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2024年01月22日

[S高|株価値上注目銘柄] Gセキュリ,ソシオネクスト,岩井コスモ,TOYOTIRE,エクサウィザーズ,アドベンチャー,レーザーテック,日機装,インソース,日本エコシステム,グッピーズ,松屋アールアンドディ,北川鉄工所,アサヒエイト,クシム,Jテック・C,グリッド,カネコ種苗,セック,NexTone,Rebase,東洋証券,モビルス



※S高銘柄一覧



<3634> ソケッツ    東証S  一時  人工知能関連
<3910> MKシステム  東証S      
<3914> JIGSAW  東証G      AWSの2.26兆円投資を引き続き材料視、技術支援サービス手掛ける
<3920> アイビーシー  東証S      フィンテック関連
<4417> Gセキュリ   東証G  一時  24年3月期配当は9円56銭増配へ
<4760> ALPHA   東証S  一時  前日もストップ高
<5127> グッピーズ   東証G  配分  メドレーがTOBを実施 59.78万株買残
<5255> モンラボ    東証G  一時  人工知能関連
<5574> ABEJA   東証G      人工知能関連
<6969> 松尾電     東証S  一時  リチウムイオン電池部材・部品関連
<7083> AHC     東証G      前日もストップ高
<7273> イクヨ     東証S      
<9249> エコシステム  東証S  配分  株主優待制度新設で利回り妙味高まる 75.03万株買残

※株価高上昇率銘柄一覧



1. <3910> MKシステム 東証S   24.9   401 S
2. <7273> イクヨ    東証S   24.6  2534 S
3. <9249> エコシステム 東証S   23.8  2084 S 株主優待制度の新設で関心が向かう
4. <5127> グッピーズ  東証G   22.3  2196 S メドレーによるTOB価格にサヤ寄せの動き
5. <5255> モンラボ   東証G   22.3   390  PwCコンサルティングと業務提携
6. <7083> AHC    東証G   18.9   945 S 23年11月期営業黒字転換で今期は5.9倍増益
7. <5574> ABEJA  東証G   18.6  3215 S 人工知能関連
8. <3920> アイビーシー 東証S   17.9   527 S フィンテック関連
9. <8783> GFA    東証S   16.7   42  情報セキュリティ関連
10. <5845> 全保連    東証S   15.6  1021 
11. <4417> Gセキュリ  東証G   15.3  5210  24年3月期の期末配当予想23.56円、前期から大幅増配見通し
12. <3914> JIGSAW 東証G   15.0  5380 S AWSの2.26兆円投資を引き続き材料視、技術支援サービス手掛ける
13. <6573> アジャイル  東証G   14.5   465  人工知能関連
14. <7317> 松屋R&D  東証G   14.2   900  今3月期営業利益大幅増額で前期比8割増に
15. <8617> 光世     東証S   13.4   574 
16. <6016> ジャパンエン 東証S   12.7  8810  『NEXT Company』時価総額増加率ランキングトップ企業に
17. <4493> サイバーセキ 東証G   11.6  2543  サイバーセキュリティ関連
18. <9399> ビート    東証S   11.1   10  仮想通貨関連
19. <5246> エレメンツ  東証G   11.0   374  人工知能関連
20. <5028> セカンドX  東証G   10.9   621  人工知能関連
21. <1407> ウエストHD 東証S   10.8  3330  国内証券では業績上方修正で目標株価引き上げ
22. <6525> コクサイエレ 東証P   10.7  3685  半導体製造装置関連
23. <4970> 東洋合成   東証S   10.4  8900  半導体関連株人気の波及に加えAR用UVナノインプリント樹脂も材料視
24. <7066> ピアズ    東証G   10.4   607  生成AI関連
25. <8077> トルク    東証S   9.9   288 

Gセキュリ <4417>  5,210円  +690 円 (+15.3%) 一時ストップ高   本日終値
続急伸。前週末19日の取引終了後、従来は未定としていた24年3月期の配当予想について、期末一括23円56銭にすると発表。前期比9円56銭の増配となることが好感された。

ソシオネクスト <6526>  3,158円  +203.5 円 (+6.9%)  本日終値
戻り足が本格化してきた。半導体関連株の物色人気が加速しているが、相対的に出遅れる主力銘柄の一角では同社に注目が集まっている。「ここまでは半導体製造装置関連が政府の半導体強化政策で最も恩恵を受けやすいセクターとして脚光を浴びたが、半導体設計分野にも投資家の視線が集まっている」(ネット証券アナリスト)という。特に同社はSoC(システムオンチップ)の設計・開発・販売を手掛け、先端プロセス製品を中心に量産段階へ移行していることで投資マネーの関心が高い。市場では「同社が、北海道千歳工場で先端半導体の量産を行う計画のラピダスから受注を獲得するのではないかとの思惑も取り沙汰されている」(同)もようで、これが株価を改めて刺激している格好だ。株式需給面では外資系証券による貸株市場経由の空売りも高水準に積まれており、そのショートカバーによる踏み上げ相場の様相も呈しつつある。

