※S高銘柄一覧
<1382> ホーブ 東証S 一時
<3286> トラストHD 東証G
<4496> コマースワン 東証G 配分 24年3月期に初配当を実施へ 4.33万株買残
<4882> ペルセウス 東証G 前日もストップ高
<5476> 高周波 東証S 配分 取引時間内に商い成立せず 7.94万株買残
<5580> プロディ 東証G
<8613> 丸三 東証P 配分 79.07万株買残
<9996> サトー商会 東証S 一時 業績・配当予想を上方修正
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <5580> プロディ 東証G 26.1 1930 S TOAとの連携ソリューション提供開始で関心向かう
2. <4882> ペルセウス 東証G 23.1 426 S
3. <8613> 丸三 東証P 18.2 650 S 28年3月期までの特別配当実施をポジティブ視
4. <3779> Jエスコム 東証S 17.7 206
5. <5476> 高周波 東証S 16.7 700 S
6. <3286> トラストHD 東証G 16.4 567 S
7. <4496> コマースワン 東証G 16.3 714 S 24年3月期の年間配当予想を34円に増額修正、株主還元方針を変更
8. <9996> サトー商会 東証S 16.0 1630 24年3月期業績及び配当予想を上方修正
9. <7687> ミクリード 東証G 14.6 2160
10. <5576> OBシステム 東証S 12.2 2139 24年3月期配当予想を増額修正
11. <7133> ヒュウガプラ 東証G 11.8 1996 上限を15万株とする自社株買いを実施へ
12. <7776> セルシード 東証G 10.3 440
13. <5851> リョービ 東証P 10.1 3280 アーレスティが新高値揃い踏み、トヨタの『ギガキャスト』で商機広がる
14. <8614> 東洋証券 東証P 10.1 372
15. <7694> いつも 東証G 9.9 1086
16. <5585> エコナビスタ 東証G 9.8 2817 23年10月期第3四半期の営業利益24.9%増、会社計画上回る
17. <8708> アイザワ証G 東証P 9.2 1040 上限40万株の自社株買いを好感
18. <9344> アクシスC 東証G 9.2 1560
19. <9166> GENDA 東証G 9.1 2531 国内大手証券が投資評価『2』で新規カバレッジ
20. <8139> ナガホリ 東証S 8.9 1295
21. <8416> 高知銀 東証S 8.9 1139 地方銀行関連
22. <4754> トスネット 東証S 8.6 1368 人材派遣関連
23. <7369> メイホーHD 東証G 8.5 2668 人材派遣関連
24. <5451> 淀川鋼 東証P 8.2 3945 ストラテジックによる5%超保有を思惑視
25. <7241> フタバ 東証P 8.1 800 自動車部材・部品関連
丸三証券 <8613> 650円 +100 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
ストップ高。前週末15日の取引終了後、28年3月期まで普通配当に加えて特別配当を実施する方針を公表した。未定としていた24年3月期の中間配当は普通配当10円に特別配当15円を加えて25円とする予定としており、株主還元姿勢を好感した買いを集めた。今期の期末配当は、普通配当は未定とする一方、特別配当は15円とする計画。前期の実績は中間配当が5円、期末配当が7円だった。年間ベースの特別配当は今期から26年3月期までは30円で、27年3月期は20円、28年3月期は10円とする方針。資産管理型営業へ舵を切ったことにより、従来よりも収益基盤が安定化するなか、事業譲渡に伴って株式信用取引に関する融資残高が減少し、手元資金を多額に備えておく必要性が薄れたと判断。内部留保を還元し、資本効率の向上につなげる。
リョービ <5851> 3,280円 +300 円 (+10.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位
全般地合い悪に抗して上値指向が鮮明、約2週間ぶりに年初来高値を更新した。トヨタ自動車<7203>が巨大なアルミ部品を一体化して製造する新たな生産技術「ギガキャスト」を報道メディアに公開、電気自動車(EV)向けで同技術を導入し量産体制を確立する構えにあることで、関連銘柄の株価を刺激している。ダイカスト専業トップメーカーであるリョービは、ギガキャストを使う部品製造に参入する方針を既に明示しており、関連株の最右翼として脚光を浴びている。また、同業のアーレスティ<5852>もギガキャスト関連の一角として投資資金の攻勢が目立ち、こちらは連日の年初来高値更新と気を吐いている。
アイザワ証券グループ <8708> 1,040円 +88 円 (+9.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
大幅高で3日続伸。1000円台に乗せて連日の年初来高値更新となった。前週末15日の取引終了後、取得総数40万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.1%)、取得総額5億円を上限とする自社株買いの実施を発表しており、好感されたようだ。東証における市場買い付けを通じ取得する。期間は9月19日から2024年1月31日まで。加えて、未定としていた中間期配当について、前年同期と横ばいの13円とする方針も開示した。
