※S高銘柄一覧
<1382> ホーブ 東証S
<2876> デルソーレ 東証S 一時
<2998> クリアル 東証G
<3189> ANAP 東証S 事業再生ADRに基づく債権者会議開催で進展に期待
<4581> 大正薬HD 東証S 配分 MBOの実施を発表でTOB価格にサヤ寄せ 239.42万株買残
<5491> 日金属 東証S 一時 本社ビル売却による特別利益で今期最終黒字に
<6072> 地盤HD 東証G 京都市が既存建物のデジタルツイン化技術を採用
<6085> アーキテクツ 東証G 配分 前日まで2日連続ストップ高 2.35万株買残
<6574> コンヴァノ 東証G 配分 第三者割当で新株206万株発行、10億円調達で借入金返済、DX推進 3.66万株買残
<7357> ジオコード 東証S 今期配当5円増の20円へ
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <6072> 地盤HD 東証G 50.0 150 S デジタルツイン化技術が京都市で採用
2. <3189> ANAP 東証S 34.6 311 S 事業再生ADRに基づく債権者会議開催で進展に期待
3. <1382> ホーブ 東証S 22.0 2768 S
4. <4581> 大正薬HD 東証S 18.0 6545 S MBOを発表でTOB価格8620円にサヤ寄せ
5. <6574> コンヴァノ 東証G 17.4 540 S 27年3月期に営業利益5億1000万円を目指す中計を好感
6. <2998> クリアル 東証G 17.4 4730 S
7. <4770> エルミック 東証S 16.2 338 自動運転分野でのミドルウェア展望に期待感
8. <6063> EAJ 東証S 15.4 900 主要株主の異動を材料視か
9. <6521> オキサイド 東証G 14.9 3510 韓国光技術院と光学部品の技術開発で提携
10. <6085> アーキテクツ 東証G 14.7 779 S
11. <5210> 日山村硝 東証S 14.7 1510 関係会社出資金売却益計上で24年3月期最終利益予想を上方修正
12. <7422> 東邦レマック 東証S 14.4 3885
13. <7357> ジオコード 東証S 14.4 793 S 今期配当5円増の20円へ
14. <5592> くすりの窓口 東証G 13.1 1945 2023年のIPO関連
15. <2876> デルソーレ 東証S 11.9 670
16. <6316> 丸山製 東証S 11.8 2575 世界初の小型2ストローク水素エンジンの安定運転に成功
17. <4760> ALPHA 東証S 11.6 1186
18. <5491> 日金属 東証S 11.5 919 最終損益一転黒字化予想で底値離脱鮮明に
19. <4766> ピーエイ 東証S 11.5 379 人材派遣関連
20. <3010> ポラリスHD 東証S 11.0 191 インバウンド関連
21. <3409> 北日紡 東証S 10.9 122
22. <6614> シキノHT 東証S 10.6 2844 半導体製造装置関連
23. <5243> ノート 東証G 10.6 595 次週『がっちりマンデー!!』で紹介と予告
24. <6228> JET 東証S 10.1 7550 半導体洗浄装置で世界需要を開拓
25. <5028> セカンドX 東証G 9.9 612 人工知能関連
大正薬HD <4581> 6,545円 +1,000 円 (+18.0%) ストップ高 本日終値
ストップ高。先週末24日の取引終了後、MBO(経営陣が参加する買収)の一環として、創業家出身で副社長の上原茂氏が代表取締役社長を務める大手門(東京都豊島区)が非公開化を目的に、株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表しており、TOB価格である8620円にサヤ寄せする格好となった。買付予定数の下限は5465万900株で、上限は設定しない。TOB成立後、所定の手続きを経て、大正薬HDは上場廃止となる見込み。エクイティー・ファイナンスの活用による大規模な資金調達の必要性がなく、上場維持の必要性を見出しにくい状況にあるなか、非公開化のメリットがデメリットを上回ると判断した。買い付け期間は11月27日から2024年1月15日。大正薬HDはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は24日、大正薬HDを監理銘柄(確認中)に指定した。
オキサイド <6521> 3,510円 +455 円 (+14.9%) 本日終値
急騰。同社は光学デバイスの開発・製造を手掛け、半導体ウエハー検査装置向けのレーザー技術などで高実績を上げているが、株式市場で半導体関連の中小型株人気が高まるなか今月中旬以降は底入れ反転を鮮明としている。そうしたなか、前週末24日取引終了後に韓国の国家研究機関である韓国光技術院(KOPTI)と光学部品の技術開発連携でMOU(Memorandum of Understanding)を締結したことを発表した。ここ産業界では日韓両国が交流を加速させる動きがあり、韓国 通商産業・エネルギー省が主幹となり、日韓合同の素材・部品技術開発プロジェクトが2024年から5年間行われる予定にあることなども背景にある。今回の技術開発の連携を評価する形で投資資金の攻勢が加速している。
