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2020年05月07日

[S高|株価値上注目銘柄] 電算システム,テラスカイ,アルゴグラフィックス,ワークマン,野村不HD,テクマトリックス,LIXILビバ,LIXILグループ,サマンサJP,ソレイジア・ファーマ,FRONTEO,GMOTECH,テラ,広栄化学工業,ディ・アイ・システム,cotta,ホロン,アイビーシー,イマジニア,エノモト



※S高銘柄一覧


<1691> WTガソリン  東証E  一時  前日もストップ高
<2158> フロンテオ   東証M      AIを用いた新型コロナ研究で450種の候補化合物をリストアップ
<2176> イナリサーチ  JQ       
<2191> テラ      JQ   配分  63.47万株買残
<2345> クシム     東証2      教育ICT関連
<2372> アイロムG   東証1      前日もストップ高。新型コロナウイルス薬関連
<2395> 新日本科学   東証1      
<2438> アスカネット  東証M  配分  フィンテック関連 3.68万株買残
<3353> メディ一光G  JQ   配分  取引時間内に商い成立せず、100株の買い注文を残す
<3630> 電算システム  東証1  配分  第1四半期は想定以上の大幅増益に 0.66万株買残
<3773> AMI     東証M      人工知能関連
<3911> Aiming  東証M      巣ごもり関連
<4367> 広栄化学    東証2  配分  レムデシビルが今日にも承認で思惑高まる 10.13万株買残
<4563> アンジェス   東証M      新型コロナウイルス薬関連
<4597> ソレイジア   東証M  一時  イベルメクチンのマルホ大株主で思惑働く
<4599> ステムリム   東証M  一時  
<4978> リプロセル   JQG      コロナウイルス関連
<6026> GMOテック  東証M      第1四半期営業利益は2.1倍
<6090> HMT     東証M      前日まで3日連続ストップ高。新型コロナウイルス薬関連
<6190> フェニクスB  東証M  配分  前日もストップ高 1.29万株買残
<7094> ネクストーン  東証M      
<7172> JIA     東証M  配分  20年12月期営業利益予想を下方修正も増益見通しは維持 14.78万株買残
<7707> PSS     東証M      コロナウイルス関連
<7829> サマンサJP  東証M      コナカ子会社フィットハウスと合併
<8692> だいこう    東証1  配分  前日まで2日連続ストップ高 88.84万株買残
<8885> ラ・アトレ   JQG      
<9272> ブティックス  東証M      
                 

※株価高上昇率銘柄一覧


1. <6090> HMT    東証M   58.1  1632 S HMTがアンジェスと阪大が進める新型コロナ向けDNAワクチン共同開発に参画
2. <7829> サマンサJP 東証M   36.0   189 S 持ち分適用関連会社サマンサタバサジャパンを連結子会社化
3. <4597> ソレイジア  東証M   33.6   179  イベルメクチンのマルホ大株主で思惑働く
4. <2438> アスカネット 東証M   29.4  1320 S フィンテック関連
5. <7610> テイツー   JQ    28.1   82 
6. <4563> アンジェス  東証M   24.6  2023 S 新型コロナ関連の材料相次ぎ個人マネーの流入加速
7. <2158> フロンテオ  東証M   24.4   408 S AIを用いた新型コロナ研究で450種の候補化合物をリストアップ
8. <2372> アイロムG  東証1   24.4  2042 S 新型コロナ関連の材料相次ぎ個人マネーの流入加速
9. <4347> ブロメディア JQ    23.8   99 
10. <6026> GMOテック 東証M   22.5  1634 S 第1四半期は大幅営業増益で高進捗率
11. <2191> テラ     JQ    21.2   457 S 新型コロナ関連の材料相次ぎ個人マネーの流入加速
12. <6190> フェニクスB 東証M   21.0   864 S
13. <7093> アディッシュ 東証M   20.5  2507  サイバーセキュリティ関連
14. <8692> だいこう   東証1   20.0   901 S 野村総研がTOBで完全子会社化へ
15. <7172> JIA    東証M   19.9   903 S 20年12月期営業利益予想を下方修正も増益見通しは維持(訂正)
16. <3630> 電算システム 東証1   19.3  3090 S 1〜3月期営業4割増益で上期計画ライン到達
17. <4978> リプロセル  JQG   19.2   497 S コロナウイルス関連
18. <7707> PSS    東証M   18.8   947 S 新型コロナ関連の材料相次ぎ個人マネーの流入加速
19. <1730> 麻生フオーム JQ    18.7   483 
20. <4367> 広栄化学   東証2   18.5  3230 S レムデシビルが今日にも承認で思惑高まる
21. <3911> Aiming 東証M   18.3   647 S 『ドラゴンクエストタクト』の開発順調に進捗
22. <1327> EASY商品 東証E   18.1  2684 
23. <7094> ネクストーン 東証M   17.3  6770 S
24. <4564> OTS    東証M   17.1   96 
25. <3416> ピクスタ   東証M   17.0  1455 

