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2019年08月07日

[S高|株価値上注目銘柄] ホーブ,青木あすなろ,J―HD,シュッピン,アクセルM,ニックス,遠州トラック,JVCケンウッド,ヨコオ,ミツウロコG,カゴメ,テーオーシー,新日本製薬,ジャックス,タカラバイオ,ルネサス,りらいあ,サンマルク,アイホン,住友倉庫,丸大食品,日清食HD,大崎電気工業



※S高銘柄一覧


<1382> ホーブ     JQ   配分  業務用イチゴの販売増で19年6月期業績は計画上振れ 1.05万株買残
<1865> 青木あすなろ  東証1  配分  親会社の実施するTOB価格にサヤ寄せ 13.26万株買残
<2721> J―HD    JQ   一時  
<3179> シュッピン   東証1  配分  カメラ事業・時計事業が好調に推移 2.62万株買残
<3624> アクセルM   東証M      
<4243> ニックス    JQ       射出成形時のガス発生を抑制する技術を開発と報じられる
<9057> 遠州トラック  JQ   一時  第1四半期営業益86%増で上半期計画進捗率62%

※株価高上昇率銘柄一覧


1. <3179> シュッピン  東証1   21.1   860 S 4-6月期(1Q)経常は53%増益で着地
2. <1865> 青木あすなろ 東証1   19.0   938 S 高松グループがTOBで完全子会社化
3. <7538> 大水     東証2   18.6   249 
4. <1382> ホーブ    JQ    17.8   995 S 業務用イチゴの販売増で19年6月期業績は計画上振れ
5. <9057> 遠州トラック JQ    17.2  1504  第1四半期営業益86%増で上半期計画進捗率62%
6. <3624> アクセルM  東証M   15.8   734 S 『コンサヴァ』オープンβテストを8日に開始
7. <6632> JVCケンウ 東証1   15.6   259  4-6月期(1Q)税引き前は86%増益で着地
8. <4243> ニックス   JQ    14.3   799 S 射出成形時のガス発生を抑制する技術を開発と報じられる
9. <6800> ヨコオ    東証1   13.0  2395  4〜6月期営業86%増益を材料視
10. <6562> ジーニー   東証M   12.6   591  人工知能関連
11. <8705> 岡藤HD   JQ    12.4   190 
12. <7049> 識学     東証M   11.9  1643 
13. <3774> IIJ    東証1   11.7  2287  情報セキュリティ関連
14. <3649> ファインデ  東証1   10.9  1030  医療IT化で電子カルテ関連の案件増勢
15. <6569> 日総工産   東証1   10.7  1214  人材派遣関連
16. <7771> 日本精密   JQ    10.3   139 
17. <2148> ITメディア 東証1   10.3   750 
18. <2196> エスクリ   東証1   10.2   810  4-6月期(1Q)経常は32%増益で着地
19. <7895> 中央化学   JQ    10.2   357 
20. <9684> スクエニHD 東証1   10.0  4070  『FF拡張版』への期待感反映で第1四半期は想定以上の好決算
21. <8131> ミツウロコG 東証1   9.9   888  4-6月期(1Q)経常は3.4倍増益・上期計画を超過
22. <2811> カゴメ    東証1   9.7  2726  4-6月期収益急回復で上半期事業利益は増益転換
23. <4800> オリコン   JQ    9.7  1587  4-6月期(1Q)経常は81%増益で着地
24. <2429> ワールドHD 東証1   9.3  1679  上期経常は一転26%増益で上振れ着地
25. <8746> 第一商品   JQ    9.3   165 

青木あすなろ建設 <1865>  938円  +150 円 (+19.0%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
ストップ高。6日、同社に対して高松コンストラクショングループ <1762> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表したことが買い材料視された。TOB価格が前日終値を53.6%上回る1株1210円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買付期間は8月7日から9月19日まで。TOBが成立した場合、同社株は上場廃止となる見通し。

JVCケンウッド <6632>  259円  +35 円 (+15.6%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
急騰。6日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益が前年同期比85.6%増の16.3億円に拡大して着地したことが買い材料視された。主力の自動車分野はOEM(相手先ブランドによる供給)における純正品の販売減少や中国景気の悪化を受けて収益が悪化したものの、会議システムやテレマティクスソリューション関連の販売拡大で補い、増収を確保した。販管費が減少したことなども大幅増益の要因となった。

ヨコオ <6800>  2,395円  +276 円 (+13.0%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
後場寄り大口の買い注文が入り急伸。同社が7日前場取引終了後に発表した19年4〜6月期決算は営業利益が前期比86%増の11億7500万円と大幅な伸びを示した。車載用通信機器が低調だったが、回路検査用コネクタや無線通信機器が好調で全体収益を牽引した。株価は前日までの3営業日で9%以上の下落をみせていたこともあって値ごろ感からの買いを引き寄せる格好となった。

