※S高銘柄一覧
<1429> 日本アクア 東証P 一時 上期経常は50%増益で上振れ着地
<2585> Lドリンク 東証P 一時 第1四半期営業益の通期計画進捗率37%で業績上振れを期待
<2681> ゲオHD 東証P 第1四半期営業利益は好進捗に
<3271> グローバル社 東証S 配分 24年6月期最終15%増益・5期ぶり復配計画を好感 9.8万株買残
<3316> 東日システム 東証S 配分 前日もストップ高。人工知能関連 24.96万株買残
<3987> エコモット 東証G 一時 人工知能関連
<4241> アテクト 東証S 一時 前日もストップ高
<4475> HENNGE 東証G 23年9月期第3四半期の営業利益16.8%増、通期利益『上振れする可能性』
<4934> Pアンチエイ 東証G 一時
<5126> ポーターズ 東証G 一時 上期経常は25%増益で着地
<5254> Arent 東証G 配分 24年6月期の営業利益予想61.3%増、前期は会社計画上回る着地 3.12万株買残
<6194> アトラエ 東証P 一時 4〜6月期営業52%増益で同期間の過去最高を更新
<6430> ダイコク電 東証P 第1四半期営業利益21倍で通期計画上回る
<6556> ウェルビー 東証P 一時 第1四半期営業損益が大幅黒字転換
<6573> アジャイル 東証G 前日もストップ高。人工知能関連
<6785> 鈴木 東証P 一時 24年6月期の最高益・増配計画とプライム上場維持基準の適合を好感
<7256> 河西工 東証P 配分 第1四半期営業損益は黒字転換に 11.72万株買残
<7314> 小田原機器 東証S 配分 配当予想の増額修正と株主優待制度の導入を好感 5.12万株買残
<7359> 東京通信G 東証G
<7671> AmidAH 東証G 配分 ラクスルがTOBを実施 54.15万株買残
<7905> 大建工 東証P 配分 伊藤忠商事によるTOB価格にサヤ寄せ 38.02万株買残
<9165> クオルテック 東証G 一時 24年6月期の営業利益予想は倍増、年間配当予想は5円増配の42円
<9338> インフォR 東証G 配分 23年12月期の営業損益予想を上方修正、黒字転換をサプライズ視 3.12万株買残
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <3271> グローバル社 東証S 29.1 355 S 24年6月期最終15%増益・5期ぶり復配計画を好感
2. <7256> 河西工 東証P 28.7 224 S 自動車生産回復と為替差益発生で4〜6月期最終黒字に転換
3. <3316> 東日システム 東証S 28.2 1363 S キヤノンMJによるTOB価格にサヤ寄せの動き
4. <4934> Pアンチエイ 東証G 22.8 1341
5. <2681> ゲオHD 東証P 21.6 2249 S リユース需要の継続で第1四半期営業利益は44%増
6. <7905> 大建工 東証P 21.5 2830 S 伊藤忠によるTOB価格3000円にサヤ寄せ
7. <9338> インフォR 東証G 21.0 2882 S 一転最終黒字転換の今期業績見通しを材料視
8. <6573> アジャイル 東証G 18.7 635 S 人工知能関連
9. <3393> スタティアH 東証P 18.4 1404 4〜6月期最終益2.7倍で通期計画比の進捗率35%を評価
10. <5126> ポーターズ 東証G 18.3 2280 人材派遣関連
11. <7314> 小田原機器 東証S 17.7 666 S 配当予想の増額修正と株主優待制度の導入を好感
12. <4475> HENNGE 東証G 17.6 1001 S 23年9月期『各段階利益上振れの可能性』をポジティブ視
13. <7059> コプロHD 東証P 17.5 2355 9月末を基準日として1株を2株に株式分割へ
14. <4553> 東和薬品 東証P 17.3 2215 4〜6月期好決算を評価
15. <7671> AmidAH 東証G 17.2 545 S ラクスルによるTOB価格951円にサヤ寄せ
16. <6430> ダイコク電 東証P 16.9 4840 S 第1四半期営業益は通期計画を超過
17. <6785> 鈴木 東証P 16.4 1049 24年6月期の最高益・増配計画とプライム上場維持基準の適合を好感
18. <7744> ノーリツ鋼機 東証P 15.9 2829 円安効果などで23年12月期業績予想を上方修正
19. <7140> ペットゴー 東証G 15.8 1600 自社オンラインサイトの売り上げ拡大で4〜6月期営業益64%増
20. <6194> アトラエ 東証P 15.5 895 4〜6月期営業52%増益で同期間の過去最高を更新
21. <2585> Lドリンク 東証P 15.3 3730 第1四半期営業益の通期計画進捗率37%で業績上振れを期待
22. <3798> ULSグルプ 東証S 15.2 4085 フィンテック関連
23. <7359> 東京通信G 東証G 15.0 1149 S
24. <3987> エコモット 東証G 14.5 483 提携先の北海道電力とユアスタンドが資本業務提携
25. <1429> 日本アクア 東証P 14.3 1029
ゲオホールディングス <2681> 2,249円 +400 円 (+21.6%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
