※S高銘柄一覧
<2124> ジェイエイシ 東証P 一時 今期経常は15%増で3期連続最高益
<2160> ジーエヌアイ 東証G
<3299> ムゲンE 東証S 業績絶好調で積極的な株主還元姿勢にも注目
<3652> DMP 東証G 画像処理半導体の出荷好調で4〜12月期営業益は通期計画を超過
<3963> シンクロ 東証P 4-12月期経常が17%増益で着地
<3993> パークシャ 東証S AI関連の開発・ソリューション案件増加で第1四半期最終益2.6倍
<4419> フィナHD 東証G 一時 フィンテック関連
<4755> 楽天グループ 東証P 一時 10-12月期は想定以上の修正改善に
<4882> ペルセウス 東証G
<5027> エニマインド 東証G 24年12月期の営業利益予想67.2%増、前期は会社計画上回る着地
<5240> monoAI 東証G 今期経常は赤字縮小へ
<5310> 東洋炭素 東証P 前期実績・今期見通しともにコンセンサス大幅上振れ
<5595> QPS研究所 東証G 宇宙開発関連
<5892> ユトリ 東証G 前日もストップ高。2023年のIPO関連
<6269> 三井海洋 東証P 24年12月期最終24%増益で年間配当40円計画
<6361> 荏原 東証P 前期好調で今期も増収増益見通し
<6481> THK 東証P 一時 前期実績・今期ガイダンスともにコンセンサス上振れ
<6856> 堀場製 東証P 一時 足元の業績モメンタム急改善にインパクト強まる
<6871> 日本マイクロ 東証P 配分 年間配当金再度引き上げや上期大幅増益見通しで 8.95万株買残
<7003> 三井E&S 東証P 配分 今期は一転経常増益の見通しに修正し買い戻し誘う 48.44万株買残
<7014> 名村造 東証S 第3四半期営業益19%増で通期計画進捗率83%強
<7256> 河西工 東証S 第3四半期は営業黒字浮上で通期計画進捗率81%強
<7280> ミツバ 東証P 今期業績と配当予想を上方修正
<9343> アイビス 東証G 一時 前日もストップ高。人材派遣関連
<9348> アイスペース 東証G 今期損益見通し上方修正を手掛かりとした買い続く
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <3053> ペッパー 東証S 32.6 122 S 今期6期ぶり営業黒字転換見通しで優待再開も
2. <9348> アイスペース 東証G 28.8 1343 S 今期損益見通し上方修正を手掛かりとした買い続く
3. <3968> セグエG 東証P 27.0 1412 S 好決算発表と株主優待導入による実質大幅増配でサプライズ
4. <7280> ミツバ 東証P 26.9 1414 S 今期業績と配当予想を上方修正
5. <3299> ムゲンE 東証S 26.5 1431 S 業績絶好調で積極的な株主還元姿勢にも注目
6. <7256> 河西工 東証S 25.3 248 S 第3四半期は営業黒字浮上で通期計画進捗率81%強
7. <5033> ヌーラボ 東証G 25.1 1495 S 4〜12月期営業益5.8倍で通期計画を上回る
8. <7069> サイバーバズ 東証G 24.7 2020 S インフルエンサーサービス伸長で10〜12月期経常益3.3倍
9. <9211> エフ・コード 東証G 23.3 3710 S 24年12月期も高成長継続へ
10. <6269> 三井海洋 東証P 22.4 2736 S 24年12月期最終24%増益で年間配当40円計画
11. <5595> QPS研究所 東証G 22.3 3845 S 宇宙開発関連
12. <6540> 船場 東証S 21.9 1245 今期増配計画で高配当利回りに着目した買いが集まる
13. <7014> 名村造 東証S 21.2 1718 S 第3四半期営業益19%増で通期計画進捗率83%強
14. <5892> ユトリ 東証G 21.0 4035 S 2023年のIPO関連
15. <6276> シリウスV 東証S 20.1 479 S 人工知能関連
16. <9827> リリカラ 東証S 19.9 602 S 新中計で配当性向40%以上に引き上げる方針を示す
17. <2160> ジーエヌアイ 東証G 19.7 3035 S 24年12月期の営業利益予想24.2%増、前期利益は9.5倍
18. <6245> ヒラノテク 東証S 19.6 2057 第3四半期営業益14%増で期末配当計画を増額修正
19. <4059> まぐまぐ 東証S 19.5 919 S
20. <5310> 東洋炭素 東証P 19.0 6270 S 今期最高益計画・大幅増配方針が刺激材料に
21. <4587> ペプドリ 東証P 18.9 1479 今期最終益2.4倍をポジティブ視
22. <7003> 三井E&S 東証P 18.6 956 S 再度の業績上方修正を発表
23. <3652> DMP 東証G 18.4 3220 S 画像処理半導体の出荷好調で4〜12月期営業益は通期計画を超過
24. <6481> THK 東証P 18.1 3115 前期実績・今期ガイダンスともにコンセンサス上振れ
