※S高銘柄一覧
<1584> KDXサムス 東証E 一時
<3496> アズーム 東証G 一時 23年9月期の営業利益予想42.3%増、年間配当予想は40円に増額
<3966> ユーザベース 東証G 配分 前日もストップ高 231.99万株買残
<4053> サンアスタ 東証G 前日もストップ高。人材派遣関連
<4485> JTOWER 東証G 一時 5G関連
<4541> 日医工 東証P 配分 再建支援に医薬卸大手・ファンド連合有力と伝わり 19.42万株買残
<4890> 坪田ラボ 東証G 配分 9.08万株買残
<4933> Ine 東証G 1株から2株への株式分割と22年12月期業績予想の上方修正を好感
<5941> 中西製 東証S 配分 株主優待制度を導入へ 0.21万株買残
<6235> オプトラン 東証P 収益モメンタムの急速な改善を高評価
<6303> ササクラ 東証S 配分 TOB価格の4100円にサヤ寄せへ 1.79万株買残
<6335> 東京機 東証S 配分 4.16万株買残
<6539> MSジャパン 東証P 配分 配当方針変更による大幅増配を発表 1.77万株買残
<6721> ウインテスト 東証S 半導体製造装置関連
<7060> ギークス 東証P 豪州ITサービス企業を連結子会社化へ
<7849> スターツ出版 東証S 一時 12月末を基準日として1株を2株に株式分割へ
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <5807> 東特線 東証S 75.4 5640 カーライル系が1株5660円でTOB実施へ
2. <6721> ウインテスト 東証S 30.6 128 S 半導体製造装置関連
3. <3966> ユーザベース 東証G 29.4 1321 S イベントマーケティングのEventHubと資本・業務提携
4. <4541> 日医工 東証P 28.4 362 S 支援企業にメディパル・JWPが有力と報じられる
5. <6235> オプトラン 東証P 23.1 2667 S 新型装置の販売好調で22年12月期業績及び配当予想を上方修正
6. <4587> ペプドリ 東証P 20.8 1815 今期最終大幅増益見通しを好感
7. <5941> 中西製 東証S 20.2 1784 S 株主優待制度を導入へ
8. <6081> アライドアキ 東証G 19.9 1248 22年12月期の営業利益予想を上方修正、海外SaaS事業で収益性向上
9. <7060> ギークス 東証P 19.5 920 S 豪州ITサービス企業を連結子会社化へ
10. <6303> ササクラ 東証S 19.4 3095 S MBO発表でTOB価格4100円にサヤ寄せ
11. <4890> 坪田ラボ 東証G 18.6 958 S 近視予防デバイスで米社とライセンス契約を締結
12. <6335> 東京機 東証S 18.5 641 S 為替差益計上で23年3月期業績予想を上方修正
13. <6539> MSジャパン 東証P 17.6 1001 S 第2四半期営業益16%増で上振れ着地
14. <4443> Sansan 東証P 16.7 1720
15. <6920> レーザーテク 東証P 16.0 27210 踏み上げ相場の典型に
16. <3994> マネフォ 東証P 16.0 5030 フィンテック関連
17. <7383> ネットプロ 東証P 16.0 493
18. <3697> SHIFT 東証P 15.8 26510 ゲーム関連
19. <4176> ココナラ 東証G 15.8 683
20. <2492> インフォMT 東証P 15.6 467 フィンテック関連
21. <4933> Ine 東証G 15.5 5260 S 1株から2株への株式分割と22年12月期業績予想の上方修正を好感
22. <4053> サンアスタ 東証G 15.4 1122 S 22年12月期第3四半期は減益も売上高が予算上回る
23. <4323> 日シス技術 東証P 14.3 1664
24. <3923> ラクス 東証P 13.8 1867
25. <9424> 日本通信 東証P 13.4 254 4〜9月期営業利益が前年同期比5.6倍化
オプトラン <6235> 2,667円 +500 円 (+23.1%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
ストップ高。10日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を319億円から322億円(前期比4.2%増)へ、営業利益を65億円から75億円(同6.8%増)へ、純利益を46億円から67億円(同5.8%増)へ上方修正し、42円としていた期末一括配当予想を50円に引き上げると発表しており、これを好感した買いが入った。新型装置の販売が好調に推移しているほか、円安による為替差益の計上や持ち分法適用会社の出資金売却益を計上したことが寄与する。なお、第3四半期累計(1〜9月)決算は、売上高247億9400万円(前年同期比12.7%増)、営業利益62億4300万円(同29.5%増)、純利益58億5900万円(同29.5%増)だった。
ペプチドリーム <4587> 1,815円 +312 円 (+20.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
