■8/14週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
長期的には、夏以降の米国景気回復を期待しての買い局面。
短期的には、やや上押し圧力が期待できるか。
■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
8/10(月)・・・−1 , −6
8/11(火)・・・−4 , +8
8/12(水)・・・−15 , −12
8/13(木)・・・−23 , −14
8/14(金)・・・−27 , −30
積分系は、軟調期から不調期へ。下落傾向となるか。
微分系は、軟調期から不調期へ。下落傾向となるか。
先行指数では、長期的には、夏以降の上昇を期待しての買い圏内へ。
短期的には、上押し圧力が期待出来るか。
周期的アノマリーは、基調が下落傾向へ。との予測。
■周期的アノマリーと日経平均株価結果(2015/7/31〜2015/8/14)
日経平均株価は、前半は小幅に値を上げるも、中国が身勝手な人民元切り下げを3日連続で実施したことにより、不安定な値動きとなり利益確定が優勢に。週末終値は、20,510円台となり、先週終値を下回って終了。周期的アノマリーと実相場のシンクロ率も概ね好調を維持したか。
NYダウは、7月小売売上高や鉱工業生産などが堅調ながらも、9月利上げが強く意識され、さらに中国による人民元切り下げがドル高要因となり企業収益を圧迫する懸念も台頭。さらに、原油価格が42ドル台にまで下落したことも相場を圧迫し、上値の重い展開に。それでも、週末終値は、17,470ドル台となり、先週終値を上回って終了。
VIX指数は、予想外の中国人民元切り下げがあったものの、週末には12台後半までの下落。
NYダウにおいては、直近1週間は、周期的アノマリーとのシンクロ率は悪かったか。
■日経平均株価(N225)日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー(2015/5/15〜2015/8/14)
■NYダウ(DJI)日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー(2015/5/15〜2015/8/14)
5/22週は、「スDiff>成Diff」が出現。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、下落へ。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。
これらは、下押し圧力が残ること示唆。
実相場は、続伸したか。
5/29週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、僅かに上昇へ。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、上押し圧力がかかることを示唆。
実相場は、さらに続伸したか。
6/5週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、上押し圧力を示唆。
実相場は、小幅に下落したか。
6/12週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、僅かに上昇へ。成Diffは、上昇へ。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、まだ上押し圧力が残ることを示唆。
実相場は、一旦大幅に下落するも戻りもあり、小幅に下落したか。
6/19週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が出現。「成Diff>0」が出現。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
「成長指数」は、ほぼ横ばい。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、上押し圧力がかかることを示唆。
実相場は、ズルズルと下落傾向にあったか。
6/26週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」が出現。「成Diff>0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、ほぼ横ばい。
「成長指数」は、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、やや下押しがかかることを示唆。
米国相場は、小幅に反落。
N225は、大幅反発し約18年半ぶりの高値も。
7/3週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が出現。
スDiffは、下落へ。成Diffは、下落へ。
「成長指数」は、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、下押しがかかることを示唆。
米国相場は、続落へ。
N225は、反落へ。
7/10週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が出現。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、僅かに下落へ。
「成長指数」は、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、下押し圧力が残るものの、僅かに上押し圧力もかかり始めることを示唆。
米国相場は、小幅に反発へ。
N225は、大幅に続落へ。
7/17週は、「スDiff>成Diff」が出現。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、下落へ。
「成長指数」は、下落へ。
長期トレンド指数は、僅かに下落へ。
これらは、下押し圧力が残るものの、上押し圧力もかかり始めることを示唆。
