■4/3週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
長期的には、5月下旬まで続く下押し圧力(ボックス相場)の途中。
短期的には、3月下旬〜4月上旬まで続く上押し圧力の途中。
■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
3/30(月)・・・+19 , +12
3/31(火)・・・+19 , +12
4/1(水)・・・+16 , +2
4/2(木)・・・+27 , +34
4/3(金)・・・+21 , −6
積分系は、好調期ながらも下落傾向へ。
微分系は、好調期と軟調期を行き来しつつ下落傾向へ。
先行指数では、長期的には、売り圏内。短期的には、買い圏内。
周期的アノマリーは、徐々に勢いを失いつつあるか。
■7/10週までの先行指数の主な予想(予測)内容は、次のとおり。
短期スケールAは、
3/27週には、132.57まで反発。
4/10週には、131.92に下落。4/17週は反発するも、4/24週からは下落へ。
5/22週には、130.15まで下落。直近最安値を更新。6/19週に131.26まで反発。6/26週から反落。7/10週から反発。
長期スケールAは、
3/27週は反発するも、
4月中は下落が継続。
5月中も下落は継続。
6/5週は、130.96まで下落。6/12週は反発するも、6/19週から下落。
7/10週は、130.64まで下落。直近最安値を更新。
短期成長指数Aは、
3/27週には、-2.57まで下落。
4/3週は反発も、4/10週からは、再び下落へ。
5月も下落は継続。
6/5週は、-4.83まで下落。直近最安値を更新。6/26週までは反発。
7/3週から下落へ。
長期成長指数Aは、
4月からは、やや下落幅が小さくなるものの下落は継続。マイナス値で推移。
5月も下落は継続。
6/12週は、-4.05まで下落。6/19週は反発するも、7/10週まで下落し、直近最安値を更新。
成長指数が短期・長期ともに、マイナス値に突入。
持続的な景気回復は、天井を打つか。今後は、景気後退も視野に入れる必要があるか。
短期トレンド指数は、
4/3週に、-17.39、4/24週に、-20.05
5/15週に、-20.71
6/26週に、-10.44 が出現。調整するか。
長期トレンド指数は、
マイナス値が継続。
4/3週は、-8.27まで下落。4/10週〜4/17週は、僅かに反発するも4/24週からは再び下落へ。
5/22週は、-11.34まで下落し、直近最低値を更新。
7/3週までは反発が続く。7/10週は僅かに反落。
2012/10/5週以来のマイナス値が出現中。
2014年2月からの上昇トレンドは終了する可能性が強まりつつあるか。
さらに、こちらとこちらさらにこちらで示した2009年から続く長期トレンド指数による上昇支持線(青線)の維持にも黄色信号が点灯するも、2015年5月下旬から反発傾向が鮮明に。再び上昇トレンドに復帰できる可能性がでてきたか。
長期地合が、0まで下落。相場を下支えする力が弱まってきたか。2012年11月から続く長期的な上昇相場と2014年4月から続く短期的な上昇相場が転換期を迎える可能性が高まっていたものの、本格的な下落相場入りの可能性は低くなってきたか。2月〜6月中のスケールの減少の勢い(マイナスの傾き)が過去の大幅下落を招いた時よりは、緩やかなのも事実。また、スケールDiff>成長Diffが優勢であることから、まだ底堅さがあり一気に崩れ落ちる相場展開とはならないか。おそらくはボックス相場となるか。
5月〜6月にも実施が見込まれる米金利引き上げは微妙な状況か。もし実行されると米経済に深刻なダメージを招きかねないか。
VIX指数は、上昇しても20以下に戻る状態。
市場心理の継続的な悪化には至っていないものの、20を超える間隔が短くなってきているか。
2014/10/10に、約170日ぶりの20超え
2014/12/11に、約35日ぶりの20超え
2015/1/6に、約10日ぶりの20超え
2015/1/13に、約4日ぶりの20超え
2015/1/28に、約7日ぶりの20超え
このことは、市場心理が過度な楽観から目覚めつつあることを示唆しているか。
ただ、2月以降はVIX指数が15以下に下がる回数が増加傾向に。市場心理が再び楽観に傾き始めたか。
■日経平均株価 先行指数と周期的アノマリー(2015/3/27週〜2015/7/10週)
スケールDiffは、4/3週までは、マイナス値のまま反発傾向へ。4/10週は、再び下落へ。4/17週は反発するも、4/24週〜5/22週は下落へ。5/29週〜6/19週は、反発しプラス圏浮上も。6/26週から下落しマイナス値へ。
成長Diffは、3/27週〜4/24週は、マイナス値ではあるが反発が続く。5/1週〜5/29週は下落へ。6/5週〜6/26週は、反発しプラス圏浮上も。7/3週から僅かにマイナス値へ。
まとめると、
