※S高銘柄一覧
<2191> テラ JQ 一時
<2932> STIFHD 東証2 2020年のIPO関連
<3787> テクノマセマ 東証2 現場の映像・音声を低遅延・低ビットレートで伝送するモバイルツール発売
<3931> Vゴルフ 東証M
<4058> トヨクモ 東証M 一時 2020年のIPO関連
<4059> まぐまぐ JQ 一時 2020年のIPO関連
<4736> 日本ラッド JQ 前日まで2日連続ストップ高。情報セキュリティ関連
<4845> スカラ 東証1 全国の自治体でのデジタル化を支援
<5337> ダントーHD 東証1
<6070> キャリアL 東証1 配分 大幅な業績上方修正にインパクト強まる 12.65万株買残
<7067> ブランドT 東証M デジタルトランスフォーメーション関連
<7851> カワセコンピ 東証2 今期は3期ぶり経常黒字転換見通しに
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <7851> カワセコンピ 東証2 34.8 310 S 未定としていた21年3月期は営業黒字浮上へ
2. <6070> キャリアL 東証1 27.9 1375 S 高収益率の新規BPO案件寄与し21年2月期業績予想を上方修正
3. <3931> Vゴルフ 東証M 24.7 2020 S
4. <7067> ブランドT 東証M 24.5 2030 S デジタルトランスフォーメーション関連
5. <2932> STIFHD 東証2 24.4 2550 S キオクシアの上場中止で需給悪化懸念が後退
6. <2191> テラ JQ 18.3 945
7. <4059> まぐまぐ JQ 18.3 3560 キオクシアの上場中止で需給悪化懸念が後退
8. <3787> テクノマセマ 東証2 17.4 1010 S 現場の映像・音声を低遅延・低ビットレートで伝送するモバイルツール発売
9. <4845> スカラ 東証1 16.8 1041 S 業務提携戦略で官民のDX投資需要取り込みへ
10. <7713> シグマ光機 JQ 16.7 1303 量子イノベーションで世界の覇権争い激化へ
11. <5337> ダントーHD 東証1 16.4 569 S
12. <4736> 日本ラッド JQ 15.8 1099 S 量子コンピューターと電子署名で思惑
13. <7519> 五洋インテ JQ 14.9 154
14. <9658> ビジ太田昭 東証1 14.7 1564 未定としていた21年3月期は増収増益
15. <7481> 尾家産 東証1 13.3 1909
16. <7191> イントラスト 東証1 12.9 977 養育費保証のLINE受付を開始
17. <6638> ミマキエンジ 東証1 12.6 510
18. <7320> リビング保証 東証M 12.4 1562
19. <3166> OCHIHD 東証1 11.7 1850
20. <1436> フィット 東証M 11.5 937
21. <6864> NF回路 JQ 11.4 2232 量子イノベーションで世界の覇権争い激化へ
22. <4833> ぱど JQG 11.3 275 人材派遣関連
23. <7482> シモジマ 東証1 10.5 1531
24. <3264> アスコット JQ 10.3 204
25. <6360> 東自機 東証2 10.2 1775
エイチ・アイ・エス <9603> 1,910円 +143 円 (+8.1%) 本日終値
大幅続伸。朝方は売りに押されていたが、前場後半から急速に買いが優勢となり、後場寄り一段高に買われた。格安航空券などを扱う旅行会社大手でハウステンボスなどテーマパークやホテル事業なども運営する。前週末25日取引終了後、20年10月期の最終損益が318億円の赤字となる見通しを発表。前期実績の122億4900万円の黒字から大幅に悪化する。ただ、コロナ禍で業績悪は織り込み済みで、最近は政府主導の「Go To キャンペーン」などが追い風要因として意識されており、空売り筋の買い戻しを誘った。直近の信用倍率は0.6倍台と大幅に売り長で、日証金では逆日歩がついた状態にあり、株式需給面では浮揚力が働きやすい。
新日本空調 <1952> 2,429円 +159 円 (+7.0%) 本日終値
