■6/5週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
長期的には、夏以降の米国景気回復を期待しての買い局面。
短期的には、やや下押し圧力が勝るか。
■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
6/1(月)・・・+14 , −8
6/2(火)・・・+11 , −4
6/3(水)・・・+14 , +28
6/4(木)・・・+13 , −10
6/5(金)・・・+12 , +4
積分系は、好調期ながらも、ほぼ横ばい傾向か。
微分系は、ほぼ軟調期でながらも、振幅が大きく方向性に欠けるか。
先行指数では、長期的には、夏以降の上昇を期待しての買い圏内へ。
短期的には、やや下押し圧力が勝るか。
周期的アノマリーは、ぼほ横ばいながらも、方向性には欠けるか。
■9/11週までの先行指数の主な予想(予測)内容は、次のとおり。
短期スケールAは、
6/12週に131.23まで反発。6/19週から反落。
7/3週に130.25まで下落し、直近最安値を更新。7/10週から反発。
8/7週は僅かに反落するも8/14週から9月にかけて反発傾向が続く。
長期スケールAは、
5月中も下落は継続。
5/29週と6/12週は反発するも、6/19週から反落へ。
7/17週は、130.64まで下落。直近最安値を更新。7/24週から反発傾向が続く。
8月から9月にかけても、上昇傾向は継続。
短期成長指数Aは、
5月は下落が継続。
5/29週は、-4.64まで下落。直近最安値を更新。6/19週までは反発。6/26週から下落へ。
7/17週は、-4.50まで下落。7/24週から反発傾向が続く。
8月から9月にかけても、反発傾向は継続。
長期成長指数Aは、
5月は下落が継続。
6/12週は、-3.85まで下落。6/19週は僅かに反発するも、
7/17週に、-4.26まで下落し、直近最安値を更新。7/24週から反発傾向が続く。
8月から9月にかけても、反発傾向は継続。
成長指数が短期・長期ともに、マイナス値に突入しているものの、
短期成長指数が、5/29週に底打ち。
長期成長指数が、7/17週に底打ち。
徐々に、米国景気は上向いてくることが期待できるか。
短期トレンド指数は、
6/26週に、-9.81 が出現。調整するか。
長期トレンド指数は、
7/10週までは反発が続く。7/17週は僅かに反落。7/24週から再び反発へ。
8月も反発傾向は続き、8/28週からプラス圏へ浮上。
9月も上昇傾向は継続。
2012/10/5週以来のマイナス値が出現中。
2014年2月からの上昇トレンドは終了する可能性があったものの、
2015年5月下旬から反発傾向が鮮明に。再び上昇トレンドに復帰できる可能性がでてきたか。
長期地合が、0まで下落しているものの、8/21週に26週ぶりに0から脱出。9/4週には、8まで回復。
VIX指数は、15以下に下がる回数が増加傾向に。市場心理は、楽観に傾いているか。
まとめると、
短期スケールが、5/22週に底打ち。
短期成長指数が、5/29週に底打ち。
短期地合が、5/22週に底打ち。
長期トレンド指数が、5/22週に底打ち。
長期スケールが、7/17週に底打ち。
長期成長指数が、7/17週に底打ち。
長期地合が、8/14週に底打ち。
これは、米国相場(景気)が、2月下旬から続いているボックス圏から
5月中旬〜7月中旬以降、上放れする可能性を示唆しているか。
ただ、スケールDiff≦成長Diffな傾向があることから、上放れの勢いは弱いか。
また、先行指数を見る限り、米国の経済情勢は9月の利上げに向けて環境が整いつつあるか。
VIX指数が、継続的に25を超える事態が発生しなければ、サマーラリーが期待できるか。
■日経平均株価 先行指数と周期的アノマリー(2015/5/29週〜2015/9/11週)
スケールDiffは、5/22週までは下落へ。5/29週〜6/19週は、反発しプラス圏浮上も。6/26週から下落しマイナス値へ。7/10週からは反発へ。7/24週からプラス圏に浮上。
成長Diffは、5/1週〜5/29週は下落へ。6/5週〜6/26週は、反発しプラス圏浮上も。7/3週から僅かにマイナス値へ。7/31週からは、プラス圏で推移。
まとめると、
6/5週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
下押し圧力が和らぎ、上押し圧力も期待できるか。
6/12週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が出現。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。極小値ながらもプラスに。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
下押し圧力が和らぎ、上押し圧力がかかるか。
6/19週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。プラス値を維持。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
下押し圧力が和らぎ、上押し圧力が続くか。
6/26週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」が出現。「成Diff>0」が出現。
スDiffは、下落へ。マイナス値に転落。成Diffは、上昇へ。プラス値に復帰。
長期トレンド指数は、上昇へ。
上押し圧力と下押し圧力がせめぎ合う展開か。
7/3週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が出現。
スDiffは、下落へ。マイナス値拡大。成Diffは、下落へ。マイナス値に転落。
長期トレンド指数は、上昇へ。
下押し圧力が勝る展開か。
7/10週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、下落へ。僅かにマイナス幅が拡大。
長期トレンド指数は、上昇へ。
下押し圧力が残るものの、上押し圧力もかかり始めるか。
7/17週は、「スDiff>成Diff」が出現。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、下落へ。僅かにマイナス幅が拡大。
長期トレンド指数は、下落へ。僅かにマイナス幅が拡大。
上押し圧力もかかるものの、下押し圧力も残るか。
