※S高銘柄一覧
<1992> 神田通機 東証S 一時 前日もストップ高。人工知能関連
<2987> タスキ 東証G 23年9月期の営業利益予想23.7%増、中間配当実施へ
<3328> BEENOS 東証P 今期は最終利益急回復で過去最高更新へ
<3773> AMI 東証G 一時 23年3月期上期の営業利益65.2%増、コンタクトセンター向けビジネス加速
<4584> キッズバイオ 東証G
<5807> 東特線 東証S 配分 カーライル系が1株5660円でTOB 179.33万株買残
<6838> 多摩川HD 東証S 配分 前日もストップ高。5G関連 2.67万株買残
<7096> ステムセル研 東証G 一時 12月末を基準日に1株を2株に株式分割へ
<7187> ジェイリース 東証P 一時 4〜9月期増収増益を好感
<7339> アイペット 東証G 配分 前日もストップ高 62.98万株買残
<7863> 平賀 東証S
<9229> サンウェルズ 東証G 23年3月期上期の営業利益3.5倍、パーキンソン病専門施設の展開加速
<9272> ブティックス 東証G 配分 9月中間期の大幅増益と高進捗を評価 0.36万株買残
<9888> UEX 東証S 一時 拡販努力と販価改定で4〜9月期営業益3倍化
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <4584> キッズバイオ 東証G 34.8 310 S 4〜9月期営業損益黒字化を材料視
2. <8789> フィンテック 東証S 26.1 58 23年9月期最終益予想5.7倍を好感
3. <5807> 東特線 東証S 22.6 2715 S カーライル系が1株5660円でTOB
4. <6838> 多摩川HD 東証S 20.8 870 S 東大での量子センサー向けマイクロセルの実証成功を材料視
5. <3328> BEENOS 東証P 18.3 3255 S 今期は最終利益急回復で過去最高更新へ
6. <7187> ジェイリース 東証P 18.3 3050 4〜9月期増収増益を好感
7. <9272> ブティックス 東証G 17.6 3350 S 9月中間期の大幅増益と高進捗を評価
8. <7339> アイペット 東証G 17.3 3390 S 第一生命HDがTOBで完全子会社化へ
9. <9888> UEX 東証S 17.1 991 拡販努力と販価改定で4〜9月期営業益3倍化
10. <5563> 新日本電工 東証P 17.1 418 好決算と自社株買いを好感
11. <7863> 平賀 東証S 15.9 1095 S
12. <2585> Lドリンク 東証S 15.2 2085
13. <2987> タスキ 東証G 15.2 1138 S 23年9月期の営業利益予想23.7%増、中間配当実施へ
14. <3773> AMI 東証G 15.0 1095 AI音声認識ユーザー拡大で9月中間期営業益65%増
15. <9229> サンウェルズ 東証G 15.0 7660 S 23年3月期上期の営業利益3.5倍、パーキンソン病専門施設の展開加速
16. <7745> A&Dホロン 東証P 13.5 1037 受注好調で23年3月期業績予想を上方修正
17. <7914> 共同印 東証P 13.5 2859 45万株を上限とする自社株買いと上期営業赤字縮小を好感
18. <5025> マキュリRI 東証G 12.7 930 2022年のIPO関連
19. <3939> カナミックN 東証P 12.0 680 23年9月期は売上高・利益の伸び一段と加速へ
20. <6338> タカトリ 東証S 10.9 5680 次世代パワー半導体向け装置が収益牽引
21. <4390> アイピーエス 東証P 10.5 3260 為替差益計上で4〜9月期純利益3.2倍へ
22. <3542> ベガコーポ 東証G 10.0 537
23. <4447> PBシステム 東証G 9.5 1028 情報セキュリティ関連
24. <8715> アニコムHD 東証P 8.9 659
25. <6982> リード 東証S 8.7 612
BEENOS <3328> 3,255円 +504 円 (+18.3%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
ストップ高。越境EC事業を主力展開するが、投資事業にも力を入れている。8日取引終了後に22年9月期決算を発表したが、最終利益は前の期比87%減の2億1100万円と大きく落ち込んだ。しかし、これは投資事業の損失に絡むもので、越境EC事業の好調を背景にトップラインは同19%増の298億4600万円と大幅な伸びを確保している。続く23年9月期は売上高が前期比11%増の331億2000万円と2ケタ成長を継続、最終利益は前期比22.3倍となる25億8000万円を見込んでおり、一気に過去最高利益を更新する見通しとなった。これがサプライズとなり、投資資金の流入が加速した。
新日本電工 <5563> 418円 +61 円 (+17.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