電算システム <3630>  3,090円  +500 円 (+19.3%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率3位
ストップ高。情報処理やシステム開発を手掛け、コンビニエンスストアなどの収納代行業務にも力を入れている。1日取引終了後に発表した20年1〜3月期決算はクラウド関連サービスなどが足もとの業績を牽引し、営業利益段階で11億1300万円と前年同期比4割強の大幅増益を達成した。これは上期計画にほぼ並ぶ水準でポジティブサプライズとなった。

テラスカイ <3915>  2,736円  +229 円 (+9.1%)  本日終値
エヌエフ回路設計ブロック<6864>、フィックスターズ<3687>など量子コンピューター関連に位置づけられる銘柄が買いを集めている。東北大学発のベンチャーで量子アニーリングマシンを活用した総合ソリューションを提供するシグマアイ(東京都港区)が1日に、新型コロナウイルスへの対応に量子コンピューターを生かした独自研究開発をスタートさせたことを発表しており、これが関連銘柄の株価を強く刺激する格好となっている。

アルゴグラフィックス <7595>  3,535円  +220 円 (+6.6%)  本日終値
急反発。1日取引終了後、20年3月期の連結経常利益予想を従来の53億8000万円(前期比2.5%増)から65億6200万円(前期比25%増)へ大幅上方修正すると発表。従来の4期連続での過去最高益予想を更に上乗せしたことを好材料視する買いが向かった。自動車業界を中心とする製造業の研究開発投資意欲が根強く、システム商品販売やサービス事業全般が好調に推移したほか、経費削減を進めたことも利益を押し上げた。好調な業績を踏まえ、期末配当を従来計画の25円から35円へ増額修正したことも好感されたようだ。

ワークマン <7564>  7,130円  +420 円 (+6.3%)  本日終値
急反発。420円高の7130円に買われ、4月20日以来の7000円大台回復を果たしており、目先は同月9日につけた戻り高値7360円が上値のフシとして意識される状況にある。作業服販売チェーン最大手で、低価格路線を強みに顧客ニーズを開拓、店舗併設による高機能ウエアの新業態「ワークマンプラス」も積極推進し業容拡大を進めている。新型コロナウイルスの影響でアパレル関連全般は収益面での逆風が極めて強いが、1日取引終了後に発表された同社の4月既存店売上高は前年同月比5.7%増と増収基調が続いており、これが投資資金の食指を動かす形となった。

野村不HD <3231>  1,817円  +106 円 (+6.2%)  本日終値
一時12.6%高と急騰、5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現から一気に上放れの様相を強めた。マンションの開発・分譲を手掛けるが、オフィスビルなどの投資ファンドへの売却が好調で収益を押し上げている。20年3月期の営業利益は前の期比3.5%増の819億500万円と増益を確保、また20年1〜3月期の伸びが特に顕著でこれを材料視する買いを呼び込んだ。信用買い残高も低水準で株式需給面でも上値が軽い。なお、今期業績予想は非開示。

テクマトリックス <3762>  2,776円  +160 円 (+6.1%)  本日終値
3日ぶりに反発。1日の取引終了後、集計中の20年3月期連結業績について、売上高が268億円から285億5000万円(前の期比12.3%増)へ、営業利益が24億6000万円から30億2000万円(同24.9%増)へ、純利益が16億円から18億6000万円(同26.5%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。継続的なセキュリティー投資需要の高まりを背景に情報セキュリティー関連製品の売り上げが堅調だったほか、戦略的に取り組んでいる「ストック型ビジネスの拡大」が奏功した。また、事業構造改革の推進による採算性の改善なども寄与した。

LIXILビバ <3564>  1,933円  +100 円 (+5.5%)  本日終値
後場一段高。この日正午ごろに発表した4月度の月次売上高(速報)で、ホームセンター事業の既存店売上高が前年同月比9.1%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。客数が同15.1%増となったことが牽引した。なお、全店売上高は同14.4%増だった。