25. <3939> カナミックN 東証P 17.9 474 人工知能関連
ispace <9348> 1,343円 +300 円 (+28.8%) ストップ高 本日終値
続急伸。同社は直近13日、24年3月期連結業績予想について売上高を30億5000万円から23億7000万円(前期比2.4倍)へ下方修正した一方、営業損益を71億8200万円の赤字から59億600万円の赤字(前期110億2300万円の赤字)へ上方修正すると発表。これを手掛かりとした買いが続いている。一部のミッション3のランダー部材に納品遅れが発生し、原価発生とそれに伴う売り上げ計上が翌期以降に繰り越される見込みという。損益面ではミッション2に関する長納期品の計上タイミングの後ろ倒しにより、販管費が減少することが寄与する見通し。
ミツバ <7280> 1,414円 +300 円 (+26.9%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
ストップ高。2018年5月以来およそ5年9カ月ぶりの高値圏に浮上してきた。14日の取引終了後、24年3月期連結業績予想について売上高を3220億円から3400億円(前期比6.4%増)へ、営業利益を150億円から190億円(同2.8倍)へ上方修正すると発表。配当予想も3円から6円(前期3円)に増額しており、これを好感した買いが入った。中国エリアでの販売低迷の影響を受けたものの、想定以上の円安や価格改善、固定費抑制などが奏功した。なお、同時に発表した第3四半期累計決算は売上高が2568億7200万円(前年同期比8.3%増)、営業利益が144億5100万円(同4.0倍)だった。
ムゲンエステート <3299> 1,431円 +300 円 (+26.5%) ストップ高 本日終値
物色人気集中。同社は首都圏を営業エリアに不動産流動化事業を展開しており、中古不動産を買い取りリフォームして再販するビジネスで高水準の需要をとらえている。14日取引終了後に発表した23年12月期決算は売上高が前の期比65%増の516億4000万円、営業利益が同2倍となる59億3600万円といずれも目覚ましい伸びを示した。また、続く24年12月期も売上高が前期比18%増の608億9600万円、営業利益が同16%増の68億6100万円と2ケタ増収増益を見込んでおり、これが好感された。また、株主還元にも積極的で前期年間配当を従来計画の53円から10円増額し63円とし、今期については更に5円増配となる68円を計画。これも株高を強く後押しする形となった。
三井海洋開発 <6269> 2,736円 +500 円 (+22.4%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率3位
急騰。14日の取引終了後、23年12月期の連結決算を発表。同時に24年12月期の業績予想を開示し、円ベースの売上収益は前期比9.1%増の5531億3700万円、最終利益は同24.3%増の170億1900万円となる見通しを示した。また、前期の年間配当を20円と2期ぶりに復配したうえで、今期の年間配当は40円を計画しており、ポジティブ視されたようだ。同社は連結財務諸表の原文と業績予想を米ドルで表示する。参考として示す円ベースの前期決算と今期の業績予想は、1ドル=141円83銭で換算している。今期はFPSO(浮体式石油生産・貯蔵・積み出し装置)の建造工事が進捗すると想定する。
名村造船所 <7014> 1,718円 +300 円 (+21.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高まで買われ、昨年来高値を更新した。同社は14日取引終了後、24年3月期第3四半期累計(23年4〜12月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比19.4%増の116億8700万円となり、通期計画の140億円に対する進捗率が83%強に達していることが好感されたようだ。売上高は同4.3%増の969億5500万円で着地。主力の新造船事業が船価の改善や原価の削減などで堅調だったほか、修繕船事業が伸びたことが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
ヒラノテクシード <6245> 2,057円 +337 円 (+19.6%) 一時ストップ高 本日終値
一時ストップ高。同社は14日取引終了後、24年3月期第3四半期累計(23年4〜12月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比13.9%増の26億3800万円となり、通期計画の29億2000万円に対する進捗率が90.3%に達していることが好感されているようだ。売上高は同14.8%増の347億900万円で着地。エネルギー関連分野を中心に生産が順調に推移し、高収益案件が寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。また、期末配当を従来計画比32円増額の60円にすると発表したことも好材料視されたもよう。これにより、中間配当の28円をあわせた年間配当は88円(前期は56円)となる。
