※S高銘柄一覧
<3936> GW 東証M 前日もストップ高
<3994> マネフォ 東証1 一時 海外公募の発行価格決定で買い戻しも
<4180> Appier 東証M 一時 通期業績予想の上方修正をポジティブ視
<4800> オリコン JQ 第1四半期好決算及び自社株買い実施を発表
<5984> 兼房 東証2 22年3月期業績及び配当予想を上方修正
<6299> 神鋼環境 東証2 配分 4-6月期経常は20%増益で着地 5.76万株買残
<6943> NKK JQ 一時 今期経常を4.8倍上方修正
<7089> フォースタ 東証M 配分 1.49万株買残
<7254> ユニバンス 東証2 上半期及び通期の営業益予想を上方修正
<7855> カーディナル JQG 配分 1株851円でMBO、上場廃止の予定 25.28万株買残
<7990> グロブライド 東証1 22年3月期業績及び配当予想の上方修正と株式分割を好感
<9127> 玉井船 東証2 一時 前日もストップ高。海運関連
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <7089> フォースタ 東証M 26.5 1910 S タレントエージェンシー好調で22年3月期業績予想を上方修正
2. <7254> ユニバンス 東証2 23.9 415 S 上半期及び通期の営業益予想を上方修正
3. <9127> 玉井船 東証2 21.3 1225 海運関連
4. <4180> Appier 東証M 20.9 1569 21年12月期見通し上方修正を好感
5. <6698> ヴィスコ 東証2 20.0 1250 4〜6月営業利益の高進捗を評価
6. <6993> 大黒屋 東証2 19.6 110 オンライン店舗など好調で第1四半期は営業黒字に浮上
7. <6299> 神鋼環境 東証2 18.6 3205 S 神戸鋼が株式交換により完全子会社化へ
8. <7990> グロブライド 東証1 18.5 6410 S 22年3月期業績及び配当予想の上方修正と株式分割を好感
9. <3028> アルペン 東証1 18.0 3540
10. <7855> カーディナル JQG 17.5 673 S MBO発表でTOB価格851円にサヤ寄せ
11. <4800> オリコン JQ 16.8 1041 S 第1四半期69%営業増益と自社株買い発表を好感
12. <5803> フジクラ 東証1 16.3 642 スマホ向けFPC好調で今3月期営業利益は一転大幅増益に
13. <5984> 兼房 東証2 15.9 730 S 22年3月期業績及び配当予想を上方修正
14. <3936> GW 東証M 15.6 5210 S
15. <4743> ITFOR 東証1 15.5 828 今3月期は一転営業2割増益で最高益更新へ
16. <7915> NISSHA 東証1 15.5 1850 21年12月期業績予想を上方修正
17. <6969> 松尾電 東証2 13.4 896 リチウムイオン電池向け高電流ヒューズの需要好調で22年3月期業績予想を上方修正
18. <2454> オルアバウト JQ 12.4 831 『サンプル百貨店』の取扱高拡大し第2四半期業績予想を上方修正
19. <5632> 菱製鋼 東証1 12.4 1212 主要需要分野の受注回復で第2四半期営業損益を黒字へ上方修正
20. <4593> ヘリオス 東証M 12.3 1802 米アサーシスと新たなライセンス権取得などに関する契約締結
21. <3528> ミライベート 東証2 12.0 28 電線地中化関連
22. <9386> 日本コンセプ 東証1 11.9 2300
23. <6943> NKK JQ 10.9 4160
24. <4078> 堺化学 東証1 10.4 2077 22年3月期業績及び配当予想を上方修正
25. <4657> 環境管理 JQ 10.0 607 放射性物質トリチウム分析開始
Appier <4180> 1,569円 +271 円 (+20.9%) 一時ストップ高 本日終値
急反騰、一時ストップ高となる前日比300円高の1598円まで上昇した。同社は今年3月に東証マザーズに新規上場した直近IPO銘柄で、人工知能(AI)を活用したマーケティング支援サービスなどを手掛ける台湾発のAIベンチャー。5日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上収益を109億4300万円から116億6100万円(前期比30.0%増)、最終損益を16億7400万円の赤字から14億2500万円の赤字(前期14億5400万円の赤字)へ上方修正すると発表しており、これが好感され買われた。新規顧客の獲得や既存顧客の拡大が業績押し上げに寄与する。なお、同時に発表した上期(1〜6月)決算は、売上収益55億5000万円(前年同期比37.7%増)、最終損益8億5800万円の赤字(前年同期9億5700万円の赤字)だった。
神鋼環境ソリューション <6299> 3,205円 +502 円 (+18.6%) ストップ高 本日終値
朝方から気配値を切り上げる展開となり、ストップ高に買われた5日の取引終了後、親会社の神戸製鋼所<5406>が株式交換により完全子会社化すると発表しており、株式交換比率による理論株価(5日終値時点で3657円)にサヤ寄せする格好となった。完全子会社化により、KOBELCOグループでの新規事業創出の加速やグループ全体でのカーボンニュートラル達成に向けた取り組み加速、グループ総合力の活用による神鋼環境事業の拡大、上場維持コストの削減などを図るのが狙い。11月1日を効力発生日として神鋼環境株1株に対し、神戸鋼株4.85株を割り当てるとしている。
グローブライド <7990> 6,410円 +1,000 円 (+18.5%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率トップ