システナ <2317> 305円 +27 円 (+9.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
物色人気集中。ソフト開発支援を展開するが、モバイル端末向けで培ったノウハウを活用して車載分野に重心をシフト、自動運転では実証実験や運行システム、更にECU(電子制御ユニット)の開発などで実績が高い。業績は売上高、利益ともに過去最高更新が続き、24年3月期営業利益は前期比8%増の106億1000万円と初の100億円大台突破を果たす見込みだ。PER15倍前後と割高感はなく、22%を超える高ROEも評価される。なお、前週末24日取引終了後にいちよし証券が同社株のレーティングをBからAに引き上げたことも足もとの株高を後押しした。
ユニバーサル <6425> 2,126円 +170 円 (+8.7%) 本日終値
後場急伸。午前11時30分ごろ、元取締役の岡田和生氏が同社グループ会社TIGER RESORT,LEISURE AND ENTERTAINMENTを相手取って起こした訴訟に関し、フィリピン最高裁判所が岡田氏の訴えを棄却する判断を下したと発表。フィリピン最高裁は昨年4月、岡田氏が同グループ会社の役員から解任される前の2017年の状況を維持するようにとの原状回復命令を発出していた。今回の棄却により、原状回復命令も解除されることになったという。
しまむら <8227> 16,655円 +750 円 (+4.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
大幅反発。前週末24日の取引終了後に発表した11月度(10月21日〜11月20日)の月次売上速報で、既存店売上高が前年同月比4.3%増と3カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。月度後半に気温が急低下したことで、アウター衣料と実用品の初冬物や冬物が売り上げを伸ばしたほか、創業70周年の大創業祭と大感謝祭も集客に効果的だった。冬物ではPB「CLOSSHI」であたたか素材を使用した「FIBER HEAT」や、高価格帯の「CLOSSHI PREMIUM」が、婦人・紳士の肌着や寝具・インテリアを中心に好調だった。なお、全店売上高は同4.1%増だった。
フィックスターズ <3687> 1,295円 +52 円 (+4.2%) 本日終値
上げ足に弾みがついており、寄り後早々に6%近い上昇で1316円まで上値を伸ばした。ソフトウェア高速化を主要業務としており、24年9月期は営業利益段階で23億円(前期比10%増)予想と好調で3期連続の過去最高利益更新を見込んでいる。次世代自動車の中核テーマとなっている自動運転分野への展開にも積極的。パーソナルモビリティの開発・販売を行うWHILL(東京都品川区)などと協働で自動運転システム開発に取り組んでいるほか、連結子会社を通じドローンの自動運転クラウド開発への布石も入念だ。株価は今月6日に大陽線で上放れて以降、5日移動平均線をサポートラインとした急勾配の戻りトレンドを形成している。
M&Aキャピ <6080> 2,210円 +83 円 (+3.9%) 本日終値
3日ぶり反発。午前9時ごろUBS SuMi TRUST ウェルス・マネジメント(東京都千代田区)と顧客の紹介について合意したと発表しており、好材料視された。UBS SuMi TRUST ウェルス・マネジメントは、スイス・プライベートバンクの本流を汲み、世界屈指の「ウェルス・マネジメント」を提供する企業。今回の合意では、M&Aを成約した譲渡企業のオーナー経営者が得られる譲渡金をはじめとする資産が適切に運用され、M&A成約後も安心して生活できるよう、ウェルス・マネジメント(個人が保有する資産を適切に総合管理するサービス)分野のエキスパートとして顧客を紹介するとしており、顧客満足の向上につながるとの見方から買われているようだ。
弁護士ドットコム <6027> 4,430円 +150 円 (+3.5%) 本日終値
大幅続伸。前週末24日の取引終了後、会議DXソリューションを提供するMeetingBase(ミーティングベース)事業でオフィシャルパートナープログラムを開始すると発表しており、好材料視された。同プログラムは、DXを会議環境にも取り入れるべく、同じビジョンを持つパートナー企業の募集とアライアンスの推進を行うというもの。会議DXソリューション内の「会議コンサルティングサービス」を企業や団体に提供が可能な「会議デザインコンサルティングパートナー」、企業間で協力体制を築き、会議DX領域におけるプロモーションやマーケティング活動を共同で実施していく「マーケティングパートナー」、「MeetingBase」を含む会議DXソリューションを企業や団体に提供が可能な「セールスパートナー」の3つのパートナープログラムに分かれており、同社では各パートナー企業に最適な支援内容を用意しているとしている。
ライフネット生命保険 <7157> 1,058円 +30 円 (+2.9%) 本日終値