東洋炭素 <5310> 6,270円 +1,000 円 (+19.0%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率4位
ストップ高。14日の取引終了後、23年12月期の連結決算発表にあわせ、24年12月期の業績と配当予想を公表。今期の売上高は前期比9.6%増の540億円、経常利益は同3.1%増の105億円を見込む。前期に続き過去最高益の更新を計画するほか、前期の年間配当を20円増額したうえで、今期の年間配当予想を前期比10円増配の120円としており、株価を刺激する材料となった。半導体関連ではシリコン半導体用途の需要は力強さを欠くとしながらも、SiC(炭化ケイ素)半導体用途において旺盛な需要が継続すると想定する。同時に東洋炭素は、配当性向30%以上の安定した利益還元を継続して行う新たな方針を導入した。
ペプチドリーム <4587> 1,479円 +235.5 円 (+18.9%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位
急反発した。14日の取引終了後、23年12月期の連結決算とともに24年12月期の業績予想を開示した。今期の売上収益は前期比21.9%増の350億円、最終利益は同2.4倍の73億円を計画し、ポジティブ視されたようだ。創薬開発事業ではペプチド─放射性核種複合体(RI−PDC)プログラムの進捗と拡大を見込むほか、放射性医薬品事業ではアルツハイマー領域などの伸長を想定する。同社はあわせて、保有するレイズバイオ
三井E&S <7003> 956円 +150 円 (+18.6%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率6位
ストップ高。14日の取引終了後、24年3月期の業績予想の上方修正を発表した。売上高予想は200億円増額して3000億円(前期比14.4%増)、経常利益予想は70億円増額して160億円(同27.7%増)に引き上げた。減益予想から一転、増益を計画する形となり、買い戻しを誘ったようだ。子会社での建機エンジン事業が好調に推移する。海外土木建築工事の受注工事損失引当金の取り崩しを実施したことも寄与する。4〜12月期の売上高は前年同期比24.3%増の2153億6100万円、経常損益は116億9000万円の黒字(前年同期は4億4700万円の赤字)となった。
THK <6481> 3,115円 +478.5 円 (+18.2%) 一時ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率7位
2月14日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期の連結最終利益は前の期比13.2%減の183億円になったが、24年12月期は前期比13.1%増の208億円に伸びる見通しとなった。
堀場製作所 <6856> 15,170円 +2,190 円 (+16.9%) 一時ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率9位
一時ストップ高。14日の取引終了後に23年12月期の連結決算を発表。同時に、24年12月期の経常利益が前期比9.2%増の527億円となる見通しを示した。更に、自社株買いの実施と中長期の経営計画も公表。これらを好感した買いが集まった。今期の売上収益は同10.5%増の3210億円を見込む。想定為替レートは1ドル=140円、1ユーロ=155円とした。自動車セグメントではエンジン排ガス測定装置の販売が堅調に推移すると想定。半導体セグメントは年後半に市場が回復し、販売増加を見込む。一方、不確定な特別損失の発生を想定し、今期の最終利益は同8.2%減の370億円を計画。年間配当予想は同25円減配の265円とした。なお同社は前期の年間配当を30円増額し210円で決定したと開示している。中長期経営計画では、28年12月期に売上高4500億円、営業利益800億円(24年12月期見通しは520億円)に伸ばす目標を掲げた。また同社は取得総数53万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.25%)、取得総額50億円を上限とする自社株買いを2月15日から4月30日の間、実施すると公表した。
荏原 <6361> 10,910円 +1,502 円 (+16.0%) ストップ高 本日終値
ストップ高。14日取引終了後に23年12月期連結決算を発表し、売上高は前の期比11.5%増の7593億2800万円、営業利益は同21.9%増の860億2500万円と好調な着地に。続く24年12月期も増収増益の見通しを示し、これを好感した買いを集めた。前期は「建築・産業」「エネルギー」「インフラ」の各部門が順調に受注を伸ばしたほか、「精密・電子」部門では部材不足の解消により生産状況が改善した。価格改定効果も寄与した。今期の売上高は前期比8.9%増の8270億円、営業利益は同1.1%増の870億円の見通し。配当予想は230円(前期229円)を見込んだ。
