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2022年08月16日

[S高|株価値上注目銘柄] Abalance,日機装,ジャフコG,メドピア,オプティム,第一稀元素化学工業,ゲオ,エスプール,アイスタイル,SIHD,CAPITA,日本出版貿易,ラクオリア創薬,ポート,レアジョブ,キャンバス,Kudan,リファバスG,セルシード,INCLUSIVE,日本情報クリエイト,NEWART,ビートレンド,ベイシス



※S高銘柄一覧



<1743> コーアツ工業  東証S  一時  前日もストップ高
<3660> アイスタイル  東証P  配分  今期経常は黒字浮上へ 124.19マンダム
<3856> Aバランス   東証S  一時  前期大幅上振れ着地で今期も大幅増益
<4073> ジィ・シィ   東証G  一時  ストック売上増などで23年6月期は営業黒字浮上へ
<4371> CCT     東証G  一時  前日もストップ高。人工知能関連
<4376> くふう     東証G      
<4449> ギフティ    東証P  一時  前日もストップ高
<4575> CANBAS  東証G      CBP501臨床第2相試験でステージ1の被験者の患者登録完了
<4579> ラクオリア   東証G      今上期営業益急拡大と難治性疾患分野での資本・業務提携を好感
<6096> レアジョブ   東証P      第1四半期売上高は過去最高を更新
<7047> ポート     東証G  配分  23年3月期第1四半期の営業利益13倍、就職領域が好調 15.24万株買残
<7070> SIHD    東証G  配分  スクイーズアウトの買取価格404円、監理銘柄(確認中)に指定 2.24万株買残
<7462> CAPITA  東証S      第1四半期営業利益5.3倍
<7794> EDP     東証G  一時  前日もストップ高。半導体関連
<8072> 出版貿     東証S      4-6月期経常は40%増益
<9252> ラストワンM  東証G  一時  
<9647> 協和コンサル  東証S      人材派遣関連

※株価高上昇率銘柄一覧



1. <3660> アイスタイル 東証P   27.3   373 S アマゾン・三井物産との資本業務提携がサプライズに
2. <7070> SIHD   東証G   27.0   376 S 非公開化に向けて株式併合実施へ
3. <7462> CAPITA 東証S   24.0   413 S 第1四半期営業利益5.3倍
4. <8072> 出版貿    東証S   21.2  2286 S
5. <9647> 協和コンサル 東証S   20.2  4165 S 人材派遣関連
6. <6175> ネットマーケ 東証S   19.3   897  ベインキャピタル系投資会社によるTOB価格にサヤ寄せ
7. <4376> くふう    東証G   18.3   516 S
8. <4579> ラクオリア  東証G   18.1   979 S 今上期営業益急拡大と難治性疾患分野での資本・業務提携を好感
9. <7794> EDP    東証G   18.1  16210  今期営業利益81%増に上方修正
10. <7047> ポート    東証G   17.9   988 S 4〜6月期大幅増収増益
11. <6096> レアジョブ  東証P   17.1   684 S 4〜6月期決算受け過度な警戒感後退
12. <4575> CANBAS 東証G   16.5   706 S 『CBP501』の被験者登録完了
13. <3856> Aバランス  東証S   16.4  6160  今6月期営業7割増益予想と高成長続く
14. <9246> プロカン   東証G   16.4  6180  22年12月期業績予想を上方修正
15. <6054> リブセンス  東証P   16.0   247  今12月期営業損益は一転黒字化へ
16. <9252> ラストワンM 東証G   16.0  1083 
17. <4417> Gセキュリ  東証G   14.7  5840  サイバーセキュリティ関連
18. <6376> 日機装    東証P   13.5  1034  自社株買いと22年12月期業績予想の上方修正を好感
19. <4449> ギフティ   東証P   12.9  1997  4-6月期は大幅増収に転換でポジティブサプライズ
20. <8595> ジャフコG  東証P   12.4  2380  シティインデックスイレブンスの保有割合上昇で思惑
21. <1738> NITTOH 名証M   12.4   500 
22. <7367> セルム    東証S   12.3   784 
23. <4371> CCT    東証G   12.1  9530  9月末に1対2の株式分割、22年12月期中間営業利益は3倍
24. <6095> メドピア   東証P   12.0  1885  下方修正からのS安演出した空売りが原動力に
25. <7046> TDSE   東証G   11.9  1553  シミックソリューションズと対話型AI『Cognigy』拡販にむけた代理店契約を締結

