』のサービス価格を改定
10. <190A> コーディア  東証G   15.7   199 
11. <4784> GMO−AP 東証S   15.5   747 S プライム移行へ
12. <3086> Jフロント  東証P   14.7 1924.5  今期上方修正を好感
13. <5246> エレメンツ  東証G   14.7  1739  人工知能関連
14. <5885> ジーデップ  東証S   13.8  11060  エッジAI関連でテーマ買いに乗る
15. <6993> 大黒屋    東証S   13.3   34  円安メリット関連
16. <6930> 日本アンテナ 東証S   11.3   750  5G関連
17. <8233> 高島屋    東証P   11.1  3007  25年2月期営業益増額で20%増益に
18. <6656> インスペック 東証S   10.5  1132  半導体製造装置関連
19. <5570> ジェノバ   東証G   10.3   832  岸田首相がスマート農業支援の交付金制度創設の意向で思惑働く
20. <4893> ノイル    東証G   10.0   220 
21. <4498> サイバトラス 東証G   9.5  1990  情報セキュリティ関連
22. <5078> セレ     東証S   9.0  4160  光通信が5.02%保有で思惑働く
23. <4575> CANBAS 東証G   8.8   591 
24. <8940> インテリクス 東証S   8.8   594  24年5月期業績は営業利益が計画上振れ
25. <4628> エスケー化研 東証S   8.7  9350 

長野計器 <7715>  3,450円  +500 円 (+17.0%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率トップ
ストップ高。いちよし経済研究所が6月28日付で新規に「A(買い)」で格付けを行っており、これを手掛かりに買いを集めた。同社の今25年3月期業績予想は売上高が前期比4.1%増の707億円、営業利益が同8.4%増の77億5000万円。前期に続き最高業績を更新する見通しだ。半導体業界を中心とした設備投資の回復が追い風になると見込んでいる。

Jフロント <3086>  1,924.5円  +247 円 (+14.7%)  本日終値  東証プライム 上昇率2位
マドを開けて急伸。年初来高値を更新した。前週末6月28日の取引終了後、25年2月期連結業績予想について売上高を4215億円から4245億円(前期比4.3%増)へ、純利益を235億円から265億円(同11.4%減)へ上方修正すると発表。これが好感された。第1四半期に国内売り上げが堅調だったほか、訪日外国人観光客の増加で免税売り上げが想定以上に伸長。これを踏まえて通期予想を見直した。なお、同時に発表した第1四半期決算は売上高が1014億6900万円(前年同期比8.6%増)、純利益が113億1600万円(同76.9%増)だった。

高島屋 <8233>  3,007円  +299.5 円 (+11.1%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位
上値指向鮮明、きょうで7連騰となり6月中旬につけた年初来高値2760円50銭を更新した。前週末28日取引終了後、25年2月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の500億円から550億円(前期比20%増)に大幅増額した。訪日外国人観光客の増勢が続くなか、旺盛なインバウンド需要を取り込み、足もとの業績は会社側の想定を上回って推移している。訪日外客数の増加もさることながら、外国為替市場で円安が続いていることがインバウンド消費の伸びを助長しており、特に高級ブランド品や宝飾品を扱う同社をはじめとする百貨店は追い風が強い。

川崎汽船 <9107>  2,500円  +160 円 (+6.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位
急伸。商船三井<9104>や日本郵船<9101>が買われるなど、海運株が堅調に推移。ばら積み船市況の値動きを示すバルチック海運指数は6月に入り上昇基調を続けており、海運市況の先行きに対する楽観的な見方が広がりつつある。さらに、中国からの輸出向け海上コンテナの輸送量が堅調に推移しているとの見方もあり、海運株への資金が流入しているようだ。東証の業種別指数の海運業は3%を超す上昇となり、上昇率トップとなっている。

リグア <7090>  1,990円  +400 円 (+25.2%) ストップ高   本日終値
前週末に続いてストップ高。同社は6月27日取引終了後に「環境配慮型の素材開発や製品の製造などを手掛けるTBM(東京都千代田区)と業務提携した」と発表しており、これが引き続き材料視されたようだ。この業務提携により、同社グループの成長軸である「IFMC.(イフミック:ナノメーターレベルの非常に微小なミネラル結晶体で、血行促進による疲労回復、筋肉の疲れ・こりの緩和、神経痛・腰痛・筋肉痛の緩和、体感の安定などの効果があるとされる)」と環境配慮型素材「LIMEX」を組み合わせた高機能・高付加価値な製品開発に取り組むとともに、国内だけでなく海外の需要も見据えたグローバルな展開なども視野に入れているとしている。

セルシード <7776>  434円  +80 円 (+22.6%) ストップ高   本日終値
急騰。前週末6月28日の取引終了後、開発中の軟骨細胞シートに関する米国特許出願について特許査定を受けたと発表した。同特許は、東海大学(医学部医学科外科学系整形外科学)の佐藤正人教授と実施してきた同種軟骨細胞シートに関する共同研究の成果という。これが買い材料視された。

ザインエレクトロニクス <6769>  1,660円  +300 円 (+22.1%) ストップ高   本日終値
人気集中。株価は6月17日に動意づき、それ以降は異色の上昇波動を形成、目先上げ足が加速する状況となっている。時価は2016年3月以来、8年4カ月ぶりの高値圏を舞う展開。同社は半導体を自社ブランドで独自開発するファブレスメーカーで、アナログとデジタル回路を混載したミックスドシグナルLSI製品の開発や、AI・IoT分野におけるハード及びソフト分野で存在感を放つ。データセンター増設に伴う電力不足問題などが取り沙汰されるなか、ネットワークの末端にAIを組み込むエッジAI分野に米大手ITが注力姿勢を示しているが、スマートフォンやパソコン同様にAIカメラもその一つとして注目されている。高速インターフェースと高度な画像処理技術を強みとする同社は、その関連有力株として頭角を現している。また、低消費電力・低遅延の光半導体事業にも経営資源を注いでおり、同分野での活躍にも期待が大きい。