LIXILグループ <5938>  1,356円  +65 円 (+5.0%)  本日終値
大幅高、一時11%高の1434円まで上値を伸ばした。同社は1日取引終了後、20年3月期税引き前利益を従来予想の440億円から470億円に増額修正した。イタリアの建材子会社を米投資会社に売却したことに伴うもの。同子会社は業績が低迷しグループの収益を圧迫していたが、今回の売却でこれを解消する。これを手掛かり材料に、きょうはカイ気配スタートとなりマドを開けて買われ底値離脱の動きを鮮明としている。

サマンサJP <7829>  189円  +50 円 (+36.0%) ストップ高   本日終値
1日に発表した「コナカ子会社フィットハウスと合併」が買い材料。コナカ <7494> 傘下のフィットハウスを吸収合併。これにより同社はコナカの連結子会社となる。

ソレイジア・ファーマ <4597>  179円  +45 円 (+33.6%) 一時ストップ高   本日終値
急反発し一時、ストップ高の184円に買われた。米ギリアド・サイエンシズの「レムデシビル」が、きょうにも新型コロナウイルス治療薬として薬事承認される見通しであることを受けて、同じく新型コロナへの効果が期待される抗寄生虫薬「イベルメクチン」への関心が高まっている。現在、イベルメクチンを有効成分とする薬としてはマルホ(大阪市北区)が販売する駆虫剤「ストロメクトール」があるが、そのマルホがソレイジア発行済み株数の9.7%を保有していることから、思惑的な買いが入ったようだ。

FRONTEO <2158>  408円  +80 円 (+24.4%) ストップ高   本日終値
ストップ高。1日の取引終了後、同社の創薬支援人工知能(AI)システム「Cascade Eye」を利用した新型コロナウイルス感染症の研究で、約450種の候補化合物をリストアップしたと発表したことが好感された。「Cascade Eye」を利用して作成したパスウェイマップ(経路図)を利用して、その中に含まれる分子や遺伝子に関する論文を解析した結果、約450種の既存薬の転用候補が見つかったという。通常の創薬研究においては、臨床試験を経て承認される確率は約3万分の1であるといわれていることから、「CascadeEye」を使った候補薬探索が大幅な効率化をもたらすことが示唆されたという。また、リストアップした450種のうちオートファジー、抗炎症関連化合物など約400種が市販されており、効果や副作用等に関する適正な治験を経たのち、今後のコロナウイルス治療薬としての活用が期待できるとしている。

GMOTECH <6026>  1,634円  +300 円 (+22.5%) ストップ高   本日終値
急反発しストップ高。1日の取引終了後に発表した第1四半期(1〜3月)単独決算が、売上高7億7600万円(前年同期比9.3%増)、営業利益3000万円(同2.1倍)、純利益2500万円(同77.9%減)と大幅営業増益となり、通期計画に対する進捗率が60%と高いことが好感された。BI(ビジネスインテリジェンス)ツール「GMO jobbi(ジョビー)」にコミュニケーション機能を搭載し、委託先の各広告の運用担当ディレクターと管理画面上でやり取りできるようにしたことで、広告主への報告・連絡・相談をより迅速に行うことを可能にしたことなどが寄与した。なお、20年12月期通期業績予想は、売上高31億円(前期比19.0%増)、営業利益5000万円(同2.2倍)、純利益2000万円(同85.5%減)の従来見通しを据え置いている。

テラ <2191>  457円  +80 円 (+21.2%) ストップ高   本日終値
プレシジョン・システム・サイエンス<7707>やアイロムグループ<2372>も値幅制限いっぱいに買われ、アンジェス<4563>は11連騰で2000円大台乗せ。このほか、タカラバイオ<4974>、新日本科学<2395>などバイオ関連株が総蜂起状態に買われた。市場では「主力株を避けて材料株優位の流れが強まるなか、新興市場の株価回復で個人投資家の買い余力も増しており、新型コロナ関連で材料が相次ぐバイオ関連を一斉に物色する動きが顕在化している」(国内ネット証券マーケットアナリスト)という。このなか、先端医療支援を手掛けるセネジェニックス・ジャパン(東京都中央区)との間で、COVID−19肺炎に対する間葉系幹細胞を用いた治療法の開発に関する共同研究契約を締結したことを材料に買われているテラはきょうで4営業日連続のストップ高で株価は動意前と比較して既に約3倍化している。

