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Top◆日経平均予想見通し >【日経平均(NYDow)株価長期予想:2016/1/1週〜4/8週】 米国景気減速気配は3月までか スパイラル的下落は回避できるか 3ヶ月先行指数&アノマリー
2015年12月27日

【日経平均(NYDow)株価長期予想:2016/1/1週〜4/8週】 米国景気減速気配は3月までか スパイラル的下落は回避できるか 3ヶ月先行指数&アノマリー



■NYDow(DJI)3ヶ月先行予測指数(長期スケール&長期トレンド)(1989〜2017)
1989-2017-ny-suke20151225.png


■3ヶ月先行予測指数(2015/12/25週〜2016/4/8週)
※3ヶ月先行指数は、米国の経済指標を基に米国景気(相場)を予測したものです。saishin-coment20160408.png


2009年以降、継続していた長期スケール及び長期トレンドの右肩上がり傾向が消滅しつつあるか。
長期スケール及び長期トレンド指数は11月上旬に天井を打って下落へ。

過去の先行指数のパターンでは、長期スケールと長期トレンド指数が天井を打った場合、
実相場は、やや遅れて(グラフ上では天井値の右側)で天井圏を形成しているか。(2014年12月上旬〜3月上旬など)
今回も11月上旬から2番天井圏の形成に入ったか。

ただ、14年12月上旬の直近最高値(135.53)を更新できなかったことから、景気減速(下落相場)の可能性が浮上か。
7月中旬の直近最安値(130.64)を2/26週から更新し3/18週まで継続。景気減速(下落相場)の可能性がさらに高まったか。

また、12月以降は、「スケールDiff<成長Diff」の傾向が強まってくるか。
このパターンが出現すると、継続的な景気加速(上昇相場)は、ほぼ消滅するか。

11月上旬に天井を打った長期スケールの下落の傾きが当初は浅かったものの、年明け以降深まってきたか。
過去のパターンから、急激な景気減速(下落相場)とはならずに、緩やかな下落傾向を伴った景気減速(ボックス相場)になると見込まれるのは、年末までか。年明け以降から3月中旬にかけては、さらなる景気減速(下落相場)に移行する可能性があったものの、3月中旬から下げ止りの兆候が出現。とりあえずは、一方的な大幅減速(下落相場)入りは回避できるか。

ただ、先行指数を見る限りでは、米国景気回復期待のピークは11月までか。良くても年末までとなるか。
FRBが年内利上げを実施したことは、年末年始以降の米国景気にはマイナスに作用する可能性が高いか。

利上げ後に景気が揺らいだときは、強烈な巻き戻しを伴った下落相場となる可能性があるので、ポジション調整(適度な利益確定)には留意しておきたいところか。

ただし、VIX指数が継続的に25を超えている場合は全く当てになりませんの要注意。


■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
       積分系 微分系
12/28(月)・・・-121 , -86
12/29(火)・・・-129 , -110
12/30(水)・・・-143 , -97
12/31(木)・・・休場
1/1(金)・・・休場

積分系は、不調期で推移するか。週後半にかけて、下落傾向か。
微分系は、不調期へ推移するか。週後半にかけて、下落傾向か。

先行指数では、長期的には、売り圏内。
短期的には、下押し傾向が継続するか。
周期的アノマリーは、基調は、下落傾向か。瞬発力も、下落傾向となるか。

ただし、VIX指数が継続的に25を超えている場合は全く当てになりませんの要注意。


■4/8週までの先行指数の主な予想(予測)内容は、次のとおり。

短期スケールAは、
12/18週からは、続落へ。
1/29週からは、続伸へ。
2/12週からは、反落へ。2/19週は、反発へ。2/26週から、続落へ。
3/11週は、反発へ。3/18週は、反落へ。3/25週からは、反発へ。

長期スケールAは、
12月から1月は、続落へ。
2/5週は、反発へ。2/12週は、反落へ。2/19週は、反発へ。2/26週から、続落へ。
3/4週に、直近最安値を更新。3/18週まで最安値更新が継続。3/25週からは、反発へ。

短期成長指数Aは、
12月は、続落。マイナス値に転落。
2/5週からは、マイナス値ながらも続伸。2/26週から、続落へ。
4/1週からは、マイナスながらも反発。

長期成長指数Aは、
12月は、続落。
1/8週からは、14週ぶりにマイナス値に転落。
2/19週は、マイナス値ながらも反発。2/26週から、続落へ。
4/1週からは、マイナスながらも反発。