GENDA <9166> 2,531円 +211 円 (+9.1%) 本日終値
3日ぶりに急反発した。SMBC日興証券が前週末15日、同社株の新規カバレッジを開始した。投資評価は「2」とし、目標株価は2400円に設定した。創業後、M&Aや資本提携を重ねてきた同社について、今後の買収戦略に対しても一定の期待ができると指摘。28年1月期までの間、売上高で年率7%、営業利益で年率10%の成長が見込まれるとしたうえで、GENDAの25年1月期営業利益に関しては、56億円になると同証券は予想する。
淀川製鋼所 <5451> 3,945円 +300 円 (+8.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位
続急伸。2007年5月以来の高値圏で推移している。前週末15日の取引終了後、アクティビストで知られる投資会社ストラテジックキャピタル(東京都渋谷区)の保有割合が新たに5%を超えたことが明らかになり、これを思惑視した買いが入ったようだ。同日に財務省に提出された大量保有報告書によると、ストラテジックの保有割合は5.03%。報告義務発生日は9月8日で、保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと」としている。
明治海運 <9115> 882円 +62 円 (+7.6%) 本日終値
大幅高で4日続伸し、年初来高値を連日で更新した。前週末15日の取引終了後、連結子会社が持つ固定資産の船舶(原油船)の売却を発表した。これに伴い、24年3月期の第4四半期(24年1〜3月)決算に売却益を計上する予定。当期純利益には約11億円の影響が見込まれるとしており、業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。売却先は海外の第三者法人で、守秘義務条項があり企業名は非開示とする。23年10〜11月の売却、引き渡しを予定する。
GCジョイコ <6249> 4,160円 +260 円 (+6.7%) 本日終値
大幅高で5連騰。前週末15日にSBI証券が、GCジョイコに関して投資判断「買い」で新規にカバレッジを開始した。目標株価は7770円に設定している。スマート遊技機の普及を背景に、同社のスマートユニットの販売が好調に推移しているとしたうえで、今後も収益拡大トレンドが継続すると予測。同証券はGCジョイコの24年3月期営業利益について118億1100万円と、会社側の計画(50億円)を大きく上回ると予想する。
水戸証券 <8622> 483円 +30 円 (+6.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
4日ぶりに反発。15日の取引終了後、未定としていた24年3月期の中間配当を10円(前年同期2円)にすると発表したことが好感された。なお、期末配当予想(前年同期20円)は引き続き未定としている。
エクサウィザーズ <4259> 406円 +24 円 (+6.3%) 本日終値
大幅反発。午前11時ごろの日本経済新聞電子版で「画像の説明文を自動で生成する生成AIのソフトウエアを開発した」と報じられており、好材料視された。従来のAIでは判断の難しかった画像中の違和感や危険性など、要素が複雑な画像でも適切に解釈して文言を対話的に生成できるのが特徴。23年9月末から商用利用を開始するとしており、大量の動画・静止画のデータを業務上確認する必要のある損害保険業や建設業などでの導入を見込むという。
日本郵船 <9101> 4,382円 +222 円 (+5.3%) 本日終値
商船三井<9104>が連日の年初来高値を更新、川崎汽船<9107>も強調展開をみせている。きょうは半導体などハイテクセクターのグロース株が売られる一方、海運や銀行、自動車といった低PBR・高配当利回りのバリュー株に位置する銘柄群に買いが優勢となっている。特に海運セクターは株式需給面で信用売り残が多く、取組妙味が意識されているようだ。また、中国景気の減速が指摘されるなかも、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の値動きを表すバルチック海運指数が、前週末時点で8連騰と急速に水準を切り上げていることも株高を後押ししている。
ジャパンディスプレイ <6740> 40円 +2 円 (+5.3%) 本日終値
高い。18日付の日本経済新聞朝刊で、「タブレットやパソコンに搭載する14インチの有機ELパネルに参入する」と報じられており、好材料視された。記事によると、中型でも画面の明るさが均一になるようにし、25年をメドに量産を開始するという。米国やアジアのIT企業や情報端末メーカーからの受注獲得を目指すとあり、業績への貢献が期待されている。
ソフトウェア・サービス <3733> 10,280円 +420 円 (+4.3%) 本日終値
反発。15日の取引終了後に発表した8月度の月次売上高が前年同月比42.9%増と6カ月連続で前年実績を上回り、受注高が同3.7倍と大幅増となったことが好感された。
INFORICH <9338> 3,805円 +150 円 (+4.1%) 本日終値