後場急伸し、ストップ高の6410円に買われた。午後2時ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1100億円から1150億円(前期比14.7%増)へ、営業利益を80億円から100億円(同35.0%増)へ、純利益を57億円から73億円(同52.2%増)へ上方修正し、あわせて35円としていた中間配当を40円に引き上げると発表したことが好感された。長引くコロナ禍の状況において、密閉・密集・密接のいわゆる「3密」を避けたアウトドア・スポーツ・レジャーが評価され、主力のフィッシング事業が国内、海外とも好調に推移していることが要因としている。なお、第1四半期(4〜6月)決算も発表しており、売上高330億1500万円(前年同期比62.0%増)、営業利益50億5500万円(同6.4倍)、純利益39億5300万円(同8.8倍)だった。同時に9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これも好材料視された。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが狙いという。
アルペン <3028> 3,540円 +540 円 (+18.0%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
8月5日大引け後(15:30)に決算を発表。21年6月期の連結経常利益は前の期比2.9倍の168億円に急拡大し、22年6月期も前期比11.3%増の187億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増益になる。
フジクラ <5803> 642円 +90 円 (+16.3%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
4日ぶり反発、25日移動平均線を足場にリバウンドに転じた。同社は5日取引終了後に22年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の200億円から295億円(前期比21%増)に大幅増額した。従来予想では18%減益の見通しであったことから、ポジティブサプライズとなり株価を強く刺激した。フレキシブルプリント基板(FPC)でトップ級の販売シェアを有するが、スマートフォン向け需要が旺盛で業績を押し上げ、合理化努力による生産性向上も寄与する。株価指標面でも割安で水準訂正期待が膨らんでいる。
NISSHA <7915> 1,850円 +248 円 (+15.5%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
急騰して一時、前日比20.9%高の1937円に買われた。5日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を1725億円から1865億円(前期比3.6%増)へ、営業利益を105億円から170億円(同2.3倍)へ、最終利益を87億円から152億円(同2.2倍)へ上方修正したことが好感された。産業資材事業のモビリティー(自動車・輸送機器)向けや蒸着紙、ディバイス事業のIT機器向けなどの製品需要が前回の想定を上回って推移する見通しという。なお、第2四半期累計(1〜6月)決算は、売上高975億8400万円(前年同期比26.5%増)、営業利益108億3000万円(前年同期5億5000万円の赤字)、最終利益105億8000万円(前年同期比22.0倍)だった。
ヘリオス <4593> 1,802円 +197 円 (+12.3%) 本日終値
急反騰。きょう朝方、米アサーシス
堺化学工業 <4078> 2,077円 +195 円 (+10.4%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
後場一段高。午後2時20分ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を763億円から773億円(前期比9.0%減)へ、営業利益を47億円から60億円(同39.4%増)へ、純利益を43億円から50億円(前期28億300万円の赤字)へ上方修正し、中間・期末各20円の年40円としていた配当予想を各35円の年70円に引き上げたことが好感された。積層セラミックスコンデンサー向け誘電体及び誘電体材料ともに、車載用途や通信機器関連向けが好調を維持していることが要因。また、酸化チタンにおいては繊維・フィルム向けの輸出や、グラビアインキ向けを中心に各用途が好調に推移していることも寄与する。なお、第1四半期(4〜6月)決算は、売上高195億7700万円(前年同期比4.3%減)、営業利益21億3800万円(同2.2倍)、純利益16億3600万円(同3.0倍)だった。
マネーフォワード <3994> 7,380円 +590 円 (+8.7%) 一時ストップ高 本日終値
一時ストップ高。同社が2日の取引終了後に発表した500万株の海外公募の発行価格は5日に6586円で決まった。5日終値に比べ3.0%のディスカウントとなった。手取り調達金額は約313億円で、受渡日は18日。この発行価格決定を受け、空売りをかけていた向きの買い戻しが入り株価は急騰した様子だ。
ニコン <7731> 1,143円 +89 円 (+8.4%) 本日終値
8月5日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前損益は211億円の黒字(前年同期は192億円の赤字)に浮上して着地した。併せて、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の160億円の黒字→270億円の黒字(前年同期は388億円の赤字)に68.8%上方修正した。
大王製紙 <3880> 2,014円 +150 円 (+8.1%) 本日終値
