■3ヶ月先行予測指数(2016/1/15週〜2016/4/29週)
※3ヶ月先行指数は、米国の経済指標を基に米国景気(相場)を予測したものです。
2009年以降、継続していた長期スケール及び長期トレンドの右肩上がり傾向が消滅しつつあるか。
長期スケール及び長期トレンド指数は11月上旬に天井を打って下落へ。
過去の先行指数のパターンでは、長期スケールと長期トレンド指数が天井を打った場合、
実相場は、やや遅れて(グラフ上では天井値の右側)で天井圏を形成しているか。(2014年12月上旬〜3月上旬など)
今回も11月上旬から2番天井圏の形成に入ったか。
ただ、14年12月上旬の直近最高値(135.53)を更新できなかったことから、景気減速(下落相場)の可能性が浮上か。
7月中旬の直近最安値(130.64)を2/26週から更新し3/18週まで継続。景気減速(下落相場)の可能性がさらに高まったか。
また、3月までは、「スケールDiff<成長Diff」の傾向が強まってくるか。
このパターンが出現すると、継続的な景気加速(上昇相場)は、ほぼ消滅するか。
11月上旬に天井を打った長期スケールの下落の傾きが1月から3月まで深まってくるか。
3月にかけては、さらなる景気減速(下落相場)に移行する可能性があるか。
ただし、3月中旬から下げ止りの兆候が出現。とりあえずは、一方的な大幅減速(大下落相場)入りは回避できるか。
また、1月下旬に、スケールDiffと成長Diffが一旦は底打ちすることから急激な下押し圧力は和らいでくるか。
ただ、先行指数を見る限りでは、FRBが年内利上げを実施したことは、1月以降の米国景気にはマイナスに作用する可能性が高いか。
利上げ後に景気が揺らいだときは、強烈な巻き戻しを伴った下落相場となる可能性があるので、ポジション調整(適度な利益確定)には留意しておきたいところか。
ただし、VIX指数が継続的に25を超えている場合は全く当てになりませんの要注意。
■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
1/18(月)・・・-30 , +47
1/19(火)・・・-22 , +26
1/20(水)・・・-13 , +17
1/21(木)・・・+1 , -7
1/22(金)・・・+11 , +27
積分系は、不調期から軟調期へ。、週後半にかけて、上昇傾向か。
微分系は、好調期と軟調期で推移。週後半にかけて、やや下落傾向か。
先行指数では、長期的には、売り圏内。
短期的には、下押し傾向が継続するも、やや和らぐか。
周期的アノマリーは、基調は、上昇傾向か。瞬発力は、やや鈍るか。
ただし、VIX指数が継続的に25を超えている場合は全く当てになりませんの要注意。
■4/29週までの先行指数の主な予想(予測)内容は、次のとおり。
短期スケールAは、
1/22週までは、続落へ。
1/29週からは、続伸へ。
2/12週からは、反落へ。2/19週は、反発へ。2/26週から、続落へ。
3/11週は、反発へ。3/18週は、反落へ。3/25週からは、反発へ。
4/29週は、反落へ。
長期スケールAは、
1/29週までは、続落へ。
2/5週は、反発へ。2/12週は、反落へ。2/19週は、反発へ。2/26週から、続落へ。
3/4週に、直近最安値を更新。3/18週まで最安値更新が継続。3/25週からは、反発へ。
短期成長指数Aは
1/29週までは、続落へ。
2/5週からは、マイナス値ながらも続伸。2/26週から、続落へ。
4/1週からは、マイナスながらも反発。
長期成長指数Aは、
2/12週までは、続落へ。
1/8週からは、14週ぶりにマイナス値に転落。
2/19週は、マイナス値ながらも反発。2/26週から、続落へ。
4/1週からは、マイナスながらも反発。
短期成長指数が、10/9週に天井打ち。
長期成長指数が、11/20週に天井打ち。
米国景気は、11月以降、年末年始にかけて徐々に減速し、3月まで減速が継続するか。
短期トレンド指数は、
12/11週〜1/15週、2/12週、2/26週に、3/11週〜3/18週に、相対的に弱い数値が並ぶ。調整するか。
長期トレンド指数は、
マイナス値が続く。
1/29週からは、マイナス値ながらも反発。
2/12週からは、続落へ。
3/11週からは、マイナス値ながらも反発。3/25週は、反落。
4/1週からは、マイナス値ながらも反発。
2015年11月初旬から失速へ。
またもや、2014年2月からの上昇トレンドは終了する可能性に直面するか。
ただ、3月上旬から反発傾向が出現。一方的で大幅な下落相場入りは回避できるか。
長期地合は、
12/25週に、13週ぶりに10まで下落。1/1週に、8まで下落。1/8週には、6に。1/22週は、4に。2/5週は、2に。2/26週からは、0に。地合が悪化しつつあるか。4/29に2が出現。僅かながらも地合の改善が期待出来るか。
VIX指数は、8/21に、28.03まで上昇。
週間終値での上昇率は、+118.47%となり、1990年の算出開始以来の過去最高を記録。
市場に蔓延していた楽観は、すべて吹き飛ばされたか。
さらに、8/24には、40台まで上昇。
9/4週までに、25以上が11日連続で出現。
9/11週は、25以上は1日のみだったものの、VIX指数の週間最高値の25超が、4週連続出現。
9/18週は、25以上は出現せず。VIX指数を見る限り、市場は過度の動揺からは脱出しつつあるか。