パークシャ <3993> 5,150円 +705 円 (+15.9%) ストップ高 本日終値
ストップ高に買われ、昨年来高値を連日で更新した。14日の取引終了後に発表した24年9月期第1四半期(10〜12月)の連結決算は、最終利益が前年同期比2.6倍の5億4500万円だった。第1四半期ながら通期計画に対する進捗率は36%と順調な滑り出しとなっており、業績の上振れ期待を高めたようだ。10〜12月期の売上収益は同20.8%増の38億6400万円だった。生成AIの普及に伴って、自然言語処理技術の適応範囲が拡大。アルゴリズムソフトウェアの研究開発やソリューション案件が継続して増加した。
楽天グループ <4755> 731.2円 +99.9 円 (+15.8%) 一時ストップ高 本日終値
急反発した。14日の取引終了後に発表した23年12月期の連結決算は、売上収益が前の期比7.8%増の2兆713億1500万円、営業損益は2128億5700万円の赤字(前の期は3716億1200万円の赤字)となった。営業赤字は4期連続。最終赤字は5期連続となった。一方、モバイル事業の売上収益は増加し、赤字幅は縮小。前期は無配としながらも株主優待制度を変更し、新たに楽天モバイルの音声+データプラン(月30ギガバイト)を株主全員に1年間無料で提供すると発表した。これらが関心を集める要因となり、投資家の買いを誘ったようだ。24年12月期の業績予想に関しては、証券サービスを除いた売上収益について2ケタの成長率を目指すとしている。
ロードスターキャピタル <3482> 2,142円 +291 円 (+15.7%) 本日終値
大幅反発。14日の取引終了後、23年12月期の連結決算とともに、24年12月期の業績と配当予想を開示した。今期の売上高は前期比31.1%増の376億5800万円、最終利益は同41.2%増の68億9500万円を計画する。大幅増益でかつ、前期に続き最高益を更新する見通しを示したほか、年間配当予想は同17円50銭増配の70円としており、見直し買いを集めたようだ。国内の不動産投資市場については空室率や賃料が安定的に推移し、主に国内投資家の需要が高い傾向が続くと想定。不動産保有資産残高の増加による安定的な経営基盤を構築するとともに、アセットマネジメント事業の強化やクラウドファンディング事業の伸長により収益獲得を目指す構え。23年12月期の売上高は前の期比21.5%増の287億2600万円、最終利益は同0.8%増の48億8300万円だった。
山崎製パン <2212> 4,076円 +546 円 (+15.5%) 本日終値
急伸し上場来高値を更新。14日取引終了後に24年12月期連結業績予想を発表し、売上高を前期比4.0%増の1兆2230億円、営業利益を同14.4%増の480億円と前期に続き増収増益となる見通しを示した。配当予想も前期比3円増の28円としており、これを好感した買いが優勢となった。主力製品の品質向上を図るとともに、2極化・3極化戦略による顧客ニーズに対応した価格帯に隙のない製品対応に取り組む構え。同時に発表した23年12月期決算は売上高が前の期比9.2%増の1兆1755億円、営業利益が同90.5%増の419億6200万円だった。あわせて350万株(自己株式を除く発行済み株数の1.69%)を上限に、15日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)で自社株を取得すると発表した。買い付け価格は14日終値の3530円。なお、東証の自己株式立会外買付取引情報によると、約定数量は337万2500株となっている。
エニマインド <5027> 1,120円 +150 円 (+15.5%) ストップ高 本日終値
マドを開けて急伸した。14日の取引終了後、23年12月期の連結決算発表にあわせ、24年12月期の業績予想を開示した。今期の売上収益は前期比36.0%増の454億9000万円、最終利益は同31.9%増の7億3800万円を計画する。前期に続き過去最高益を更新する見通しを示し、成長性を評価した買いが集まったようだ。アジア各地のEC市場の成長を背景に、法人向けのサービス展開を強化する予定。インフルエンサーマーケティングに関しては顧客からの需要は強い状況にあるとして、順調な成長を見込む。23年12月期の売上収益は前の期比35.0%増の334億6000万円、最終利益は同2.3倍の5億5900万円と、計画を上振れて着地した。
コプロHD <7059> 1,740円 +226 円 (+14.9%) 本日終値
2月14日大引け後(16:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比70.9%増の14.8億円に拡大したが、通期計画の21.1億円に対する進捗率は70.0%となり、5年平均の69.5%とほぼ同水準だった。
オプティマスグループ <9268> 3,565円 +440 円 (+14.1%) 本日終値
