■12/12週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
◆12/12週は、スケール的には、11/28週の最終ピークアウト後の下り途中。
◆12/12週は、成長指数的には、9/26週のピークアウト後の下り途中。
◆12/12週は、トレンド指数的には、10/10週のピークアウト後の下り途中。
■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
12/8(月)・・・−50 , −12
12/9(火)・・・−41 , −16
12/10(水)・・・−31 , ±0
12/11(木)・・・−23 , +10
12/12(金)・・・−15 , −10
であり、積分系は、不調期ながらも、反発傾向へ。微分系も振幅が大きいものの反発傾向へ。
12/12週は、先行指数では、売り圏内。周期的アノマリーは、不調期ながも反発の兆しあり。
■3/20週までの先行指数の主な予想(予測)内容は、次のとおり。
短期スケールAは、
12/12週に、134.32をつけたあと、僅かながらも上昇傾向へ。1/23週には、135.05まで戻すも、11/21週の戻り高値を更新できず。高値を切り下げる動きに歯止めがかからないか。2/27週には、131.56まで下落。直近最安値を更新。
3/20週には、132.58まで反発。
長期スケールAは、
12/5週から下落へ。1/9週には、134.83まで下落。1/16週は反発も、1/23週以降は下落へ。
3/13週には、132.85まで下落。3/20週には、132.92まで反発。
短期成長指数Aは、
12月初旬から下げ幅が拡大へ。
1/9週には、1.78まで下落。1/23週には、1.94まで反発するも、2/27週には、-0.86まで下落。
マイナス値は、2012/12/7週以来、2年2ヶ月ぶり。下値を切り下げる展開が続くか。
3/20週には、-2.62まで下落。
長期成長指数Aは、
下落傾向が継続。さらに、12月は下落幅が大きいか。
1月からは、やや下落幅が小さくなったもの、2月から再び拡大傾向か。
3/6週に、僅かながら2012/12/21週以来のマイナス値へ転落。3/20週には、-1.09まで下落。
成長指数が短期・長期ともに、マイナス値に突入。
持続的な景気回復は、天井を打ったか。今後は、景気後退も視野に入れる必要があるか。
短期トレンド指数は、
12/5週に、−21.47、12/12週に、−10.49、12/26週に、−7.68
1/2週に、-9.00、1/9週に、-10.90、1/23週に、-9.93
2/20週に、-40.30、2/27週に、-19.76
3/13週に、-18.70 が出現。調整するか。
長期トレンド指数は、
12月から、下値を切り下げる展開へ。
1/9週には、-0.03まで下落。プラス値からマイナス値へ転落するのは、2012/10/5週以来。
1/23週には、0.95まで持ち直したものの、
1/30週には、-0.41まで下落し、再びマイナス値へ転落。2/27週には、-7.16まで下落。
3/6週は、マイナス値ながらも僅かに持ち直すも、3/20週は、-7.45まで下落。
1/9週には、2012/10/5週以来のマイナス値も出現。
2014年2月からの上昇トレンドは終了する可能性が強まりつつあるか。
さらに、こちらとこちらで示した2009年から続く長期トレンド指数による上昇支持線(青線)の維持にも黄色信号が点灯。2014/10/17週に、123週ぶりにVIX指数が25をオーバー。ボラティリティを伴う強烈な下押し圧力が懸念されるも一過性で収束か。それでも、上昇支持線の維持は困難か。
12月に入るも想定された調整局面は出現せず。相場好調期に出現しやすいピークアウトの後ズレが発生している模様。もう少し様子も見る必要があるものの、10月末の日銀の予想外の追加緩和に、11月中旬の中国人民銀行の利下げも加わったことにより、12月中旬までの調整局面自体が吹き飛んだ可能性もあるか。それでも、2月末にかけて、徐々に下押し圧力が増してくる見込み。
長期地合が、12/5週に、10に下落。12/19週に、6まで下落。1/9週には、4まで下落。1/30週には、2まで下落。2/20週には、0まで下落。相場を下支えする力が弱まってきたか。2012年11月から続く長期的な上昇相場と2014年4月から続く短期的な上昇相場が12月から転換期を迎える可能性が高まりつつあるか。どうやら、米国経済はQE3の縮小に伴って、失速する可能性が高まってきたか。中国、欧州の成長鈍化に、米国の失速が重なる可能性も出てきたか。単なる調整局面ではなく、本格的な下落相場入りの可能性もあるか。そうなった場合は、2015年中にQE4の発動もあるか。ただ、2月中のスケールの減少の勢い(マイナスの傾き)が過去の大幅下落を招いた時よりは、緩やかなのも事実。まだ底堅さがあり一気に崩れ落ちる相場展開とはならないか。
VIX指数が、2014/10/15にに場中31.06、終値26.25(修正値:25.27)を記録。9月米小売売上高が減少し、欧州経済鈍化に米国が巻きこれる懸念が強まったことによるか。ただし、10/31週には、15以下まで下落し、12/5週も15以下を維持。相場は平穏で推移中か。
