■8/7週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
長期的には、夏以降の米国景気回復を期待しての買い局面。
短期的には、やや上押し圧力が鈍るか。下押しもあるか。
■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
8/3(月)・・・−21 , −38
8/4(火)・・・−11 , +4
8/5(水)・・・−1 , +12
8/6(木)・・・+5 , +8
8/7(金)・・・−6 , −26
積分系は、不調期から軟調期へ。上昇傾向を保つか。
微分系は、不調期と好調期を推移し、振幅が激しいものの下値は切り上げるか。
先行指数では、長期的には、夏以降の上昇を期待しての買い圏内へ。
短期的には、やや上押し圧力が鈍るか。下押しもあるか。
周期的アノマリーは、基調が反発傾向へ。ただし、振幅が激しく落ち着かないか。
■11/13週までの先行指数の主な予想(予測)内容は、次のとおり。
短期スケールAは、
8/7週は、僅かに反落するも8/14週から9月にかけて上昇傾向が続く。
9月下旬で上昇傾向は、一旦は天井を打つか。
10/2週から10/16週までは下落が続く。10/23週から反発するも、
11/6週から反落へ。
長期スケールAは、
8月から10月上旬にかけては、上昇傾向が継続。
10/16週は、反落。10/23週からは反発傾向へ。
11/13週は、反落。
短期成長指数Aは、
8月から9月にかけても、反発傾向は継続。9/18週に29週ぶりに、プラス値に復帰。
10月に入っても上昇傾向は維持。10/16週から反落。10/30週から反発。
長期成長指数Aは、
8月から11月中旬にかけても、反発傾向は継続。
成長指数が短期・長期ともに、マイナス値に突入しているものの、
短期成長指数が、5/29週に底打ち。
長期成長指数が、7/17週に底打ち。
徐々に、米国景気は上向いてくることが期待できるものの、
10月から11月にかけては、やや調整する場面もあるか。
短期トレンド指数は、
10/2週〜10/16週、11/6週〜11/13週に、相対的に弱い数値が並ぶ。調整するか。
長期トレンド指数は、
8月も反発傾向は続き、8/28週からプラス圏へ浮上。
9月も上昇傾向は継続。
10月は、10/2週に僅かに反落するも、上昇傾向は維持するか。
11/6週に、一旦は天井を打つか。
2012/10/5週以来のマイナス値が出現中。
2014年2月からの上昇トレンドは終了する可能性があったものの、
2015年5月下旬から反発傾向が鮮明に。再び上昇トレンドに復帰できる可能性がでてきたか。
長期地合が、0まで下落しているものの、8/21週に26週ぶりに0から脱出。
9/4週には、8に、9/25週には10まで回復。
10/2週には、12に回復。
VIX指数は、15を下回る回数が増加傾向に。市場心理は、楽観に傾いているか。
まとめると、
短期スケールが、5/22週に底打ち。
短期成長指数が、5/29週に底打ち。
短期地合が、5/22週に底打ち。
長期トレンド指数が、5/22週に底打ち。
長期スケールが、7/17週に底打ち。
長期成長指数が、7/17週に底打ち。
長期地合が、8/14週に底打ち。
これは、米国相場(景気)が、2月下旬から続いているボックス圏から
5月中旬〜7月中下旬以降、上放れする可能性を示唆しているか。
ただ、スケールDiff≦成長Diffな傾向があることから、上放れの勢いは弱いか。
また、先行指数を見る限り、米国の経済情勢は9月の利上げに向けて環境が整いつつあるか。
少なくとも年内に1回の利上げ実施は確実となったか。
VIX指数が、継続的に25を超える事態が発生しなければ、サマーラリーが期待できるか。
ただ、米国相場は、量的金融緩和後の初の利上げを迎えるにあたって、景気が強い=上昇相場 とは言い切れず、利上げが相場に与える影響を考慮しすぎて上値が重たいこともあるか。
■N225(日経平均株価) 先行指数と周期的アノマリー(2015/7/31週〜2015/11/13週)
■NYDow(DJI) 先行指数と周期的アノマリー(2015/7/31週〜2015/11/13週)
スケールDiffは、7/24週からプラス圏に浮上。9/18週までは上昇傾向を維持するも、9/25週から下落へ。10/16週〜10/23週は、マイナス値へ転落。10/30週からプラス値に復帰。11/13週は、マイナス値へ転落。
成長Diffは、7/31週からは、プラス圏で推移。8月から9月は上昇傾向へ。10/2週から下落傾向が続くも、11/13週は、ほぼ横ばいへ。
まとめると、
8/7週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
上押し圧力が期待できるも、やや弱まるか。
8/14週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
上押し圧力が期待できるか。ただし勢いは弱めか。
8/21週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
上押し圧力が期待できるか。
8/28週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。30週ぶりにプラス圏に復帰。
上押し圧力が期待できるものの、やや勢いに欠けるか。
9/4週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
上押し圧力が期待できるものの、勢いは弱いか。