ミツウロコG <8131>  888円  +80 円 (+9.9%)  本日終値
高い。6日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比3.4倍の20.1億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。営業基盤の拡大や他社との提携強化を通じ、法人、一般家庭向けの電力販売量が増加したことが寄与。燃料価格の下落でエネルギー事業の採算が急改善したことも利益拡大に貢献した。上期計画の8億円をすでに2.5倍も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。

カゴメ <2811>  2,726円  +241 円 (+9.7%)  本日終値
8月6日大引け後(15:40)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比23.0%増の54.5億円に伸び、通期計画の95億円に対する進捗率は57.5%となった。同時に発表した「5.3%の自社株消却を実施」も買い材料。発行済み株式数の5.3%にあたる525万株の自社株を消却する。消却予定日は8月30日。

テーオーシー <8841>  748円  +62 円 (+9.0%)  本日終値
急反発。同社は6日取引終了後に、20年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表。営業利益は17億8500万円(前年同期比11.4%増)となり、上半期計画32億円に対する進捗率は55.8%となった。売上高は46億6000万円(同3.8%増)で着地。ビルの特性に応じたテナント獲得の強化に取り組んだことで、主力の不動産事業の売り上げが拡大したことが寄与した。上半期及び通期の業績予想については従来計画を据え置いている。また、150万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.55%)、10億3200万円を上限とする自社株取得枠を設定したと発表したことも好感されたもよう。資本効率の向上を図り、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしており、取得期間は8月13日から来年3月31日までとなっている。

新日本製薬 <4931>  1,792円  +144 円 (+8.7%)  本日終値
大幅高。一時8.7%高の1792円と値を飛ばした。同社は6月27日に東証マザーズ市場に上場した直近IPO銘柄で化粧品や健康食品、医薬品などの企画や通販を手掛ける。6日取引終了後に発表した19年9月期第3四半期(10〜6月)決算は営業利益が25億9200万円でこれは通期計画の26億円(前期比4.3%増)に対する進捗率で99.7%に達した。通期業績の上振れが意識され、大口の買いを呼び込んだ。

ジャックス <8584>  2,258円  +179 円 (+8.6%)  本日終値
8月6日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比27.5%増の45.3億円に伸び、4-9月期(上期)計画の77億円に対する進捗率は58.9%に達し、5年平均の49.8%も上回った。

タカラバイオ <4974>  2,178円  +165 円 (+8.2%)  本日終値
5日ぶり急反発、一時10%高の2215円と値を飛ばした。同社は研究試薬や食品の開発を手掛け、再生医療分野にも積極的に取り組んでいる。遺伝子工学に精通し、特に免疫細胞のT細胞にキメラ抗原受容体を加えて遺伝子改変を行う「CAR−T療法」ではその技術に対する注目度が高い。業績もここ10年にわたり大幅増益基調を続けており、収益成長力も抜群だ。同社が6日取引終了後に発表した19年4〜6月期決算は営業利益が前年同期比46%増の22億5100万円と大幅な伸びを示し、対上期進捗率は77%に達した。バイオ産業支援や遺伝子治療いずれも大幅増収増益で高成長路線に陰りがみられず、株価はこれを評価する形で大きく買われた。

ルネサス <6723>  650円  +47 円 (+7.8%)  本日終値
全体下げ相場に抗して急反発。朝方に前日比10.4%高の666円まで上値を伸ばす場面があった。6日取引終了後に発表した19年1〜6月期決算は営業損益が37億7200万円の赤字(前年同期は561億3400万円の黒字)と低迷した。車載マイコンの大手メーカーだが、半導体市況の悪化を反映する形となった。ただ、株価面では織り込みが進んでおり、空売りの買い戻しを誘う形となった。信用取組は売り買いがっぷり四つで直近の信用倍率は0.97倍で需給相場の素地がある。

りらいあ <4708>  1,392円  +97 円 (+7.5%)  本日終値
続急伸。6日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比75.5%増の20.5億円に拡大して着地したことが買い材料視された。流通や金融向けを中心にコンタクトセンター業務の受注が伸びたことが寄与。のれん償却費の減少に加え、採算管理を徹底したことなども大幅増益に貢献した。通期計画の76億円に対する進捗率は27.0%となり、5年平均の20.7%も上回った。

サンマルク <3395>  2,444円  +163 円 (+7.2%)  本日終値
8月6日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比9.9%増の12.4億円に伸びたが、4-9月期(上期)計画の32.2億円に対する進捗率は38.8%となり、5年平均の38.2%とほぼ同水準だった。

アイホン <6718>  1,697円  +102 円 (+6.4%)  本日終値
8月6日大引け後(15:40)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は4億1100万円の黒字(前年同期は200万円の赤字)に浮上し、4-9月期(上期)計画の7億円に対する進捗率は58.7%に達し、5年平均の7.8%も上回った。