ストップ高の2249円に買われた。10日の取引終了後に発表した第1四半期(4〜6月)連結決算が、売上高1067億2500万円(前年同期比31.1%増)、営業利益57億9000万円(同43.8%増)、純利益48億2800万円(同59.1%増)と大幅増益となったことが好感された。物価高に対する生活防衛手段としてのリユース需要の継続やリユース市場の規模拡大により、国内外の2nd STREETの売り上げが伸長。また、家庭用ゲーム機本体の順調な販売やゲームのヒットタイトルも寄与した。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高4000億円(前期比6.0%増)、営業利益130億円(同22.4%増)、純利益70億円(同23.2%増)の従来見通しを据え置いている。
大建工業 <7905> 2,830円 +500 円 (+21.5%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率3位
ストップ高。伊藤忠商事<8001>が10日の取引終了後、100%出資子会社BPインベストメントを通じて同社に対してTOBを実施すると発表しており、TOB価格の3000円にサヤ寄せする格好となっている。伊藤忠は現在、大建工株式の36.34%を所有し関連会社としているが、完全子会社化して経営への関与を更に強めることにより、国内住宅事業を中心とした収益力強化に加え、国内非住宅事業や北米を中心とした海外事業の強化・拡大などの施策を機動的に進めるのが狙い。買付予定数は1659万6588株(下限829万8295株・上限設定なし)で、買付期間は8月14日から10月10日まで。TOB成立後、大建工は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は8月10日付で大建工株式を監理銘柄(確認中)に指定している。なお、大建工は同TOBに対して賛同の意見を表明している。
HENNGE <4475> 1,001円 +150 円 (+17.6%) ストップ高 本日終値
ストップ高の水準となる前営業日比150円高の1001円に買われた。前営業日の10日取引終了後に発表した23年9月期第3四半期累計(22年10月〜23年6月)の連結決算は、売上高が前年同期比19.1%増の49億3700万円、営業利益が同16.8%増の5億5800万円だった。大幅な増収増益となったことに加え、今期の業績予想について「各段階利益が上振れする可能性が出ている」としており、これらをポジティブ視した買いが集まったようだ。クラウドセキュリティーサービス「HENNGE One」の成長が寄与した。広告宣伝費を除いた営業費用が期初の想定よりも若干下振れする可能性があるといい、通期業績予想の修正の必要が生じた際には速やかに開示するとした。
東和薬品 <4553> 2,215円 +326 円 (+17.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
マドを開けて買われた。1月4日高値の2130円を上回り、およそ7カ月ぶりに年初来高値を更新した。前週10日取引終了後に発表した4〜6月期決算の内容が好調だったことから、これを評価した買いを集めている。4〜6月期の売上高は前年同期比20.2%増の545億4800万円、営業利益は同2.2倍の40億9600万円だった。販売数量が伸びたことやセールスミックスの改善が寄与した。通期見通しに変更はない。
ダイコク電機 <6430> 4,840円 +700 円 (+16.9%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率7位
ストップ高の4840円に買われた。10日の取引終了後に発表した第1四半期(4〜6月)連結決算が、売上高159億6500万円(前年同期比2.7倍)、営業利益48億3700万円(同21.3倍)、純利益33億6900万円(同17.6倍)と大幅増益となり、営業利益が通期計画を上回ったことが好感された。アミューズメント事業で、パチンコ機向けの表示ユニット及び制御ユニット販売、部品販売がともに苦戦したものの、主力の情報システム事業ではスマート遊技機の導入に伴いパチンコホール向けのカードユニット「VEGASIA」、情報公開端末「REVOLA」「BiGMO PREMIUM」などの販売が好調だった。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高380億円(前期比19.4%増)、営業利益42億円(同4.5%増)、純利益30億円(同2.5%増)の従来見通しを据え置いている。
ノーリツ鋼機 <7744> 2,829円 +388 円 (+15.9%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
急反騰し年初来高値を更新。10日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を800億円から848億円(前期比15.3%増)へ、営業利益を76億円から112億円(同8.9倍)へ、純利益を43億円から67億円(同93.4%減)へ上方修正したことが好感された。上期のものづくり(音響機器関連)セグメントのAlphaTheta(アルファシータ)において、新製品の投入や継続する好調な需要と供給の正常化により販売が好調に推移していることに加えて、為替相場が想定為替レートと比較して円安に推移していることが要因としている。なお、第2四半期累計(1〜6月)決算は、売上高414億6900万円(前年同期比31.5%増)、営業利益73億6500万円(同2.3倍)、純利益44億5400万円(同95.6%減)だった。
Lドリンク <2585> 3,730円 +495 円 (+15.3%) 一時ストップ高 本日終値