後場一段高。同社はきょう、室圧の変更が可能な多用途型簡易クリーンブース「DiverCell(ダイバーセル)」を開発したと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。「DiverCell」は、用途に応じて清浄な空気質を保持しながら室圧制御が可能。陽圧運転時には医療現場などにおける待機室や感染抑制室として在室者の感染リスクを低減させることができ、陰圧運転時では感染症発生時の仮設病室や臨時の感染隔離室として感染症の原因ウイルスなどを封じ込めることができるという。
西松屋チェーン <7545> 1,474円 +81 円 (+5.8%) 本日終値
大幅高、7%を超える上昇で8日続伸と異彩の上値追いを継続。ベビー・子供衣料専門店を経営、郊外型の大型店舗での展開に特徴がある。コロナ禍も足もとの業績は好調で、9月の月次既存店売上高は前年同月を11%上回り11カ月連続のプラス成長を確保。店内は高い天井と広い通路幅でスペースを確保し3密を回避、店員を少なくしたローコスト経営が功を奏した。「このビジネスモデルの強みが今朝の金融・ビジネス系のテレビ番組で紹介されたこともあって人気が加速した」(国内証券アナリスト)という。株価は8月25日の高値を抜き2016年12月以来約3年9カ月ぶりの高値圏に浮上した。
いちご <2337> 313円 +16 円 (+5.4%) 本日終値
4日ぶりに反発。同社はきょう、プロジェクトに参加しているスマートフォン向けリアルワールドサッカーゲーム「TSUBASA+(ツバサ プラス)」の世界各国での公開日が決定したと発表しており、これが株価の刺激材料となったようだ。ゲームの公開は、9月30日に欧州主要地域(スペイン、フランス、イタリア、ベルギー、ドイツ、オランダ、イギリス)、10月15日にアジア・オセアニア地域及び一部の欧州地域(日本、台湾、香港、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、オーストラリア、ポルトガル、スイス)を予定。公開日が未発表の地域についても順次公開していくとしている。
日本精化 <4362> 1,743円 +85 円 (+5.1%) 本日終値
カイ気配スタートで続急伸。前週末25日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を275億円から290億円(前期比0.2%減)へ、営業利益を28億円から36億円(同1.1%減)へ、純利益を20億円から25億5000万円(同2.7%減)へ上方修正したことが好感された。家庭用製品事業で感染症対策製品の販売が当初予想を上回っていることに加えて、想定以上に工業用品事業での販売状況に改善が見込まれることが要因としている。
Zホールディングス <4689> 698円 +33 円 (+5.0%) 本日終値
続伸。SMBC日興証券は25日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに、目標株価を650円から900円に引き上げた。インターネット広告需要は底打ちしたとみており、回復局面入りを予想。同証券では、同社の21年3月期連結営業利益を従来予想の1636億円から1717億円(前期比12.7%増)に増額修正している。また、LINE<3938>との経営統合に関して8月に公正取引委員会から承認を得たことなどから、統合準備が進捗している。
カワセコンピ <7851> 310円 +80 円 (+34.8%) ストップ高 本日終値
ストップ高。同社は25日取引終了後に、これまで未定としていた21年3月期通期の単独業績予想を公表。営業損益見通しは1000万円の黒字(前期は1億4100万円の赤字)としていることが買い安心感につながったようだ。新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として訪問営業の抑制などが続く見通しであることから、通期の売上高見通しは前期比3.4%減の26億7000万円としている。ただ、売上高に見合う原価率の低下や経費の削減などが利益を押し上げるとみている。
キャリアリンク <6070> 1,375円 +300 円 (+27.9%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率トップ