Abalance <3856>  6,160円  +870 円 (+16.5%) 一時ストップ高   本日終値
カイ気配で始まり、気配値のまま高値圏もみ合いを一気に上放れてきた。法人向けソフトウェア開発を祖業とするが、太陽光パネル製造を中心とした再生可能エネルギー事業に経営の軸足を移し、業績は21年6月期を境に急拡大を続けている。15日引け後に発表した22年6月期決算は、傘下のベトナム太陽光パネル会社の寄与で売上高が前の期比3.4倍の924億3500万円と変貌、営業利益が同25%増の16億9700万円と大幅な伸びを示した。また23年6月期については、太陽光パネルの利益率改善を背景に営業利益段階で前期比71%増の29億円を見込んでおり、連続で大幅ピーク利益更新となる。これを評価する形で投資資金が流入した。

日機装 <6376>  1,034円  +123 円 (+13.5%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位
急騰で年初来高値を更新。15日の取引終了後、大規模な自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を835万株(発行済み株数の11.24%)、または50億円としており、取得期間は8月16日から12月31日まで。これにより取得する全ての自社株は23年1月31日付で消却するという。同時に22年12月期の連結業績予想について、売上高を1700億円から1800億円(前期比7.3%増)へ、純利益を150億円から165億円(同75倍)へ上方修正したことも好材料視された。業績予想の前提となる為替レートを1ドル=114円から129円へ、1ユーロ=125円から136円へ見直したことが要因。また、4月に予定していたドイツのレーバ社及びオランダのゲベケ社の2子会社の譲渡実行日が8月に遅延し、円安の影響による株式譲渡益の増加も寄与する。あわせて発表した第2四半期累計(1〜6)決算は、売上高875億5400万円(前年同期比12.9%増)、純利益19億1100万円(同2.5倍)だった。

ジャフコグループ <8595>  2,380円  +262 円 (+12.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位
カイ気配スタートで急騰。旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)が15日の取引終了後に関東財務局に提出した変更報告書で、シティインデックスと共同保有者のジャフコG株式保有割合が6.54%から11.87%に増加したことが判明。これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。ジャフコGでは、シティインデックスなどの大規模買い付けに対し、15日に対応方針を導入すると発表。十分な情報提供、株主の検討時間を確保するとともに、一定の手続きを経ない大規模な買い付けには、対抗措置として新株予約権の無償割り当ての利用などを検討するとしている。

メドピア <6095>  1,885円  +202 円 (+12.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率7位
急動意、一時13.3%高の1906円まで上値を伸ばす場面があった。医師向けコミュニティーサイトを運営するが、前週9日に22年9月期業績予想の下方修正を発表し、翌10日にストップ安に売り込まれた経緯がある。今9月期は「Web講演会」の開催数が一時的に減少していることを受け、営業利益見通しを従来計画の25億円から10億円(前期実績は17億8300万円)に減額、これを嫌気する売りが集中した。ただ、市場筋によると「この急落過程では外資系証券経由の貸株調達に伴う空売りもかなりのウエートで乗せられていた。目先はこのショートカバーで切り返しに転じている」(ネット証券マーケットアナリスト)としている。足もとの相場ではPERの高いグロース系銘柄の買い戻しが、一つの物色の流れを形成している。

オプティム <3694>  933円  +70 円 (+8.1%)  本日終値
急反発。15日の取引終了後、同社のクラウド認証基盤サービス「OPTiM ID+」が、オービックビジネスコンサルタント<4733>の「奉行クラウド」及び「奉行クラウドEdge」と連携したと発表しており、これが好材料視された。今回の連携により、「OPTiM ID+」上で作成されたアカウントで「奉行クラウド」と「奉行クラウドEdge」へシングルサインオンすることができるようになる。また、MDM(モバイルデバイス管理)サービス「Optimal Biz」も契約している場合、「Optimal Biz」で管理された端末からのみ「奉行クラウド」と「奉行クラウドEdge」へシングルサインオンすることができ、よりセキュアに「奉行クラウド」と「奉行クラウドEdge」を利用することができるとしている。

第一稀元素化学工業 <4082>  1,379円  +88 円 (+6.8%)  本日終値
急反発。株価は一時、前日に比べ7%超高に買われた。岩井コスモ証券は15日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を1150円から1550円に引き上げた。第1四半期(4〜6月)の連結営業利益は前年同期比63.3%増の17億2000万円と大幅増益となった。円安や在庫販売効果などが寄与し、触媒用途などの販売が伸びた。23年3月期通期の同利益は48億円(前期比27.4%増)の見通しで据え置かれたが、第1四半期時点での進捗率は35.9%と順調であり、同証券では50億円への増額修正を予想している。