マドを開けて急伸。8日の取引終了後に1〜9月期の好決算と自社株買いの実施を発表しており、これを好感した買いが急速に集まっている。1〜9月期の売上高は前年同期比23.0%増の589億5900万円、純利益は同2.2倍の74億5000万円だった。高炭素フェロマンガン製品を手掛ける主力の合金鉄事業が販売価格の上昇や円安により大きく伸び、全体業績に貢献した。あわせて発表した自社株買いは、上限が1500万株(発行済み株数の10.21%)、または40億円。取得期間は11月9日から来年3月24日まで。
カナミックネットワーク <3939> 680円 +73 円 (+12.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
急動意、12.9%高の685円まで駆け上がる場面があった。医療や介護サービス事業者に特化したクラウドサービスを展開しており、健康寿命延伸サービスなどに重点を置いている。業績も新規顧客の開拓が進むなか、トップライン、利益ともに高水準の成長を続けている。8日取引終了後、22年9月期の決算を発表、売上高が前の期比20%増の25億200万円、営業利益は同14%増の9億6200万円といずれも2ケタ伸長を達成した。更に続く23年9月期の業績予想も好調を極め、売上高は前期比44%増の36億円、営業利益は同20%増の11億5000万円と成長スピードが一段と加速する見通しで、投資マネーを強く呼び込む格好となった。
タカトリ <6338> 5,680円 +560 円 (+10.9%) 本日終値
一時880円高の6000円まで買われ青空圏を快走、異彩を放つ上昇パフォーマンスで市場の視線を集めている。世界的な脱炭素への取り組みを背景に、キーデバイスとしてパワー半導体の需要が急増している。そのなか、メーカーの次世代パワー半導体への投資も加速しており、同社の、シリコンカーバイド(SiC)材料用マルチワイヤーソーへの受注が相次いでいる。同商品分野では同社は世界屈指のニッチトップ企業として存在感を示しており、足もとの業績も会社側の想定を上回って急拡大している。そうしたなか今週11日に22年9月期の決算発表を控えており、これを視野に入れた売り買いが交錯している。株式需給面では「外資系証券経由の空売りが高水準でその買い戻しが株価に浮揚力を与えている」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もある。
アイ・ピー・エス <4390> 3,260円 +309 円 (+10.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
大幅高で年初来高値を更新。8日の取引終了後、4〜9月期業績予想の上方修正を発表。純利益を7億5000万円から16億6000万円(前年同期比3.2倍)へ増額しており、これを好感した買いが入った。売上高も54億円から57億8000万円(同41.8%増)へ引き上げた。国内通信事業や、美容クリニックなどを運営するメディカル&ヘルスケア事業が好調に推移したことが収益を押し上げる。急激な為替相場の変動に伴う為替差益の計上も大きく寄与する見込み。なお、通期見通しについては現在精査中で、11日に予定している決算発表時に知らせるとしている。
アニコムHD <8715> 659円 +54 円 (+8.9%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
1月8日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比21.5%増の19.5億円に伸び、従来の0.6%減益予想から一転して増益で着地。同時に、従来未定としていた期末一括配当は4円(前期は2.5円)実施する方針とした。
クラレ <3405> 1,107円 +85 円 (+8.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
後場に入り急伸。上昇率は一時8%を超えた。午後1時、22年12月期第3四半期累計(1〜9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しを450億円から480億円(収益認識に関する会計基準の適用のため対前年増減率の記載なし)に上方修正した。円安や原材料高による業績への悪影響が懸念されていたなかにあって、最終利益の上方修正をポジティブに受け止めた買いが集まった。売上高の見通しは7400億円から7600億円に見直した。一方、営業利益と経常利益の見通しは据え置いた。機能材料と繊維部門において営業利益の見通しを上方修正した一方、ビニルアセテートとイソプレン、トレーディングの営業利益予想は下方修正した。
川崎汽船 <9107> 2,608円 +168 円 (+6.9%) 本日終値
