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2020年07月31日

[S高|株価値上注目銘柄] セプテニHD,ZOZO,プロトコーポレーション,中国塗料,味の素,エス・エム・エス,カルビー,SREホールディングス,デクセリアルズ,ルネサス,富士電機,Jストリーム,ベネフィット・ワン,セゾン情報システムズ,日本ハム,システナ,プロパティデータバンク,ダイトーケミックス,エッチ・ケー・エス



※S高銘柄一覧


<2424> ブラス     東証1  一時  前日もストップ高
<2978> ツクルバ    東証M      丸井Gと資本業務提携
<3092> ZOZO    東証1  配分  今期業績は過去最高で増配 128.5万株買残
<4298> プロト     東証1  一時  プラットフォーム事業堅調で第1四半期は営業増益
<4366> ダイトーケミ  東証2  配分  第1四半期経常2.4倍で上期計画を大幅超過 1.79万株買残
<4389> プロパテDB  東証M  配分  4-6月期経常は15倍増益で着地 0.67万株買残
<4617> 中国塗     東証1  一時  600万株を上限とする自社株取得枠を設定
<7219> HKS     JQ       8月末を基準日として1株を2株に株式分割へ

※株価高上昇率銘柄一覧


1. <4293> セプテニHD JQ    25.7   240  20年9月期のNon-GAAP営業利益予想を上方修正、広告需要回復
2. <4389> プロパテDB 東証M   24.3  1537 S 4〜6月期営業利益12倍
3. <3092> ZOZO   東証1   21.2  2860 S デジタルシフト追い風に今期業績は過去最高で増配も発表
4. <4366> ダイトーケミ 東証2   20.9   868 S 第1四半期経常2.4倍で上期計画を大幅超過
5. <7707> PSS    東証M   20.2  1966  コロナウイルス関連
6. <2978> ツクルバ   東証M   20.0   900 S 丸井Gと資本業務提携を発表
7. <4760> ALPHA  JQ    18.6  1853 
8. <4298> プロト    東証1   16.2  1040  プラットフォーム事業堅調で第1四半期は営業増益
9. <4617> 中国塗    東証1   15.8   997  600万株を上限とする自社株取得枠を設定
10. <3777> FHTHD  JQG   15.8   22 
11. <2151> タケエイ   東証1   14.2  1174  第1四半期営業益38%増で上半期計画進捗率65%
12. <3793> ドリコム   東証M   13.5   707  未定だった上期経常は3倍増で9期ぶり最高益更新へ
13. <1491> 中外鉱    東証2   12.0   28 
14. <8894> レボリュー  東証2   11.4   39 
15. <2802> 味の素    東証1   11.3  1904  21年3月期業績予想の増額修正を好感
16. <2175> エスエムエス 東証1   9.9  2613  4〜6月期経常利益は3割増
17. <7464> セフテック  JQ    9.9  8460 
18. <2229> カルビー   東証1   9.8  3355  第1四半期経常益6%増で通期計画進捗率27%
19. <5199> 不二ラテ   JQ    9.3  3245 
20. <6080> M&Aキャピ 東証1   9.2  3845 
21. <2980> SREHD  東証M   9.2  2737  21年3月期の営業利益予想を8.31億円に上方修正、想定より売上高堅調
22. <4980> デクセリ   東証1   8.9   951  第1四半期営業益31%増で通期計画進捗率31%
23. <3659> ネクソン   東証1   8.7  2730 
24. <8256> プロルート  JQ    8.4   350 
25. <8165> 千趣会    東証1   8.1   335  総額16億円の資金調達を実施

セプテニHD <4293>  240円  +49 円 (+25.7%)  本日終値
急騰、前日比49円(25.6%)高の240円に買われた。30日の取引終了後、20年9月期の連結業績予想について、売上高を170億円から175億円(前期比4.2%増)へ、最終利益を7億2000万円から11億円(前期5億4700万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。緊急事態宣言の解除に伴い、3月後半から減少を続けていた広告需要が5月には底打ちし、6月以降には回復の傾向が徐々に強くなっていることが要因。これに加えて、緊急事態宣言解除後も従業員に対する在宅勤務推奨を継続していることに伴い、営業活動関連費用を中心にコスト管理が進んでいることも寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(19年10月〜20年6月)決算は、売上高129億2800万円(前年同期比2.2%増)、最終利益7億8300万円(前年同期10億1400万円の赤字)だった。

ZOZO <3092>  2,860円  +500 円 (+21.2%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
ストップ高。30日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績は、売上高336億7400万円(前年同期比19.4%増)、経常利益104億7300万円(同37.5%増)と大幅増収増益を達成しており、これが好材料視された。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うデジタルシフトの進展を背景に、商品取扱高が20%近く伸び、受託販売手数料が大きく増加したことが寄与。また、前期に実施したARIGATO施策の値引き費用がなくなったことも利益拡大の要因となった。併せて、非開示だった21年3月期通期業績予想は、売上高1437億円(前期比14.5%増)、経常利益395億円(同42.9%増)といずれも過去最高を更新する見通しとなったと発表。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比7円増の37円に増配する方針としたことも好感された。