岩井コスモ <8707>  2,057円  +126 円 (+6.5%)  本日終値
大幅反発し07年7月以来約16年6カ月ぶりの高値となった。前週末19日の取引終了後に発表した24年3月期第3四半期連結決算速報で、純利益が39億800万円(前年同期比45.3%増)と大幅増益となり、前期通期実績の35億6400万円も上回ったことが好感された。米国株式収益の増加が主な要因としている。出所:MINKBU PRESS

TOYOTIRE <5105>  2,355円  +135 円 (+6.1%)  本日終値
反発。この日取引開始前、19日の一部報道で不正の疑いが指摘されたことに関し、「当社の自動車防振ゴム部品供給取引において、そのような事実はない」とのコメントを発表した。不正報道を受けた過度な不透明感が和らぎ、買い戻しの動きが出たようだ。同社株は、ホンダ<7267>向けに品質管理基準を外れた部品を納入していた疑いがあると伝わり、19日に急落した経緯がある。

エクサウィザーズ <4259>  443円  +25 円 (+6.0%)  本日終値
4日続伸。午前11時30分ごろ子会社エクサホームケアが運営する超高齢社会の新しいWebアプリマーケティングツール「CareWiz トルト for me」が、あいおいニッセイ同和損害保険(東京都渋谷区)に採用されたと発表しており、好材料視された。「CareWiz トルト for me」は、全国約800カ所の介護事業所で約30万回の身体機能の分析実績がある「CareWiz トルト」を、一般企業向けに提供するもの。「CareWiz トルト for me」を活用することで、自身の身体機能状態を把握したうえで、パーソナライズした情報を受け取ることができるようになり、あいおいニッセイ同和損保が健康と生活に役立つ情報を提供することで、健康寿命の延伸など社会価値の創出に貢献するとしている。なお、2月に一般企業向けにリリースする予定という。

アドベンチャー <6030>  5,270円  +240 円 (+4.8%)  本日終値
大幅高で6日ぶりに反発。前週末19日の取引終了後、運営する航空券予約販売サイト「skyticket」内で、高速バスチケット購入者を対象に、Chubb損害保険(東京都品川区)の「国内旅行傷害保険」の販売を開始したと発表しており、好材料視された。今回販売を開始した「国内旅行傷害保険」は、手荷物の盗難やケガによる入院、第三者に対する賠償責任など、国内旅行中の予期せぬトラブルを補償する保険。バス販売において保険を販売することで、顧客がより安心して利用できるようになるという。なお、同件による業績への影響は軽微としている。

レーザーテック <6920>  40,000円  +1,820 円 (+4.8%)  本日終値
東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置関連が軒並み買い優勢となり上値追い態勢を明示。前週末の米国株市場では半導体セクターが全体相場を牽引する形となり、NYダウが最高値を更新したほか、ナスダック総合株価指数も大幅高を演じた。そのなか個別株ではエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイシズなどが値を飛ばし、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4%高と急伸、大陽線で最高値更新となった。この流れを引き継ぎ東京市場でも同関連株に物色人気が集まっている。ただ、いずれも前週末に米国株市場に先立って大幅高を演じた銘柄群でもあり、買い一巡後は目先過熱感からの利益確定売りが上値を押さえる可能性がある。

日機装 <6376>  1,109円  +38 円 (+3.6%)  本日終値
3日続伸。午後1時ごろ、eVTOL(電動垂直離着陸機)用部品をジョビー・アビエーションへ初出荷したと発表しており、好材料視された。今回、初出荷した部品は CFRP(炭素繊維強化プラスチック)製の構造部品で、子会社である宮崎日機装が運営する宮崎工場から出荷された。eVTOL開発のリーディングカンパニーであるジョビー社は25年に商業運航の開始を予定しており、同社ではeVTOLの社会実装と需要増大に対応するため、製造能力の効率化を進めていくとともに、民間航空機外のビジネスの拡大にも取り組むとしている。

インソース <6200>  798円  +23 円 (+3.0%)  本日終値
後場上げ幅を拡大。午前11時50分ごろ、対話型AI「ChatGPT」関連の研修を新たに10本開発したと発表しており、好材料視された。デジタル分野にあまり馴染みのない人でも対話型AIを活用し、スムーズな業務遂行に向けて役立てられる講座としている。