短期成長指数が、10/9週に天井打ち。
長期成長指数が、11/20週に天井打ち。
米国景気は、11月以降、年末年始にかけて徐々に減速し、3月まで減速が継続するか。


短期トレンド指数は、
12/11週〜1/15週、2/12週、2/26週に、3/11週〜3/18週に、相対的に弱い数値が並ぶ。調整するか。
 
長期トレンド指数は、
1/1週からは、19週ぶりにマイナス値に転落。
1/29週からは、マイナス値ながらも反発。
2/12週からは、続落へ。
3/11週からは、マイナス値ながらも反発。3/25週は、反落。
4/1週からは、マイナス値ながらも反発。

2015年11月初旬から失速へ。
またもや、2014年2月からの上昇トレンドは終了する可能性に直面するか。
ただ、3月上旬から反発傾向が出現。一方的な下落相場入りは回避できるか。

長期地合は、
12/25週に、13週ぶりに10まで下落。1/1週に、8まで下落。1/8週には、6に。1/22週は、4に。2/5週は、2に。2/26週からは、0に。地合が悪化しつつあるか。

VIX指数は、8/21に、28.03まで上昇。
週間終値での上昇率は、+118.47%となり、1990年の算出開始以来の過去最高を記録。
市場に蔓延していた楽観は、すべて吹き飛ばされたか。

さらに、8/24には、40台まで上昇。
9/4週までに、25以上が11日連続で出現。
9/11週は、25以上は1日のみだったものの、VIX指数の週間最高値の25超が、4週連続出現。
9/18週は、25以上は出現せず。VIX指数を見る限り、市場は過度の動揺からは脱出しつつあるか。
9/25週は、25以上は出現せず。ただ、週初めの20台前半から週末には23台後半に上昇。要注意か。
10/2週は、25以上が週初めの2日間出現。3週ぶりにVIX指数の週間最高値の25超に。ただし、週末には20台まで下落。

これ以降は、20以上は出現せず。市場は落ち着きを取り戻していたものの、
11/13週に、6週ぶりにVIX指数が20以上に上昇。要注意か。
11/20週以降は、20以上は出現せず。

12/11週に、原油価格の6年ぶりの低迷を切っ掛けに景気減速懸念が台頭。利上げへの警戒感が強まり、24台前半まで急上昇し、一時的に25を超える場面も。一気に要警戒レベルまで達しつつあるか。
12/18週は、利上げが決定されるも、20台前半にとどまったか。
12/25週は、原油価格が反発したこともあり、15台後半まで下落したか。

こちらで検証した相場の分水嶺にも、十分な注意が必要か。

いずれにせよ、長期的には、景気減速(下落相場)入りは不可避か。VIX指数の動向には十分に留意する必要があるか。


まとめると、
短期スケールが、9/25週に天井打ち。
短期成長指数が、10/9週に天井打ち。
短期地合が、10/30週に天井打ち。
長期トレンド指数が、11/6週に天井打ち。
長期スケールが、11/6週に天井打ち。
長期成長指数が、11/20週に天井打ち。
長期地合が、12/18週に天井打ち。

これは、米国相場(景気)が、11月以降から徐々に減速しはじめることを示唆しているか。


■N225(日経平均株価) 先行指数と周期的アノマリー(2015/12/25週〜2016/4/8週)
saishin-225-roano20160408.png

積分系・・・相場の基調を予想 ※微分系・・・相場の瞬発力を予想

■NYDow(DJI) 先行指数と周期的アノマリー(2015/12/25週〜2016/4/8週)
saishin-ny-roano20160408.png


スケールDiffは、下落傾向が続く。1/29週〜2/12週は、反発。2/19週からは、続落。3/11週からは、反発。
成長Diffは、下落傾向が続く。1/29週〜2/26週は、反発。3/11週から、反落。3/25週から、反発。

まとめると、

1/1週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、下落へ。マイナス圏が継続。成Diffは、僅かに下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。19週ぶりにマイナス圏に転落。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
下押し圧力がかかるか。

1/8週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、下落へ。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
下押し圧力がかかるか。