2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比85.7%増の34.1億円に拡大したが、通期計画の56億円に対する進捗率は61.0%にとどまり、5年平均の63.2%も下回った。同時に発表した「1→4の株式分割を実施」も買い材料。3月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施。
バイセル <7685> 3,155円 +384 円 (+13.9%) 本日終値
急反発した。14日の取引終了後に23年12月期の連結決算と24年12月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比23.3%増の524億8000万円、経常利益は同20.2%増の33億1000万円を計画する。前期の業績は計画を上回って着地しており、業況を評価した買いが入ったようだ。出張訪問買取事業における広告宣伝費は前期並みとしつつ、出張訪問数の効率的な増加を図る方針。買取店舗サービス「バイセル」など店舗展開も加速していく。あわせて同社は、ブランド品・貴金属などのリユース事業運営のむすび(横浜市西区)の株式を取得し、子会社化すると発表した。取得総額は概算で45億8000万円。24年12月期の業績予想への影響については精査中で、今回公表した業績予想には影響を含んでいないとしている。
MS&AD <8725> 7,477円 +904 円 (+13.8%) 本日終値
マドを開けて急騰し、連日で上場来高値を更新した。14日の取引終了後に24年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結決算を発表。経常収益は前年同期比23.4%増の4兆9477億9100万円、純利益は同2.0倍の2815億9600万円となった。純利益は通期の計画(2800億円)を上回った。金融庁による損保各社への政策保有株の売却要求を巡る報道で急伸していた同社株だが、業況への評価と株主還元余力拡大の思惑をもとにした買いが集まる形となり、反動安を見込んだ売り方のショートカバーを誘ったようだ。4〜12月期は新型コロナ関連の影響が減少したほか、資産運用損益が増加し、純利益を押し上げた。
西部技研 <6223> 1,678円 +200 円 (+13.5%) 本日終値
切り返し急。14日の取引終了後に23年12月期の連結決算と24年12月期の業績と配当予想を開示した。今期の年間配当は前期比10円増配の70円とし、好感されたようだ。23年12月期の売上高は前の期比15.4%増の287億2500万円、経常利益は同8.8%減の43億6100万円だった。増収となった一方、国内でのNMP回収装置設置工事の工期遅延や、中国子会社の営業人員へのインセンティブの増加、スウェーデン子会社での貸倒引当金繰入額増加などの影響で減益となった。今期は売上高で前期比16.3%増の334億1700万円、経常利益で同5.0%増の45億7700万円を見込む。
住友重機械工業 <6302> 4,429円 +489 円 (+12.4%) 本日終値
発行済み株式数(自社株を除く)の3.26%にあたる400万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月1日から10月31日まで。
ベース <4481> 3,535円 +390 円 (+12.4%) 本日終値
2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期の連結経常利益は前の期比19.4%増の46.9億円になり、24年12月期も前期比20.2%増の56.4億円に伸びを見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。8期連続増収、7期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を88円→92円(前の期は96円)に増額し、今期も前期比10円増の102円に増配する方針とした。
オプティム <3694> 1,010円 +102 円 (+11.2%) 本日終値
2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比70.7%増の12億円に拡大し、通期計画の18億円に対する進捗率は5年平均の40.7%を上回る66.5%に達した。
セイコーグループ <8050> 3,045円 +290 円 (+10.5%) 本日終値
2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比20.5%増の153億円に伸びた。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の75円→80円(前期は75円)に増額修正した。
タダノ <6395> 1,282.5円 +118 円 (+10.1%) 本日終値
2月14日大引け後(17:00)に決算を発表。23年12月期の連結経常利益は163億円になり、24年12月期も前期比3.9%増の170億円に伸びる見通しとなった。同時に、前期の年間配当を10円→19円(前の期は8円)に増額し、今期も前期比4円増の23円に増配する方針とした。