後場一段高。同社はきょう午後1時頃に、22年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比54.0%増の109億8000万円となり、上半期計画150億円に対する進捗率は73.2%となった。売上高は同20.1%増の1449億5300万円となった。海外向けの段ボール原紙需要が堅調に推移したほか、一部の洋紙でワクチン関連の特需があったことが寄与。また、ティッシュやトイレットペーパーの高付加価値品や昨年に全面リニューアルしたベビー用紙おむつの販売も好調だった。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。
JMDC <4483> 6,140円 +440 円 (+7.7%) 本日終値
8月5日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比2.3倍の8億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の12億円に対する進捗率は67.4%に達し、さらに前年同期の32.0%も上回った。
ゼビオホールディングス <8281> 1,069円 +75 円 (+7.6%) 本日終値
後場急伸し、年初来高値を更新した。同社はきょう午後1時頃に、22年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。営業損益が27億1500万円の黒字(前年同期は4億6900万円の赤字)に浮上したことが好感されたようだ。売上高は前年同期比37.0%増の559億7300万円で着地。ゴルフやアウトドアなど3密回避のレジャー・スポーツ用品の品揃えを強化したことが功を奏したほか、一般競技スポーツやシューズのEC(電子商取引)販売が拡大したことが寄与した。なお、通期業績予想は売上高2253億3500万円(前期比11.3%増)、営業利益52億5200万円(同89.8%増)とする従来計画を据え置いている。
コナミホールディングス <9766> 6,380円 +440 円 (+7.4%) 本日終値
8月5日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比3.0倍の191億円に急拡大した。
日本触媒 <4114> 5,700円 +380 円 (+7.1%) 本日終値
急伸。5日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を3000億円から3250億円(前期比19.0%増)へ、営業利益を130億円から220億円(前期159億2100万円の赤字)へ、純利益を100億円から160億円(同108億9900万円の赤字)へ上方修正し、あわせて50円を予定していた中間配当予想を80円にすると発表したことが好感された。原料価格上昇に伴い販売価格が想定よりも高く推移していることや、アクリル酸及びアクリル酸エステルの海外市況が上昇していること、販売数量がアクリル酸及びアクリル酸エステルをはじめ、特殊エステルやセカンダリーアルコールエトキシレートなどで計画を上回ることなどが要因としている。なお、年間配当は130円(従来予想100円)となり、前期実績に対しては40円の増配になる予定だ。また、同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高860億5700万円(前年同期比36.7%増)、営業利益66億5900万円(同4.5倍)、純利益56億4300万円(同3.6倍)だった。
ユーザベース <3966> 2,395円 +155 円 (+6.9%) 本日終値
8月5日大引け後(15:00)に決算を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は11.4億円の黒字(前年同期は6.6億円の赤字)に浮上し、通期計画の12.4億円に対する進捗率は92.0%に達し、5年平均の51.8%も上回った。
KHネオケム <4189> 2,779円 +179 円 (+6.9%) 本日終値
急反発。5日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を1040億円から1120億円(前期比44.8%増)へ、営業利益を118億円から155億円(同2.7倍)へ、純利益を84億円から110億円(同2.7倍)へ上方修正し、あわせて30円を予定していた期末配当予想を35円に引き上げると発表したことが好感された。上期において需要回復により販売数量が増加したほか、ナフサ価格の上昇や需給バランスのタイト化などにより一部製品の海外市況が高騰するなか、販売価格の見直しを行ったことなどが要因としている。なお、年間配当は65円となり、前期実績に対しては5円の増配になる予定だ。また、同時に発表した第2四半期累計(1〜6月)決算は、売上高523億6000万円(前年同期比40.6%増)、営業利益78億円(同3.3倍)、純利益56億4200万円(同3.3倍)だった。
バンナムHD <7832> 7,764円 +489 円 (+6.7%) 本日終値
大幅高で3日続伸。5日の取引終了後、22年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結業績予想について、売上高を3500億円から3800億円(前年同期比12.7%増)へ、営業利益を350億円から430億円(同6.4%減)へ、純利益を250億円から325億円(同2.5%増)へ上方修正しており、これが好感された。同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算で、各事業で顧客のライフスタイルや嗜好の変化に適合するための各施策をスピーディーに推進したことが奏功したほか、第2四半期に予定しているマーケティング計画などを踏まえたという。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高7500億円(前期比1.2%増)、営業利益750億円(同11.4%減)、純利益520億円(同6.4%増)の従来見通しを据え置いている。第1四半期決算は、売上高1780億4900万円(前年同期比22.8%増)、営業利益270億2100万円(同35.7%増)、純利益209億1700万円(同58.7%増)だった。