1/15週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、下落へ。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
下押し圧力が続くか。

1/22週は、「スDiff>成Diff」が出現。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、下落へ。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
僅かながら上押し圧力が期待できるか。

1/29週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、僅かに上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、僅かに上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、僅かに上昇へ。マイナス圏が継続。
弱いながらも上押し圧力が期待できるか。

2/5週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。9週ぶりにプラス圏が出現。
上押し圧力が期待できるか。

2/12週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、僅かに上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、再び下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、再び下落へ。二桁のマイナス値が出現。
僅かに上押し圧力も残るも、下押し圧力が勝るか。

2/19週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、僅かに下落へ。マイナス圏が継続。成Diffは、上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。二桁のプラス値が出現。
下押し圧力がかかるも、短期的には上押し圧力も残るか。

2/26週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、下落へ。マイナス圏が継続。成Diffは、上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。二桁のマイナス値が出現。
下押し圧力が、かかるか。

3/4週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、下落へ。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。プラス値が出現。
下押し圧力が継続するか。

3/11週は、「スDiff>成Diff」が出現。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、下落へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス値が出現。
上押し圧力が、かかり始めるか。

3/18週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、僅かに上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。二桁のマイナス値が出現。
上押し圧力が、期待できるものの、下押し圧力も残るか。

3/25週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。マイナス圏が継続。成Diffは、僅かに上昇へ。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、僅かに下落へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。二桁のプラス値が出現。
下押し圧力も残るものの、上押し圧力が勝るか。

4/1週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が出現。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏へ。成Diffは、上昇。マイナス圏が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、上昇へ。二桁のプラス値が継続。
上押し圧力がかかるか。

4/8週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が出現。
スDiffは、上昇へ。プラス圏を維持。成Diffは、上昇。プラス圏に浮上。
長期トレンド指数は、上昇へ。マイナス圏が継続。
短期トレンド指数は、下落へ。プラス圏を維持。
上押し圧力がかかるか。


周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。

N225では、先行指数での安値圏予測と周期的アノマリーの軟調期・不調期下押し圧力が重なる 8/14週、8/28週、10/2週〜10/9週、11/6週、11/20週、12/18週、12/25週、1/1週 には注意が必要か。

NYダウでは、先行指数上の安値圏予想と周期的アノマリーの軟調・不調期の下押し圧力が重なる 9/4週、10/2週〜10/9週、10/23週、11/6週、11/20週〜12/4週、12/18週、3/11週、4/8週に注意が必要か。


■N225(日経平均株価) 前1年間の先行指数からの予想と結果(2015/4/10〜2016/4/8)
saishin-225-year20160408.png


■NYDow(DJI) 前1年間の先行指数からの結果と予想(2015/4/10〜2016/4/8)
saishin-ny-year20160408.png


先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。「スケール」「スDiff」と「長期トレンド指数」の動きと一致率が高いか。ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。

スケールがピークアウトして下落に転じ調整局面の出現が懸念されたものの、NYダウではボックス相場の形成に留まる。これは、スケールの下落の傾きが過去に大幅な調整局面を迎えた時に比べてかなり緩やか(約35%程度)であったことに関係があるか。

5月下旬から下げ止まり感が鮮明に。2月下旬から続くボックス相場が、5月中旬〜7月中下旬以降、底打ちから上放れする可能性を示唆しているか。ただ、米国相場は量的金融緩和後の初の利上げを迎えるにあたって、かなりナーバスになっており、景気が強い=上昇相場 ではなく 景気が強い=下落相場 となっているか。

8月中下旬からの中国人民元切り下げから始まった中国ショックによる暴落が発生。
中国相場が落ち着き早期にVX指数が継続的に「25」を下回るようになれば、「中国景気減速懸念VS米国景気回復期待」となり、米国への期待が上回れば、短期的には10月下旬までの戻りが期待出来る可能性もあるか。

11月から再び下落基調が鮮明に。スケールでは昨年12月の最高値を更新できずに下落へ。
2012年12月から続いていた一本調子での景気回復が腰折れしつつ有ることが鮮明になってきたか。
ただ、3月中旬に底打ちの気配が台頭。一方的な景気減速は回避できる可能性がでてきたか。




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posted by lucky cat at 11:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | ◆日経平均予想見通し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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