ストップ高の1375円に買われた。前週末25日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、売上高を231億3200万円から269億8000万円(前期比27.8%増)へ、営業利益を5億8500万円から17億9500万円(同2.5倍)へ、純利益を4億200万円から12億7500万円(同2.4倍)へ上方修正したことが好感された。上期において、BPO事業者及び官公庁から新規大型BPO案件を受注することができたことに加えて、収益率の高い新規BPO案件の計上で売上総利益が改善することが要因としている。
まぐまぐ <4059> 3,560円 +550 円 (+18.3%) 一時ストップ高 本日終値
直近IPO株が軒並み高。まぐまぐ<4059>やSTIフードホールディングス<2932>が一時ストップ高に買われたほか、トヨクモ<4058>やI−ne<4933>、それに雪国まいたけ<1375>も値を飛ばした。10月6日に東証への株式公開を予定していたキオクシアホールディングス<6600>が、この日に上場中止を発表した。キオクシアは時価総額1兆5000億円超の今年最大のIPOとなる見込みだったが、直近IPO銘柄には同社の上場に伴う資金捻出のための売りも懸念されていただけに、需給悪化懸念が後退したことも好感されたようだ。明日上場のヘッドウォータース<4011>は、人工知能(AI)絡みで人気化が予想されており、当面IPO関連人気は続くとみられている。
テクノマセマティカル <3787> 1,010円 +150 円 (+17.4%) ストップ高 本日終値
後場急伸しストップ高の1010円に買われた。前引け後に、独自のコンピュータアルゴリズム「DMNA」を用いて開発した低遅延モバイル・モニタリング・システム「Point−One」の販売を開始したと発表しており、これが好感された。「Point−One」は、最大16台のスマートフォンから実用的なレベルの映像・音声を0.1秒の低遅延かつ低ビットレートで伝送し、マルチビューワパソコンでモニタリングするシステム。伝送路に公衆インターネット回線網を使用し、クラウドサーバ環境が不要なため、安価なシステム構築が可能な点が特徴としている。
スカラ <4845> 1,041円 +150 円 (+16.8%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率2位
ストップ高。同社は企業向けASPサービスなどを主力に企業や自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を取り込んでいる。そうしたなか、25日取引終了後、日本初の官民共創を展開するPublic dots & Company社(東京都渋谷区)と業務提携し、共創型DXプラットフォームシステム「CO−DO」の開発に着手することを発表、これを手掛かり材料に短期資金の攻勢が加速する形となった。
日本ラッド <4736> 1,099円 +150 円 (+15.8%) ストップ高 本日終値
は引き続き大口資金の流入が続き、150円高はストップ高となる1099円に買われた。株価は前週末まで連日で値幅制限いっぱいに買われており、きょうで3営業日連続のストップ高となる。独立系システムインテグレーターで、産業用コンピューター分野では世界首位級の台湾のアドバンテック社とインダストリアルIoT分野で資本・業務提携していることから、量子コンピューターなど次世代コンピューティング分野での展開力に期待が大きい。また、日本通運<9062>子会社の情報資産管理会社と業務提携し、電子署名・電子契約を活用したハンコ業務の効率化促進に取り組んでいることも足もとの物色人気につながっている。
ビジ太田昭 <9658> 1,564円 +201 円 (+14.8%) 本日終値 東証1部 上昇率4位
急反発し、年初来高値を更新。前週末25日の取引終了後、未定としていた21年3月期の連結業績予想について、売上高285億円(前期比0.5%増)、営業利益22億円(同3.3%増)、純利益14億5000万円(同1.6%増)と増収増益を見込み、3期連続営業最高益更新を予想していることが好感された。最近の受注状況などを考慮したほか、新型コロナウイルス感染症が緩やかに収束に向かうと想定している。
NF回路 <6864> 2,232円 +228 円 (+11.4%) 本日終値