9/11週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
上押し圧力が期待できるものの、勢いは弱いか。
9/18週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
上押し圧力が期待できるものの、勢いは弱いか。
9/25週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
上押し圧力が鈍り始めるか。
10/2週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、僅かに下落へ。プラス圏は、維持。
短期トレンド指数は、11週ぶりにマイナス値が出現。
下押し圧力がかかることもあるか。
10/2週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、僅かに下落へ。プラス圏は、維持。
短期トレンド指数は、11週ぶりにマイナス値が出現。
下押し圧力がかかることもあるか。
10/9週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、僅かに上昇へ。プラス圏は、維持。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス値が継続。
下押し圧力が続くか。
10/16週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff<0」が出現。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落し、マイナス値へ。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏は、維持。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス値が継続。
下押し圧力がやや強まるか。
10/23週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇するもマイナス値のまま。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏は、維持。
短期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏へ。
下押し圧力が残るものの、上押し圧力もかかり始めるか。
10/30週は、「スDiff>成Diff」が出現。「スDiff>0」が出現。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇しプラス値復帰。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏は、維持。
短期トレンド指数は、下落へ。プラス圏へ。
上押し圧力が期待できるか。
11/6週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、プラス値ながら下落へ。成Diffは、僅かに上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏は、維持。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス圏へ。
引き続き、上押し圧力が期待できるものの勢いは弱いか。
11/13週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」が出現。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。マイナス圏へ。成Diffは、僅かに上昇へ。
長期トレンド指数は、下落へ。プラス圏は、維持。
短期トレンド指数は、下落へ。マイナス幅を拡大。
下落圧力がかかり始めるか。
周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。
N225では、先行指数での安値圏予測と周期的アノマリーの軟調期・不調期が重なる期間は、あまり無いか。
ただ、7/3週、7/31週、8/14週、8/28週、10/2週〜10/9週、11/6週には注意が必要か。
NYダウでは、先行指数上の安値圏予想と周期的アノマリーの軟調・不調期の下押し圧力が重なる7/24週、9/4週、10/2週〜10/9週、10/23週、11/6週に注意が必要か。
■N225(日経平均株価) 前1年間の先行指数からの予想と結果(2014/11/14〜2015/11/13)
■NYDow(DJI) 前1年間の先行指数からの結果と予想(2014/11/14〜2015/11/13)
先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。「スケール」「スDiff」と「長期トレンド指数」の動きと一致率が高いか。ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。
12月からスケールがピークアウトして下落に転じ調整局面の出現が懸念されたものの、NYダウではボックス相場の形成に留まる。これは、スケールの下落の傾きが過去に大幅な調整局面を迎えた時に比べてかなり緩やか(約35%程度)であったことに関係があるか。
5月下旬から下げ止まり感が鮮明に。2月下旬から続くボックス相場が、5月中旬〜7月中下旬以降、底打ちから上放れする可能性を示唆しているか。
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