一時ストップ高の水準となる前営業日比700円高の3935円に買われた。前営業日の10日取引終了後、24年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。営業利益は14億600万円で着地し、通期計画に対する進捗率は約37%となった。業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。4〜6月期の売上高は99億7100万円だった。同社は前期の第1四半期に連結財務諸表を作成していない。前年同期の単体業績との比較では、売上高が38.3%増、営業利益が89.5%増となった。既存工場における生産能力の増強投資や、子会社化したニットービバレッジの生産分が寄与し、生産数量が大きく伸びた。原材料や水道光熱費などのコスト増加分を増収や生産性の向上などでカバーした。
日本アクア <1429> 1,029円 +129 円 (+14.3%) 一時ストップ高 本日終値
8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比49.6%増の14億円に拡大し、従来予想の11.6億円を上回って着地。
Arent <5254> 5,600円 +700 円 (+14.3%) ストップ高 本日終値
ストップ高。5000円近辺のもみ合いを急速に上放れる動きでマーケットの注目を集めている。建設業界を中心としたデジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングビジネスを展開、システムの外販も行っており、業界ニーズを捉え収益は成長加速局面にある。前週10日取引終了後に発表した23年6月期決算は最終損益が3億1700万円の黒字(前の期は4800万円の損失)と黒字転換を果たし、続く24年6月期の最終利益は前期比62%増の5億1500万円と大幅な伸びで過去最高更新となる見通し。これを評価する買いを呼び込む格好となっている。
藤田観光 <9722> 4,870円 +590 円 (+13.8%) 本日終値
急騰、一時ストップ高まであと40円に迫る660円高の4940円まで駆け上がる場面があった。株価は前営業日まで6連騰と上値指向を強めていたが、きょうはそれに輪をかけて投資資金の攻勢が勢いを増している。「椿山荘」で有名な宴会場やホテルの老舗だが、インバウンド需要を背景に宿泊関連の需要が旺盛であり、客単価の上昇なども追い風に目を見張る業績回復色をみせている。前週10日に発表した23年12月期上期(23年1〜6月)決算は営業損益が19億1200万円(前年同期実績は38億400万円の赤字)と大幅黒字転換を果たした。これを手掛かり材料に大口の買い注文が入り株価を押し上げている。時価は2016年6月以来約7年2カ月ぶりの高値圏に浮上している。
フリュー <6238> 1,661円 +194 円 (+13.2%) 本日終値
8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比97.5%増の12.6億円に拡大し、通期計画の25億円に対する進捗率は50.5%に達し、5年平均の21.3%も上回った。
鴻池運輸 <9025> 1,991円 +231 円 (+13.1%) 本日終値
8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比7.9%増の42.7億円に伸び、4-9月期(上期)計画の68億円に対する進捗率は62.9%に達し、5年平均の48.4%も上回った。
イワキ <6237> 1,713円 +184 円 (+12.0%) 本日終値
8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比53.9%増の17.8億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の19.5億円に対する進捗率は91.3%に達し、5年平均の43.8%も上回った。
ゼンショHD <7550> 7,287円 +683 円 (+10.3%) 本日終値
急騰。株価は10日終値に比べ一時10%超高に買われた。10日取引終了後に発表された決算内容が好感されたほか、MSCIの定期見直しで同社株が新規採用されたことを評価する買いが流入した。第1四半期(4〜6月)の連結純利益は前年同期比50.8%増の66億7500万円となった。牛丼チェーン「すき家」などが堅調だった。また、11日早朝に発表されたMSCIで同社株が新規採用されたことで、新規資金の流入期待が膨らんでいる。31日の引けにかけリバランスに伴う売買インパクトが見込まれている。一方、MSCIからの除外が発表された日本新薬<4516>は高く、日清製粉グループ本社<2002>は軟調に推移している。
大氣社 <1979> 4,600円 +410 円 (+9.8%) 本日終値
8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の35.6億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の63億円に対する進捗率は56.5%に達し、5年平均の44.7%も上回った。同時に発表した「2.09%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の2.09%にあたる70万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月14日から24年2月29日まで。
トリドール <3397> 4,000円 +345 円 (+9.4%) 本日終値
後場一段高。午後1時10分に発表した第1四半期(4〜6月)連結決算は、売上高526億6400万円(前年同期比20.2%増)、営業利益39億1700万円(同16.5%減)、純利益26億4700万円(同26.9%減)となった。営業利益は減益となったが、売上高から売上原価、販管費を控除して算出した事業利益は同37.2%増となっており、これが好感された。丸亀製麺を牽引役に全セグメントが増収となったほか、イートインの好調、フェア商品の比率上昇や前期の価格改定などによる効果もあり、事業利益は大幅増益となった。ただ、政府補助金が25億円減少したことにより、営業利益は減益を余儀なくされた。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高2120億円(前期比12.6%増)、営業利益66億5000万円(同10.9%減)、純利益26億円(同32.1%減)の従来見通しを据え置いている。