日本エコシステム <9249>  2,084円  +400 円 (+23.8%) ストップ高   本日終値
ストップ高。前週末19日の取引終了後に株主優待制度の新設を発表した。直近の株価をもとにした配当と株主優待の利回りの合計となる「総合利回り」は最大11%超で設定したといい、個人投資家の関心を集める形となった。同社は毎年3月末日と9月末日時点で200株以上を保有する株主を対象に、QUOカードを1万5000円分、半年ごとに贈呈する。年間では3万円分となる。

グッピーズ <5127>  2,196円  +400 円 (+22.3%) ストップ高   本日終値
ストップ高。前週末19日の取引終了後、メドレー<4480>がグッピーズに対し完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付価格は1株3250円。グッピーズの株価はTOB価格にサヤ寄せする動きをみせている。メドレーはグッピーズの国家試験対策アプリ・新卒採用向けインターネットサービスと、閲覧課金型の中途採用向けインターネットサービスを取り込み、事業の拡大につなげる。買付予定株数の下限は39万2800株で、上限は設定しない。買付期間は1月22日から3月7日。TOB成立後、グッピーズは所定の手続きを経て、上場廃止となる見込み。グッピーズはTOBに賛同の意見を表明した。東京証券取引所は1月19日付でグッピーズを監理銘柄(確認中)に指定した。

松屋アールアンドディ <7317>  900円  +112 円 (+14.2%)  本日終値
急動意。今月9日につけた昨年来高値830円を払拭し、新値街道に突入する可能性が高まっている。自動縫製機の開発・製造のほか、エアバッグなどの自動車部品の製造・販売を手掛けている。足もとの業績は自動車生産回復を背景としたエアバッグなどの好調に加え、新生産ライン稼働などによる合理化効果が発現し会社側の想定を上回って推移している。前週末19日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来見通しの8億6000万円から11億円(前期比80%増)に大幅増額しており、これを材料視する形で投資資金が流入した。

北川鉄工所 <6317>  1,518円  +133 円 (+9.6%)  本日終値
マドを開け急伸。同社は工作機械器具や自動車用の鋳造部品のほか、立体駐車場や産業機械を手掛けるが、半導体研磨材の製造販売会社ケメット・ジャパン(千葉市)とハードディスク製造装置メーカーであるシステム精工(新潟県長岡市)の2社を完全子会社化し半導体事業にも参入している。一方、前期実績ベースで年30円配を行う有配企業でありながら、PBRが0.3倍台という超低位に放置されており、バリュー株としての側面で見直し余地が大きい。24年3月期は営業利益段階で前期比5.1倍の10億円を予想、年間配当は前期と並びの30円を計画しているが、配当利回りは2%前後にとどまっており、来期は株主還元強化に動く可能性も十分。増配期待も株高を後押ししそうだ。

アサヒエイト <5341>  487円  +38 円 (+8.5%)  本日終値
急反発。前週末19日の取引終了後に発表した24年11月期連結業績予想で、売上高45億円(前期比27.9%増)、営業利益1000万円(前期4億7000万円の赤字)と営業黒字転換を見込むことが好感された。国内でホームセンターなどがコロナ禍前の状態に戻りつつあることから営業活動を活発化するほか、ベトナムでプロモーション活動を強化し海外販売拡大を狙う。また、新規事業であるEVスタンド機器の販売活動を推進し、収益の確保を図るとしている。なお、23年11月期は売上高35億1700万円(前の期比54.1%増)、営業損益4億7000万円の赤字(前の期1億8800万円の赤字)だった。新規事業であるEV事業の立ち上がりが遅れていることや売上原価のコスト上昇などから、従来予想の売上高38億9700万円、営業損益1億1400万円の赤字を下回って着地した。

クシム <2345>  251円  +19 円 (+8.2%)  本日終値
続伸。前週末19日の取引終了後、子会社Zaif及びチューリンガムと共同で、アジア最大級のWeb3国際カンファレンス「WebX」のタイトルスポンサーに決定したと発表しており、好材料視された。同カンファレンスは、8月28日から29日までザ・プリンスパークタワー東京(東京都港区)で開催される。WebX実行委員会が主催し、CoinPost(東京都千代田区)が企画・運営する国際カンファレンスで、今回の「WebX2024」には後援団体として東京都も参加する予定となっている。

