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Top◆日経平均予想見通し >【株先行指標:2016/7/15週〜10/21週】 7月中旬下押し弱まるか 7月末から反転 9月下旬鈍るも 10月中下旬まで好調維持か 1989年以降ドル円グラフ追加 日経平均株価(NYDow)長期株予想
2016年07月10日

【株先行指標:2016/7/15週〜10/21週】 7月中旬下押し弱まるか 7月末から反転 9月下旬鈍るも 10月中下旬まで好調維持か 1989年以降ドル円グラフ追加 日経平均株価(NYDow)長期株予想



3ヶ月先行予測指数(2016/7/15週〜2016/10/21週)

※3ヶ月先行指数は、米国の経済指標を基に米国景気(相場)を予測したものです。 saishin-coment20161021.png

ただし、VIX指数が継続的に25を超えている場合は全く当てになりませんの要注意。

N225(日経平均株価) 前1年間の先行指数からの予想と結果(2015/10/23〜2016/10/21)

saishin-225-year20161021.png

NYDow(DJI) 前1年間の先行指数からの結果と予想(2015/10/23〜2016/10/21)
saishin-ny-year20161021.png

NYDow(DJI)3ヶ月先行予測指数(長期スケール&長期トレンド)(1989〜2017)

1989-2017-ny-suke20160626.png

N2253ヶ月先行予測指数(長期スケール)及びドル円(1989〜2017)

1989-2017-225-suke-yendoll20160626.png

3ヶ月景気先行指数の先読みポイント


<長期スケールの頂点>
2014/11/7週(135.54) > 2015/11/6週(133.78) > 2016/5/6週(130.95) 
2009年以降、継続していた頂点の右肩上がり傾向が消滅していたが、8/12週に、131.05が出現。
2016/8/12週(131.05)>2016/5/6週(130.95)となり、右肩上がり傾向が復活。

さらに、2016/9/16週(134.27)>2015/11/6週(133.78)となり、直近2番目の頂点もクリア。
加えて、2016/10/21週(135.93)>2014/11/7週(135.54)となり、直近最高頂点もクリア。
明確な右肩上がりの傾向が出現し、さらに継続が見込めるか。

<長期スケール上昇期間>
2014/11/7週:107週間継続 > 2015/11/6週:16週間継続 > 2016/5/6週:7週間継続
相場から上昇を継続し維持する力が無くなりつつあったが、
2016/7/22週以降、14週連続で上昇が出現中。

<長期スケールの底点>
2015/7/17週(130.78) > 2016/3/18週(129.97) > 2016/7/15週(129.31)
2009年以降、継続していた底点の右肩上がり傾向が消滅しつつあるか。
2016年3月での底打ちならず。ただし、7月中旬に再び底打ちが出現。
2016/8/12週に、(131.05)が出現。さらに、2016/9/16週(134.27)が出現。
加えて、2016/10/21週(135.93)が出現したことで、
右肩上がり傾向に復活する可能性がさらに大きくなったか。

2016年3月中旬から下げ止りの兆候が出現。
一方的な大幅減速(大下落相場)入りは回避し、一旦は底打ちするも、5月に入ると失速。
6月から7月にかけても、ジリジリとした下落傾向が続き、
7/15週には、直近最低値を再び更新したものの、底打ちへ。
8/12週には、直近最高値をクリアし、上回る値が出現。 さらに、9/16週に直近2番目の頂点もクリアしたうえで、10月中旬でも上昇傾向を維持し、
10/21週に直近最高値の頂点もクリア。
本格的な反転上昇相場入りへの期待がさらに大きくなってきたか。

ただ、上昇ピッチが速すぎるか。
急角度で上昇した場合は相場が付いてこない場合が有るので、注意が必要か。

リーマンショック時は、87週間で長期スケールは、36.51下落。傾きは、▲0.419。
2016/3/18週時点では、71週間で長期スケールは、5.56下落。傾きは、▲0.078。
2016/7/15週時点では、88週間で長期スケールは、6.24下落。傾きは、▲0.070。

先行指数上における下落の傾きの大きさは、景気(相場)の下落スピードと下落幅に比例。
2015/3/6週〜5/22週に天井を打ったNYダウが下落傾向にあるとはいえ、
比較的値持ちが良いことの説明がつくか。

リーマンショック時よりは、強めの数値を維持しながらも、ジリジリとした下落が継続中だったが、
7月中旬に底打ちが出現。長期的な景気減速(下落相場)入りを回避できる可能性が浮上しつつあるか。

7月上旬に発表された中国PMIを元に長期スケールChainaを再計算したところ、8月中旬にかけては上昇へ。ただ、8月中旬以降は再び横ばいから微減傾向へ。9月中旬からは緩やかな下落傾向か。中国景気は、今夏からの回復が見込めるものの、V字回復は厳しく段階的なスローペースの回復に留まるか。

このことは、米国よりも中国経済指標をみながら金融政策を決定しているFRBが今夏以降利上げを実施せざるを得なくなることを示唆しているか。

ただ、利上げ不可避となったところでの中国政府の動きには注意が必要か。
事実上、中国の金融政策は米国の金融政策にペッグされているため、
中国の望まない利上げを米国が実施しようとすると、
2015年8月のように、経済危機を演出して利上げ阻止に動く可能性もあるか。


7月上中旬に、短期スケール・長期スケールが直近最低値を更新したものの、
長期トレンド指数は、微減から上昇傾向へ。
3/4週の値(▲9.81)を底打ちとした上昇傾向が出現。
8月からは、2015年末以来のプラス値に復帰。
9/16週以降は、2桁台に到達し、上昇傾向に弾みが付いているか。