連日の大幅高。4日発表の自社株買いに関し、同社は8日午前に東京証券取引所の自己株式立会外取引(ToSTNeT−3)の結果を発表。ToSTNeT−3による取得株式数及び取得価格の総額がいずれも上限に達しなかったことから、同日以降、東証での市場買付けによる自社株買いを行うと開示した。残りの自社株取得枠は発行済み株式総数(自己株式を除く)の6.6%程度と試算されており、株式の需給が今後も引き締まると期待した投資家の資金が流入したようだ。4日発表の自社株買いは、取得総数3523万6000株(自己株を除く発行済み株式総数の12.41%に相当)、取得総額は1000億円を上限としていた。まず、ToSTNeT−3で買付けを行い、取得株数及び取得総額がいずれも上限に達しなかった場合、取引実施日以降に、東証で市場買付けを行うという流れとなっていた。取得した自己株式は原則として消却を予定する。なお、8日のToSTNeT−3による取得結果を巡り川崎汽は、旧村上ファンド系のエフィッシモ キャピタル マネージメント及びみずほ銀行が、4日に開示した取得株数の総数に対し、おおむね各社の同日時点での持ち分割合に相当する数量について売却したとの連絡を受けたとしている。
古河電気工業 <5801> 2,527円 +145 円 (+6.1%) 本日終値
マドを開け急騰。きょうで3日続伸となるが、上げ足を一気に強め10.4%高の2630円まで水準を切り上げた。8日取引終了後23年3月期業績予想の修正を発表、最終利益を従来予想の140億円から210億円(前期比2.1倍)に大幅に引き上げた。これが投資資金の食指を動かした。最終利益大幅増額については、米投資会社カーライル・グループ
三洋貿易 <3176> 1,126円 +63 円 (+5.9%) 本日終値
11月8日大引け後(16:00)に決算を発表。22年9月期の連結経常利益は前の期比1.8%増の62.9億円になり、23年9月期も前期比8.0%増の68億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を39円→40円(前の期は39円)に増額し、今期も前期比2円増の42円に増配する方針とした。
BASE <4477> 307円 +16 円 (+5.5%) 本日終値
急伸。一時、前日比43円(14.8%)高の334円に買われる場面があった。8日の取引終了後、未定としていた22年12月期の連結業績予想を発表し、売上高91億3000万〜94億9000万円(前期比8.1%〜4.4%減)、営業損益23億円の赤字〜21億3000万円の赤字(前期9億7700万円の赤字)を見込むとした。前期に比べて営業赤字幅は拡大するものの、業績悪化を見込んで株価は10月下旬まで下落基調にあっただけに、アク抜け感から買われたようだ。PAY事業の流通総額が、既存加盟店の継続的な成長に加え新規加盟店の増加により大きく増加する見込みである一方で、BASE事業における戦略的なテイクレート(流通総額に対する売上高の比率)の引き下げに伴う売上高が減少する。また、プロダクト開発及びセールス&マーケティングの体制強化に伴う人件費増も響く見通しだ。なお、同時に発表した第3四半期累計(1〜9月)決算は、売上高70億9900万円(前年同期比1.1%減)、営業損益11億6700万円の赤字(前年同期4億9000万円の赤字)だった。
キッズウェル・バイオ <4584> 310円 +80 円 (+34.8%) ストップ高 本日終値
買い人気集中、前日比80円高はストップ高となる310円に買われた。北海道大学発の創薬ベンチャーでバイオ後続品のほか再生医療などにも展開する。投資先行型企業で足もとの業績は赤字が続いているが、8日取引終了後に発表した23年3月期上期(22年4〜9月)決算は営業損益が1100万円と黒字化した。これを材料視する形で投資資金が攻勢をかけている。なお、同社は今週明け7日に浜松医科大学との協働で進めていた次世代型SHEDを用いた脳腫瘍に対する新規治療法に関する論文を発表し、良好な研究成果が示唆されたことを発表、これを受け急騰した経緯がありマーケットでも注目度が高まっていた。
東京特殊電線 <5807> 2,715円 +500 円 (+22.6%) ストップ高 本日終値
ストップ高。8日の取引終了後、TTCホールディングス(東京都千代田区)が東特線に対し、非公開化を目的にTOBを実施すると発表。TOB価格を1株5660円としており、これにサヤ寄せする格好となっている。TTCホールディングスは同TOBを通じた東特線株の取得を目的として設立された会社で、米投資会社カーライル・グループ
ブティックス <9272> 3,350円 +502 円 (+17.6%) ストップ高 本日終値
ストップ高の水準となる3350円に買われた。8日取引終了後に発表した23年3月期第2四半期累計(4〜9月)の決算は、売上高が前年同期比54.8%増の13億4900万円、最終利益が同2.0倍の2億9700万円だった。大幅な増収増益となったほか、通期計画に対する最終利益の進捗率は66%台と高く、これらを評価した買いが入った。展示会事業やM&A仲介事業がいずれも順調に成長した。
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