ゲオホールディングス <2681>  1,589円  +62 円 (+4.1%)  本日終値
反発。子会社のセカンドストリート台湾(台北市)がこの日、台湾南部にある高雄市の初の店舗として「2nd STREET高雄夢時代店」を9月にオープンすると発表しており、海外事業の更なる拡大に期待した買いが入った。2nd STREET高雄夢時代店は台湾12号店となり、取扱商材は日本全国のセカンドストリート約750店舗で買い取りした在庫の中から厳選した約1万点のリユース商品。日本のデザイナーズブランドやラグジュアリーブランドなどの商品を高品質かつリーズナブルな価格でラインアップしており、オープンと同時に買取サービスも行うとしている。

エスプール <2471>  1,121円  +27 円 (+2.5%)  本日終値
3日続伸。15日の取引終了後、埼玉県さいたま市に障がい者の雇用創出を目的とした「ソーシャルファーム わーくはぴねす農園 さいたま浦和」を開設すると発表しており、これが好感された。同農園は、障がい者の安心安全に配慮した仕様となっており、全国34施設目、知的障がい者を中心に約80人の雇用が創出される見込みという。

アイスタイル <3660>  373円  +80 円 (+27.3%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率トップ
ストップ高。女性層を対象とした美容情報サイトを運営するが、業績は赤字が続いており、15日取引終了後に発表した22年6月期決算も営業損益が4億5300万円の赤字だった。ただトップラインは2ケタ成長局面にあり、23年6月期は増収効果から営業損益も5億円の黒字化を見込んでいる。一方、提携戦略に長じている点はポイントとなる。15日は決算発表とあわせてアマゾン・ドット・コム、三井物産<8031>とそれぞれ資本・業務提携することを発表、これがポジティブサプライズとなり買いを呼び込んでいる。

SIホールディングス <7070>  376円  +80 円 (+27.0%) ストップ高   本日終値
80円高はストップ高となる376円に買われた。15日の取引終了後、同社の株主を支配株主である山根洋一氏のみとし、同社株を非公開化することを目的に株式併合を実施すると発表した。これに伴い、株主が保有する株式を1株404円で買い取るとしており、この価格にサヤ寄せする格好となったようだ。中長期的な視点から抜本的かつ機動的な経営戦略を迅速、果敢に実践する狙い。これを受け、東京証券取引所は15日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。10月19日開催予定の臨時株主総会を経て上場廃止となる。

CAPITA <7462>  413円  +80 円 (+24.0%) ストップ高   本日終値
ストップ高。15日の取引終了後に発表した第1四半期(4〜6月)単独決算が、売上高9億6200万円(前年同期比20.3%増)、営業利益5200万円(同5.3倍)、純利益3700万円(同5.7倍)と大幅増益となり、営業利益が上期計画を上回ったことが好感された。販売用不動産事業で販売益を計上するなどした不動産事業が業績を牽引。石油商事事業部で販管費の見直しを行ったことも寄与した。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高39億6200万円(前期比18.5%増)、営業利益9600万円(同14.2%増)、純利益7000万円(同18.6%増)の従来見通しを据え置いている。

日本出版貿易 <8072>  2,286円  +400 円 (+21.2%) ストップ高   本日終値
23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比40.2%増の1億4300万円に拡大し、4-9月期(上期)計画の9000万円に対する進捗率が158.9%とすでに上回り、さらに前年同期の59.6%も超えた。

ラクオリア創薬 <4579>  979円  +150 円 (+18.1%) ストップ高   本日終値
大口の投資資金が流れ込み、前日比150円高はストップ高となる979円まで上昇する人気となった。同社は米ファイザーの日本法人を前身とする創薬ベンチャーで、新規開発化合物の知的財産導出で収益を得るビジネスモデルとし、疼痛疾患分野で優位性を持つ。15日取引終了後に発表した22年12月期上期(22年1〜6月)決算は営業利益が前年同期比75%増の5億5100万円と急拡大、これが株価を強く刺激している。更に同日、創薬ベンチャーで細胞内抗体の作製技術を活用して難治性疾患に対応した医薬品創出を目指すSTAND Therapeutics(東京都港区)と資本・業務提携することを発表、この提携によって新たな難病・希少疾患治療薬の創製を目指す方針で、これを手掛かり材料に買い人気が集中した。