Jテック・C <3446>  2,392円  +168 円 (+7.6%)  本日終値
大幅高。研究・実験施設向けに納入する超高精度X線ミラーで高実績を誇るほか、次世代半導体向けに同社の独自技術を生かして開発した半導体研磨装置などで実力を発揮、半導体関連株全般の物色人気に乗っている。特に同社の手掛ける超高精度X線ミラーはオランダの半導体露光装置トップメーカーASMLの次世代機向けで需要本格化に向けた期待を内包している。株式需給面では外資系証券による貸株市場を経由した空売りが高水準に溜まっており、その買い戻しが株価押し上げ要因となったもようだ。

グリッド <5582>  3,575円  +215 円 (+6.4%)  本日終値
反発。この日の寄り前、鉄道・海上・陸上輸送を一元管理し、マルチモーダル輸送として物流全体の効率化を実現するシステム「ReNom multiModal」の開発を開始したと発表しており、好材料視された。「ReNom multiModal」は、同社の内航船・外航船の配船計画やトラック輸送、鉄道輸送計画といった個々の輸送計画の最適化に関する豊富なノウハウを生かし、デジタルツイン・シミュレータとAI技術を用いて鉄道・海上・陸上輸送を一元管理するシステム。デジタルツイン・シミュレータ上に各生産拠点・備蓄拠点・需要拠点とともに全輸送リソースを緻密に再現し、マルチモーダル輸送のシミュレーションを可能とするほか、物流最適化に適したAIを用いることで複雑なマルチモーダル輸送計画の最適化を実現するとしている。

カネコ種苗 <1376>  1,469円  +86 円 (+6.2%)  本日終値
高い。一時10.5%高の1528円まで上昇した。前週末19日取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これを好感した買いが入った。取得上限は15万株(自己株式を除く発行済み株数の1.30%)、または2億5000万円。期間は1月22日から5月24日まで。

セック <3741>  5,600円  +320 円 (+6.1%)  本日終値
3連騰し昨年来高値を更新。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の月探査機「SLIM」が20日、日本の無人探査機として初めて月面着陸に成功したことを受けて、「SLIM」搭載の変形型月面ロボットのソフトウェア及びX線分光撮像衛星「XRISM」向け観測データベースシステムの開発に協力した同社に関連銘柄物色が波及している。月面着陸は世界でも旧ソ連、米国、中国、インドに次ぐ5カ国目の快挙となる。

NexTone <7094>  1,257円  +71 円 (+6.0%)  本日終値
高い。前週末19日の取引終了後、24年3月期第3四半期末の著作権管理楽曲数と取扱原盤数を発表。順調な拡大を好感した買いが入った。著作権管理楽曲数は49万599。新規管理楽曲数は第3四半期中に4万6659増えており、第1四半期中の3万2042増、第2四半期中の3万8957増から伸びが強まった。取扱原盤数は116万9505だった。

Rebase <5138>  861円  +39 円 (+4.7%)  本日終値
後場に動意づいた。同社は22日午後2時、クロスコ(東京都港区)とともに、事業開発に向けた協業を開始すると発表。メタバース空間のレンタルを可能にするとしており、これを手掛かり視した買いが集まったようだ。リベースが展開するレンタルスペースの予約プラットフォーム「instabase(インスタベース)」において、クロスコが提供する「METAGO」のメタバース空間が予約・利用可能になる。ビジネス用途のオンライン会議や研修、交流会などを活用例とし、全国どこからでも参加可能なメタバース空間を時間予約方式で提供するという。

東洋証券 <8614>  306円  +10 円 (+3.4%)  本日終値
後場に一段高となった。22日正午、24年3月期第3四半期累計(4〜12月)の決算速報値を開示した。営業収益は前年同期比35.7%増の84億2800万円、営業損益は4億7400万円の黒字(前年同期は16億6100万円の赤字)、最終損益は6億9500万円の黒字(同12億3400万円の赤字)となった。黒字を確保したことを好感した買いが集まったようだ。相場環境の好転を受け、日本株や米国株、投資信託の手数料が増加した。

モビルス <4370>  529円  +15 円 (+2.9%)  本日終値
急反発。前週末19日の取引終了後、テクマトリックス<3762>と資本・業務提携したと発表しており、好材料視された。テクマトは、モビルスの株主であるエヌ・ティ・ティ・コムウェア(東京都港区)が保有するモビルス株式の全てを19日付で取得した。両社はともにコンタクトセンターに対するソリューションを提供しているが、主力とする製品の領域が異なることから競合する分野は限られ、相互補完的に両社の製品を提供することが可能と判断。今後はモビルスからテクマトへの「MOBIシリーズ」のOEM提供や「MOBIシリーズ」と「FastSeries」の製品連携開発、生成AI領域における共同研究及びサービス開発などを行うとしている。なお、モビルスとNTTコムウェアとの業務提携は継続。





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