日本コークス工業 <3315> 112円 +7 円 (+6.7%) 本日終値
大幅高。5日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を910億円から970億円(前期比10.4%増)へ、営業利益を75億円から96億円(同37.2%増)へ、最終利益を39億円から54億円(同36.1%増)へ上方修正し、あわせて4円を予定していた期末一括配当を5円に引き上げたことが好感された。中核であるコークス事業の利益が想定よりも改善する見込みとしている。なお、同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高222億700万円(前年同期比9.9%増)、営業利益27億6100万円(前年同期4億200万円の赤字)、最終利益17億3300万円(同8億1700万円の赤字)だった。
アルコニックス <3036> 1,565円 +97 円 (+6.6%) 本日終値
後場急伸。午後0時30分ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1200億円から1280億円へ、営業利益を64億円から85億円へ、純利益を45億円から60億円へ上方修正したことが好感された。好調に推移するスマートフォンやIT機器向け半導体・電子部品関連需要と、20年度後半以降に急回復している自動車需要により、商社流通及び製造の両セグメントの収益が共に好調に推移していることが要因としている。同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高369億4400万円、営業利益30億4600万円、純利益24億3500万円だった。なお、会計基準の変更に伴い前期比及び前年同期比の記載はない。
エア・ウォーター <4088> 1,815円 +110 円 (+6.5%) 本日終値
大幅続伸。5日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を8800億円から8900億円(前期比10.3%増)へ、営業利益を580億円から630億円(同23.0%増)へ、純利益を360億円から410億円(同49.8%増)へ上方修正したことが好感された。半導体関連向けの製品需要が増加するとともに、新型コロナの感染再拡大による影響を懸念していたインドでの事業が順調に推移していることが要因。また、医療関連事業における病院向けビジネスの需要回復に加えて、ケミカル関連事業における製品市況の好転や農業・食品分野における生産・物流コストの改善が進展していることも寄与する。なお、第1四半期(4〜6月)決算は、売上高2064億円(前年同期比14.5%増)、営業利益161億1400万円(同84.8%増)、純利益106億5600万円(同2.4倍)だった。
ザ・パック <3950> 2,914円 +168 円 (+6.1%) 本日終値
8月5日大引け後(15:00)に決算を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比16.4%増の16億円に伸びたが、通期計画の40億円に対する進捗率は40.0%となり、5年平均の39.7%とほぼ同水準だった。
太陽誘電 <6976> 6,020円 +340 円 (+6.0%) 本日終値
8月5日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の151億円に急拡大した。併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の235億円→330億円(前年同期は181億円)に40.4%上方修正し、増益率が29.2%増→81.5%増に拡大し、従来の2期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
新電元工業 <6844> 4,740円 +265 円 (+5.9%) 本日終値
大幅高。5日の取引終了後、22年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を879億円から946億円(前期比17.6%増)へ、純利益を39億円から58億円(前期55億6100万円の赤字)へ増額しており、これを好感した買いが入ったようだ。自動車市場や産業機器市場での半導体需要が底堅いことなどが業績の押し上げに貢献する。なお、同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高224億9900万円(前年同期比17.9%増)、純利益17億4100万円(前年同期7億3300万円の赤字)だった。
資生堂 <4911> 7,619円 +424 円 (+5.9%) 本日終値
8月5日大引け後(15:00)に決算を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は280億円の黒字(前年同期は63.5億円の赤字)に浮上し、通期計画の270億円に対する進捗率が103.9%とすでに上回り、さらに5年平均の55.2%も超えた。
NTTデータ <9613> 1,794円 +93 円 (+5.5%) 本日終値
8月5日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比80.4%増の489億円に拡大し、通期計画の1750億円に対する進捗率は28.0%に達し、4年平均の22.2%も上回った。
クレハ <4023> 7,800円 +400 円 (+5.4%) 本日終値
8月5日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比54.4%増の43.6億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の75億円に対する進捗率は58.1%に達し、5年平均の35.4%も上回った。
