※S高銘柄一覧
<1436> グリーンエナ 東証G 配分 前日まで2日連続ストップ高 7.22万株買残
<3271> グローバル社 東証S 配分 今期配当予想増額修正で高配当利回り着目の資金流入 5.12万株買残
<3750> サイトリ細研 東証S 一時 子会社がそばじまクリニックと共同研究契約を締結
<4922> コーセー 東証P 第1四半期はコンセンサス上振れで好進捗に
<6026> GMOテック 東証G 配分 24年12月期の営業利益予想を上方修正、期末配当予想も293円に増額 0.26万株買残
<6208> 石川製 東証S 配分 今期大幅増益見通しと30期ぶり復配を好感 5.04万株買残
<6840> AKIBA 東証S 一時 半導体関連
<7012> 川重 東証P 今期は2期ぶり最高益で大幅増配計画をサプライズ視
<7689> コパ 東証G
<8012> 長瀬産 東証P 一時 株主還元方針の変更に伴う増配・自社株買いを発表
<9235> 売れるネット 東証G 前日まで3日連続ストップ高
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <6208> 石川製 東証S 23.4 1580 S 今期大幅増益見通しと30期ぶり復配を好感
2. <1436> グリーンエナ 東証G 21.9 1669 S 株主優待拡充を好感
3. <9235> 売れるネット 東証G 18.6 3195 S
4. <4922> コーセー 東証P 17.9 9868 S 1〜3月期営業25%増益で大口資金流入
5. <6026> GMOテック 東証G 17.5 6700 S アフィリエイトサービス好調で業績・配当予想を増額修正
6. <3271> グローバル社 東証S 17.4 541 S 今期配当予想増額修正で高配当利回り着目の資金流入
7. <7689> コパ 東証G 17.1 686 S
8. <1949> 住友電設 東証P 15.4 3825 25年3月期営業益予想16%増で8円増配へ
9. <7012> 川重 東証P 14.3 5607 S 今期は2期ぶり最高益で大幅増配計画をサプライズ視
10. <4732> USS 東証P 14.1 1345 総還元性向80%以上の新方針と今期最高益・実質増配計画を好感
11. <9055> アルプス物流 東証P 14.0 4350 『ロジスティードから買収提案受けているのは事実』と開示
12. <8012> 長瀬産 東証P 13.5 3064 今期増収増益・増配予想で自社株買いも
13. <2415> ヒューマン 東証S 12.6 1450 24年3月期業績の計画上振れと配当増額を材料視
14. <1980> ダイダン 東証P 12.6 3100 今期最高益予想・株主還元方針公表でポジティブサプライズ
15. <4404> ミヨシ 東証S 12.5 1412 第1四半期営業は黒字浮上で上半期計画を超過
16. <2780> コメ兵HD 東証S 12.5 4185 ブランド・ファッション事業好調で24年3月期業績予想を上方修正
17. <6535> アイモバイル 東証P 11.7 440 配当性向50%に引き上げ今期配当予想を増額修正
18. <7518> ネットワン 東証P 11.3 2961 情報セキュリティ関連
19. <6364> 北越工 東証P 10.5 2144 今期経常は1%増で2期連続最高益更新へ
20. <5461> 中部鋼鈑 東証P 10.3 2464
21. <1814> 大末建 東証P 10.2 1798 今期最終38%増益で19円増配計画をポジティブ視
22. <8005> スクロール 東証P 10.0 1000 今期最終15%増益・6円増配計画を評価
23. <4921> ファンケル 東証P 9.8 2017 今期は5期ぶり最高益更新見通しで好感
24. <9744> メイテックG 東証P 9.8 3255 今期大幅増配計画で関心が向かう
25. <2418> ツカダGHD 東証S 9.7 488 今12月期営業利益増額修正で前期比2割増益に
コーセー <4922> 9,868円 +1,500 円 (+17.9%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
物色人気集中、ストップ高に買われた。高価格帯ブランドの化粧品で消費者ニーズを捉え、百貨店や化粧品専門店をはじめ、コンビニや通信販売など幅広い販売チャンネルを持つ。足もとの業績は好調を極めており、24年12月期営業利益は前期比25%増の200億円を見込む。8日取引終了後に発表した24年1〜3月期決算は営業利益が前年同期比36%増の79億200万円と大幅な伸びを達成した。国内では百貨店や化粧品専門店向けに「雪肌精」などが好調で業績押し上げ効果をもたらし、米国では子会社のタルト社が高い商品シェアで収益に貢献している。進捗率から通期業績の上方修正も視野に入り、上値を見込んだ大口資金が流入した。
住友電設 <1949> 3,825円 +510 円 (+15.4%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位
