■7/10週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
長期的には、夏以降の米国景気回復を期待しての買い局面。
短期的には、まだ下押し圧力がかかるか。
■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
7/6(月)・・・+42 , −10
7/7(火)・・・+33 , −12
7/8(水)・・・+30 , ±0
7/9(木)・・・+32 , +14
7/10(金)・・・+24 , +22
積分系は、好調期であるものの、下落傾向か。
微分系は、軟調期も見受けられ、下向き傾向も後半は盛り返してくるか。
先行指数では、長期的には、夏以降の上昇を期待しての買い圏内へ。
短期的には、まだ下押し圧力がかかるか。
周期的アノマリーは、基調は維持するものの、ピークアウトが続くか。との予測。
■周期的アノマリーと日経平均株価結果(2015/6/26〜2015/7/10)
日経平均株価は、ギリシャ国民投票において緊縮策への反対が上回ったことで週明けの7/6に20,000円割れ寸前まで売り込まれる。その後、20,400円台まで戻す場面もあったものの、7/8にEU債権者側がギリシャに対して支援策の受け入れは12日までと最後通告を実施したことや、先月末から不安定な値動きを続けていた中国相場が一気に下げ足を強めて暴落となったことが重なり、20,000円を割りこむ事態に。さらに売りが売りを呼ぶパニック的な相場となったことから19,100円台までの下落が発生。その後、中国相場がやや落ち着きを取り戻したことから買い戻しが優勢に。週末終値は19,770円台となり、先週終値を2週連続で下回って終了。
NYダウは、ギリシャの国民投票の結果に対しては下げ渋ったものの、中国相場の急落を受けて17,510ドル台までの下落が発生。ただ、ギリシャ支援協議が土壇場でまとまるとの観測もあり、週末終値は、17,760ドル台まで戻し、先週終値を小幅に上回って終了。
VIX指数は、一時19台後半まで上昇。週末には16台後半に下落。
■日経平均株価(N225)日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー(2015/4/10〜2015/7/10)
■NYダウ(DJI)日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー(2015/4/10〜2015/7/10)
4/17週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、下押し圧力がある中でも上押し圧力も期待できることを示唆。
実相場は、週半ばまでは横ばいも週末には下落したか。
4/24週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、横ばい。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。
これらは、下押し圧力がかかりやすいことを示唆。
実相場は、週初めは下落するも、その後は上昇に転じたか。
5/1週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、下落へ。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。
これらは、下押し圧力がかかることを示唆。
実相場は、大幅下落が出現したか。
5/8週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、下落へ。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。
これらは、下押し圧力がかかることを示唆。
実相場は、下落が続いたか。
5/15週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、下落へ。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。
これらは、下押し圧力が残ること示唆。
実相場は、上値が重いものの、反発したか。
5/22週は、「スDiff>成Diff」が出現。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、下落へ。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。
これらは、下押し圧力が残ること示唆。
実相場は、続伸したか。
5/29週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、僅かに上昇へ。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、上押し圧力がかかることを示唆。
実相場は、さらに続伸したか。
6/5週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、上押し圧力を示唆。
実相場は、小幅に下落したか。
6/12週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、僅かに上昇へ。成Diffは、上昇へ。
「成長指数」は、下落が継続。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、まだ上押し圧力が残ることを示唆。
実相場は、一旦大幅に下落するも戻りもあり、小幅に下落したか。
6/19週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が出現。「成Diff>0」が出現。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
「成長指数」は、ほぼ横ばい。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、上押し圧力がかかることを示唆。
実相場は、ズルズルと下落傾向にあったか。
6/26週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」が出現。「成Diff>0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、ほぼ横ばい。
「成長指数」は、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、やや下押しがかかることを示唆。
米国相場は、小幅に反落。
N225は、大幅反発し約18年半ぶりの高値も。
7/3週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が出現。
スDiffは、下落へ。成Diffは、下落へ。
「成長指数」は、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、下押しがかかることを示唆。
米国相場は、続落へ。
N225は、反落へ。
7/10週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が出現。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、僅かに下落へ。
「成長指数」は、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
これらは、下押し圧力が残るものの、僅かに上押し圧力もかかり始めることを示唆。
米国相場は、小幅に反発へ。
N225は、大幅に続落へ。
周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。
N225では、4月下旬から5月初旬でのボトムアウトは概ね一致したか。
周期的アノマリーと実相場の動きはシンクロ率が高いか。
NYダウでは、5月上旬でのピークアウトと5月下旬でのボトムアウトと6月中旬でのピークアウトは概ね一致したか。
6月上旬からは、周期的アノマリーと実相場の動きはシンクロ率が高いか。
■日経平均株価(N225)と前1年の3ヶ月先行指数(2014/7/11〜2015/7/10)
■NYダウ(DJI)と前1年の先行指数(2014/7/11〜2015/7/10)
先行指数と実相場の動きは、それなりに一致率が高いか。
特に、長期スケールAと長期トレンド指数及びスDiff(短期スケールA−長期スケールA)の動きと一致率が高いか。
スケールが右肩上がりの時は、実相場は崩れにくく、強さを保つか。
スケール、成長指数が共に、右肩上がりで、
スDiff、成Diffが共に、右肩上がりに転じた時は、
上昇が予測され、実相場も上昇傾向を保ったか。(2014/8月まで)
スケール、長期トレンド指数も上昇傾向へ。相場を下支えしているか。
スケールの右肩上がりの勢いが落ちて、成長指数は、僅かに右肩下がりへ
スDiff、成Diffが共に、右肩下がりに転じた時は、
上昇の一服から踊り場入りが予測されたものの、
実相場は、大幅に下落したか。(2014/9月下旬〜)
スケールは勢いが落ちたものの右肩上がり、成長指数は、僅かに右肩下がりへ
スDiff、成Diffが共に、横ばいから僅かに右肩上がりに転じた時は、
下落からの反発傾向が予測され、
実相場は、下落から反発へと転じたか。(2014/10月中旬〜)
スケールが右肩下がり、成長指数も右肩さがりへ
スDiff、成Diffが共に、に右肩下がりに転じた時は、
調整局面入りが予想され、
実相場は、上昇から下落へと転じたか。(2014/12月初中旬〜)
スケールが右肩下がり、成長指数も右肩さがりへ
長期トレンド指数も右肩下がりにあっても、
スDiff、成Diffが共に、に右肩上がりに転じた時は、
調整局面にあっても、値を保つことが予想され、
実相場は、下落基調であっても値を維持したか。(2014/1月初中旬〜)
スケールが右肩下がり、成長指数も右肩さがりへ
長期トレンド指数も右肩下がりにあっても、
スDiff、成Diffが共に、に右肩下がりに転じた時は、
調整局面が予想されたものの、
実相場は、上放れしたか。
3月上旬にスケールと長期トレンド指数が急角度で下落したものの、
実相場は、ややもたついて踊り場となった程度か。(2014/2月初中旬〜)
3月下旬からは、下落傾向となりつつあるか。
4月上旬には、スケールの下落角度が緩やかになり、長期トレンド指数は反転上昇へ。
実相場は、上昇傾向となったか。
4月中旬には、スケールの下落角度がやや急角度になり、長期トレンド指数は再び下落へ。
実相場も、4月下旬から5月初旬にかけて、弱含んでいるか。
5月中旬には、スケールと長期トレンド指数が底値近辺に。
実相場は、6月中旬に戻り高値をつけたか。
7月初旬には、スケールが完全に上放れせず再び下落傾向へ。
実相場は、ギリシャ支援協議難航と中国相場暴落の影響もあり、安値圏が出現しているか。
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
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