島津製作所 <7701> 4,690円 +235 円 (+5.3%) 本日終値
8月5日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の127億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の490億円→520億円(前期は483億円)に6.1%上方修正し、増益率が1.3%増→7.5%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
コスモHD <5021> 2,811円 +135 円 (+5.0%) 本日終値
8月5日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は496億円の黒字(前年同期は283億円の赤字)に浮上し、通期計画の880億円に対する進捗率は56.4%に達し、5年平均の49.0%も上回った。
フォースタートアップス <7089> 1,910円 +400 円 (+26.5%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は5日取引終了後に、22年3月期通期の単独業績予想を修正。営業利益見通しを前期比2.8倍の4億5000万円(従来予想は1億8000万円)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高の見通しも同72.8%増の22億円(従来予想は17億8500万円)に上方修正。スタートアップ企業向けの人材紹介を中心とした人材支援サービスであるタレントエージェンシーの受注高が当初予測を上回る水準で推移しており、その傾向が今後も続くとみている。なお、あわせて発表した第1四半期(4〜6月)の単独決算は、売上高が前年同期比74.9%増の5億2500万円、営業利益が同3.2倍の1億4100万円で着地した。
ユニバンス <7254> 415円 +80 円 (+23.9%) ストップ高 本日終値
ストップ高まで買われた。同社は5日取引終了後に、22年3月期第2四半期累計(4〜9月)の連結業績予想を修正。営業利益見通しは従来予想の8億円から17億円(今期から収益認識に関する会計基準等を適用していることから前期との比較なし)に引き上げた。第2四半期累計の売上高見通しも、従来の235億円から245億円に上方修正。北米市場の回復を追い風に四輪駆動装置及び農機ユニットの売り上げが当初予測を上回って推移しているほか、事業構造改善の効果などが利益を押し上げる見通しだとしている。通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響や半導体の供給不足の懸念があることから、売上高見通しを従来通り480億円で据え置いた。一方、営業利益見通しは利益改善効果を踏まえ、従来予想の20億円から30億円に引き上げた。
カーディナル <7855> 673円 +100 円 (+17.5%) ストップ高 本日終値
は朝方から気配値を切り上げる展開で、ストップ高の673円に買われた。5日の取引終了後、MBOの一環として山田弘直社長が代表を務める山田マーケティング(大阪市城東区)が、同社株に対してTOBを実施すると発表しており、TOB価格851円にサヤ寄せする展開となった。株式を非公開化することで、中長期的な企業価値の向上につながる施策への戦略的投資を積極的かつ迅速に行い、事業の構造改革を断行するのが狙い。買付予定数は131万5755株(下限67万5878株、上限設定なし)で、買付期間は8月6日から9月21日まで。TOB成立後、カーディナルは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は、同社株式を8月5日付で監理銘柄(確認中)に指定している。
オリコン <4800> 1,041円 +150 円 (+16.8%) ストップ高 本日終値
急反発しストップ高の1041円に買われた。5日の取引終了後に発表した第1四半期(4〜6月)連結決算が、売上高11億300万円(前年同期比14.3%増)、営業利益3億5600万円(同69.3%増)、純利益2億5500万円(同9.7%増)となり、営業利益が四半期ベースで過去最高となったことが好感された。商標利用契約・デジタルプロモーション・データ販売の各ビジネスが好調に推移した顧客満足度調査事業が大幅に拡大した。また、外部メディア向けコンテンツ提供で動画が拡大したほか、自社メディアでセッション数が増加したニュース配信・PV事業も伸長し業績を牽引した。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高44億6000万円(前期比10.7%増)、営業利益12億3000万円(同16.2%増)、純利益8億6000万円(同横ばい)の従来見通しを据え置いている。
兼房 <5984> 730円 +100 円 (+15.9%) ストップ高 本日終値
後場に入りストップ高の730円に買われた。午後1時40分ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を174億6000万円から187億円へ、営業利益を6億8000万円から16億5000万円へ、純利益を4億7000万円から11億円へ上方修正し、あわせて7円50銭としていた期末配当予想を16円50銭に引き上げたことが好感された。足もとで国内向けに住宅関連刃物、非住宅関連刃物や、海外向けに自動車関連刃物及び木工関連刃物などが伸長しており、国内、海外ともに売り上げが想定を上回る見込み。また、それに伴う売上原価率の改善なども寄与するとしている。同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高45億3500万円、営業利益4億100万円、純利益3億1100万円だった。なお、会計基準変更に伴い、前期及び前年同期との比較の記載はない。
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