3ヶ月先行指数における上昇相場が出現するサインとしては、
長期トレンド指数が底入れした後に、長期スケールが上昇に転じる場合があり、
今回も長期間に及ぶ上昇相場の起点となる可能性を示めすものか。

よって、7月中旬までは、ジリジリとした下落が想定されるものの、
相場環境次第では、横ばい或いは微増もあり得るか。

ただ、相場は、6月中旬から下落傾向に突入したか。

先行指数における底値の出現は次のとおり。

短期スケールは、7/8週に底値が出現。
長期スケールは、7/15週に底値が出現。
スケールDiffは、7/8週で底打値が出現。7/22週からプラス値へ。
短期成長指数は、7/15週に底値が出現。
長期成長指数は、7/22週に底値が出現。
成長Diffは、7/8週に底値が出現。

スDiff>成Diffは、上昇圧力がかかり始めるサイン。6月下旬から徐々に出現するか。

先行指数を見る限りでは、7月上旬にかけて、
ある程度の下落は覚悟しておく必要があるものの、
6月下旬〜7月上旬あたりに底打ちが期待できるか。

ただ、短期スケール・長期スケールともに、「10/21週の値>7/15週の値」が出現。
10月中下旬にかけて、先高感があり、相場を下支えするか。


英国民投票によりEU離脱派が勝利したことにより
6/24週に19週ぶりに25超が出現したものの、30超は出現せず。

7/8には、13台前半まで下落。
市場は、落ち着きを取り戻したか。

予想される7月下旬以降の上昇トレンド出現のためには、
VIX指数が30を超えないこと。
超えても、3週間以内に、30を下回ることが必要となるか。
さらに、5週間以内に、25を下回ることが必要となるか。

いずれにせよ、今後もVIX指数の動きには注目したいところか。

VIX指数が継続的に25を超えている場合は全く当てになりませんの要注意。

今週のまとめ

夏以降の反転上昇に期待して、下値を拾いたいところか。
VIX指数が、30以下なら、無理の無い範囲でコツコツと下値拾いを続行するべきか。

N225(日経平均株価) 先行指数と周期的アノマリー(2016/7/8週〜2016/10/21週)

saishin-225-roano20161021.png

積分系・・・相場の基調を予想 ※微分系・・・相場の瞬発力を予想

NYDow(DJI) 先行指数と周期的アノマリー(2016/7/8週〜2016/10/21週)

saishin-ny-roano20161021.png


7/15週は、「スDiff>成Diff」が出現。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
下押し圧力が、やや弱まるか。

7/22週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が出現。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏が出現。成Diffは、上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。2桁のプラス圏が出現。
上押し圧力が、期待できるか。

7/29週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏が継続。成Diffは、上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。2桁のプラス圏が継続。
上押し圧力が、期待できるか。

8/5週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が出現。
スDiffは、上昇へ。プラス圏が継続。成Diffは、上昇へ。プラス圏へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。2015/12/25週以来、32週ぶりにプラス圏に復帰。
短期トレンド指数は、下落へ。2桁のプラス圏が継続。
上押し圧力が、期待できるか。

8/12週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏が継続。成Diffは、上昇へ。プラス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
短期トレンド指数は、上昇へ。2桁のプラス圏が継続。
上押し圧力が、期待できるものの、勢いはやや落ちてくるか。

8/19週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。プラス圏が継続。成Diffは、上昇へ。プラス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
短期トレンド指数は、下落へ。2桁のプラス圏が継続。
上押し圧力の勢いが、やや落ちてくるか。

8/26週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏が継続。成Diffは、上昇へ。プラス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
短期トレンド指数は、上昇へ。2桁のプラス圏が継続。
上押し圧力の勢いが、やや落ちるものの基調は強いか。

9/2週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏が継続。成Diffは、上昇へ。プラス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
短期トレンド指数は、上昇へ。2桁のプラス圏が継続。
上押し圧力が期待できるか。

9/9週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏が継続。成Diffは、上昇へ。プラス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
短期トレンド指数は、下落へ。2桁のプラス圏が継続。
まだ、上押し圧力が残るか。

9/16週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。プラス圏が継続。成Diffは、上昇へ。プラス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。2013/8/9週以来の二桁に到達。
短期トレンド指数は、下落へ。2桁のプラス圏が継続。
まだ、上押し圧力が残るものの、やや勢いは落ちてくるか。

9/23週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。プラス圏が継続。成Diffは、下落へ。プラス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。2桁のプラス値が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。プラス圏を維持。
まだ、上押し圧力が残るものの、さらに勢いは落ちてくるか。

9/30週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。プラス圏が継続。成Diffは、下落へ。プラス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。2桁のプラス値が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が出現。
上押し圧力が弱まり、下押し圧力がかかり始めるか。

10/7週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。プラス圏が継続。成Diffは、下落へ。プラス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。2桁のプラス値が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。2桁のプラス圏が出現。
上押し圧力が、かかり始めるか。

10/14週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏が継続。成Diffは、下落へ。プラス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。2桁のプラス値が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が出現。
上押し圧力が、やや弱まるか。

10/21週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏が継続。成Diffは、下落へ。プラス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。2桁のプラス値が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。2桁のプラス値が出現。
上押し圧力が、やや勝るか。

周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。

N225では、6/17週〜6/24週、8/5週、8/26週、9/30週〜10/14週 に注意が必要か。

NYダウでは、6/17週〜6/24週、8/5週、8/26週、9/16週 に注意が必要か。



投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。

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posted by lucky cat at 15:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | ◆日経平均予想見通し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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