クラウドワークス(3900)　財務分析　【目論見書の個人的な感想２】　IPO(新規公開株): 株で勝つ!! 日経平均長期予想(NYダウ)3ヶ月先行シグナルチャート明日急騰株!!

新規公開株に当選し、初値が公募価格を上回る・・・幸運を掴むその日のために。

☆クラウドワークス(3900)　単元株数：100株：マザーズ：情報通信

◆事業概要
インターネットを活用することで、世界中の企業と個人を直接つなぐことで、仕事の受発注を行うことができるクラウドソーシングサービス「クラウドワークス（CrowdWorks）」事業を運営。

◆特徴
発注者（クライアント）は無料で仕事の依頼ができ、実際に仕事が行われた場合にだけ報酬を支払う。受注者（メンバー）も登録無料。報酬が支払われたときにだけ手数料が差し引かれる。業務を始める前に報酬を「仮払い」し、完了したら受注者に支払われる決済システムを採用。発注者は、短納期かつ安価での依頼をすることが可能となる。

システム利用料は、次のとおり。
・発注サイド　⇒　発注にかかる費用のみ。システム利用料は無料。（募集を集めやすくするオプションは有料）
・受注サイド　⇒　10万円以下の以下の部分　報酬額の20%、10万円超20万円以下の部分　報酬額の10%、20万円超の部分　報酬額の5%

平成26年9月末現在で、約4.1万社のクライアント（発注者）、約18.4万人のメンバー（受注者）が登録。

従業員数：29人　臨時従業員数：15人　平均年間給与　539万円（平成26年10月31日現在）

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続いて目論見書から見てとれる財務状態についての分析。

※3期については、平成26年9月期までの単体の数字

収益性分析の指標

●ROA（総資本利益率) = 当期純利益　÷　総資産
事業に投下されている資産が利益をどれだけ獲得したかを示す。
10％程度は「かなり優良」。5％前後は「良い」。1～2％は「普通」。

	1期	2期	3期
ROA	-19.20%	-12.19%	-0.49%

⇒ 漸増傾向にあるものの、依然マイナス値。悪い数値か。

●ROE（自己資本利益率） = 当期純利益　÷　自己資本
株主の持分である自己資本に対してのリターン（当期純利益）を示す。
20％程度は「かなり優良」。10～15％前後は「良い」。10％は「普通」。

	1期	2期	3期
ROE	-21.79%	-13.95%	-0.64%

⇒ 漸増傾向にあるものの、依然マイナス値。悪い数値か。。

●売上高利益率 = 当期純利益　÷　売上高
最終利益である当期純利益の売上高に対する割合を示す。
5％程度は優良。1～3％は標準。

	1期	2期	3期
売上高利益率	-889.04%	-309.50%	-2.04%

⇒粗利は0%前後。利益は得ていないか。

●総資産回転率 = 売上高　÷　総資産
総資本の有効活用度合いを示す。

	1期	2期	3期
総資産回転率	0.02	0.04	0.24

⇒ 漸増傾向ではあるが、回転率は悪いか。

●財務レバレッジ = 総資本　÷　自己資本
自己資本を１として、その何倍の総資本を事業に投下したかを示す。

	1期	2期	3期
財務レバレッジ	1.14	1.14	1.30

⇒ 3期で増加も、自己資本が減少したためか。

安全性分析の指標

●流動比率 = 流動資産　÷　流動負債
短期的な支払能力を簡易的に示す。200%以上は「優良」。150～120%は「良」。

	1期	2期	3期
流動比率	839.22%	790.69%	418.88%

⇒ 漸減傾向ではあるが、良い数値を維持しているか。

●当座比率 = 当座資産　÷　流動負債
短期的な支払能力を流動比率より厳密に示す。100%以上は「優良」。100～70%は「良」。

	1期	2期	3期
当座比率	800.31%	739.54%	348.79%

⇒ 漸減傾向ではあるが、良い数値を維持しているか。

●現預金月商比率 = 現預金 ÷ 平均月商
月商の何ヶ月分の現金を保有しているかを示す。1．5ヶ月～1ヶ月が良いとされる。

	1期	2期	3期
現預金月商比率	528.62	282.96	36.43

⇒ 漸減傾向も、前提となる月商が少なすぎるか。

●自己資本比率 = 自己資本　÷　総資本
総資本（総資産）に対する自己資本を示す。30%～20%は「優良」。15%前後は「良」。

	1期	2期	3期
自己資本比率	88.08%	87.41%	76.94%

⇒ 漸減傾向ではるが、優良な数値か。

●固定比率 = 固定資産　÷　自己資本
固定資産に投資した資金に対する自己資本の割合を示す。50%～80%が「優良」。100%以下が「良」。

	1期	2期	3期
固定比率	0.00%	0.50%	4.40%

⇒ 漸増傾向ではあるが、優良な数値か。

●固定長期適合率 = 固定資産　÷ （自己資本　＋　固定負債）
固定資産に投資した資金に対する長期資金の割合を示す。50%～80%が「優良」。100%以下が「良」。

	1期	2期	3期
固定長期適合比率	0.00%	0.50%	4.40%

⇒ 漸増傾向ではあるが、長期資金の割合は少ないか。

●有利子負債月商比率 = 有利子負債 ÷ 平均月商
月商の何か月分の有利子負債（主に銀行借入）を抱えているか示す。３以下が「優良」。

	1期	2期	3期
有利子負債月商比率	0.00	0.00	0.00

⇒ 有利子負債は、存在しないか。

●安全余裕率＝（売上高－損益分岐点売上高)÷売上高
売上高をどの程度減少させても赤字に陥らないかを示す。

	1期	2期	3期
安全余裕率	---%	---%	---%

⇒ もとより赤字が続いているか。

資金繰り分析の指標

●売上債権回転期間 = （売掛金＋受取手形）　÷　（売上高 ÷ 12 ）
販売してから売上債権を回収するまでにかかる期間を月数で示す。

	1期	2期	3期
売上債権回転期間	1.33	0.78	3.73

⇒ 3期で増加したか。安定感に欠ける数値か。

●在庫回転期間 = 棚卸資産　÷　（売上原価 ÷ 12 ）
商品を仕入れてどのくらいの月数で販売しているかを示す。

	1期	2期	3期
在庫回転期間	0.00	0.00	0.00

⇒ 在庫は存在しないか。

●インタレスト・カバレッジ = 営業利益　÷　支払利息
営業利益に対する借入金の利息の割合を示す。20以上は「優良」。10以上は「良」。

	1期	2期	3期
インタレストカバレッジ	---	---	---

⇒借入金の利息は、存在しないか。

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平成26年9月期において、
社債残高は、無し。
短期借入金は、無し。
長期借入金は、無し。
リース債務は、無し。
債務残高合計は、無し。

販売管理費は、2期　2億500万円　⇒　3期　4億600万円　と 97.9% 増。
給与及び手当が、6,800万円増、役員報酬が、1,000万円増、広告宣伝費が、4,700万円増　によるか。

売上原価は、記載なし。　

現金及び預金は、12億1,500万円を保有。
売掛金を含めた流動資産は、16億800万円。

財務的には、問題ないか。
ただし、十分な売上が無く未だに赤字が続いているのは注意すべきか。

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想定株価は、740円のところ、
仮条件は、720円～ 760円　に決定。
公開価格決定日：12/4（水）
上場日：12/12（金）
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