急反発。10日の取引終了後、従来未定としていた22年12月期の最終利益予想について前期比63.2%増の42億円と発表。大幅増益の見通しを好感した買いが集まったようだ。富士フイルムグループの富士フイルム富山化学から放射性医薬品事業を分割して設立されたPDRファーマの全株式を取得したことに伴い、業績に与える影響を精査していたことから、これまで利益予想を未定としていた。売上収益は同2.6倍の245億円の見通し。同時に発表した1〜9月期決算は、売上収益が前年同期比43.3%増の112億800万円、最終損益は前年同期の黒字から赤字転落となる1億8600万円の赤字で着地している。なお、今期から国際会計基準(IFRS)を適用している。
レーザーテック <6920> 27,210円 +3,760 円 (+16.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
全市場を通じて断トツの売買代金をこなし、株価はマドを開けて大陽線を示現、一時17.6%高の2万7575円まで買われる異彩人気となった。午前10時50分現在で売買代金は3200億円を超えている。前日の米国株市場では10月の米CPI発表を受けて全面高に買われたが、その中でも特に半導体関連銘柄への買いの勢いが際立っており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は10%を超える記録的な上昇となった。半導体セクターはヘッジファンドなどの空売りが高水準だったこともあって、その買い戻しが急速な株高を助長する格好となった。東京市場でも米国同様に半導体主力銘柄へのショートカバーの動きが加速した。売買代金で常に首位を争う同社株はその象徴ともいえるが、直近4日申し込み現在の信用倍率は0.91倍と売り買いガップリ四つの状態にあるほか、日証金では株不足で逆日歩がつく状況で、目先踏み上げ相場の様相を強めている。
I−ne <4933> 5,260円 +705 円 (+15.5%) ストップ高 本日終値
後場急伸してストップ高の5260円に買われた。午後1時ごろ、11月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、好材料視された。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めることで投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的という。あわせて、22年12月期の連結業績予想について、売上高を335億円から350億円(前期比23.2%増)へ、営業利益を30億円から32億円(同37.0%増)へ、純利益を18億2000万円から18億5000万円(同48.6%増)へ上方修正したことも材料視された。「BOTANIST」「SALONIA」などの主力ブランドに加えて、新商品を発売した育成ブランドの「YOLU」などが想定を上回り好調に推移したことが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(1〜9月)決算は、売上高261億1200万円(前年同期比24.7%増)、営業利益31億4200万円(同42.6%増)、純利益18億4900万円(同50.1%増)だった。
日本通信 <9424> 254円 +30 円 (+13.4%) 本日終値
出来高を大きく膨らませて急動意、一時15%高の258円まで買われた。出来高流動性の高い低位材料株の強みを存分に発揮している。仮想移動体通信事業者(MVNO)の草分けで業績は長らく苦戦を強いられていたが、前期を境に急速に回復歩調をたどっている。MVNOは低価格帯へのニーズを取り込み個人向け契約件数を大きく伸ばしているほか、法人向け需要の開拓も収益向上に寄与している。10日取引終了後に発表した23年3月期上期(22年4〜9月)決算は営業利益が前年同期比5.6倍の2億9300万円と大幅な伸びを達成、これが個人投資家を中心とした短期資金の食指を動かした。23年3月期業績予想については未開示ながら、22年3月期通期の営業利益が2億7900万円であり、今期は既に上期時点でそれを上回っている。
アンビスHD <7071> 3,375円 +370 円 (+12.3%) 本日終値
11月10日大引け後(16:00)に決算を発表。22年9月期の連結最終利益は前の期比62.9%増の42.7億円に拡大し、23年9月期も前期比26.2%増の54億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、増益になる。
アズーム <3496> 10,220円 +1,030 円 (+11.2%) 一時ストップ高 本日終値
急騰。10日取引終了後に22年9月期の決算発表にあわせ、23年9月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比24.7%増の80億円、最終利益は同34.7%増の8億500万円を見込む。また年間配当は前期比10円増配の40円を計画。大幅な増収増益と増配の計画を評価した買いが集まった。駐車場サブリースサービスの成長とともに、駐車場関連DX(デジタル・トランスフォーメーション)や駐車場賃料保証など、関連領域での新たなストック収入の上積みを図る。更に中期経営目標も開示。25年9月期に売上高125億円、営業利益25億円とする目標を掲げた。ROE(自己資本利益率)35%の水準維持を目指すとした。