高い。香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメントが24日付で関東財務局に提出した変更報告書で、ライフネット株の保有割合が9.71%から13.22%へ増加したことが判明。これを受けて思惑的な買いが入った。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」とし、「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としている。報告義務発生日は11月16日。
地盤HD <6072> 150円 +50 円 (+50.0%) ストップ高 本日終値
大幅高。同社は24日取引終了後、自社のデジタルツイン化技術が京都市で採用されたと発表しており、これが材料視されたようだ。デジタルツインとは、現実世界から集めたデータをもとにデジタルな仮想空間上に双子(ツイン)を構築し、さまざまなシミュレーションを行う技術。同社は今後、京町屋・伝統工法の建物のなかから、デジタル化する物件を選定していき、順次3Dスキャン撮影とBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)モデリング化を実施し、デジタルツインデータを蓄積していくという。
ANAP <3189> 311円 +80 円 (+34.6%) ストップ高 本日終値
急反発。10月13日に産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決(事業再生ADR)の利用を事業再生実務家協会に申請し受理されたと発表。これに基づく第2回債権者会議(事業再生計画案の協議のための債権者会議)がきょう行われることから、今後の再生に向けての進展があるのではないかとの思惑から買われたようだ。
コンヴァノ <6574> 540円 +80 円 (+17.4%) ストップ高 本日終値
ストップ高。前週末24日の取引終了後、27年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表し、最終年度に売上高56億円(24年3月期予想26億2500万円)、営業利益5億1000万円(同1000万円)を目指すとしたことを好感した買いが入った。提案型サービスの拡大のためにコンサルタント(カウンセラー)を各店舗に配置するなどし、各店舗の収益性を高めることで全体収益性の向上を実現するとともに、企業体としての財務健全性を高めるとしている。同時に、筆頭株主である青木剛志氏を割当先として206万株(発行価額1株につき500円)の第三者割当増資を実施すると発表しており、財務体質の改善につながるとの期待感も買いにつながっているようだ。なお、調達資金10億1792万円は社内システム・ITインフラの構築、DX推進費用や店舗補修費用、新規採用する従業員の給付費用、広告によるブランド構築費用などに当てられる予定だ。
図研エルミック <4770> 338円 +47 円 (+16.2%) 本日終値
急騰。映像系の通信ミドルウェアを開発するが、音声や映像などのデータを受信しながら再生するストリーミング技術に定評がある。車載カメラ向けで同社の映像ミドルウェア技術への引き合いは各方面で旺盛であり、会社側では「自動運転分野に特化した技術開発を行っているわけではないが、当然無関係ということはなく、(自動車メーカーなどの)取引先が同分野で当社の技術を自動運転分野で活用する要素は十分にある」としている。車載マイコン世界トップクラスのルネサスエレクトロニクス<6723>とも取引関係にあり、今後の展開が注目される状況となっている。
日本山村硝子 <5210> 1,510円 +193 円 (+14.7%) 本日終値
急反発。前週末24日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、最終利益を90億円から107億円(前期30億700万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。持ち分法適用関連会社であるアルガラス山村の全持ち分を同社に譲渡するのに伴い、関係会社出資金売却益約21億円を計上することなどが要因という。なお、売上高730億円(前期比7.1%増)、営業利益32億円(前期1億4200万円の赤字)は従来見通しを据え置いている。
ジオコード <7357> 793円 +100 円 (+14.4%) ストップ高 本日終値
連日ストップ高。前週末24日後場の取引時間中に配当予想の修正を発表。従来未定とした24年2月期配当について、前期比5円増の20円(普通配当17円、創業20期記念配当3円)とする計画を示した。これが好感され同日の株価は制限値幅いっぱいまで上昇したが、週明けのきょうも引き続き買われストップ高となっている。
丸山製作所 <6316> 2,575円 +271 円 (+11.8%) 本日終値
急伸。前週末24日の取引終了後、刈り払い機をはじめとするOPE(小型屋外作業機)製品に搭載可能な小型2ストロークエンジンにおいて、世界初となる100%水素燃料での安定運転に成功したと発表。これが買い材料視された。今回、安定運転に成功した小型2ストローク水素エンジンはエンジンを真横や逆さにしても問題がなく、水素を燃料としているため排出するガスがほぼ水になるという。現在は試験ベンチ上のエンジンで水素は外部供給設備を用いているが、今後カセットボンベ方式の採用と部品の小型化を図り、屋外作業が可能な試作機を作成する予定としている。
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