フィックスターズ<3687>が買われたほか、シグマ光機<7713>、ユビキタス AIコーポレーション<3858>、HPCシステムズ<6597>、スパークス・グループ<8739>、テラスカイ<3915>など量子コンピューター関連株が軒並み高に買われた。世界的に量子技術を巡る覇権争いが激化しており、直近は論文数で中国が米国を抜き世界首位となるなど、次世代テクノロジーにおける米中間の摩擦先鋭化のひとつの背景ともなっている。日本では7月末に東京大学を主体とする産官学の「量子イノベーションイニシアティブ協議会」が発足しており、トヨタ自動車<7203>をはじめ日本を代表する企業など10団体が研究開発に積極的に取り組む構えをみせており、同分野に経営資源を注ぐ銘柄群に物色の矛先が向いた。
プロパティエージェント <3464> 1,573円 +145 円 (+10.2%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
後場上げ幅を拡大し年初来高値を更新。この日正午ごろ、集合住宅における全ての入室・利用及び時間制限付の鍵貸しを可能とする顔認証技術に関して特許を取得し、サービス展開すると発表しており、これが好感された。同特許は、子会社DXYZの有する物理的な鍵や暗証番号を一切必要とせずに顔認証を利用することで集合住宅のエントランス、宅配BOX、エレベーター、各住戸の入室・利用を可能とするもの。顔認証を共通プラットフォーム化することで、一度登録した顔情報をもとに、利用者自身が集合住宅以外でも顔情報を再度登録することなくサービスを利用することを可能としたほか、顔認証を活用して占有スペースに所有者がいなくても訪問者が占有スペースに入ることを可能とし、利便性を向上させたという。
ジュンテンドー <9835> 1,140円 +80 円 (+7.6%) 本日終値
急騰して一時、前日比169円(15.9%)高の1229円に買われ、年初来高値を更新した。前週末25日の取引終了後、21年2月期の単独業績予想について、売上高を448億円から475億円(前期比12.1%増)へ、営業利益を9億5000万円から19億6000万円(同6.7倍)へ、純利益を4億5000万円から10億5000万円(同12.2倍)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響により、マスクなどの感染予防関連や園芸や資材などの巣ごもり関連の売り上げが、第1四半期に引き続き第2四半期も想定以上に伸長しており、当面影響が続くとみられることが要因としている。
理経 <8226> 309円 +19 円 (+6.6%) 本日終値
続急騰で連日の年初来高値更新、一時21%高と値を飛ばし352円まで駆け上がる場面があった。時価は急騰相場を演じた14年7月以来約6年2カ月ぶりの高値圏に浮上した。同社は情報機器の輸入商社であるとともに、システムインテグレーターでもあり、システム開発やネットワークソリューションも手掛け、ハード、ソフト両面を事業テリトリーとしている。官庁向けで高い実績を持っていることから、菅首相が打ち出した行政のデジタル化推進では、同社の商機が高まるとの見方がある。時価総額50億円前後と小型株にも関わらず、出来高流動性に富んでおり150万株程度まで積み上がった信用買い残もほとんど気にならない。業績面は厳しいものの、前20年3月期が底とみられており、300円近辺の値ごろ感から追随買いを誘った。
丸文 <7537> 530円 +30 円 (+6.0%) 本日終値
急騰。27日付の日本経済新聞で「デジタル機器を無線電波で遠隔充電する新技術が国内での実用化へ動き出す。無線給電の米オシアなどが2021年に日本でサービスを始める」と報じられており、なかで同社が設備の導入などで協力し、企業向けに提供するとあることが好材料視された。記事によると、Wi―Fiと同じ電波を使い、ロボットや電子値札、スマートフォンなどを10メートル離れた場所から充電できるという。デジタル機器の長時間使用につながるだけに、用途は広いとの見方が買いにつながったようだ。
ハイマックス <4299> 2,535円 +136 円 (+5.7%) 本日終値
大幅続伸。前週末25日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を145億円から151億円(前期比1.6%減)へ、営業利益を7億5800万円から11億円(同8.7%増)へ、純利益を5億1200万円から7億4000万円(同6.5%増)へ上方修正したことが好感された。クレジット案件などを中心に売り上げの増加が見込めることに加えて、全般的な経費が圧縮されていることが要因としている。
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