酉島製作所 <6363> 1,440円 +143 円 (+11.0%) 本日終値
急反発。同社は10日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の50億円から65億円(前期比46.2%増)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高予想も従来の620億円から650億円(同24.4%増)に上方修正。受注が順調なことに加え、円安が進行したことで海外向け売上高や海外子会社の売上高が大幅に増加する見込みだとしている。
資生堂 <4911> 5,638円 +555 円 (+10.9%) 本日終値
急伸し、10%を超す上げとなった。10日取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1〜9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比4.7%増の7627億4300万円、最終利益は同38.2%減の290億4600万円だった。最終利益は通期の計画(前期比45.6%減の255億円)をすでに上回った。同業の米エスティローダー
富士フイルム <4901> 7,525円 +730 円 (+10.7%) 本日終値
急伸。上昇率は一時11%を超えた。10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正しており、これをポジティブに受け止めた投資家の買いが集まった。売上高の見通しは2兆7000億円から2兆8000億円(前期比10.9%増)、最終利益の見通しは1950億円から2000億円(同5.3%減)に引き上げた。インスタントフォトシステムやデジタルカメラなどを手掛けるイメージング部門の収益見通しを引き上げた。円安効果も業績予想に織り込んだ。
マネックスグループ <8698> 464円 +44 円 (+10.5%) 本日終値
急反発。10日の取引終了後に自社株買いを発表しており、好材料視された。上限を1250万株(発行済み株数の4.67%)、または50億円としており、取得期間は22年11月14日から23年2月28日まで。
博報堂DY <2433> 1,365円 +120 円 (+9.6%) 本日終値
発行済み株式数(自社株を除く)の2.67%にあたる1000万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月11日から23年5月31日まで。
ニッパツ <5991> 895円 +73 円 (+8.9%) 本日終値
23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の279億円に急拡大し、従来予想の167億円を上回って着地。同時に、従来未定としていた今期の年間配当は32円(前期は27円)実施する方針とした。
物語コーポレーション <3097> 7,240円 +590 円 (+8.9%) 本日終値
急伸し年初来高値を更新した。10日の取引終了後に発表した10月度の月次売上高(速報値)で、既存店売上高が前年同月比16.2%増となり、11カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。主力の焼肉部門やラーメン部門がともに2ケタ増となるなど引き続き好調だった。なお、全店舗では同23.2%の増収となった。
東京エレクトロン <8035> 44,370円 +3,450 円 (+8.4%) 本日終値
急反発。10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益は増益予想から一転して減益の計画となった。だが米10月消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を下回ったことに伴い、投資家のリスク選好姿勢が強まるなか、米国市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も大幅高となっており、同社株の支援材料となった。東エレクの業績予想の下方修正は、半導体メーカーの設備投資の先送りや抑制の動きが出ていることが主因。売上高は2兆3500億円から2兆1000億円(前期比4.8%増)、最終利益は5230億円から4000億円(同8.5%減)にそれぞれ見通しを引き下げた。中間配当は従来の予想の751円から106円増額し857円(前期は643円)で決定した一方、期末配当はこれまでの予想の927円から302円減額。創立60年の記念配当200円を含めて625円(同760円)に見直した。
MonotaRO <3064> 2,386円 +183 円 (+8.3%) 本日終値
10日に発表した「10月売上高は17.5%増」が買い材料。10月売上高は17.5%増。
ワールドHD <2429> 2,852円 +216 円 (+8.2%) 本日終値
11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比54.4%増の67.3億円に拡大し、通期計画の82億円に対する進捗率は82.1%に達し、5年平均の60.5%も上回った。
