※S高銘柄一覧
<3903> gumi 出資先企業の割当増資実施期待を材料視
<4056> ニューラル [東証M]一時 人工知能関連
<4398> BBSec [JQ] 情報セキュリティ関連
<4918> アイビー [JQ] 一時 前日もストップ高
<6198> Career [東証M]配分 21年9月期の営業利益予想を上方修正、ワクチン接種関連で上振れ 8.55万株買残
<6335> 東京機
<7317> 松屋R&D [東証M] 30日を基準日に1対2の株式分割、流動性向上と投資家層拡大図る
<7850> 総合商研 [JQ] 配分 2.28万株買残
<7886> ヤマト・イン [JQ] 一時
<9271> 和心 [東証M]
<9919> 関西スーパ 配分 オーケーが買収意向表明で 30.7万株買残
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <1689> WT天然ガス 東証E 50.0 3
2. <6335> 東京機 東証1 25.7 1958 S
3. <8103> 明和産 東証1 22.8 1286 記録的な大幅増配受け4営業日で株価は3倍に
4. <4398> BBSec JQ 21.0 1730 S 情報セキュリティ関連
5. <7850> 総合商研 JQ 20.8 870 S 業務委託費や人件費削減で21年7月期業績は計画上振れ
6. <9271> 和心 東証M 20.1 478 S
7. <7317> 松屋R&D 東証M 19.0 4375 S 9月末を基準日に1株を2株に株式分割へ
8. <6198> Career 東証M 18.1 654 S 21年9月期業績予想を上方修正
9. <3903> gumi 東証1 17.1 1025 S ダブルジャンプがLINEやバンナムグループなどと協業
10. <3753> フライト 東証2 17.0 667 フィンテック関連
11. <5820> 三ッ星 JQ 16.9 3350
12. <9073> 京極運 JQ 16.5 1230
13. <9519> レノバ 東証1 15.4 4900 総裁選の行方にかかわらず脱炭素政策は推進
14. <7162> アストマクス JQ 13.8 288 再生可能エネルギー関連
15. <3900> クラウドW 東証M 13.7 1946
16. <3172> ティーライフ 東証1 13.0 1644 今期の増益見通しを受けて見直し買い優勢
17. <9318> アジア開発 東証2 12.5 9
18. <7366> りたりこ 東証1 11.2 6180
19. <4056> ニューラル 東証M 10.8 3250 AIカメラによる商業施設における子ども世代の属性解析技術を開発
20. <6083> ERIHD 東証1 10.5 1122
21. <7695> 交換できる 東証M 10.4 4690
22. <7946> 光陽社 東証2 10.3 1710
23. <3788> GMO−GS 東証1 10.0 5160 サイバーセキュリティ関連
24. <9101> 郵船 東証1 10.0 9830 2カ月で4000円上昇も配当利回りは依然7%超
25. <4169> エネチェンジ 東証M 9.9 2923 次世代スマートメーター用アプリの米企業に出資
明和産業 <8103> 1,286円 +239 円 (+22.8%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
買いの勢い止まらず、一時353円高の1400円まで買われる場面があった。同社は化学品や樹脂を主力に扱う三菱系商社だが、8月末の引け後に22年3月期業績予想の増額とともに、年間配当計画の大幅上方修正を発表しマーケットで脚光を浴びた。今期配当について、従来無配としていた上期配当を47円(前年同期は無配)とし、下期配当は従来計画の22円から68円に増額することで、年間配当は115円と前期実績の15円に対し100円上乗せされた前代未聞の大幅増配となる。これを受けて同社株は9月1日の寄り付きから買い注文殺到で取引時間中に値がつかない状況となり、前週末3日には値幅制限を上方拡大したが、結局一本値でストップ高配分の400円高に買われる人気となった。きょうの高値までわずか4営業日で、株価はほぼ3倍化した。
gumi <3903> 1,025円 +150 円 (+17.1%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率3位
ストップ高。前週末3日の取引終了後、出資先のdouble jump.tokyo(ダブルジャンプトーキョー)がZホールディングス<4689>のコーポレートベンチャーキャピタルに対して第三者割当増資を実施したと発表しており、これを好材料視した買いが入ったようだ。ZHD傘下のLINEとブロックチェーン領域での協業関係を強化していく。あわせて、ダブルジャンプがバンダイナムコホールディングス<7832>傘下のバンダイナムコエンターテインメントとバンダイナムコライブクリエイティブ、仮想通貨交換業を手掛けるbitFlyer Holdings(HD)に対し、それぞれ第三者割当増資を実施したことも明らかにした。バンダイナムコグループとはエンターテインメント領域、bitFlyerHDとはNFT事業で協業する方針。
レノバ <9519> 4,900円 +655 円 (+15.4%) 本日終値 東証1部 上昇率4位
