☆gumi(3903) 単元株数:100株:東証未定:情報通信
上場予定日:12/18(木)、主幹事:野村證券、想定価格:3,300円
公募:1,500,000株、売出:10,367,200株(OA:1,780,000株)、上場時発行済株数:28,664,500株、OR:47.61%
◆事業概要
モバイルオンラインゲームの開発・運営に特化して事業を展開。
◆特徴
提供するゲームコンテンツはいずれも、プレイ自体は無料。ゲーム内の一部のアイテム等を有料で提供することで課金を行うビジネスモデル。開発及び運営に至るプロセスを自社で一貫して行う開発体制を整え、ゲーム開発・提供に特化しノウハウを蓄積。韓国、中国、台湾、シンガポール、米国、カナダ、フランス、スウェーデンに開発子会社を設立。ゲームコンテンツの多国展開に積極的。売上の40%以上を海外言語版が占める。
平成26年10月末現在でのゲームのラインナップは、次のとおり。
・ネイティブアプリ:17本、累計ダウンロード数は2,215万件
・ブラウザゲーム:6本、累計登録者数は323万件
・パブリッシング:6本、累計ダウンロード数は844万件
従業員数:260人 臨時従業員数:23人 平均年間給与 546万円(平成26年10月31日現在)
連結子会社12社、持分適用関連会社1社で構成。
従業員数:840人 臨時従業員数:59人
---------------------------------------------------------------------------------------------------
業績実績
◆第7期連結(平成26年4月期)
売上高 ⇒ 111億8,200万円 前期比 102.7%増。
営業利益 ⇒ ▲1億200万円 前期は、赤字。
経常利益 ⇒ ▲1億6,800万円 前期は、赤字。
当期純利益 ⇒ ▲1億8,400万円 前期は、赤字。
1株あたり純利益(EPS) --.--円(上場時の28,664,500株で算出)
株価収益率(PER) 3,300円(仮条件上限)/--.--円=--.--倍あたりか。
スマートフォン向けネイティブアプリの開発・運営に経営資源を集中。子会社のエイリムが開発・運営するネイティブアプリ「ブレイブ フロンティア」のダウンロード数が全世界で1,000万件を超えるヒットとなり、これを核として世界市場への進出を行い、同タイトルのローカライズ版を各国でリリースしたことによるか。
◆第8期第1四半期(平成26年7月期)
売上高 ⇒ 71億800万円
営業利益 ⇒ 8億2,600万円
経常利益 ⇒ 7億7,600万円
当期純利益 ⇒ 2億9,900万円
---------------------------------------------------------------------------------------------------

⇒ 情報通信業での直近の負けは、2011/3/11上場 AGS(3648):OR22.2%:東証2部:みずほ証券。
⇒ 月別勝率6位。ただし、2010年以降は、33勝12敗で11位。
⇒ 12月での直近の負けは、2013/12/19上場 ウイルグループ(6089):OR36.7%:東証2部:SMBC日興証券。
⇒ 野村證券の直近の負けは、2014/4/8上場 トレックスセミコンダクター(6616):OR30.6%:東証JQS。
⇒ 野村證券・情報通信業の直近の負けは、2008/10/30上場 電算システム(3630):OR32.4%:東証2部。
⇒ 東証1部・情報通信業での直近の負けは、2002/10/11上場 新日鉄ソリューションズ(2327):OR29.4%:大和証券。
需給状況
オファリングレシオ(OA含む)は、47.61%。
適正とされる 20%±5% の範囲を2倍程上回る。需給は、かなり緩いか。
仮条件上限で試算した吸収金額は、約450.35億円。
大株主におけるベンチャーキャピタル(VC)の状況
VCの存在数 ⇒ 3つ。
VCの合計所有割合 ⇒ 25.18%
また、大株主を除くVC(投資会社含む)は、11つ。
VC関連の存在数 ⇒ 全部併せて、14つ。
その合計所有割合は ⇒ 40.51%(計11,611,000株)
今回の売出における放出株数 ⇒ 6,782,700株。残数は、4,828,300株 の見込み。
ロックアップの状況
ロックアップ(売却等):対象者
売出人であるジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合、グリー株式会社、DBJキャピタル投資事業有限責任組合、三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合、NIFSMBC-V2006S3投資事業有限責任組合、株式会社アットムービー、山田進太郎及び株式会社コーエーテクモホールディングス。
ロックアップ(売却等):期間
90日間(平成27年3月17日)。発行価格の1.5倍以上で解除条件は、あり。
仮条件上限が、3,300円 であることから、4,950円 あたりか。
VCの6社(3,312,500株の見込み)はロックアップの対象外。注意が必要か。