広栄化学工業 <4367>  3,230円  +504 円 (+18.5%) ストップ高   本日終値
ストップ高。米ギリアド・サイエンシズがエボラ出血熱治療薬として開発した「レムデシビル」が、きょうにも新型コロナウイルス治療薬として薬事承認される見通しであることから、レムデシビルの製造用原材料であるピロールを供給する同社に思惑的な買いが入ったようだ。また同社は、同じく新型コロナウイルス治療薬として月内にも承認される見通しの「アビガン」についても、製造用原材料の「ピリジン」を供給しており、新型コロナウイルス薬関連として人気が急上昇している。

ディ・アイ・システム <4421>  1,201円  +150 円 (+14.3%)  本日終値
後場一段高。同社はきょう、テレワーク推進サービスの提供を開始したと発表しており、これが株価を刺激したようだ。サービス開始は、テレワーク対応が急務となっているなか、多くの顧客からテレワーク環境の構築方法やネットワーク・セキュリティーなどの課題に対する相談が寄せられていることを受けたもの。提供するのはモバイルパソコンやリモートアクセス、クラウド型ファイルサーバ、遠隔コミュニケーション、eラーニング、セキュリティー対策などで、これ以外でも顧客の要望にあわせて最適なソリューションを提供するとしている。

cotta <3359>  548円  +62 円 (+12.8%)  本日終値
5連騰し年初来高値を更新。この日の朝方、運営する菓子・パン作りの通販メディアサイト「cotta(コッタ)」と「cotta business(コッタビジネス)」における20年4月の新規注文件数が約2.3万件となり、前年比約7倍となったと発表しており、これが好感された。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で、おうち時間を楽しむために菓子・パン作りニーズが急増しており、小麦粉やイースト、バター、ベーキングパウダーなどを注文するためにサイトを訪れる客が例年を大幅に上回っているという。

ホロン <7748>  6,480円  +550 円 (+9.3%)  本日終値
一時570円高の6500円と値を飛ばし、2月13日につけた15年ぶりの高値である6580円を視界に捉える場面があった。同社は電子ビームを使ったマスク回路検査・測定装置などを展開するが、商品競争力の高さに定評があり、特に半導体の微細化投資を背景に市場が急速に立ち上がっているEUV露光装置向けなどで需要を捉えている。前日の米国株市場では半導体製造装置で世界首位のアプライドマテリアルズが大幅高に買われるなど半導体関連がNYダウの下げに逆行して買われたが、最先端半導体の量産でEUV露光関連の設備投資需要の高まりを投資マネーは重視しているとみられる。同社株もこのテーマ買いの流れに乗り、継続的な資金流入が観測される。

アイビーシー <3920>  973円  +63 円 (+6.9%)  本日終値
大幅続伸。前週末1日の取引終了後、リモートワーク急増に伴うICTインフラ管理強化を支援するため、システム情報管理ソフトウェア「System Answer G3」など4製品・サービスを7月末まで無料で提供するキャンペーンを開始したことを発表しており、これが好感された。新型コロナウイルス感染防止対策に伴う生活様式の変化により、企業によるリモートワーク、学校や塾によるオンライン学習などの利用が急増。これに伴いシステムやネットワークに想定外の負荷が発生していることを受け、ICTインフラ管理強化を支援するためとしている。

イマジニア <4644>  1,058円  +65 円 (+6.6%)  本日終値
上げ足を加速、一時8.4%高の1076円まで上値を伸ばし、4月30日につけた戻り高値1053円をクリア。同時に中長期トレンドの分水嶺である75日移動平均線や26週移動平均線とのマイナスカイ離もほぼ解消した。モバイルコンテンツ配信を主力とするが、スマートフォンゲーム「メダロットS」が収益に貢献しているほか、ニンテンドースイッチ向けゲームソフトの「Fit Boxing」が業績の牽引役を担っている。特に「Fit Boxing」はヘルスケアや健康を維持することに対する消費者ニーズも捉え、新型コロナウイルスの影響で業績が低迷する企業が多いなか、巣ごもり関連の一角として外出自粛の動きを商機につなげている。

エノモト <6928>  1,006円  +44 円 (+4.6%)  本日終値
反発。同社は1日取引終了後に、20年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益は前の期比20.1%増の13億5800万円(従来予想は12億円)になったようだと発表しており、これが好感されたようだ。売上高は同7.6%増の226億4700万円(従来予想は210億円)となったもよう。スマートフォン向け部品が当初の予測を上回る需要で推移したほか、利益面では生産性の向上や工程改善活動の効果などが寄与した。なお、純利益については固定資産の減損損失を計上したことや投資有価証券評価損などが影響し、前の期に比べて横ばいの9億1200万円(従来予想は9億2000万円)になったようだとしている。





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