ポート <7047>  988円  +150 円 (+17.9%) ストップ高   本日終値
ストップ高。15日の取引終了後に23年3月期第1四半期(4〜6月)の決算を発表。営業利益が前年同期実績(2600万円)から大幅増となる3億4900万円で着地しており、これを評価した買いが流入したようだ。売上収益も前年同期比84.5%増の26億2500万円と増加した。インターネットメディア運営において、就職領域が大きく伸長し全体業績を牽引した。また、リフォーム領域やカードローン領域、エネルギー領域も寄与した。

レアジョブ <6096>  684円  +100 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率2位
100円高はストップ高となる684円まで上昇した。15日の取引終了後に23年3月期第1四半期(4〜6月)の決算を発表し、純利益は前年同期比0.3%減の4400万円となった。通期で損益均衡を見込んでいるだけに、目先過度な警戒感の後退から買いが優勢となったようだ。売上高は同11.5%増の14億6500万円、営業利益は同62.5%減の1600万円だった。資格スクエアの子会社化や法人・教育機関向けサービスの単価上昇により増収となった一方、人件費や広告宣伝費の増加が営業利益の重しとなった。純利益については、持ち分法による投資利益が押し上げに寄与した。

キャンバス <4575>  706円  +100 円 (+16.5%) ストップ高   本日終値
ストップ高。前引け後、米国で実施している膵臓がんを対象とした「CBP501」臨床第2相試験において、ステージ1の被験者登録予定数36人の患者登録が完了したと発表しており、これを材料視した買いが入ったようだ。5月中旬までに組み入れられた被験者のデータが出揃う8〜9月に更に詳細な報告ができるとする従来のスケジュールに変更はないとしている。また、9月下旬までに今後の臨床試験計画に関する意思決定が可能になる程度にステージ1の趨勢が判明することも考えられるとしている。

Kudan <4425>  2,900円  +290 円 (+11.1%)  本日終値
急騰。前日比460円高の3070円まで駆け上がり7月下旬に形成した戻り高値を払拭、今年1月以来となる3000円大台回復を視野に入れている。人工知覚(AP)技術の研究開発で先駆し、独自アルゴリズムによるソフトウェア技術のライセンス提供を行うが、同技術はメタバース分野での応用が見込まれるだけにマーケットの注目度も高い。足もとの業績も浮上の気配をみせている。15日取引終了後に発表した22年4〜6月期決算は、最終損益が3700万円の黒字(前年同期は1億2200万円の赤字)だった。営業損益は赤字幅が拡大したものの、最終損益の黒字化は評価材料。また、特筆されるのはトップラインの伸び。売上高は前年同期比3倍の1億300万円と急増した。株価はボラティリティの高さが特徴で、足もとでは業績の改善を横にらみに上値に期待した買いを呼び込む形となった。

リファバスG <7375>  1,675円  +152 円 (+10.0%)  本日終値
大幅に3日続伸。同社は15日取引終了後、23年6月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比41.8%増の3億6900万円としていることが好感されたようだ。売上高は同30.1%増の48億5500万円を予想。素材ビジネス事業ではナイロン樹脂「リアミド」の生産量拡大と販売価格の向上に取り組むほか、廃カーペットタイルのリサイクルの安定的な成長を見込み、資源ビジネス事業では今年7月に買収したコネクションとのシナジー最大化を図るとしている。

セルシード <7776>  155円  +14 円 (+9.9%)  本日終値
大幅続伸。同社は15日、産業利用に対応した多指(趾)症手術時の切除組織の継続的な供給と事業化に向けた体制の構築を目的に、国立成育医療研究センターと検体提供に関する契約の基本事項について合意したと発表。これが材料視されたようだ。この合意により、今後は同種軟骨細胞シート(患者自身の細胞組織を採取して製造する自己細胞シートとは異なり、他人から採取した細胞組織により製造する細胞シート)の治験及び製造販売に向けて、原料となるヒト組織の供給を継続的に受けることが可能になるという。同社は同種軟骨細胞シートによる変形性膝関節症の治療への貢献を目指して、22年末の治験届提出に向け準備を進めるとしている。