マドを開けて急動意、25日移動平均線を陽線で上回ってきた。世界的に加速する脱炭素への取り組みを背景として、日本では2030年度までに温室効果ガスの排出量を13年度比で46%削減する目標を掲げるが、これは自民党総裁が交代しても政策の方向性に変更はないとみられている。そのなか同社は太陽光発電を主力に再生可能エネルギーの開発・運営を手掛けており、シンボルストックとして存在感を示す。特に、今回の自民党総裁選に出馬する意向を示している河野太郎規制改革相は脱原発と脱炭素を持論としており、仮に総裁選で勝利した場合には、レノバをはじめとする同関連株を改めて刺激する公算が大きいとの見方もでている。
ニューラルポケット <4056> 3,250円 +317 円 (+10.8%) 一時ストップ高 本日終値
大幅反発。午前11時ごろ、イオンファンタジー<4343>と共同で、AIカメラによる商業施設における子ども世代の属性解析技術を開発したと発表しており、これが好感された。両社は共同で店舗内AI解析の検討に関する取り組みを実施しており、そのなかでニューラルは、カメラに映る子ども世代の年齢をより細かく推定できるAIモデルを開発した。同取り組みにより、子ども世代の来館者とその同行者の施設内での行動をAIカメラによって見える化し、マーケティングに活用できる定量的なデータとして蓄積できるようになったという。今後は、イオンファンタジーが運営する施設へAIカメラを搭載したデジタルサイネージなどの機器設置を進めると同時に、子育て世代を対象とする店舗や商業施設での活用を広げるとしている。なお、今回の取り組みではソフトバンク<9434>の協力を受けたとしている。
日本郵船 <9101> 9,830円 +890 円 (+10.0%) 本日終値 東証1部 上昇率9位
日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など大手海運株が揃って上昇、コンテナ船市況の高騰に加えばら積み船市況の回復も顕著で、足もとの収益変貌に注目した買いが続いている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数については、8月末を境に調整局面に移行しており、前週末時点では4000の大台を割り込んだものの依然として約14年ぶりの高値水準に位置している。郵船は7月末から急騰トレンドに突入し2カ月あまりの短期間で4000円強の上昇をみせているが、それでも今期配当700円予想から換算した配当利回りは7.3%前後という高さでインカムゲイン狙いの買いを引き寄せている。
日本電子 <6951> 8,850円 +720 円 (+8.9%) 本日終値
大幅高で3連騰となり、前週末につけた上場来高値を連日更新となった。電子顕微鏡の世界トップメーカーだが、レーザー分野の高い技術力を半導体分野に活用、従来のシングルビームと比べ描画時間が約3分の1に短縮できるマルチビーム描画装置で業界を先駆している。8月末の引け後に、200万株の公募と250万株の株式売り出し、上限67万5000株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表、これが嫌気される形で今月1日には500円安に売り込まれた経緯がある。しかし、その調整場面を大口の資金が拾い、翌2日から急速に切り返しに転じ、3日ザラ場には早くも急落前の水準を上回り最高値圏に再浮上している。きょうはその余勢を駆って一段高、微細化・高集積化の進む次世代半導体分野での活躍に期待した買いを呼び込んでいる。
CYBERDYNE <7779> 483円 +37 円 (+8.3%) 本日終値
後場急伸。きょう午後1時15分ごろ、英ハンプシャー州議会から「HAL腰タイプ介護・自立支援用」の長期大型契約を締結したと発表しており、これが材料視されたようだ。受注台数は127台。契約金額は約5億円で、期間は5年間レンタル(3年後に契約終了オプションあり)となっている。今後、22年3月期から5年間にわたってレンタル売上を計上する予定で、今3月期については約2700万円の売り上げを見込む。また会社側によると、ハンプシャー州議会では同契約での使用状況や効果に応じて柔軟に拡張ができるよう、5年間で総額1000万ポンド(約15億円)を上限にHAL腰タイプの調達を行うことを示唆しているという。
野村マイクロ <6254> 5,510円 +350 円 (+6.8%) 本日終値
大幅高で3連騰、一時8.5%高の5600円まで駆け上がり、8月13日につけた上場来高値5420円を上抜き約3週間ぶりに上場来高値を更新した。同社は水処理装置メーカーで半導体業界を主要顧客とし、超純水製造装置で高い商品競争力を誇る。特に台湾のTSMCや韓国サムスン電子などアジアの大手半導体メーカー向けで実績が高い。現在、世界的な半導体需給逼迫を背景に、TSMCとサムスン電子は生産設備の増強を競う状況にあり、野村マイクロはその恩恵を中期的に享受することが予想される。22年3月期業績は、前期急伸の反動もあって営業利益段階で前期比9%減の36億円を見込むが大幅な上振れが濃厚との見方が強まっている。
スマレジ <4431> 4,160円 +210 円 (+5.3%) 本日終値
4日ぶりに反発。前週末3日の取引終了後に発表した8月度のクラウドPOSレジ「スマレジ」の月次登録店舗数が前月比1145店増の10万1337店舗となり、登録店舗数が順調に積み上がっていることが好感された。無料プランが同862店増の8万174店舗となったほか、有料プランが同283店増の2万1163店舗となった。
日本取引所グループ <8697> 2,853円 +130 円 (+4.8%) 本日終値
大幅続伸。4日の日本経済新聞朝刊で「東京証券取引所は午後3時までとしている現物株の取引時間を30分延ばす検討に入った」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、実現すればシステムの刷新を控える24年となる見通しで、10月中に結論を出すことしている。
