※S高銘柄一覧
<1514> 住石HD 東証S
<5595> QPS研究所 東証G 成長期待で押し目買い、24年5月期の売上高予想3.9倍
<6335> 東京機 東証S 配分 アジアインベストメントに対する訴訟で勝訴 2.21万株買残
<8842> 楽天地 東証P 配分 東宝が完全子会社化目指してTOB 17.52万株買残
<9637> オーエス 東証S 配分 取引時間内に商い成立せず、6万5600株の買い注文を残す
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <5595> QPS研究所 東証G 21.1 860 S 前日上場で値動きの軽さを意識した資金流入
2. <9637> オーエス 東証S 20.4 4125 S 阪急阪神によるTOB価格にサヤ寄せ
3. <6335> 東京機 東証S 17.9 528 S アジアインベストメントとの訴訟で勝訴
4. <8256> プロルート 東証S 16.7 7
5. <1514> 住石HD 東証S 16.6 1051 S 麻生の保有割合上昇で需給思惑的買い入る
6. <8842> 楽天地 東証P 15.9 5140 S 東宝が1株6720円でTOB
7. <4579> ラクオリア 東証G 14.2 925
8. <7114> フーディソン 東証G 10.9 1480 『スマート漁業にテーマ性』特集で資金流入
9. <5580> プロディ 東証G 10.8 1318 クラウドコンピューティング関連
10. <9501> 東電HD 東証P 10.5 765 柏崎刈羽原発の運転禁止解除『年内にも』と報道で
11. <7097> さくらさく 東証G 9.4 827
12. <6573> アジャイル 東証G 9.1 492 人工知能関連
13. <7273> イクヨ 東証S 8.6 3135
14. <1960> サンテック 東証S 8.3 759 『資本コスト・株価意識の経営実現への対応』の開示が買いを誘う
15. <3768> リスモン 東証S 7.9 504 21万株を上限とする自社株買いを実施へ
16. <1757> 創建エース 東証S 7.9 41
17. <5535> ミガロHD 東証P 7.4 1547 DYXZの顔認証プラットフォーム『FreeiD』が三菱地所の物流施設で初導入
18. <7422> 東邦レマック 東証S 7.4 4200
19. <4046> 大阪ソーダ 東証P 7.4 9850 リチウムイオン電池部材・部品関連
20. <4346> ネクシィーズ 東証S 7.4 755
21. <7111> INEST 東証S 7.2 89
22. <6574> コンヴァノ 東証G 7.0 692
23. <7780> メニコン 東証P 6.8 2420 近視矯正レンズが中国で人気と伝わる
24. <9357> 名港海 名証M 6.4 1388
25. <9632> スバル 東証S 6.4 14050
QPS研究所 <5595> 860円 +150 円 (+21.1%) ストップ高 本日終値
ストップ高。前日に東証グロース市場に新規上場した同社は人工衛星の開発を手掛けており、宇宙関連銘柄と位置付けられる。前日は公開価格390円の2.2倍となる860円で初値形成後、874円で上昇一服。その後はストップ安の水準となる710円に売られる荒い動きとなった。直近IPO銘柄で値動きの軽さが意識され、全体相場が軟調ななかで個人投資家の日計りの資金が流入しているようだ。
東京楽天地 <8842> 5,140円 +705 円 (+15.9%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
急騰。6日の取引終了後、東宝<9602>が楽天地に対し、完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表。TOB価格を1株6720円としており、これにサヤ寄せする格好となった。東宝は現在、間接所有分を含め楽天地株の23.07%を所有している。プライム上場維持基準の継続した充足やPBR1倍割れ改善への対応といった楽天地が抱える経営課題を解決するとともに、不動産事業や映画事業の戦略を補完し、強化することにつなげる狙い。買い付け予定数は345万9825株(下限145万8500株、上限設定なし)、買い付け期間は12月7日から来年1月24日まで。東京証券取引所は6日付で楽天地株を監理銘柄(確認中)に指定した。
東電HD <9501> 765円 +73 円 (+10.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位
大幅続伸。9月21日の高値(725円)を上回り、約3カ月ぶりに年初来高値を更新した。事実上の運転禁止命令が出されている東京電力柏崎刈羽原子力発電所について、原子力規制委員会が早ければ年内にも命令解除を判断する見通しにあることが複数のメディアで6日報じられた。同原発の再稼働を巡っては命令解除後に原発立地自治体の同意を得るプロセスがあり、なお先行きは見通せないが、再稼働の動きが前進したとの見方から足もと物色の矛先が向かっている。
SOMPO <8630> 7,253円 +353 円 (+5.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
全般軟調地合いに抗して続伸し7000円大台乗せ。9月26日につけた上場来高値6977円を更新し最高値圏に躍り出た。損保大手3社の一角で海外展開にも注力し、トップラインの過去最高更新基調が続いている。6日取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表、最終利益段階で従来計画の2640億円から3240億円(前期比12倍)に大幅増額した。会社側によると、「当社が保有している米データ解析大手パランティア・テクノロジーズの株式の一部を売却した。パーセンテージは開示していないが、金額で約860億円の投資有価証券売却益を計上した。ただし、今回の株式売却後も同社とパランティア社との業務上の関係性はこれまでと変わりない」(同社広報)としている。パランティアは同社の重要な戦略パートナーだが、関係性に変化がないことは買い安心感につながっている。