米国相場は、続伸へ。
N225は、大幅反発へ。
7/24週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が出現。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏に復帰。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
上押し圧力が期待できるか。
これらは、上押し圧力がかかり始めることを示唆。
米国相場は、大幅反落へ
N225は、小幅反落へ。
7/31週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が出現。
スDiffは、上昇へ。プラス圏が継続。成Diffは、上昇へ。プラス圏に復帰。
長期トレンド指数は、上昇へ。
上押し圧力が期待できるか。
これらは、上押し圧力の継続を示唆。
米国相場は、反発へ。
N225は、小幅反発へ。
8/7週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。プラス圏は、継続。成Diffは、上昇へ。プラス圏は、継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、上押し圧力の継続が期待できるものの、やや勢いが落ちることを示唆。
米国相場は、反落へ。
N225は、続伸へ。
8/14週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏は、継続。成Diffは、上昇へ。プラス圏は、継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、弱いながらも上押し圧力が期待できることを示唆。
米国相場は、反発へ。
N225は、反落へ。
周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値とNYダウ終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。
N225では、4月下旬から5月初旬でのボトムアウトは概ね一致したか。
8月中旬までの周期的アノマリーと実相場の動きはシンクロ率が高いか。
NYダウでは、5月上旬でのピークアウトと5月下旬でのボトムアウトと6月中旬でのピークアウトは概ね一致したか。
7月下旬までの周期的アノマリーと実相場の動きはシンクロ率が高いか。
8月上旬から中旬にかけての周期的アノマリーと実相場の動きはシンクロ率が低いか。
■日経平均株価(N225)と前1年の3ヶ月先行指数(2014/8/15〜2015/8/14)
■NYダウ(DJI)と前1年の先行指数(2014/8/15〜2015/8/14)
先行指数と実相場の動きは、それなりに一致率が高いか。
特に、長期スケールAと長期トレンド指数及びスDiff(短期スケールA−長期スケールA)の動きと一致率が高いか。
スケールが右肩上がりの時は、実相場は崩れにくく、強さを保つか。
スケール、成長指数が共に、右肩上がりで、
スDiff、成Diffが共に、右肩上がりに転じた時は、
上昇が予測され、実相場も上昇傾向を保ったか。(2014/8月下旬まで)
スケール、長期トレンド指数も上昇傾向へ。相場を下支えしているか。
スケールの右肩上がりの勢いが落ちて、成長指数は、僅かに右肩下がりへ
スDiff、成Diffが共に、右肩下がりに転じた時は、
上昇の一服から踊り場入りが予測されたものの、
実相場は、大幅に下落したか。(2014/9月下旬〜)
スケールは勢いが落ちたものの右肩上がり、成長指数は、僅かに右肩下がりへ
スDiff、成Diffが共に、横ばいから僅かに右肩上がりに転じた時は、
下落からの反発傾向が予測され、
実相場は、下落から反発へと転じたか。(2014/10月中旬〜)
スケールが右肩下がり、成長指数も右肩さがりへ
スDiff、成Diffが共に、に右肩下がりに転じた時は、
調整局面入りが予想され、
実相場は、上昇から下落へと転じたか。(2014/12月初中旬〜)
スケールが右肩下がり、成長指数も右肩さがりへ
長期トレンド指数も右肩下がりにあっても、
スDiff、成Diffが共に、に右肩上がりに転じた時は、
調整局面にあっても、値を保つことが予想され、
実相場は、下落基調であっても値を維持したか。(2014/1月初中旬〜)
スケールが右肩下がり、成長指数も右肩さがりへ
長期トレンド指数も右肩下がりにあっても、
スDiff、成Diffが共に、に右肩下がりに転じた時は、
調整局面が予想されたものの、
実相場は、上放れしたか。
3月上旬にスケールと長期トレンド指数が急角度で下落したものの、
実相場は、ややもたついて踊り場となった程度か。(2014/2月初中旬〜)
3月下旬からは、下落傾向となりつつあるか。
4月上旬には、スケールの下落角度が緩やかになり、長期トレンド指数は反転上昇へ。
実相場は、上昇傾向となったか。
4月中旬には、スケールの下落角度がやや急角度になり、長期トレンド指数は再び下落へ。
実相場も、4月下旬から5月初旬にかけて、弱含んでいるか。
5月中旬には、スケールと長期トレンド指数が底値近辺に。
実相場は、6月中旬に戻り高値をつけたか。
7月初旬には、スケールが完全に上放れせず再び下落傾向へ。
実相場は、ギリシャ支援協議難航と中国相場暴落の影響もあり、安値圏が出現しているか。
7月中下旬には、スケールが再び底打ちへ。
実相場は、ギリシャ問題と中国相場の落ち着きもあり、反発傾向にあるか。
8月上旬以降は、底堅い経済指標が9月利上げを意識させる結果となり、相場は下落へ。
金融緩和時には、景気が悪い⇒緩和継続⇒相場上昇、景気が良い⇒緩和終了(利上げ)⇒相場下落 となり
通常時の景気拡大⇒相場上昇 との逆の動きになっているか。
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
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