4/3週は、「スDiff>成Diff」は継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、下落へ。
短期的には、上押し圧力が続くか。ただし、長期的には、下押し圧力が強まったか。
上押し・下押し圧力がせめぎあう展開も、下押し圧力がやや勝るか。
4/10週は、「スDiff>成Diff」は継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
短期的にも、長期的にも、下押し圧力がかかるか。
4/17週は、「スDiff>成Diff」は継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
下押し圧力が弱まるか。小反発もあるか。
4/24週は、「スDiff>成Diff」は継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、僅かに上昇へ。
長期トレンド指数は、下落へ。
下押し圧力が強まるか。
5/1週は、「スDiff>成Diff」は継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落が継続。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、下落へ。
下押し圧力が続くか。
5/8週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落が継続。成Diffは、下落が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。
下押し圧力が続くか。下押し圧力が強まるか。
5/15週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落が継続。成Diffは、下落が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。
下押し圧力が続くか。下押し圧力は強いままか。
5/22週は、「スDiff>成Diff」が出現。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落が継続。成Diffは、下落が継続。
長期トレンド指数は、下落へ。
下押し圧力が続くか。下押し圧力は依然残るか。
5/29週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、ほぼ横ばい。
長期トレンド指数は、上昇へ。
下押し圧力が和らぎ、下げ止まり感が出てくるか
6/5週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
下押し圧力が和らぎ、上押し圧力も期待できるか。
6/12週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が出現。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。極小値ながらもプラスに。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
下押し圧力が和らぎ、上押し圧力がかかるか。
6/19週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。プラス値を維持。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。
下押し圧力が和らぎ、上押し圧力が続くか。
6/26週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」が出現。「成Diff>0」が出現。
スDiffは、下落へ。マイナス値に転落。成Diffは、上昇へ。プラス値に復帰。
長期トレンド指数は、上昇へ。
上押し圧力と下押し圧力がせめぎ合う展開か。
7/3週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が出現。
スDiffは、下落へ。マイナス値拡大。成Diffは、下落へ。マイナス値に転落。
長期トレンド指数は、下落へ。
下押し圧力が勝る展開か。
7/10週は、「スDiff<成Diff」が継続。「スDiff<0」が継続。「成Diff<0」が継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、下落へ。僅かにマイナス幅が拡大。
長期トレンド指数は、下落へ。僅かにマイナス幅が拡大。
下押し圧力が残るものの、上押し圧力もかかり始めるか。
周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。
先行指数での安値圏予測と周期的アノマリーの軟調期・不調期が重なる 4/17週、5/1週は注意が必要か。
■日経平均株価 前1年間の先行指数からの予想と結果(2014/7/11〜2015/7/10)