プロトコーポレーション <4298>  1,040円  +145 円 (+16.2%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
急反発、一時ストップ高に買われた。午前10時30分ごろに発表した第1四半期(4〜6月)連結決算が、売上高135億1800万円(前年同期比8.0%減)、営業利益15億200万円(同3.7%増)、純利益10億1700万円(同1.8%減)となり、営業増益となったことが好感された。新型コロナウイルス感染症の感染拡大による消費活動停滞の影響を受け、中古車輸出など物品販売が落ち込み売上高は減少したものの、プラットフォーム事業が堅調に推移したことに加えて、新型コロナウイルスの感染拡大下における旅費交通費などの減少が寄与した。なお、従来未定としていた21年3月期通期業績予想は、売上高600億円(前期比1.5%増)、営業利益52億2500万円(同1.7%増)、純利益34億8100万円(同30.3%減)を見込んでいる。緊急事態宣言が5月に解除されて以降、売上高が回復しつつあることなどを踏まえたという。

中国塗料 <4617>  997円  +136 円 (+15.8%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率3位
後場急騰し、一時ストップ高まで買われた。同社はきょう午後1時30分頃に、600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の10.3%)、52億円を上限とする自社株取得枠を設定したと発表しており、需給の改善などが期待されたようだ。取得期間は8月3日から来年7月30日までで、株主還元及び資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することが主な目的だとしている。また、21年3月期通期の連結業績予想修正もあわせて発表。売上高は前期比8.8%減の800億円(従来予想レンジは800〜820億円)、営業利益は同42.9%増の50億円(従来予想レンジは30〜50億円)になる見通しだとしている。新型コロナウイルスの影響などでコンテナ用塗料分野を中心に弱含んでいることから売上高は前回予想の下限に、営業利益は原材料をはじめとする各種コストの低減や商品構成の改善などで採算性の向上が順調に進んでいることから上限値に修正した。

味の素 <2802>  1,904円  +194 円 (+11.4%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
急騰。株価は一時、前日に比べ12%上昇した。30日取引終了後、21年3月通期の業績予想の増額修正を発表したことが好感された。売上高は1兆480億円から1兆570億円(前期比3.9%減)に見直したほか、事業利益は780億円から900億円(同9.3%減)、純利益は225億円から320億円(69.9%増)に増額した。新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要で、調味料・食品、冷凍食品の各セグメントで家庭用製品の販売が増加している。特に北米での冷凍食品の販売が好調なことなどが寄与する。

エス・エム・エス <2175>  2,613円  +235 円 (+9.9%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
寄り付きからマドを開けて大幅高に買われた。株価は一時前日比16.1%高の2760円まで上昇した。30日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4〜6月)の連結業績は、売上高105億3900万円(前年同期比12.4%増)、経常利益30億1800万円(同30%増)に拡大しており、これを好感する買いが入った。人手不足が続く介護職向け人材紹介の好調が継続したほか、看護師向け人材紹介も伸びた。また、介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」の会員数が増加したことに加え、新規人材採用を抑制したことも大幅増益につながった。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高374億3600円(前期比6.5%増)、経常利益64億5900万円(同1.6%増)の従来見通しを据え置いている。

カルビー <2229>  3,355円  +300 円 (+9.8%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
大幅高。同社は30日取引終了後に、21年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。経常利益は前年同期比5.7%増の64億1500万円となり、通期計画240億円に対する進捗率は26.7%となった。売上高は同4.0%増の643億8500万円で着地。昨年11月から連結範囲に加わった米スナック菓子メーカーのウォーナック・フード・プロダクツが貢献したほか、中華圏のEコマースでスナックやシリアルの販売が拡大したことなどが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

SREホールディングス <2980>  2,737円  +230 円 (+9.2%)  本日終値
急反騰し一時、前日比343円(13.7%)高の2850円に買われた。30日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を58億200万円から59億3600万円(前期比54.2%増)へ、営業利益を6億8000万円から8億3100万円(同11.4%増)へ、純利益を4億1100万円から4億9100万円(同3.8%増)へ上方修正したことが好感された。不動産事業の売上高減少が予想よりも小幅であることに加えて、AIクラウド&コンサルティング事業も堅調に推移していることから、売上高が想定を上回るほか、コストコントロールによる販管費の減少が利益を押し上げるとしている。なお、同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、前年同期は四半期決算を行っていないため比較はないものの、売上高10億4000万円、営業利益1億2300万円、純利益6100万円で、会社発表の参考値との比較では、46%増収、15%営業増益、14%最終減益だった。

デクセリアルズ <4980>  951円  +78 円 (+8.9%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
大幅高。同社は30日取引終了後に、21年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比31.1%増の12億5600万円となり、通期計画40億円に対する進捗率は31.4%となった。売上高は同5.9%減の138億3900万円で着地した。光学フィルムが前年の特需の影響などで苦戦したことが減収につながったが、差異化技術製品の拡大による製品ミックスの改善や生産性向上などが利益を押し上げた。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