すかいらーく <3197> 2,075.5円 +158.5 円 (+8.3%) 本日終値
大幅続伸し年初来高値を更新。10日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、営業利益を60億円から100億円(前期55億7500万円の赤字)へ、最終利益を10億円から40億円(同63億7100万円の赤字)へ上方修正し、期末一括配当予想を3円から6円(前期無配)へ引き上げたことが好感された。新型コロナウイルス感染症が感染症法上で5類に分類されたことが間接的に外食消費を後押ししたことや、昨年来の価格改定効果により、売上高は従来予想通りの3550億円(前期比16.9%増)を見込む。これに加えて、原価低減や営業諸費用の削減を徹底したことにより、利益は上方修正したという。同時に発表した第2四半期累計(1〜6月)決算は、売上高1697億8900万円(前年同期比19.9%増)、営業利益28億5300万円(前年同期24億2300万円の赤字)、最終利益5億4900万円(同27億8000万円の赤字)だった。
ウェルスナビ <7342> 1,449円 +110 円 (+8.2%) 本日終値
8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比5.5倍の1.8億円に急拡大した。
CCT <4371> 3,000円 +217 円 (+7.8%) 本日終値
8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期非連結比13.6%増の8.1億円に伸びた。
コスモHD <5021> 4,982円 +357 円 (+7.7%) 本日終値
大幅高。前週10日取引終了後に株主還元方針の変更を発表し、配当額の下限を従来の200円から250円に引き上げた。あわせて今期の配当予想を250円(従来予想200円)に増額修正しており、これを評価した買いが入った。同時に4〜6月期決算を発表。売上高は前年同期比8.1%減の6086億1300万円、最終損益が前年同期の黒字から72億4800万円の赤字に転落して着地した。原油価格下落の影響が出た。通期の減収・最終黒字見通しは据え置いている。
物語コーポレーション <3097> 3,735円 +255 円 (+7.3%) 本日終値
8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年6月期の連結経常利益は前の期比16.4%増の71.7億円になり、24年6月期も前期比14.9%増の82.5億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を47円→50円(前の期は1→3の株式分割前で65円)に増額し、今期は30円とし、前期の株式分割を考慮した実質配当は12.5%増配とする方針とした。
エフティグループ <2763> 1,152円 +78 円 (+7.3%) 本日終値
8月10日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比93.9%増の13.5億円に拡大し、通期計画の38億円に対する進捗率は35.8%に達し、5年平均の24.8%も上回った。同時に発表した「1.47%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の1.47%にあたる45万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月17日から24年2月29日まで。
ワタミ <7522> 963円 +64 円 (+7.1%) 本日終値
大幅続伸し年初来高値を更新。10日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を16億5000万円から26億5000万円(前期比79.7%増)へ、純利益を14億5000万円から22億5000万円(同34.4%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は823億円(同5.6%増)の従来見通しを据え置いたものの、第1四半期に新型コロナウイルス感染症の収束による行動制限の撤廃により国内外食事業、海外外食事業における売上高の増加があったことに加えて、これまで進めてきた生産性向上や固定費削減の効果が寄与するとしている。同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高196億9100万円(前年同期比10.3%増)、営業利益10億2000万円(前年同期2億9500万円の赤字)、純利益17億8200万円(前年同期比2.0倍)だった。
石原産業 <4028> 1,395円 +91 円 (+7.0%) 本日終値
大幅続伸。10日の取引終了後、第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想について、営業利益を12億円から15億円(前年同期比55.4%減)へ上方修正したことが好感された。売上高は720億円から700億円(同9.0%増)へ下方修正したものの、有機化学事業の主力農薬において海外での販売が堅調であることが利益を押し上げるという。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高1470億円(前期比12.0%増)、営業利益110億円(同27.4%増)の従来見通しを据え置いている。同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高376億700万円(前年同期比12.9%増)、営業利益32億3200万円(同20.3%増)となった。電子部品用材料の販売が積層セラミックコンデンサ(MLCC)業界の在庫調整の影響で減少したものの、有機化学事業で、欧州の殺虫剤を中心に海外販売が増加した。