住友倉庫 <9303>  1,398円  +81 円 (+6.2%)  本日終値
後場急伸。午後1時30分ごろ、第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想について、売上高は従来予想の950億円(前年同期比5.5%増)を据え置きつつ、営業利益を50億円から52億円(同31.9%増)へ、純利益を38億5000万円から40億5000万円(同2.4倍)へ上方修正したことが好感された。第1四半期決算で、物流事業が陸上運送業などの取り扱い拡大で計画を上回ったことに加えて、海運事業で今後、海上運賃の改定が反映される見通しであることが要因。また、運航経費削減の効果が見込まれることも寄与する。なお、20年3月期通期業績予想は、売上高1920億円(前期比3.1%増)、営業利益108億5000万円(同23.4%増)、純利益88億円(同27.3%増)の従来見通しを据え置いている。同時に発表した第1四半期(4〜6月)連結決算は、売上高471億3500万円(前年同期比6.9%増)、営業利益26億3100万円(同38.2%増)、純利益24億9000万円(同12.0%増)だった。更に、200万株(発行済み株数の2.34%)、または40億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されたようだ。取得期間は8月8日から来年2月28日までで、取得した全株を20年3月31日付で消却するとしている。

丸大食品 <2288>  2,139円  +110 円 (+5.4%)  本日終値
大幅続伸。同社はウインナー、焼き豚など加工品を柱とする食品製造業を手掛けており、足もとではレトルトカレーやタピオカ飲料が好調なほか、コンビニエンスストア向け新工場の初期コストが一巡することで収益が大幅に改善している。6日取引終了後に発表された20年3月期第1四半期売上高が前年同期比4.5%増の613億9300万円、営業利益が同2.8倍の14億3100万円となったことを評価する形で買いが流入した。

日清食HD <2897>  7,090円  +360 円 (+5.4%)  本日終値
後場急伸。同社はきょう午後1時過ぎに、20年3月期の第1四半期累計(4〜6月)の連結決算を発表。営業利益は86億2700万円(前年同期比32.8%減)となったが、直前四半期(1〜3月)の約58億円の赤字から改善していることが材料視されたようだ。売上収益は1058億9400万円(同2.4%増)で着地。日清食品及び明星食品のカップめん類が売り上げを伸ばしたほか、ブラジルや米国、中国などの海外事業が堅調だったことが寄与した。半面、原材料価格や物流費の上昇が利益面の重荷となった。なお、通期業績予想は売上高4650億円(前期比3.1%増)、営業利益370億円(同27.7%増)とする従来計画を据え置いている。

大崎電気工業 <6644>  664円  +33 円 (+5.2%)  本日終値
後場上げ幅を拡大。午後2時ごろ、第2四半期累計(4〜9月)連結業績予想について、最終利益を3億5000万円から6億円(前年同期比7.0%減)へ上方修正したことが好感された。海外における法人税について期初計画との差異が発生していることが要因という。売上高420億円(同17.7%増)、営業利益15億円(同2.3%減)は従来予想を据え置いている。同時に発表した第1四半期(4〜6月)決算は、売上高202億8700万円(同24.7%増)、営業利益11億5900万円(同92.6%増)、最終利益5億2800万円(同72.7%増)だった。国内はスマートメーターの取り換え需要がピークを過ぎたほか、価格低下もあって苦戦した。ただ、海外はスマートメーター需要が高まっているオーストラリアで出荷が順調に増加したことに加えて、英国でも通信ハブなどの売り上げが増加。また、中東の案件も大きく寄与して全地域で大幅な増収となり、これが業績を牽引した。なお、20年3月期通期業績予想は、売上高920億円(前期比12.1%増)、営業利益43億円(同横ばい)、最終利益16億円(同11.4%減)の従来見通しを据え置いている。

ホーブ <1382>  995円  +150 円 (+17.8%) ストップ高   本日終値
ストップ高。6日の取引終了後、集計中の19年6月期連結業績について、売上高が34億7700万円から35億9100万円(前の期比7.2%減)へ、営業利益が1300万円から4600万円(前の期6300万円の赤字)、最終利益が1200万円から4400万円(同6400万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。主力のイチゴ果実・青果事業で、自社品種「夏瑞・なつみずき」が食味の良さからこれまでの夏秋イチゴにはなかった生食用の市場を新たに展開しており、夏秋期以外の業務用イチゴの販売先数及び販売数量が増加していることが要因。また、業務の効率化を図り、運送費をはじめとした販管費を削減したことも寄与した。

ニックス <4243>  799円  +100 円 (+14.3%) ストップ高   本日終値
ストップ高の799円に買われた。きょう付けの日刊工業新聞で、「熱可塑性樹脂に多孔性配位高分子(PCP)を配合し、射出成形(溶融)時の発生ガスを抑制する技術を開発した」と報じられており、これを好材料視した買いが入ったようだ。記事によると、PCPは金属イオンと有機配位子が配位結合した多孔性材料で、ゼオライトなど従来のガス吸着材に比べ最大30倍の比表面積があるという。また、金属イオンと有機配位子の組み合わせで構造が変わり、ガスを特定して吸着できるとしている。同技術により、射出成形時のガス発生量を約3分の1に抑えられることを確認したとあり、成形品の外観や精度に影響を及ぼすガス発生の抑制に貢献する技術だけに、注目されているようだ。





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posted by lucky cat at 16:02 | Comment(0) | ◆S高株価値上注目銘柄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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