アルプス技研 <4641> 2,127円 +160 円 (+8.1%) 本日終値
11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比2.6%増の34.8億円となり、通期計画の45.9億円に対する進捗率は76.0%に達し、5年平均の70.6%も上回った。
NOK <7240> 1,308円 +93 円 (+7.7%) 本日終値
11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比24.1%減の165億円に減り、通期計画の379億円に対する進捗率は43.7%となり、5年平均の44.0%とほぼ同水準だった。
マツダ <7261> 1,091円 +77 円 (+7.6%) 本日終値
急反発。10日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を3兆8000億円から3兆9000億円(前期比25.0%増)へ、営業利益を1200億円から1400億円(同34.3%増)へ、純利益を800億円から1300億円(同59.4%増)へ上方修正したことが好感された。半導体供給不足などによる影響でグローバル販売台数は従来予想の134万9000台から121万6000台へ見直した。このほか、原材料価格の高騰などの影響を見込むものの、売上単価の改善や為替相場の円安進行、固定費の効率化などを織り込んだ。なお、想定為替レートは1ドル=123円から136円へ、1ユーロ=133円から139円へ見直した。同時に発表した第2四半期累計(4〜9月)決算は、売上高1兆6425億円(前年同期比9.8%増)、営業利益552億4100万円(同39.0%増)、純利益858億5900万円(同3.6倍)だった。グローバル販売台数は上海ロックダウンの影響で台数減となったものの、台当たり収益の改善に加えて為替の円安による増益効果も寄与した。
コスモHD <5021> 4,000円 +275 円 (+7.4%) 本日終値
11月10日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比83.0%増の1738億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の1900億円→2280億円(前期は2330億円)に20.0%上方修正し、減益率が18.5%減→2.2%減に縮小する見通しとなった。
西日本FH <7189> 806円 +55 円 (+7.3%) 本日終値
発行済み株式数(自社株を除く)の3.46%にあたる500万株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月11日から23年2月28日まで。
リログループ <8876> 2,214円 +146 円 (+7.1%) 本日終値
11月10日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比2.0倍の131億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の158億円→207億円(前期は156億円)に31.0%上方修正し、増益率が1.0%増→32.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
コカBJH <2579> 1,453円 +94 円 (+6.9%) 本日終値
11月10日大引け後(16:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は51.9億円の赤字(前年同期は15.3億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
アズワン <7476> 6,220円 +400 円 (+6.9%) 本日終値
10日に発表した「10月売上高は6.4%増」が買い材料。10月売上高は6.4%増。10日に発表した「2.66%を上限に自社株TOBを実施」が買い材料。
発行済み株式数の2.66%にあたる110万株(金額で58億9970万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は11月11日から12月12日まで。買い付け価格は5337円。
ビジョン <9416> 1,353円 +86 円 (+6.8%) 本日終値
11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比87.5%増の19.5億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の19億円→23.2億円(前期は11.4億円)に21.7%上方修正し、増益率が67.0%増→2.0倍に拡大する見通しとなった。
セーレン <3569> 2,488円 +153 円 (+6.6%) 本日終値
11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比17.3%増の70.6億円に伸び、従来の5.4%減益予想から一転して増益で着地。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→46円(前期は38円)に増額修正した。
石原産業 <4028> 1,076円 +63 円 (+6.2%) 本日終値