スルガ銀行 <8358> 600円 +39 円 (+7.0%) 本日終値
続急伸した。前営業日の10日取引終了後に24年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。純利益は前年同期比13.5%減の35億1000万円と減益で着地したものの、中間期の計画(25億円)を上回っており、材料視されたようだ。4〜6月期の経常収益は同1.3%増の209億6300万円、経常利益は同11.1%増の47億8000万円だった。償却債権取立益が増加したほか、一般貸倒引当金繰入額が減少し、利益を押し上げる要因となった。
理研ビタミン <4526> 2,196円 +135 円 (+6.6%) 本日終値
8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比23.1%増の29.9億円に伸び、4-9月期(上期)計画の34億円に対する進捗率は88.2%に達し、5年平均の53.6%も上回った。
三井海洋開発 <6269> 1,552円 +94 円 (+6.5%) 本日終値
8月10日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比66.7%増の34.4億円に拡大し、通期計画の59.7億円に対する進捗率は57.8%に達し、さらに前年同期の41.7%も上回った。
フジクラ <5803> 1,212円 +65.5 円 (+5.7%) 本日終値
8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比25.4%増の156億円に伸び、4-9月期(上期)計画の200億円に対する進捗率は78.2%に達し、5年平均の40.4%も上回った。
SECカーボン <5304> 12,170円 +650 円 (+5.6%) 本日終値
8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比58.7%増の31.3億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の32億円に対する進捗率は98.0%に達し、5年平均の53.1%も上回った。
ヤマエGHD <7130> 3,320円 +165 円 (+5.2%) 本日終値
8月10日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比54.3%増の35.1億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の55億円に対する進捗率は63.9%に達し、5年平均の42.5%も上回った。
THEグローバル社 <3271> 355円 +80 円 (+29.1%) ストップ高 本日終値
ストップ高。前営業日となる10日の取引終了後、23年6月期の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比14.6%増の20億200万円を予想。年間配当は5期ぶりの復配となる18円を予定し、好感された。今期の売上高は同3.8%減の407億6900万円を計画する。分譲マンションや収益物件を中心に事業を推進し、今後は配当性向20%以上をメドに株主還元を目指すという。23年6月期の売上高は前の期比64.6%増の423億9300万円、最終利益は同3.8倍の17億4600万円だった。分譲マンション事業では121戸、収益物件事業では17物件の引き渡しを実施した。
河西工業 <7256> 224円 +50 円 (+28.7%) ストップ高 本日終値
ストップ高。前営業日の10日取引終了後に24年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。最終損益は17億6200万円の黒字(前期同期は42億4600万円の赤字)となった。四半期ベースで最終損益の黒字を確保したことで、業績の底入れを期待した買いが集まったようだ。外貨建債権債務の評価替えを主因に為替差益18億4700万円を営業外収益に計上した。売上高は前年同期比36.2%増の502億7600万円だった。半導体不足の緩和に伴う主要得意先の自動車生産台数の回復を背景に、日本と北米、欧州で大幅な増収。北米と欧州の赤字幅は縮小した。24年3月期の業績予想は非開示。同社は拠点再編や不採算事業の撤退などを含めた経営再建計画の策定を進めている。策定の進捗状況を踏まえ、業績予想の算定が可能になり次第、速やかに開示するとした。
INFORICH <9338> 2,882円 +500 円 (+21.0%) ストップ高 本日終値
ストップ高。前営業日となる10日の取引終了後、23年12月期第2四半期累計(1〜6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終損益の見通しを10億7300万円の赤字から4300万円の黒字(前期は12億4100万円の赤字)に見通しを引き上げた。赤字予想から一転して黒字転換の計画となり、材料視されたようだ。今期の売上高の見通しは67億7600万円から73億3300万円(前期比67.1%増)に上方修正した。行動制限の解除に伴う人流の回復で、モバイルバッテリーのレンタル回数が好調に推移。6月に実施した価格改定の影響に加え、販管費及び一般管理費の抑制効果もあって、影響を業績予想に織り込んだ。
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