--------------------------------------------------------------------------------
ロックアップ(売却等):対象者
売出人かつ貸株人である國光宏尚及び売出人である川本寛之、今泉潤並びに当社株主であるNEXT BIG THING株式会社、NG MENG WAH、田村祐樹及び梅田裕一、新株予約権者である早貸久敏、佐々木智之及び高橋英士。
ロックアップ(売却等):期間
90日間(平成27年3月17日)。発行価格の1.5倍以上で解除条件は、無し。
--------------------------------------------------------------------------------
ロックアップ(発行等):期間
180日間(平成27年6月15日)。
また、主幹事証券は、裁量でロックアップ解除を行う権限あり。
親引け
記載無し。
配当
未定。設立以来、配当無し。
株主優待
記載無し。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
国内・海外、特にアジア市場を中心にモバイルオンラインゲーム事業を展開。モバイルオンラインゲームのグローバルな配信体制の構築により、ゲームコンテンツを世界各国へ提供していくことに加え、他社が開発する国内・海外の良質なゲームコンテンツを世界各国に配信していくことが重要な課題か。今後も開発・ローカライズ・配信拠点の拡充、プラットフォームやマーケティングパートナーとの連携、世界各国のゲーム開発会社との提携及び有名IPの活用等を積極的に推し進めていく方針。また、海外拠点は、国内におけるヒットゲームコンテンツを海外へ展開する際のローカライズ拠点として機能することで各種ノウハウを構築しつつ、今後は海外拠点発の良質なオリジナルゲームコンテンツを創出できる体制を整えることを目指す。
※平成26年4月期の売上高は、
・オリジナル ネイティブアプリ ⇒ 70億1,700万円 構成比:62.7%
・ブラウザゲーム ⇒ 36億2,900万円 構成比:32.4%
・パブリッシュ ⇒ 5億4,500万円 構成比:4.9%
・日本語版 ⇒ 77億5,700万円 構成比:69.3%
・海外言語版 ⇒ 34億3,500万円 構成比:30.7%
目論見書から判別できる主な取引先は、
グリー株式会社
エレクトロニック・アーツ株式会社
Google Inc.
Apple Inc. あたりか。
新規公開で得た資金の使途は次のとおり。
・海外拠点の開設・運営にかかる費用として、5億4,000万円。
(平成27年4月期:1億8,000万円、平成28年4月期:3億6,000万円)
・海外拠点の開設等に伴う開発人員の人件費として、23億3,200万円。
(平成27年4月期:1億6,300万円、平成28年4月期:21億6,900万円)
・グループのサービスを効果的に拡大していくための広告宣伝費として、73億8,500万円。
(平成27年4月期:28億4,200万円、平成28年4月期:45億4,300万円)
残額については、記載なし。
細かな財務分析は次回に。
公開価格割れ発生確率(条件付き確率)は、別途に。
→ブログ村 IPO・新規公開株
-------------------------------------------------------------------------------
想定株価は、3,300円のところ、
仮条件は、3,000円〜3,300円 に決定。
公開価格決定日:12/9(火)
上場日:12/18(木)
-------------------------------------------------------------------------------
→ブログ村 IPO・新規公開株
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
個別銘柄の選択に最適! 全4000銘柄の株価チャートのシグナルを毎日公開!
【◆2014年後期IPO(新規公開株)の最新記事】
- MRT(6034) 財務分析 【目論見書の個人的な感想2】 IPO(新規公開株)
- MRT(6034)【目論見書の個人的な感想】IPO(新規公開株)統計アノマリー付き【PER】
- エクストリーム(6033) 財務分析 【目論見書の個人的な感想2】 IPO(新規公開株)
- エクストリーム(6033)【目論見書の個人的な感想】IPO(新規公開株)統計アノマリー付き【PER】
- カヤック(3904) 財務分析 【目論見書の個人的な感想2】 IPO(新規公開株)
- カヤック(3904)【目論見書の個人的な感想】IPO(新規公開株)統計アノマリー付き【PER】
- データセクション(3905) 財務分析 【目論見書の個人的な感想2】 IPO(新規公開株)
- データセクション(3905)【目論見書の個人的な感想】IPO(新規公開株)統計アノマリー付き【PER】
- 東京ボード工業(7815) 財務分析 【目論見書の個人的な感想2】 IPO(新規公開株)
- 東京ボード工業(7815)【目論見書の個人的な感想】IPO(新規公開株)統計アノマリー付き【PER】