ペルセウス <4882>  519円  +80 円 (+18.2%) ストップ高   本日終値
反発。前週末6月28日の取引終了後、開発中の抗トランスフェリン受容体1(TfR1)抗体「PPMX−T003」について真性多血症(PV)患者6人による第1相試験が終了したと発表した。6例目の患者の試験が本人の意向で中止になったが、安全性を懸念するような重篤な有害事象の報告は受けていないという。これが買い手掛かりになった。

ロボペイ <4374>  2,517円  +355 円 (+16.4%)  本日終値
急反発。この日の寄り前、請求・債権管理クラウド「請求管理ロボ」及び顧客管理・自動課金クラウド「サブスクペイ」のサービス価格を7月から改定すると発表しており、好材料視された。安定したサービス提供と法改正などへの対応を目的としたサーバー増強、システム改修、クレジットカード決済の不正利用対策などを継続的に実施し、利用者へより良いサービスを提供するためとしている。

ジーデップ・アドバンス <5885>  11,060円  +1,340 円 (+13.8%) 一時ストップ高   本日終値
急騰。ディープラーニングなどAI領域で必要なハードやソフトの開発及び販売を手掛け、米GPU大手のエヌビディアのエリートパートナーとして存在感を放つ。エヌビディア製の推論用エッジデバイスの販売でも高実績を誇る。生成AI市場の拡大を背景に、米ビッグテックが相次いでスマートフォンなどの端末にAIを搭載する動きを強めており、米国株市場ではエッジAIにマーケットの視線が集まっているが、東京市場にもその流れが波及している。そのなか、同社株は足もとの業績も絶好調で改めて買い直される展開となった。

ジェノバ <5570>  832円  +78 円 (+10.3%)  本日終値
続急伸。6月30日の日本経済新聞朝刊で、「岸田文雄首相は29日、デジタル技術や人工知能(AI)を活用した『スマート農業』を支援するため、生産者らを対象にする新たな交付金制度を創設する考えを示した」と報じられており、GNSS(全球測位衛星システム)高精度測位により、スマート農業を支援する同社に思惑的な買いが入ったようだ。

セレコーポレーション <5078>  4,160円  +345 円 (+9.0%)  本日終値
大幅高。6月28日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、光通信<9435>グループの光通信による株式保有割合が5.02%と新たに5%を超えたことが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。なお保有目的は純投資で、報告義務発生日は6月21日としている。

インテリックス <8940>  594円  +48 円 (+8.8%)  本日終値
急伸。6月28日の取引終了後、集計中の24年5月期連結業績について、営業利益が従来予想の7億6900万円から9億3100万円(前の期比31.1%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、好感された。リノベーション事業において、財務体質の強化を図るため厳選した仕入れを行ったことにより、物件販売が期初計画の1250件に対して1129件にとどまった結果、売上高は485億4300万円から427億200万円(同3.6%増)へ下振れた。ただ、物件入れ替えの進展に伴い期末にかけて収益性が改善するとともに、販売仲介手数料の減少により販売費が期初計画を下回ったことに加えて、人件費その他経費が期初計画を下回り利益を押し上げた。

ピクスタ <3416>  889円  +69 円 (+8.4%)  本日終値
急動意。午前10時ごろ、AIデータセットライセンス企業で結成した業界団体「Dataset Providers Alliance」に創設メンバーとして参画したと発表。これが材料視された。ピクスタや米国企業を含む7社によって6月26日に発足した。AIが世界中の業界を変革するなか、同団体は最前線に立ち、技術の基盤であるデータセットが責任を持って収集、ライセンス供与、利用されるよう尽力していくという。

アルファクス <3814>  454円  +20 円 (+4.6%)  本日終値
急伸。午前10時ごろ、パナソニックインダストリーの竜野工場に部品搬送用ロボットとして「サービスショットα8号(アルファエイト)」を導入したと発表した。これを手掛かりに買われた。

BBDイニシアティブ <5259>  1,037円  +42 円 (+4.2%)  本日終値
続伸。この日、グループ会社のブルーテックが、ビジネスチャットサービス「DiSCUS(ディスカス)」の生成AI機能に最新の「Chat GPT−4o」と「Gemini 1.5 Pro」を追加すると発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。これまでのDiSCUSで生成AIは「ChatGPT3.5」で機能提供をしていた。より新しい機能をいち早くユーザーに提供し、サービスに対する顧客のニーズに対応していく。

ヘッドウォータース <4011>  12,030円  +390 円 (+3.4%)  本日終値
マドを開けて急動意、5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現し底入れ波動を鮮明としている。企業を対象にAIを活用したソリューションビジネスやデジタルトランスフォーメーション(DX)導入支援などを展開。5月下旬に米エヌビディアとドイツのシーメンスの先端技術を活用し、新たに産業用エッジ生成AIシステムを開発したことを発表するなど、エッジAI分野への取り組みでは先駆者的存在。24年12月期営業利益は前期比2.4倍の2億2600万円を見込むなど業績も絶好調で、目先見直し買いを呼び込んだ。





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