7/24週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が出現。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。プラス圏に復帰。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
上押し圧力が期待できるか。
7/31週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が出現。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。プラス圏に復帰。
長期トレンド指数は、上昇へ。
引き続き上押し圧力が期待できるか。
8/7週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
上押し圧力が期待できるも、やや弱まるか。
8/14週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
上押し圧力が期待できるか。ただし勢いは弱めか。
8/21週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
上押し圧力が期待できるか。
8/28週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。30週ぶりにプラス圏に復帰。
上押し圧力が期待できるものの、やや勢いに欠けるか。
9/4週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
上押し圧力が期待できるものの、勢いは弱いか。
9/11週は、「スDiff≦成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff>0」が継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。プラス圏を維持。
上押し圧力が期待できるものの、勢いは弱いか。
周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。
先行指数での安値圏予測と周期的アノマリーの軟調期・不調期が重なる期間は、あまり無いか。
ただ、6/12週と7/3週と7/31週と8/14週と8/28週には注意が必要か。
■日経平均株価 前1年間の先行指数からの予想と結果(2014/9/12〜2015/9/11)
先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。「スケール」「スDiff」と「長期トレンド指数」の動きと一致率が高いか。ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。
改めてこの1年を振り返ると、
スケールと成長指数が共に上昇傾向へ。長期トレンド指数も上昇へ。比較的穏やかな上昇角度での上昇が出現。息の長い上昇相場の出現が期待され、実相場も9月下旬まで上昇傾向が出現したか。
9月下旬以降、スケールは勢いが弱いながらも右肩上がりを継続。成長指数は、ほぼ横ばいながらも右肩下がりに。弱いながらも上昇相場の維持が期待されたものの、実相場は、10月上旬に欧州景気低迷に端を発した米国景気低迷懸念から大幅下落へ。その後は、10月下旬まで着実に戻したか。さらに、予想外の日銀追加緩和で直近最高値を更新したか。そのうえ11月中旬に衆議院解散の動きが突如浮上。解散風に煽られるように株価が更に上昇したか。しかしながら、12月上旬から、原油先物価格の急落に伴い調整局面が出現したか。ただし、12月中旬からは米FOMC声明文により急速に戻したか。1月からは下落傾向に陥りつつあるか。1月下旬から予想に反して上昇傾向へ。2月下旬から3月上旬にかけて揉み合うも、根強い先高感に支えられて上昇が続いているか。3月下旬からやや下落傾向となったか。4月上旬には再び騰勢を強め一時15年ぶりとなる20,000円台を回復したか。さらに4月中旬には終値でも20,000円台を回復したか。ただし、4月下旬〜5月上旬には、米国景気先行き不安から19,500円近辺まで下落したか。5月中旬からは、米国景気不安が後退し円安に傾いたことから再び20,000円台まで回復し、5月下旬には20,500円台まで到達したか。
5月下旬から先行指数において、下げ止まり感が鮮明に。7月以降に上昇相場が期待できるか。
■NYダウ 先行指数と周期的アノマリー(2015/5/29週〜2015/9/11週)
NYダウについても、先行指数上の安値圏予想と周期的アノマリーの軟調・不調期の下押し圧力が重なる7/24週に注意が必要か。
■NYダウ 前1年間の先行指数からの結果と予想(2014/9/12〜2015/9/11)
NYダウでも、先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。特に、「スケール」「スDiff」と「長期トレンド指数」との動きと一致率が高いか。ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。
9月下旬以降、スケールは勢いが弱いながらも右肩上がりを継続。成長指数は、ほぼ横ばいながらも右肩下がりに。弱いながらも上昇相場の維持が期待されたものの、10月上旬から米国経済事由ではない欧州成長鈍化よる下落が発生。VIX指数も一時的に25超え、米国経済も引き摺られる格好に。10月下旬には、VIX指数の低下と共に戻りが発生したか。さらに日銀追加緩和がサプライズとなり、最高値を更新したか。11月に入っても好調な企業決算等もあり勢いは衰えたものの最高値を更新しているか。12月上旬から、原油先物価格の急落に伴い調整局面が出現したか。12月中旬からは米FOMC声明文により急速に戻し、18,000ドルを突破。再び最高値を更新したか。1月からは、やや大きめの振幅を伴いつつ、徐々に上値が重くなりつつあるか。1月下旬から3月初旬にかけて予想に反して上昇傾向が続いているか。3月上旬からは、ドル高進行を嫌って調整局面が出現しつつあるか。3月中旬にはFOMC声明文により早期利上げ懸念が後退し、再び上昇傾向となりつつあるか。3月下旬から米景気の先行き不安が台頭し、下落傾向となったか。4月上旬には雇用統計の弱さを切っ掛けに利上げ時期の後退観測が台頭したことにより、18,000ドル台を回復したか。4月下旬〜5月上旬には、米国景気先行き不安が台頭したことから、17,900ドルを中心としたボックス圏で推移しているか。5月中旬に僅かながら史上最高値を更新したか。
5月下旬から下げ止まり感が鮮明に。2月下旬から続くボックス相場が、5月中旬〜7月中旬以降、上放れする可能性を示唆しているか。
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