9/25週は、25以上は出現せず。ただ、週初めの20台前半から週末には23台後半に上昇。要注意か。
10/2週は、25以上が週初めの2日間出現。3週ぶりにVIX指数の週間最高値の25超に。ただし、週末には20台まで下落。
これ以降は、20以上は出現せず。市場は落ち着きを取り戻していたものの、
11/13週に、6週ぶりにVIX指数が20以上に上昇。要注意か。
11/20週以降は、20以上は出現せず。
12/11週に、原油価格の6年ぶりの低迷を切っ掛けに景気減速懸念が台頭。利上げへの警戒感が強まり、24台前半まで急上昇し、一時的に25を超える場面も。一気に要警戒レベルまで達しつつあるか。
12/18週は、利上げが決定されるも、20台前半にとどまったか。
12/25週は、原油価格が反発したこともあり、15台後半まで下落したか。
1/1週は、年末でのポジション調整売りもあり、18台前半まで上昇したか。
1/8週に、再び中国経済の先行き不透明感が強まったことや元安誘導、さらには中東情勢の悪化や原油価格低迷が加わったことで、27台前半まで上昇。14週ぶりに25超が出現。
1/15週も、中国経済懸念や原油安進行が重しとなり、2週連続で25超が出現したか。
こちらで検証した相場の分水嶺が、予想よりやや遅れて出現したか。
リーマンショックに至った下落相場時の先行指数内容よりは、幾分強めの数値を維持しているものの予断は許さないか。
1/29週までにVIX指数の週間最高値(終値)が25以下(3週間以内で収束)しない場合は、下落相場の勢いに拍車がかかることもあるか。
いずれにせよ、長期的には、景気減速(下落相場)入りは不可避か。VIX指数の動向には十分に留意する必要があるか。
まとめると、
短期スケールが、9/25週に天井打ち。
短期成長指数が、10/9週に天井打ち。
短期地合が、10/30週に天井打ち。
長期トレンド指数が、11/6週に天井打ち。
長期スケールが、11/6週に天井打ち。
長期成長指数が、11/20週に天井打ち。
長期地合が、12/18週に天井打ち。
これは、米国相場(景気)が、11月以降から徐々に減速しはじめることを示唆しているか。
■N225(日経平均株価) 先行指数と周期的アノマリー(2016/1/15週〜2016/4/29週)
※積分系・・・相場の基調を予想 ※微分系・・・相場の瞬発力を予想
■NYDow(DJI) 先行指数と周期的アノマリー(2016/1/15週〜2016/4/29週)
スケールDiffは、1/22週まで下落。1/29週〜2/12週は、反発。2/19週からは、続落。3/11週からは、反発。
成長Diffは、1/22週まで下落。1/29週〜2/26週は、反発。3/11週から、反落。3/25週から、反発。
まとめると、
1/22週は、「スDiff>成Diff」が出現。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、下落へ。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
僅かながら上押し圧力が期待できるか。
1/29週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、僅かに上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、僅かに上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、僅かに上昇へ。マイナス圏が継続。
弱いながらも上押し圧力が期待できるか。
2/5週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。9週ぶりにプラス圏が出現。
上押し圧力が期待できるか。
2/12週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、僅かに上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、再び下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、再び下落へ。二桁のマイナス値が出現。
僅かに上押し圧力も残るも、下押し圧力が勝るか。
2/19週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、僅かに下落へ。マイナス圏が継続。成Diffは、上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。二桁のプラス値が出現。
下押し圧力がかかるも、短期的には上押し圧力も残るか。
2/26週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、下落へ。マイナス圏が継続。成Diffは、上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。二桁のマイナス値が出現。
下押し圧力が、かかるか。
3/4週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、下落へ。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。プラス値が出現。
下押し圧力が継続するか。
3/11週は、「スDiff>成Diff」が出現。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス値が出現。