INCLUSIVE <7078>  1,045円  +77 円 (+8.0%)  本日終値
大幅高で3日続伸。15日の取引終了後に発表した第1四半期(4〜6月)連結決算は、売上高6億3600万円(前年同期比91.1%増)、営業損益5600万円の赤字(前年同期800万円の赤字)と赤字幅が拡大したものの、アク抜け感から買われたようだ。プロモーション企画・PRサービスで新規クライアントの獲得が順調に推移したことや、2021年10月にOGSを、22年1月にナンバーナインをそれぞれ子会社化したことで売上高は計画を上回って着地した。ただ、M&A・PMIに関連するアドバイザリーフィーの発生や資本性資金調達に関連する租税公課の発生など一過性のコストが発生し、損益を悪化させた。なお、23年3月期通期業績予想は、22年4月に子会社化したオレンジの組み込みに加えて、食領域に関連するコマースの繁忙期が下期に偏るため下期偏重の業績予想を見込み、売上高55億8000万円(前期比3.2倍)、営業利益1億円(前期4200万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。同時に、子会社INCLUSIVE SPACE CONSULTINGが、経済産業省「令和4年度宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(SERVISプロジェクト)のうち衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業」における衛星データ無料利用事業者に採択されたと発表しており、これも好材料視された。なお、23年3月期業績に与える影響は軽微としている。

日本情報クリエイト <4054>  1,165円  +81 円 (+7.5%)  本日終値
3連騰。15日の取引終了後、23年6月期の連結業績予想を発表しており、売上高42億円(前期比37.5%増)、営業利益8億5000万円(同69.7%増)、純利益5億9300万円(同2.1倍)と大幅増益を見込むことが好感された。有償プロダクトのクロスセル拡大に向けたサービス強化や、管理ソリューション「賃貸革命」の次期バージョン開発などに取り組む一方、注力商品である「不動産BB」及び「電子入居申込/電子契約」サービスの新規顧客向け拡販と、研修を通じた営業人員のスキルアップを継続して行いオーガニック成長を図るほか、今年6月に完全子会社化したリアルネットプロとのシナジーにより一段の業績拡大を図るという。なお、22年6月期決算は、連結決算初年度であることから前の期との比較はないものの、売上高30億5300万円、営業利益5億円、純利益2億8300万円だった。

NEWART <7638>  1,479円  +100 円 (+7.3%)  本日終値
大幅反発。15日の取引終了後に発表した第1四半期(4〜6月)連結決算が、売上高53億8200万円(前年同期比34.1%増)、営業利益6億600万円(同2.4倍)、純利益4億9600万円(同9.6倍)と大幅増益となったことが好感された。ブライダルジュエリー事業で、国内未出店エリアの宮崎県宮崎市、三重県四日市市、高知県高知市への新規オープンを行い、国内シェアの拡大を図ったことが牽引役となった。また、アート事業で新聞広告による集客が奏功し、高額作品の販売が成功したことも寄与した。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高193億円(前期比3.1%増)、営業利益32億1000万円(同18.9%増)、純利益16億3000万円(同10.2%増)の従来見通しを据え置いている。

ビートレンド <4020>  1,330円  +89 円 (+7.2%)  本日終値
続急伸。15日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1〜6月)単独決算が、売上高5億4000万円(前年同期比10.4%増)、営業利益7900万円(同4.2倍)、純利益5500万円(同4.3倍)と大幅増益となったことが好感された。主力のCRM(顧客管理)サービスで、スマートCRMサービスの新規導入企業が順調に増加したほか、既存導入企業による継続的な会員獲得活動に伴う従量料金の売上高が堅調に推移し業績を牽引した。また、人件費、採用費、地代家賃などの販管費が減少したことも寄与した。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高12億200万円(前期比14.3%増)、営業利益1億7700万円(同99.1%増)、純利益1億2100万円(同2.0倍)の従来見通しを据え置いている。

ベイシス <4068>  3,350円  +205 円 (+6.5%)  本日終値
大幅反発。この日の寄り前、JR東日本<9020>及びKDDI<9433>の共同事業「空間自在プロジェクト」に参画したと発表しており、これが好材料視された。「空間自在プロジェクト」は、コロナ禍などを経て、働く空間が効率化重視の「拠点集約型」から、場所・時間にとらわれない豊かさを重視する「分散型」への転換期を迎えていることを受けて、離れていても同じ場所にいるかのように多人数同士のコミュニケーションが可能になる「空間自在ワークプレイス」サービスの商用化に取り組むもの。ベイシスは、全国20万カ所以上のキャリアWi−Fi構築、140万台以上の電力スマートメーターの設置などの実績を持つIoT・モバイルエンジニアリングサービスを活用し、各種業務のDXを推進するとしている。





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posted by lucky cat at 15:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | ◆S高株価値上注目銘柄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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