後場一段高となり、上場来高値を更新した。同社はきょう午後1時ごろ、25年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比15.6%増の145億円としていることや、年間配当計画を前期比8円増配の114円としていることが好感されたようだ。売上高は同7.8%増の2000億円を見込む。人件費の上昇や資機材価格の高止まりといった懸念材料はあるものの、データセンターなどデジタル関連の工事が伸長するとみている。
川崎重工業 <7012> 5,607円 +700 円 (+14.3%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率3位
ストップ高、年初来高値を更新した。この日、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の売上収益は前期比21.7%増の2兆2500億円、最終利益は同3.1倍の780億円を見込む。最終利益は2期ぶりに過去最高益を更新する計画。加えて、前期の年間配当を従来の予想から10円増額したうえで、今期の年間配当予想は前期比90円増配の140円とした。大幅な増益・増配計画をサプライズ視した買いが集まった。航空宇宙システム部門でPW1100Gエンジン関連の損失の反動が出る。防衛省や米ボーイング
ユー・エス・エス <4732> 1,345円 +166.5 円 (+14.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
切り返し急。8日の取引終了後、27年3月期までの株主還元方針を策定したと発表した。連結配当性向を55%以上とする従来の方針に、総還元性向を80%以上とする新たな方針を追加し、自己株の取得規模や時期については決定次第、速やかに開示するとした。同時に25年3月期の連結業績予想を公表。今期の最終利益は前期比6.4%増の350億円と、前期に続き最高益を更新する見通しを示したほか、実質増配計画もあって、買いを誘う格好となった。今期の売上高は前期比4.4%増の1019億円を見込む。中古車輸出市場は堅調に推移すると想定。オークション市場における出品台数も緩やかに回復すると予想する。同社は24年3月期の配当を2円30銭増額。年間配当は75円40銭(前の期比7円90銭増配)となる。同社は4月1日付で1対2の株式分割を実施している。25年3月期の年間配当予想は、株式分割後ベースで40円20銭。株式分割前の水準では80円40銭となり、実質増配を計画する。
アルプス物流 <9055> 4,350円 +535 円 (+14.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位
急騰。東京証券取引所は9日、同社の株式売買を同日午後1時12分から停止すると発表した。理由は「公開買付に関する報道の真偽等の確認のため」としている。
長瀬産業 <8012> 3,064円 +364 円 (+13.5%) 一時ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率6位
急騰、一時ストップ高。8日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比4.4%増の9400億円、営業利益を同19.2%増の365億円と発表。配当予想も前期比5円増の85円を見込んでおり、これを好感した買いが膨らんだ。想定為替レートは1ドル=148円、1元=20円とした。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比1.4%減の9001億4900万円、営業利益が同8.2%減の306億1800万円だった。塗料原料や電子業界向け原料、OA・ゲーム機器業界向け樹脂の販売減などが響いた。あわせて、取得上限550万株(自己株式を除く発行済み株数の4.82%)、または100億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は5月9日から10月31日まで。加えて5月31日付で300万株の自社株消却を行う。更に株主還元方針の変更を明らかにし、新たに総還元性向100%とする方針を打ち出した。
ダイダン <1980> 3,100円 +346 円 (+12.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
後場に急騰。3000円の大台に乗せ、1992年以来の高値圏に浮上した。9日午後2時、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比26.6%増の2500億円、最終利益は同21.1%増の110億円を計画する。年間配当は実質増配の予想としたほか、中期経営計画で業績拡大とともに株主還元に向けて取り組む姿勢を示しており、ポジティブサプライズとなった。今期の完成工事高は前期の受注による繰越工事の確保により過去最高となる見込み。完成工事高の大幅な増加を背景に、過去最高益を見込む。中期経営計画では27年3月期に売上高2600億円、営業利益160億円(25年3月期見通しは150億円)に伸ばす目標を掲げたほか、配当性向を40%以上、DOE(株主資本配当率)は4.0%を下限とする方針を示した。政策保有株式の縮減も目指す。25年3月期の年間配当予想は104円。前期は1対2の株式分割を考慮したベースで年間75円50銭となり、実質的な増配となる。