日本駐車場開発 <2353> 176円 +6 円 (+3.5%) 本日終値
急動意。大幅高で3月19日につけた年初来高値174円を約半年ぶりにクリアした。サブリース形式の月極駐車場などを展開する。コロナ禍にあっても法人向け月極駐車場を中心に足もとの業績は絶好調に推移しており、前週末3日取引終了後に発表した21年7月期決算は営業利益が前の期比22%増の32億6300万円と高い伸びを示したほか、続く22年7月期についても前期比38%増の45億円と成長加速し過去最高利益を更新する見通しで、これを好感する買いを呼び込んだ。なお、今期は好業績を背景に年間配当も前期実績比25銭増配となる5円を計画している。
TOKYO BASE <3415> 625円 +21 円 (+3.5%) 本日終値
続伸。前週末3日の取引終了後に発表した8月度の月次売上速報で、既存店売上高が前年同月比13.6%減と6カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、アク抜け感から買われているようだ。国内の不安定な天候と新型コロナウイルス感染症拡大の影響に加え、前年実施したセール販売の反動で実店舗が同2.2%減となり、ECも同27.2%減と落ち込んだことが響いた。なお、全社売上高は、中国及び国内新規出店が寄与し同3.8%増とプラスを確保した。
AGC <5201> 5,670円 +190 円 (+3.5%) 本日終値
6日続伸し連日の年初来高値更新。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が3日付で投資判断「オーバーウエート」を継続し、目標株価を5500円から6000円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、EUVマスクブランクスやライフサイエンス(医薬品製造受託)事業など高成長・高利益率な戦略事業の拡大が株式市場からの評価を高めると指摘。また、21年12月期の営業利益を予想を1880億円と、会社計画の1800億円やコンセンサスを上回り、また22年12月期も営業増益が可能と予想している。
総合商研 <7850> 870円 +150 円 (+20.8%) ストップ高 本日終値
ストップ高。前週末3日の取引終了後、集計中の21年7月期連結業績予想について、売上高が160億円から161億6000万円(前の期比1.1%増)へ、営業利益が1億5000万円から3億4300万円(前の期1億8800万円の赤字)へ、最終利益が1億4500万円から2億5900万円(同1億6900万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。老朽化に伴う建て替え工事が完了し、昨年10月に本格稼働した新白石工場で各工程の見直しや最新設備の導入により作業工程の自動化を図ったほか、作業の共有やマルチタスク化により効率的に人員を配置することで、業務委託費や人件費の大幅な削減を実現したことが寄与した。また、他の各種業務でも委託先の見直しや内製化を行うなど徹底した経費削減に努めたことや、コロナ禍で出張や対面での営業を自粛し各経費が削減されたことも寄与した。
松屋アールアンドディ <7317> 4,375円 +700 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値
急反騰。前週末3日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、流動性の向上及び投資家層の拡大を図ることが目的という。なお、効力発生日は10月1日。
キャリア <6198> 654円 +100 円 (+18.1%) ストップ高 本日終値
キャリア<6198>がストップ高。前週末3日の取引終了後、21年9月期の連結業績予想について、売上高を137億円から140億円(前期比14.3%増)へ、営業利益を2億5000万円から4億円(前期100万円)へ、最終利益を1億円から1億3000万円(同3900万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルスのワクチン接種関連の受注予測に関して、大規模接種会場事業の延長の可能性や、予想よりも早い政府からのワクチン供給量の回復、予想を上回る職域接種関連の受注増加などで、売上高が想定を上回る見通しであることが要因という。
ティーライフ <3172> 1,644円 +189 円 (+13.0%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
急反発。前週末3日の取引終了後、21年7月期決算を発表し、売上高は117億1900万円(前の期比10.8%増)、営業利益は9億100万円(同81.7%増)だった。続く22年7月期業績予想は、売上高が119億600万円、営業利益が9億7100万円で、会計基準の変更により単純比較はできないものの増収増益路線を継続する見通しとなったことが好感されたようだ。前期は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う消費者ニーズの変化に対応した商品販売に注力し、健康・美容関連商品や育児関連商品、ペット用品などが好調だった。また、巣ごもり需要を背景にテレビショッピング向けの販売も伸びた。今期については、競合他社との競争激化が進むとともに、感染状況によって変動する消費動向への迅速な対応が要求される状況が続くと見込む。なお、配当予想は52円(中間・期末それぞれ26円)とし、前期から1円増配した。
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