七十七銀行 <8341> 3,690円 +135 円 (+3.8%) 本日終値
千葉興業銀行<8337>、しずおかフィナンシャルグループ<5831>など地銀株が連日の上昇。メガバンクではみずほフィナンシャルグループ<8411>が朝安後に切り返して後場に一段高となった。日銀によるマイナス金利政策の解除への思惑がくすぶるなか、財務省が7日に実施した30年国債入札は、応札倍率が2.62倍となり、前回の3.60倍を下回った。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は1円20銭で、前回(11月9日)の20銭から大きく拡大。債券市場では「不調」と受け止められ、長期債価格が急落(長期金利は急上昇)。国内金利の急上昇を受けた買いが銀行株を押し上げたようだ。
アインホールディングス <9627> 4,718円 +151 円 (+3.3%) 本日終値
3連騰。6日の取引終了後、24年4月期の連結業績予想について、売上高を3750億円から3902億6300万円(前期比8.8%増)へ、営業利益を156億6300万円から184億5000万円(同15.3%増)へ、純利益を82億5000万円から100億円(同8.3%増)へ上方修正したことが好感された。ファーマシー事業における処方箋枚数の増加に加えて、新型コロナウイルス感染症治療薬を含めた高額医薬品処方への対応が増加したことなどによる処方箋単価の上昇や、リテール事業において客数が好調に推移していることなどが要因という。また、顧客の購買傾向が感染症対策商品からコスメ関連商品などへ変化しており、これに伴う単価の上昇やコスト低減も寄与するとしている。なお、第2四半期累計(5〜10月)決算は、売上高1937億2700万円(前年同期比13.2%増)、営業利益87億4900万円(同28.9%増)、純利益52億5700万円(同38.2%増)だった。
サッポロHD <2501> 6,072円 +6 円 (+0.1%) 本日終値
3日続伸し、年初来高値を連日で更新した。6日の取引終了後、シンガポールの投資ファンドである3Dインベストメント・パートナーズがサッポロHDの株式の買い増しを続けていたことが判明し、これを思惑視した買いが入ったようだ。同日に財務省に提出された変更報告書によると、3Dの保有割合は10.56%から11.73%に上昇した。保有目的は「純投資及び状況に応じて、経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」としている。報告義務発生日は11月29日。
オーエス <9637> 4,125円 +700 円 (+20.4%) ストップ高 本日終値
急騰。6日の取引終了後、阪急阪神ホールディングス<9042>がオーエスに対し、完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付価格は1株5000円。オーエスの株価はTOB価格にサヤ寄せする形となっている。買付予定数の下限は141万7000株で、上限は設定しない。阪急阪神は大阪・梅田エリアの再開発を進めるうえで、不動産を保有するオーエスとの相乗効果を生み出していく。TOB成立後、一連の手続きを経て、オーエスは上場廃止となる見込み。東京証券取引所は6日、オーエス株を監理銘柄(確認中)に指定した。
東京機械製作所 <6335> 528円 +80 円 (+17.9%) ストップ高 本日終値
ストップ高。6日、同社の主要株主だったアジアインベストメントファンドを被告として、東京機株の短期売買取引による利益の提供を求める訴訟に関し、東京地方裁判所が被告に対し、東京機に約19億4000万円の支払いを命じる判決を言い渡した。収益面へのプラス効果を期待した買いが集まったようだ。東京機は6日の取引終了後、アジアインベストメントファンドにより控訴された場合は、引き続き適切に対処するとしたうえで、業績への影響を含め、今後開示すべき事項が発生した場合は速やかに公表するとのコメントを公表した。
サンテック <1960> 759円 +58 円 (+8.3%) 本日終値
大幅高となり、年初来高値を更新した。6日の取引終了後、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関して発表。政策保有株式の売却を進めて効率的な投資につなげる方針とともに、「『当期純利益の範囲内において株主還元原則100%』という従来の考え方から脱却し、自己株式の取得と配当還元により、株主還元を行う」と表記した。今回の開示が株価純資産倍率(PBR)0.41倍で、配当利回りが足もと4%近辺にある同社株への関心を引く契機となり、買いを誘う格好となったようだ。
リスクモンスター <3768> 504円 +37 円 (+7.9%) 本日終値
急反発。6日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を21万株(発行済み株数の2.78%)、または1億円としており、取得期間は12月7日から来年2月29日まで。機動的な資本政策を実施することで資本効率の向上を図り、株主への利益還元を実現することが目的としており、発行株式総数の適正化という観点から、今後自社株の一部を消却する予定としている。
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