先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。「スケール」「スDiff」と「長期トレンド指数」の動きと一致率が高いか。ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。
改めてこの1年を振り返ると、
7月からは、スケールと成長指数が共に上昇傾向へ。長期トレンド指数も上昇へ。比較的穏やかな上昇角度での上昇が出現。息の長い上昇相場の出現が期待され、実相場も9月下旬まで上昇傾向が出現したか。
9月下旬以降、スケールは勢いが弱いながらも右肩上がりを継続。成長指数は、ほぼ横ばいながらも右肩下がりに。弱いながらも上昇相場の維持が期待されたものの、実相場は、10月上旬に欧州景気低迷に端を発した米国景気低迷懸念から大幅下落へ。その後は、10月下旬まで着実に戻したか。さらに、予想外の日銀追加緩和で直近最高値を更新したか。そのうえ11月中旬に衆議院解散の動きが突如浮上。解散風に煽られるように株価が更に上昇したか。しかしながら、12月上旬から、原油先物価格の急落に伴い調整局面が出現したか。ただし、12月中旬からは米FOMC声明文により急速に戻したか。1月からは下落傾向に陥りつつあるか。1月下旬から予想に反して上昇傾向へ。2月下旬から3月上旬にかけて揉み合うも、根強い先高感に支えられて上昇が続いているか。3月下旬からやや下落傾向となったか。
11月上旬からスケールは僅かに右肩上がりも、長期トレンド指数が右肩下がりへ。さらに、12月上旬から、スケール、成長指数、長期トレンド指数の全てが、右肩下がりへ。調整局面が出現するか。2月下旬においても全ての指数が、下げ止まらず。3/13週から、若干だが下げ止まり感が台頭するも、4月下旬から再び下落傾向へ。長期的には、5月に入っても、まだ下げ止まるには至ってないか。5月下旬から下げ止まり感が鮮明になりつつあるか。
■NYダウ 先行指数と周期的アノマリー(2015/3/27週〜2015/7/10週)
NYダウについても、先行指数上の安値圏予想と周期的アノマリーの軟調・不調期の下押し圧力が重なる 4/17週、5/15週、5/29週に注意が必要か。
■NYダウ 前1年間の先行指数からの結果と予想(2014/7/11〜2015/7/10)
NYダウでも、先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。特に、「スケール」「スDiff」と「長期トレンド指数」との動きと一致率が高いか。ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。
7月初旬に遂に17,000ドル台を突破。7月下旬から、300ドル超の急落を含む下落が出現。中東の地政学リスク、欧州デフレ懸念、ポルトガル大手銀の巨額損失計上、アルゼンチン国債の再デフォルト等が重なった結果か。しかしながら、米国発の事由で急落を招いてはおらず、また、米国経済は回復基調にあることは間違いないところ。当分の間は、VIX指数が「25」(できれば「20」)を超えずに、相場が落ち着きを取り戻せるかが焦点だったが、8月下旬〜9月上旬にかけて、順調に戻す。9月中旬には、量的緩和が10月に終了するも、当面は超低金利政策が続く見込みがFOMCにて示されたことから、再び史上最高値を更新したか。
9月下旬以降、スケールは勢いが弱いながらも右肩上がりを継続。成長指数は、ほぼ横ばいながらも右肩下がりに。弱いながらも上昇相場の維持が期待されたものの、10月上旬から米国経済事由ではない欧州成長鈍化よる下落が発生。VIX指数も一時的に25超え、米国経済も引き摺られる格好に。10月下旬には、VIX指数の低下と共に戻りが発生したか。さらに日銀追加緩和がサプライズとなり、最高値を更新したか。11月に入っても好調な企業決算等もあり勢いは衰えたものの最高値を更新しているか。12月上旬から、原油先物価格の急落に伴い調整局面が出現したか。12月中旬からは米FOMC声明文により急速に戻し、18,000ドルを突破。再び最高値を更新したか。1月からは、やや大きめの振幅を伴いつつ、徐々に上値が重くなりつつあるか。1月下旬から3月初旬にかけて予想に反して上昇傾向が続いているか。3月上旬からは、ドル高進行を嫌って調整局面が出現しつつあるか。3月中旬にはFOMC声明文により早期利上げ懸念が後退し、再び上昇傾向となりつつあるか。3月下旬から米景気の先行き不安が台頭し、下落傾向となったか。
11月上旬からスケールは緩やかに右肩上がりも長期トレンド指数が右肩さがりへ。さらに、12月上旬から、スケール、成長指数、長期トレンド指数の全てが右肩下がりへ。調整局面が出現するか。2月下旬においても全ての指数が、下げ止まらず。3/13週から、若干だが下げ止まり感が台頭するも、4月下旬から再び下落傾向へ。長期的には、5月に入っても、まだ下げ止まるには至ってないか。5月下旬から下げ止まり感が鮮明になりつつあるか。
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