上押し圧力が、かかり始めるか。
3/18週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、僅かに上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。二桁のマイナス値が出現。
上押し圧力が、期待できるものの、下押し圧力も残るか。
3/25週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、僅かに上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、僅かに下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。二桁のプラス値が出現。
下押し圧力も残るものの、上押し圧力が勝るか。
4/1週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が出現。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏へ。成Diffは、上昇。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。二桁のプラス値が継続。
上押し圧力がかかるか。
4/8週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が出現。
スDiffは、上昇へ。プラス圏を維持。成Diffは、上昇。プラス圏に浮上。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。プラス圏を維持。
上押し圧力がかかるか。
4/15週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏を維持。成Diffは、上昇。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
上押し圧力がかかるものの、やや勢いが落ちてくるか。
4/22週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。プラス圏を維持。成Diffは、上昇。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。プラス圏を維持。
上押し圧力が期待出来るものの、勢いが落ちてくるか。
4/29週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。プラス圏を維持。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。プラス圏を維持。
上押し圧力の勢いが、さらに落ちてくるか。
周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。
N225では、4/8週 には注意が必要か。
NYダウでは、1/22週、3/11週、4/8週、4/22週に注意が必要か。
■N225(日経平均株価) 前1年間の先行指数からの予想と結果(2015/5/1〜2016/4/29)
■NYDow(DJI) 前1年間の先行指数からの結果と予想(2015/5/1〜2016/4/29)
先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。「スケール」「スDiff」と「長期トレンド指数」の動きと一致率が高いか。ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。
5月下旬までは、スケールがピークアウトして下落に転じ調整局面の出現が懸念されたものの、NYダウではボックス相場の形成に留まる。これは、スケールの下落の傾きが過去に大幅な調整局面を迎えた時に比べてかなり緩やか(約35%程度)であったことに関係があるか。
5月下旬から下げ止まり感が鮮明に。2月下旬から続くボックス相場が、5月中旬〜7月中下旬以降、底打ちから上放れする可能性を示唆しているか。ただ、米国相場は量的金融緩和後の初の利上げを迎えるにあたって、かなりナーバスになっており、景気が強い=上昇相場 ではなく 景気が強い=下落相場 となっているか。
8月中下旬からの中国人民元切り下げから始まった中国ショックによる暴落が発生。
中国相場が落ち着き早期にVX指数が継続的に「25」を下回るようになれば、「中国景気減速懸念VS米国景気回復期待」となり、米国への期待が上回れば、短期的には10月下旬までの戻りが期待出来る可能性もあるか。
11月から再び下落基調が鮮明に。スケールでは昨年12月の最高値を更新できずに下落へ。
2012年12月から続いていた一本調子での景気回復が腰折れしつつ有ることが鮮明になってきたか。
1月上旬から、再び中国建機減速懸念と元安誘導と中東情勢悪化と原油安が加わり急落が発生。
10月から続く中国スケールの急角度の下落が1月中に反転上昇へ。
VIX指数が25以下に下落すれば、一旦は、中国経済減速懸念は後退するか。
また、3月中旬に各指数に底打ちの気配が台頭。一方的な景気減速は回避できる可能性がでてきたか。
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