大幅反発し、新値街道に突入した。同社のモバイルバッテリーレンタルサービスを巡り、香港ディズニーランド・リゾートとの複数年にわたる戦略的提携についてグループ会社が前週末15日に発表しており、手掛かり視されたようだ。香港のグループ会社であるINFORICH ASIA Hong Kongが発表した。香港ディズニーでモバイルバッテリーレンタルサービス「ChargeSPOT」を活用し、顧客体験の向上につなげる。
岡三証券グループ <8609> 697円 +26 円 (+3.9%) 本日終値
上値追いを継続。同社はこの日朝方、子会社の岡三証券があおぞら銀行<8304>傘下のGMOあおぞらネット銀行との間で、岡三証券の銀行代理業開始に向けた基本合意を締結したと発表。これが好感された。岡三証券は、GMOあおぞら銀から銀行代理業の委託を受けるスキームを用い、銀行サービス「岡三BANK(仮称)」を提供する。2024年度上期中のサービス開始を目指し準備を進めていく。
東邦ホールディングス <8129> 3,136円 +113 円 (+3.7%) 本日終値
6連騰。2018年11月以来の高値圏で推移している。前週末15日の取引終了後、取得総数250万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.87%)、取得総額60億円を上限とする自社株買いの実施を発表しており、株式需給への好影響などを期待した買いが入ったようだ。取得期間は9月19日から24年3月31日まで。取得した全株式について24年3月31日までに消却する予定。同時に、オンライン医療事業を手掛けるMICIN(東京都千代田区)との資本・業務提携の締結も発表した。
京三製作所 <6742> 503円 +18 円 (+3.7%) 本日終値
続伸。15日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、純利益を28億円から36億円(前期比73.9%増)へ上方修正したことが好感された。政策保有株式の縮減及び資産効率化のため、グループで保有する上場有価証券8銘柄を売却するのに伴い、投資有価証券売却益14億7800万円を特別利益として計上することが要因という。なお、売上高は762億円から756億円(同4.5%増)へ、営業利益は38億円から32億円(同45.0%増)へ下方修正した。半導体需要の回復時期の遅れによるパワーエレクトロニクス事業への影響を考慮したとしている。
トヨタ自動車 <7203> 2,880円 +58.5 円 (+2.1%) 本日終値
日産自動車<7201>、ホンダ<7267>、SUBARU<7270>など自動車株が堅調推移。外為市場でドル円相場は1ドル=147円台後半と、円安基調を継続していることに加えて、米国の3大自動車メーカー(ビッグ3)が進める全米自動車労組(UAW)との交渉に進展がみられず、UAWのストライキが長期化している。ビッグ3の生産・販売にはマイナス要因となるとみられる一方、日本の自動車メーカーに対しては、米国の競合メーカーからの顧客シフトなど販売機会拡大につながるとの思惑もあり、物色意欲を強める方向に作用したようだ。
プロディライト <5580> 1,930円 +400 円 (+26.1%) ストップ高 本日終値
ストップ高。前週末15日、同社のクラウド電話システム「INNOVERA」と、TOA<6809>の「IPオーディオシリーズ」との連携ソリューションの提供を開始したと発表。顧客層の拡大を伴った中期的な事業成長の期待を高め、個人投資家による買いを誘ったようだ。今回の連携により公共施設や工場、イベント会場に設置される音響・放送設備において、スマートフォンアプリや固定IP電話機などから放送を行えるようになるという。TOAのIPオーディオシステムはこれまで据え置き型のPBX(構内交換機)のみに対応していたが、クラウドPBXとの連携はプロディの製品が初となるとしている。あわせてプロディは、「P−net Voice ファミリー/マンション 固定IPプラン」の月額料金について、2024年2月利用分から値上げすることも発表している。
コマースワン <4496> 714円 +100 円 (+16.3%) ストップ高 本日終値
ストップ高。15日の取引終了後、24年3月期から配当を開始すると発表したことが好感された。従来予想では無配としていたが、中間配当で記念配当20円を含む27円、期末配当で7円の年34円を実施する。
サトー商会 <9996> 1,630円 +225 円 (+16.0%) 一時ストップ高 本日終値
急反騰し年初来高値を更新した。15日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を459億4300万円から476億円(前期比9.0%増)へ、営業利益を11億600万円から14億8000万円(同19.4%増)へ、純利益を8億6600万円から11億8000万円(同21.9%増)へ上方修正し、あわせて中間・期末各17円の年34円としていた配当予想を中間・期末各20円の年40円(前期31円)へ引き上げたことが好感された。外食業種を中心に景況感が想定を上回る見込みで推移しているほか、既存顧客への営業活動強化の成果が表れていることが要因。また、継続的なコスト削減に努め、人件費や水道光熱費などの管理費が想定よりも低減する見通しであることも寄与する。
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