日経平均株価(N225)と3ヶ月先行指数(2015/12/25〜2016/12/23)
NYダウ(DJI)と3ヶ月先行指数(2015/12/25〜2016/12/23)
※3ヶ月先行指数は、米国の経済指標を基に米国景気(相場)を予測したものです。
ただし、VIX指数が継続的に25を超えている場合は全く当てになりませんの要注意。
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
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スケールDiffは、短期スケールから長期スケールを引いた差分(difference)です。成長Diffは、短期成長指数から長期成長指数を引いた差分(difference)です。
市況感といった株式市場全体の方向性や強さを短期的に予想しています。
まずは、プラス値又はマイナス値への転換点です。グラフ上に転換点が出現すると、相場でも転換点が出現する可能性が高くなります。プラス値が継続する場合は、相場は強含むことを示唆します。マイナス値が継続する場合は相場は弱含むことを示唆します。
はい。通常は、一致しません。グラフ上の転換点は、相場の転換点よりは、約3〜6週間程度やや遅れて出現します。ただし、グラフ上の山と谷は、相場上の山と谷との相似形となり、ほぼ同一のタイミングで出現します。いずれにせよ、約3ヶ月前には転換点がグラフ上に出現しますので、投資判断には十分に間に合います。
はい2つあります。
ひとつめとして、スケールDiffと成長Diffの位置関係も重要となります。
スケールDiff>成長Diff(ゴールデンクロス) では、相場は強含む傾向にあり、
成長Diff>スケールDiff(デッドクロス) では、相場は弱含む傾向にあります。
ふたつめは、ブラフの傾きです。
右肩上がり(プラスの傾き)時には、相場は強い傾向があります。
また、プラスの傾きが大きいほど、相場に勢いが出る傾向があります。
反対に、右肩下がり(マイナスの傾き)時には、相場は弱い傾向があります。
また、マイナスの傾きが大きいほど、相場に勢いが無くなる傾向があります。
ただ、右肩下がり(マイナスの傾き)となったときでも、プラス値が継続する場合は、相場は底堅く推移する傾向があります。反対に右肩上がり(プラスの傾き)となったときでもマイナス値が継続する場合は、相場は上昇に転じきれない傾向があります。
グラフ上に転換点が出現した時点で、プラス値なら買い準備をマイナス値なら売り準備を開始します。売買週ににおけるスケールDiffと成長Diffを確認して、直後の転換点がプラス値なら買いをマイナスなら売りを入れるのが基本パターンとなります。
ただ、直後の転換点が離れている場合は、スケールDiffと成長Diffの位置関係(Gクロス:買い、Dクロス:売り)やグラフの傾き(プラス:買い、マイナス:売り)を見て売買判断をします。
1/22週と3/4週に底打ち。4/1週〜4/8週にプラス値へ。2016年1月上旬には判明。
⇒日経平均:2/12週に底打ち。NYダウ:1/22週に底打ち。
4/22週と4/29週に天井打ち。5/20週〜5/27週にマイナス値へ。2016年2月中旬には判明。
⇒日経平均:4/22週に天井打ち。NYダウ:4/22週に天井打ち。
7/8週に底打ち。7/22週〜7/29週にプラス値へ。2016年4月下旬には判明。
⇒日経平均:6/24週底打ち。NYダウ:7/1週に底打ち。
前もって相場の転換点を捉えており、底打ちから上昇局面も一致していることから、予想は成功と言えるでしょう。
さらに、7/29週以降にかけて プラス値が継続して出現していることから強い上昇相場の出現が予想されています。
実相場も11月上旬までに、日経平均:約16.7%、NYダウ:約7.8%上昇。次期米大統領選挙でトランプ氏が当選したことによるブーストがかかった12月下旬では、日経平均:約29.7%上昇、NYダウ:約16.9%上昇しており、予想と一致した言えるでしょう。