3ヶ月先行予測指数(2016/3/25週〜2016/7/8週)
※3ヶ月先行指数は、米国の経済指標を基に米国景気(相場)を予測したものです。
ただし、VIX指数が継続的に25を超えている場合は全く当てになりませんの要注意。
N225(日経平均株価) 前1年間の先行指数からの予想と結果(2015/7/10〜2016/7/8)
NYDow(DJI) 前1年間の先行指数からの結果と予想(2015/7/10〜2016/7/08)
NYDow(DJI)3ヶ月先行予測指数(長期スケール&長期トレンド)(1989〜2017)
3ヶ月景気先行指数の先読みポイント
<長期スケールの頂点>
2014/12/5週(135.53) > 2015/11/6週(133.81) > 2016/5/6週(130.98)
2009年以降、継続していた頂点の右肩上がり傾向が消滅しつつあるか。
<長期スケール上昇期間>
2014/12/5週:111週間継続 > 2015/11/6週:16週間継続 > 2016/5/6週:7週間継続
相場から上昇を継続し維持する力が無くなりつつあるか。
<長期スケールの底点>
2015/7/17週(130.76) > 2016/3/18週(129.98) > 2016/7/8週(129.50)
2009年以降、継続していた底点の右肩上がり傾向が消滅しつつあるか。
2016年3月での底打ちならず。底打ちは7月以降に持ち越されたか。
ただし、下落の傾きは徐々に小さくなってきているか。
これらは、2016年の景気減速(下落相場)の可能性を示唆しているか。
2016年3月中旬から下げ止りの兆候が出現し、一方的な大幅減速(大下落相場)入りは回避したものの、5月に入ると失速。6月から7月にかけても、ジリジリとした下落傾向が続き、7/8週には、直近最低値を再び更新。
景気減速(下落相場)の可能性は、依然として残っているか。
リーマンショック時は、87週間で長期スケールは、36.51下落。傾きは、▲0.419。
2016/3/18週時点では、67週間で長期スケールは、5.46下落。傾きは、▲0.081。
2016/7/8週時点では、83週間で長期スケールは、6.00下落。傾きは、▲0.072。
先行指数上における下落の傾きの大きさは、景気(相場)の下落スピードと下落幅に比例。
2015/3/6週〜5/22週に天井を打ったNYダウが下落傾向にあるとはいえ、
比較的値持ちが良いことの説明がつくか。
リーマンショック時よりは、強めの数値を維持しているものの、ジリジリとした下落が継続中。
長期的には景気減速(下落相場)入りは不可避であり、予断は許さないか。
3月上旬に発表された中国PMIを元に長期スケールChainaを再計算したところ、5月中旬までの中国景気予測は、ほぼ横ばいに。5月中旬以降は微減の結果に。とりあえずは、中国経済の減速ペースも一定の歯止めが期待できるものの、夏以降からの上向き転換は望みが薄いか。
VIX指数は、3/25週も25超が出現せず。
これで、6週連続で25超が出現せず。
週間を通じて15を超えなかったのは、2016年初。 3/21は13.79まで下落し、終値での2016年最低値を更新。18日連続で20以下へ。
このまま、VIX指数が落ち着けば、5月までの上昇傾向維持が期待できるか。
7月上旬に、短期スケール・長期スケールが直近最低値を更新したものの、
長期トレンド指数は、微減に留まる。
このまま微減から横ばい傾向を保つならば、
3/4週の値(▲9.81)を底打ちとした上昇傾向が出現しつつあると見なせるか。
3ヶ月先行指数における上昇相場が出現するサインとしては、
長期トレンド指数が底入れした後に、長期スケールが上昇に転じる場合があり、
今回も長期間に及ぶ上昇相場の起点となる可能性を示めすものか。
よって、6月〜7月は、ジリジリとした下落が想定されるものの、
相場環境次第では、横ばい或いは微増もあり得るか。
長期スケール・短期スケールともに、「7/8週の値<4/1週の値」が出現。
4/1週においては、先高感は消滅しているか。
VIX指数が継続的に25を超えている場合は全く当てになりませんの要注意。
今週のまとめ
短中期的な買いポジション構築は継続中。
ただし、先高感が消滅中。適正な利益確定をしつつ、押し目買いに徹する必要があるか。
運用資金とポートフォリオに余裕があれば、長期的な買いポジション構築もありか。
ただし、当面は押し目買いを中心に据える必要があるか。
再びVIX指数が25超となった場合は、すみやかに撤退する必要があるものの、
25超となった場合でも、30以下であれば、底値を拾う逆張りもありか。
ただし、先高感が消滅中。適正な利益確定をしつつ、押し目買いに徹する必要があるか。
運用資金とポートフォリオに余裕があれば、長期的な買いポジション構築もありか。
ただし、当面は押し目買いを中心に据える必要があるか。
再びVIX指数が25超となった場合は、すみやかに撤退する必要があるものの、
25超となった場合でも、30以下であれば、底値を拾う逆張りもありか。
N225(日経平均株価) 先行指数と周期的アノマリー(2016/3/25週〜2016/7/8週)
※積分系・・・相場の基調を予想 ※微分系・・・相場の瞬発力を予想
NYDow(DJI) 先行指数と周期的アノマリー(2016/3/25週〜2016/7/8週)
4/1週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が出現。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏へ。成Diffは、上昇。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。二桁のプラス値が継続。
上押し圧力がかかるか。
4/8週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が出現。
スDiffは、上昇へ。プラス圏を維持。成Diffは、上昇。プラス圏に浮上。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。プラス圏を維持。
上押し圧力がかかるか。
4/15週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏を維持。成Diffは、上昇。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
上押し圧力がかかるものの、やや勢いが落ちてくるか。
4/22週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。プラス圏を維持。成Diffは、上昇。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。プラス圏を維持。
上押し圧力が期待出来るものの、勢いが落ちてくるか。
4/29週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。プラス圏を維持。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。プラス圏を維持。
上押し圧力の勢いが、さらに落ちてくるか。
5/6週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。プラス圏を維持。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
上押し圧力は、まだ残るか。
5/13週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。プラス圏を維持。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏へ。
下押し圧力がかかるか。
5/20週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が出現。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。マイナス圏へ。成Diffは、下落へ。プラス圏を維持。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
下押し圧力が続くか。
5/27週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が出現。
スDiffは、僅かに上昇もマイナス圏のまま。成Diffは、下落へ。マイナス圏へ。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏が出現。
下押し圧力が続くも、僅かに上押し圧力もあるか。
6/3週は、「スDiff>成Diff」が出現。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇もマイナス圏のまま。成Diffは、下落へ。マイナス圏が続く。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が出現。
僅かに上押し圧力があるものの、下押し圧力が勝るか。
6/10週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、下落。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
下押し圧力が、かかるか。
6/17週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、横ばい。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
下押し圧力が、勝るか。
6/17週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、横ばい。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
下押し圧力が、勝るか。
6/24週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、横ばい。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
下押し圧力が、勝るか。
7/1週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、横ばい。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。2桁のマイナスが出現。
下押し圧力が、勝るか。
7/8週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、下落へ。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏が出現。
下押し圧力が、まだ残るか。
周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。
N225では、4/8週、5/20週 には注意が必要か。
NYダウでは、4/8週、4/15週、5/6週〜5/20週に注意が必要か。
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
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