■日経平均株価 先行指数と周期的アノマリー(2014/12/5週〜2015/3/20週)
スケールDiffは、プラス値を保ちながらも、下落傾向へ。12/5週に、マイナス値に転落。12/12週もマイナス幅が拡大したか。12/19週〜1/9週は、マイナス値ながらも反発傾向へ。1/23週には、8週ぶりにプラス値復帰も、1/30週には再びマイナス値に転落。2/13週〜2/27週は、マイナス幅拡大。3/6週〜3/20週は、マイナス値のまま反発傾向へ。
成長Diffは、ほぼ横ばいながらもマイナス値が続く。1/2週にかけて、マイナス幅が拡大したか。1/9週〜2/6週は、マイナス値ながらも反発へ。2/13週〜3/13週は、再び下落し、マイナス幅が拡大。3/20週は、マイナス値のまま反発へ。
まとめると、
12/12週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落が継続。マイナス値が拡大。成Diffは、下落が継続。マイナス値幅が拡大。
長期トレンド指数は、下落が継続。下押し圧力が、さらに強まってきたか。
12/19週は、「スDiff>成Diff」に復帰。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、マイナス値ながらも上昇へ。成Diffは、下落が継続。マイナス値幅が拡大。
長期トレンド指数は、下落が継続。下押し圧力が続くも、反発への足がかりが掴めるか。
12/26週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、マイナス値ながらも上昇継続。成Diffは、下落が継続。マイナス値幅が拡大。
長期トレンド指数は、下落が継続。下押し圧力が続くも、やや反発が期待できるか。
1/9週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、下落が継続。マイナス値幅が拡大。
長期トレンド指数は、下落が継続。下押し圧力が続くか。
1/16週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。下押し圧力が和らぎ反発もあるか。
1/23週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が出現。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。上押し圧力も期待できるか。
1/30週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が出現。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、ほぼ横ばい。
長期トレンド指数は、下落へ。下押し圧力がかかるか。
2/6週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、ほぼ横ばい。
長期トレンド指数は、下落へ。下押し圧力が続くか。
2/13週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、ほぼ横ばい。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、下落へ。下押し圧力が続くか。
2/20週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、大幅下落へ。成Diffは、大幅下落へ。
長期トレンド指数は、大幅下落へ。下押し圧力が続くか。
2/27週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、大幅下落へ。成Diffは、大幅下落へ。
長期トレンド指数は、大幅下落へ。下押し圧力が続くか。
3/6週は、「スDiff>成Diff」に復帰。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。下押し圧力が、やや和らぐか。
3/13週は、「スDiff>成Diff」は継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、下落へ。
長期トレンド指数は、下落へ。
短期的には、上押し圧力が出始めたか。ただし、長期的には、下押し圧力が続く。
上押し・下押し圧力がせめぎあう展開か。
3/20週は、「スDiff>成Diff」は継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、下落へ。
短期的には、上押し圧力が出始めたか。ただし、長期的には、下押し圧力が続く。
上押し・下押し圧力がせめぎあう展開が続くか。
周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。
先行指数での安値圏予測と周期的アノマリーの軟調期・不調期が重なる 2/13週は注意が必要か。
■日経平均株価 前1年間の先行指数からの予想と結果(2014/3/21〜2015/3/20)