コメ兵ホールディングス <2780> 4,185円 +465 円 (+12.5%) 本日終値
後場一段高。同社はきょう午後2時ごろ、24年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の72億円から74億5200万円(前の期比44.2%増)に引き上げた。売上高予想も1060億円から1194億5900万円(同38.7%増)に上方修正。ブランド・ファッション事業の売り上げが好調に推移したことなどが寄与した。
ネットワンシステムズ <7518> 2,961円 +299.5 円 (+11.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
5月8日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比7.3%減の191億円になったが、従来予想の161億円を上回って着地。25年3月期は前期比8.6%増の208億円に伸びを見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。同時に、前期の年間配当を74円→77円(前の期は74円)に増額し、今期も前期比9円増の86円に増配する方針とした。
スクロール <8005> 1,000円 +91 円 (+10.0%) 本日終値
マドを開けて急伸。8日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比15.1%増の42億円を見込む。年間配当予想は同6円増配の48円とした。配当利回りは足もとで4.7%台とあって、増益予想とともに評価されたようだ。今期の売上高は同0.2%増の800億円を見込む。ソリューション事業の領域拡大を進め、中期的な成長を図る方針。24年3月期の売上高は前の期比1.5%減の798億2600万円、最終利益は同12.5%減の36億4900万円だった。
ファンケル <4921> 2,017円 +180.5 円 (+9.8%) 本日終値
急反発し、2000円台に乗せた。8日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示。今期の最終利益は前期比13.2%増の100億円と、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しを示し、好感されたようだ。売上高は同6.9%増の1185億円を計画する。化粧品関連事業ではファンケル化粧品においてマーケティング投資を実施し新規顧客の獲得を図るほか、アテニア化粧品では新商品や商品のリニューアルにより売り上げ拡大を図る。海外では中国の越境ECの継続的な成長を見込むほか、一般貿易販売も開始する。栄養補助食品関連事業でもブランディング・商品育成を図る。同時にファンケルは中期経営計画も公表した。27年3月期に売上高を1330億円、営業利益を190億円(25年3月期見通しは145億円)に伸ばす目標を掲げている。
メイテックG <9744> 3,255円 +291 円 (+9.8%) 本日終値
後場に急伸。9日午前11時半、24年3月期の連結決算と、25年3月期の業績・配当予想を発表した。同社は前期の期末配当を7円増額したうえで、今期の年間配当予想は創業50周年の記念配当30円を含めて188円(前期比74円増配)とした。大幅な増配計画を打ち出し、投資家の関心を集めたようだ。25年3月期の売上高は前期比4.5%増の1327億円、最終利益は同2.0%減の121億円を見込む。4月新卒入社数が前年を下回ったことなどを背景に、増収率は鈍化すると想定。税負担軽減効果が消失する影響もあって、最終減益を計画する。
ヤマハ <7951> 3,624円 +308 円 (+9.3%) 本日終値
急伸。8日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の売上収益は前期比0.5%増の4650億円、最終利益は同14.7%増の340億円を見込む。主力の楽器事業において、中国景気の減速による影響が警戒された同社株は昨年夏以降、水準を切り下げて全体相場に対し大きく出遅れていた。今期が増益となる見通しを示したことで、出遅れ修正を期待した買いが集まったようだ。今期は中国の市況低迷を踏まえて売上収益は微増を見込む一方、モデルミックスの改善や構造改革によるコストダウン効果などが利益の押し上げ要因となると想定する。
リンナイ <5947> 3,728円 +315 円 (+9.2%) 本日終値
急伸、約3カ月ぶりに年初来高値を更新した。この日午前、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比4.6%増の4500億円、営業利益を同14.3%増の450億円と発表。配当予想も前期比20円増の80円とした。あわせて自社株買いの実施も明らかにしており、これらが好感され買われた。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比1.2%増の4301億8600万円、営業利益が同5.0%減の393億6200万円だった。物価高による消費マインド低下を背景に高水準で推移していた自社・流通在庫が下期にかけて解消に向かい増収を確保。一方、営業利益は価格改定効果などもあったが、上期のマイナスを挽回するに至らず減益となった。自社株買いについては、取得上限を400万株(自己株式を除く発行済み株数の2.79%)、または100億円とした。期間は5月10日から来年1月31日まで。取得した株式は来年2月13日付で消却する。