ルネサス <6723>  578円  +40 円 (+7.4%)  本日終値
7月30日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結税引き前損益は297億円の黒字(前年同期は134億円の赤字)に浮上して着地した。

富士電機 <6504>  2,870円  +192 円 (+7.2%)  本日終値
急反発。30日の取引終了後に発表した第1四半期(4〜6月)連結決算は、売上高1688億4400万円(前年同期比4.1%減)、営業利益24億3500万円(同33.1%減)、純利益13億5600万円(同46.4%減)と大幅減益となったものの、想定の範囲内だったことから、目先の悪材料出尽くし感から買われたようだ。新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた企業活動の制約による納期延伸や設備投資抑制などの影響を受けて、「パワエレシステム エネルギー」「食品流通」部門を中心に需要が減少した。また、為替変動の影響やパワー半導体事業の先行投資増なども利益を圧迫した。なお、21年3月期通期業績予想は引き続き未定としている。

Jストリーム <4308>  3,175円  +211 円 (+7.1%)  本日終値
急伸。メディア系のコンテンツ配信関連や医薬系業界を中心としたライブ配信が業績を押し上げている。同社が30日取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4〜6月)決算は営業利益が2億4000万円となり、これまで非開示だった通期見通しについては前期比65%増の9億円と急拡大予想を示した。これを材料視する投資資金が集中する格好となった。

ベネフィット・ワン <2412>  2,303円  +141 円 (+6.5%)  本日終値
7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比13.2%増の21.7億円に伸び、4-9月期(上期)計画の33.5億円に対する進捗率は65.0%に達し、5年平均の47.5%も上回った。

セゾン情報システムズ <9640>  2,137円  +121 円 (+6.0%)  本日終値
高い。30日の取引終了後、第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想について、売上高を100億円から110億円(前年同期比4.0%減)へ、営業利益を11億円から13億円(同16.3%減)へ、純利益を8億5000万円から10億5000万円(同23.7%減)へ上方修正したことが好感された。ファイル連携プラットフォームで主力の「HULFT」事業を中心に売上高が堅調に推移していることに加えて、海外を含む拠点間の移動自粛や会議及びイベントのオンライン化、生産性向上への取り組みなどが寄与する。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高220億円(前期比6.6%減)、営業利益25億円(同27.5%減)、純利益20億円(同81.9%増)の従来見通しを据え置いている。また、同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高54億5100万円(前年同期比5.0%減)、営業利益8億4400万円(同11.1%増)、純利益6億8600万円(同3.9%減)だった。

日本ハム <2282>  4,625円  +245 円 (+5.6%)  本日終値
後場急上昇。午後1時30分ごろ、21年3月期の連結業績予想について、事業利益を340億円から370億円(前期比15.5%減)へ、最終利益を200億円から220億円(同14.5%増)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響により、外食向けなど業務用商品は厳しい状況にあるものの、内食需要の高まりにより量販店向けの販売が伸長していることから、売上高は1兆2000億円(同2.4%減)の従来見通しを据え置いた。ただ加工事業で、内食需要の拡大により主力ブランド商品の販売が好調に推移し利益率が改善したことに加えて、食肉事業でも、国産鶏肉・国産豚肉の相場上昇により生産部門が堅調に推移したことが利益を押し上げるとしている。なお、同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高2793億500万円(前年同期比8.4%減)、事業利益92億3000万円(同16.7%減)、最終利益93億8400万円(同8.5%増)だった。

システナ <2317>  1,586円  +84 円 (+5.6%)  本日終値
7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比0.8%増の18.3億円となり、通期計画の73.7億円に対する進捗率は5年平均の19.3%を上回る24.8%に達した。

プロパティデータバンク <4389>  1,537円  +300 円 (+24.3%) ストップ高   本日終値
ストップ高。30日の取引終了後に発表した第1四半期(4〜6月)単独決算が、売上高5億300万円(前年同期比30.3%増)、営業利益1億700万円(同12.6倍)、純利益7300万円(同15.0倍)と、大幅増益となったことが好感された。不動産・施設の運用管理を支援するクラウドサービス「@プロパティ」の新規顧客の獲得や既存顧客の利用拡大が進んだことが牽引した。また、前期から継続して複数の大型案件のプロジェクト推進活動が順調に進捗したソリューションサービスも堅調に推移した。

ダイトーケミックス <4366>  868円  +150 円 (+20.9%) ストップ高   本日終値
ストップ高。30日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4〜6月)の連結経常利益が前年同期比2.4倍の3億5400万円に急拡大しており、これを好材料視する買いが入った。先端の半導体用感光性材料やフラットパネルディスプレー周辺材料の新製品開発などに積極的に取り組むなか、化成品事業の業績が急拡大し、売上高は34億5300万円と前年同期比27.8%の大幅増収を達成した。第1四半期経常利益が上期計画の5000万円を7倍も上回っており、業績上振れは濃厚とみられる。

エッチ・ケー・エス <7219>  3,100円  +500 円 (+19.2%) ストップ高   本日終値
ストップ高。30日の取引終了後、8月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の更なる拡大を図ることが目的という。効力発生日は9月1日。





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