23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比33.8%増の64.2億円に拡大し、従来の31.3%減益予想から一転して増益で着地。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の36円→40円(前期は36円)に増額修正した。同時に発表した「5.75%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の5.75%にあたる230万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月11日から23年3月31日まで。
日経レバ <1570> 14,960円 +820 円 (+5.8%) 本日終値
9月13日以来約2カ月ぶりとなる1万5000円台乗せを果たした。日経レバは日経平均株価にリンクされたETFで、価格変動率は日経平均の2倍に基本設定されていることが特徴。全体相場のボラティリティが高まる場面では、短期値幅取りを狙う個人投資家の有力な投資対象となっている。前日の米国株市場では、注目された10月の米CPIが事前コンセンサスから下振れたため、今後のFRBの金融引き締めスタンスが緩むことへの期待からハイテク株中心に全面高に買われた。このリスクオンの流れが東京市場にも波及し、日経平均株価は800円を超える大幅高となった。上昇率では3%あまりだが、日経レバはその2倍の6%強のパフォーマンスとなった。
IBJ <6071> 981円 +49 円 (+5.3%) 本日終値
22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比63.7%増の16.2億円に拡大し、通期計画の19.5億円に対する進捗率は83.4%に達し、5年平均の72.1%も上回った。同時に、従来未定としていた期末一括配当は6円(前期は6円)実施する方針とした。
日医工 <4541> 362円 +80 円 (+28.4%) ストップ高 本日終値
ストップ高。経営再建中の同社を支援するスポンサー企業を巡り、共同通信社が10日に「国内投資ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP、東京)と医薬品卸のメディパルホールディングス(HD)の陣営が有力」と報じており、先行き安心感が広がっているようだ。会社側では、「当社のスポンサー候補に関する報道があったが、当社として発表したものではない」とのコメントを発表している。同社株は、米国子会社の減損損失計上で債務超過になる見通しとなったことが明らかとなり、前日まで2日連続ストップ安に売り込まれていた経緯がある。
中西製作所 <5941> 1,784円 +300 円 (+20.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高。10日の取引終了後、23年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これが好感された。毎年3月31日時点で1単元(100株)以上を保有する株主に対して、保有株数と保有期間に応じて1000〜5000円分の「マックカード」を贈呈する。同時に、第2四半期累計(4〜9月)単独決算を発表しており、売上高138億8000万円(前年同期比3.7%減)、営業利益3億9900万円(同38.9%減)となった。世界的な物流網の混乱や部品の供給不足などの影響から納期が下期にずれ込んだ案件があり、従来予想の売上高150億円、営業利益7億8500万円を下回った。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高295億円(前期比1.9%減)、営業利益9億5000万円(同42.0%減)の従来見通しを据え置いている。
ギークス <7060> 920円 +150 円 (+19.5%) ストップ高 本日終値
急騰しストップ高の920円に買われた。10日の取引終了後、オーストラリアでITサービスを行うLaunch Group Holdings株式の70%を23年1月に取得し連結子会社化すると発表しており、これが好材料視された。Launch社は、オーストラリアにおいてカジュアル雇用人材やフリーランスを活用したIT人材特化型の人材サービス事業、MSP(顧客の人材調達から管理まで包括的管理システムを提供する)事業を展開している。今回の子会社化はアジア太平洋域内でクロスボーダーのマッチング及びIT人材育成ビジネスが可能となり、加速度的な事業拡大を追求できるとしている。取得価格(概算)は19億1200万円、24年3月期第1四半期から連結対象となる予定。あわせて23年3月期通期業績予想について、売上高58億円から54億円(前期比0.2%増)へ、営業利益を8億円から4億5000万円(同60.3%減)へ下方修正した。Launch社の連結子会社化に伴う費用の発生と、ゲーム事業の新規タイトル受注の期ずれ及び一部運営タイトルの売上高の減少が要因としている。なお、23年3月期第2四半期累計(4〜9月)連結決算は、売上高25億6800万円(前年同期比3.9%減)、営業利益2億6000万円(同59.9%減)だった。
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