IHI <7013> 4,119円 +312 円 (+8.2%) 本日終値
大幅反発。8日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比21.0%増の1兆6000億円、最終損益を前期赤字から600億円の黒字に浮上する見通しと発表。これが好感された。配当予想は前期比同額の100円とした。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比2.2%減の1兆3225億円、最終損益が前の期実績(445億4500万円の黒字)から一転682億1400万円の赤字に転落して着地した。出荷済みのPW1100G−JMエンジンに関する追加検査プログラムの影響が出た。
椿本興業 <8052> 2,285円 +160 円 (+7.5%) 本日終値
5月8日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比2.6%増の55.7億円になり、従来予想の53.5億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。25年3月期も前期比5.8%増の59億円に伸びる見通しとなった。4期連続増収、増益になる。同時に発表した「株主優待制度を実質拡充」も買い材料。3月末割当の1→3の株式分割実施後も株主優待の内容は変更しない。実質拡充となる。
山田コンサル <4792> 1,936円 +125 円 (+6.9%) 本日終値
5月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比27.5%増の37.2億円になり、25年3月期は前期比0.2%増の37.3億円とほぼ横ばいを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を75円→76円(前の期は56円)に増額し、今期も76円を継続する方針とした。
オムロン <6645> 6,013円 +368 円 (+6.5%) 本日終値
急反発。同社は8日取引終了後、24年3月期通期の連結決算を発表。営業利益は前の期比65.9%減の343億4200万円となり、従来予想の240億円から上振れた。売上高は同6.5%減の8187億6100万円(従来予想は8100億円)で着地。円安効果に加え、主力の制御機器事業における商品の構成比変動などから売上総利益率が前回予想を上回ったという。あわせて公表した25年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比0.8%増の8250億円、営業利益が同42.7%増の490億円。前提為替レートは1ドル=145円、1ユーロ=155円としている。
オリックス <8591> 3,426円 +203 円 (+6.3%) 本日終値
急反発し、2007年以来の高値圏で推移している。8日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の純利益が前期比12.7%増の3900億円と、前期に続き過去最高益を更新する見通しを示した。また、前期の期末配当を4円60銭増額したうえで、今期の年間配当予想を修正後の前期の年間配当と同水準となる98円60銭とした。更に、取得総数4000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の約3.5%)、取得総額500億円を上限とする自社株買いの実施も発表。これらを評価した買いが集まったようだ。金融関連では国内金利上昇を受けた貸し出し収益や運用利回り、リース収益の利ザヤ拡大を想定。事業関連では旅館やマンションの大京、航空機、レンタカーでの成長を見込むほか、アセットマネジメントへのシフト加速による運用資産残高の拡大も図る方針。投資関連において不動産投資・空港コンセッションでは、大阪・関西万博などが追い風となる見通しも示す。
ダイセル <4202> 1,558.5円 +90 円 (+6.1%) 本日終値
9日に発表した「ダイセル、自社株の消却を発表」が買い材料視された。自己株式消却に係る事項の決定に関するお知らせ
ユーザーローカル <3984> 2,199円 +112 円 (+5.4%) 本日終値
5月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年6月期第3四半期累計(23年7月-24年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比30.3%増の13.2億円に拡大し、通期計画の15.5億円に対する進捗率は85.3%に達し、5年平均の77.6%も上回った。
トーモク <3946> 2,919円 +144 円 (+5.2%) 本日終値
5月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比7.9%増の86.1億円になり、25年3月期も前期比20.7%増の104億円に伸びを見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