先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。「スケール」「スDiff」と「長期トレンド指数」の動きと一致率が高いか。ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。
改めてこの1年を振り返ると、
スケールは、3月上旬にボトムアウト。
成長指数は、2014年4月中旬にボトムアウト。
長期トレンド指数は、プラス値を維持。2月上旬にボトムアウト。
その後ややもたつくも、4月下旬に上放れへ。
実相場は、2月上旬にかけて急落。
その後、5月中旬までもたついたあとに、6月にかけて上昇に転じる。
6月下旬から、再び、スケールと成長指数が共に上昇傾向へ。長期トレンド指数も上昇へ。しかも、2月から5月にかけて出現した急角度の上下動を伴った上昇ではなく、比較的穏やかな上昇角度での上昇が出現。息の長い上昇相場の出現が期待され、実相場も9月下旬まで上昇傾向が出現したか。
9月下旬以降、スケールは勢いが弱いながらも右肩上がりを継続。成長指数は、ほぼ横ばいながらも右肩下がりに。弱いながらも上昇相場の維持が期待されたものの、実相場は、10月上旬に欧州景気低迷に端を発した米国景気低迷懸念から大幅下落へ。その後は、10月下旬まで着実に戻したか。さらに、予想外の日銀追加緩和で直近最高値を更新したか。そのうえ11月中旬に衆議院解散の動きが突如浮上。解散風に煽られるように株価が更に上昇したか。12月に入るも上昇は継続し、ピークアウトには至らず。選挙結果が出るまでは、この勢いは保たれるか。
11月初旬からスケールは僅かに右肩上がりも、長期トレンド指数が右肩下がりへ。さらに、12月初旬から、スケール、成長指数、長期トレンド指数の全てが、右肩下がりへ。調整局面が出現するか。2月下旬においても全ての指数が、下げ止まらず。3/6週から、若干だが下げ止まり感が台頭するも、長期的には、まだ下げ止まるには至ってないか。
■NYダウ 先行指数と周期的アノマリー(2014/12/5週〜2015/3/20週)
NYダウについても、先行指数上の安値圏予想と周期的アノマリーの軟調・不調期の下押し圧力が重なる 2/13週に注意が必要か。
■NYダウ 前1年間の先行指数からの結果と予想(2014/3/21〜2015/3/20)
NYダウでも、先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。特に、「スケール」「スDiff」と「長期トレンド指数」との動きと一致率が高いか。
ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。
3月中旬にクリミア情勢における米国失策と中国人民元安により調整するも、先行指数が示す上昇傾向は維持したか。4月上旬からの先行指数上に現れた下落を甘く見過ぎていたか。例え短期間であっても、スケールが急角度で下落する場合は、相場でも急落が発生しやすいことを改めて実感。5月初旬〜下旬に再び史上最高値更新。先行指数に沿った相場展開は続いているか。ただし、スケールの上昇率ほどは、相場は上昇していないか。6月上旬に16,500ドルの壁を突破し、17,000ドルも視野に入る展開に。ECBが利下げとマイナス金利導入を導入し、さらなる追加緩和を示唆したことや、6月のFOMCで低金利が長期的に維持される見通しであることでも弾みがつき、史上最高値を再び更新し、7月初旬に遂に17,000ドル台を突破。7月下旬から、300ドル超の急落を含む下落が出現。中東の地政学リスク、欧州デフレ懸念、ポルトガル大手銀の巨額損失計上、アルゼンチン国債の再デフォルト等が重なった結果か。しかしながら、米国発の事由で急落を招いてはおらず、また、米国経済は回復基調にあることは間違いないところ。当分の間は、VIX指数が「25」(できれば「20」)を超えずに、相場が落ち着きを取り戻せるかが焦点だったが、8月下旬〜9月上旬にかけて、順調に戻す。9月中旬には、量的緩和が10月に終了するも、当面は超低金利政策が続く見込みがFOMCにて示されたことから、再び史上最高値を更新したか。
9月下旬以降、スケールは勢いが弱いながらも右肩上がりを継続。成長指数は、ほぼ横ばいながらも右肩下がりに。弱いながらも上昇相場の維持が期待されたものの、10月上旬から米国経済事由ではない欧州成長鈍化よる下落が発生。米国経済も引き摺られる格好に。10月下旬には、VIX指数の低下と共に戻りが発生したか。さらに日銀追加緩和がサプライズとなり、最高値を更新したか。11月に入っても好調な企業決算等もあり勢いは衰えたものの最高値を更新しているか。12月に入っても相場は勢いを保っているか。
11月初旬からスケールは緩やかに右肩上がりも長期トレンド指数が右肩さがりへ。さらに、12月初旬から、スケール、成長指数、長期トレンド指数の全てが右肩下がりへ。調整局面が出現するか。2月下旬においても全ての指数が、下げ止まらず。3/6週から、若干だが下げ止まり感が台頭しつつあるか。しかしながら、長期的には、まだ下げ止まるには至ってないか。
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