ジェイエイシ <2124> 750円 +69 円 (+10.1%) 一時ストップ高 本日終値
2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期の連結経常利益は前の期比16.4%増の82億円になり、24年12月期も前期比15.2%増の94.5億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収、増益になる。
鉄建建設 <1815> 2,349円 +214 円 (+10.0%) 本日終値
2月14日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比68.7%増の17.7億円に拡大し、通期計画の10億円に対する進捗率が177.5%とすでに上回り、さらに5年平均の89.5%も超えた。同時に発表した「11.3%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の11.3%にあたる170万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月15日から12月30日まで。
チェンジHD <3962> 1,443円 +124 円 (+9.4%) 本日終値
2月14日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比93.5%増の69.8億円に拡大し、通期計画の72.1億円に対する進捗率は96.8%に達し、さらに前年同期の93.6%も上回った。同時に発表した「デジタルアーツコンサルを子会社化」も買い材料。デジタルアーツコンサルティングの株式を取得し子会社化する。
ペッパーフードサービス <3053> 122円 +30 円 (+32.6%) ストップ高 本日終値
ストップ高。14日取引終了後に発表した24年12月期単独業績予想は、売上高が前期比5.0%減の138億5400万円、営業損益が前期の赤字から1900万円の黒字に改善する見通しとした。営業損益は連結決算だった時期も含め6期ぶりに黒字転換を果たす見込みとなり、これを好感した買いが集まった。今後も定番部位だけでなく希少部位や地域、期間限定商品など、さまざまな商品を販売し、既存店の収益向上に注力する方針。同時に発表した23年12月期決算は売上高が前の期比1.3%減の145億8700万円、営業損益が前の期から赤字幅縮小となる4億9000万円の赤字だった。なお、継続企業の前提に関する注記の記載は継続した。あわせて株主優待制度の再開を明らかにした。12月末を基準日として、保有株数(500株以上が対象)に応じ3000〜9000円相当の自社商品を贈呈する。2022年の優待廃止前は6月末と12月末の年2回実施していた。
河西工業 <7256> 248円 +50 円 (+25.3%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は14日取引終了後、24年3月期第3四半期累計(23年4〜12月)の連結決算を発表。営業損益は8億1500万円の黒字(前年同期は123億2500万円の赤字)に浮上し、通期計画の10億円に対する進捗率が81.5%に達していることが好感されたようだ。売上高は前年同期比25.0%増の1557億9300万円で着地。半導体供給不足の緩和などを背景に、国内主要得意先の生産が堅調に推移したことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
ヌーラボ <5033> 1,495円 +300 円 (+25.1%) ストップ高 本日終値
ストップ高に買われ、上場来高値を更新した。14日の取引終了後に発表した24年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結決算は、売上高が前年同期比36.5%増の26億7900万円、営業利益は同5.8倍の4億3700万円となった。営業利益は通期の計画(3億2600万円)を上回る水準となっており、好感されたようだ。主力サービスであるプロジェクト管理ツール「Backlog」の料金改定を23年1月に実施し、契約単価の上昇が継続した。
サイバー・バズ <7069> 2,020円 +400 円 (+24.7%) ストップ高 本日終値
ストップ高。14日の取引終了後、24年9月期第1四半期(10〜12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比53.4%増の20億5600万円、経常利益は同3.3倍の2億8500万円となった。第1四半期ながら経常利益の通期計画に対する進捗率は約61%に上り、業績の上振れを期待した買いを集めたようだ。ソーシャルメディアマーケティング事業ではインフルエンサーサービスやインターネット広告販売が伸長。四半期の売上高は過去最高を更新した。
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