沖縄セルラー電話 <9436> 3,585円 +170 円 (+5.0%) 本日終値
急反発した。8日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の営業収益は前期比2.6%増の800億円、最終利益は同1.0%増の122億5000万円を見込む。前期に続き過去最高益を更新する計画。年間配当予想は同10円増配の120円とした。加えて、取得総数140万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.9%)、取得総額40億円を上限とする自社株買いの実施を公表しており、これらを好感した買いが入ったようだ。auでんきの契約件数の増加を見込むほか、ソリューション事業においても売り上げの増加を予想する。自社株の取得期間は20日から25年4月18日。更に同社は、自己株式90万7300株を24年5月15日に消却することも発表した。
旭化成 <3407> 1,132.5円 +37 円 (+3.4%) 本日終値
年初来高値更新。この日昼ごろ、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比4.6%増の2兆9120億円、最終利益を同2.3倍の1000億円と発表。これを好感した買いが入った。自動車や電子機器、半導体市場などの緩やかな回復を背景とした「マテリアル」部門の業績改善をはじめ、「住宅」「ヘルスケア」部門の堅調な成長を見込む。配当予想は前期比同額の36円とした。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比2.1%増の2兆7848億円、最終損益が前の期実績(919億4800万円の赤字)から438億600万円の黒字に浮上して着地した。
コニカミノルタ <4902> 525.6円 +15.9 円 (+3.1%) 本日終値
5日ぶりに反発。複合機(複写機)の大手メーカーで、液晶フィルムなど光学部品にも注力しているが、業績は急回復トレンドに入っている。8日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益段階で従来予想の180億円から260億円(前の期は951億2500万円の赤字)に大幅増額した。これを手掛かり材料に上値を見込んだ買いを呼び込んでいる。為替の円安効果に加え、オフィス向け複合機などが好調で収益を牽引。また、遺伝子検査事業の堅調などに伴い、前の期に計上した関連事業での巨額減損がなくなり戻入金も発生している。
石川製作所 <6208> 1,580円 +300 円 (+23.4%) ストップ高 本日終値
ストップ高。8日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比17.7%増の160億円、営業利益を同2.4倍の6億2000万円と発表。配当予想は10円と30期ぶり復配の方針も示しており、これが好感された。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比8.0%増の135億9800万円、営業利益が同22.4%増の2億5300万円だった。機雷や航空機用電子機器を手掛ける防衛機器部門が堅調だったほか、段ボール製函印刷機などを製造販売する紙工機械部門が伸び全体を牽引した。
GMOTECH <6026> 6,700円 +1,000 円 (+17.5%) ストップ高 本日終値
ストップ高。8日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想の上方修正を発表した。今期の売上高予想は72億円(前期比15.1%増)、最終利益は6億4000万円(同57.9%増)に見直した。従来の見通しから売上高で4億円、最終利益で1億4000万円増額修正する。年間配当予想は64円62銭増額し、293円06銭(同108円58銭増配)に引き上げた。これらをポジティブ視した買いが集まったようだ。アフィリエイトサービスで、粗利率の高い直販案件の積み上げが収益を押し上げる。AIを活用した効率化によるコスト削減効果も見込む。あわせて発表した第1四半期(1〜3月)の売上高は、前年同期比37.0%増の18億7400万円、最終利益は同72.0%増の1億9400万円だった。
THEグローバル社 <3271> 541円 +80 円 (+17.4%) ストップ高 本日終値
ストップ高。8日の取引終了後、24年6月期の年間配当予想を9円増額し、27円(前期は無配)とすると発表。前日終値ベースで配当利回りは5.8%台に上り、これに着目した買いが集まったようだ。業績予想も修正した。特定目的会社から配当金21億400万円を受領。一部プロジェクトの売却時期を来期以降に延期することとしたことなどを理由に、24年6月期の売上高予想について137億4300万円減額し270億2500万円(前期比36.3%減)に下方修正した一方、最終利益予想は4億9500万円増額し、24億9800万円(同43.1%増)に引き上げた。更に、同社は配当方針も変更し、これまで20%以上としていた配当性向のメドを30%以上に見直した。
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