☆GMOTECH(6026) 単元株数:100株:マザーズ:サービス業
上場予定日:12/11、主幹事:大和証券、想定価格:5,760円
公募:110,000株、売出:175,200株(OA:41,200株)、上場時発行済株数:1,100,000株、OR:28.76%
◆事業概要
スマートフォン(アプリ、サイト)・タブレットにおけるリワード広告や、アドネットワーク広告、ASOコンサルティングなど広告主様、媒体主様、開発者向けに国内外問わず集客のプロモーションやマーケティングを実施。
◆特徴
インターネット上で企業とユーザーをつなぐ集客事業を運営。スマートフォンアプリのプラットフォームにおけるランキング上位表示対策サービスを提供するスマートフォンアフィリエイトASP事業、SEO対策及びリスティング広告の運用代行を軸にしたインターネット集客事業であるPC・モバイル集客支援事業、iPhone、Androidアプリを簡単に作成できるCMSを提供するスマートフォンアプリCMS ASP事業を展開中。
親会社:GMOインターネット(9449)
所有割合:57.4%
従業員数:79人 臨時従業員数:0人 平均年間給与 456万円(平成26年9月30日現在)
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■業績実績
◆第8期単体(平成25年12月期)
売上高 ⇒ 23億6,900万円 前期比 124.1%増。
営業利益 ⇒ 1億8,400万円 前期比 47.0%増。
経常利益 ⇒ 1億8,400万円 前期比 47.0%増。
当期純利益 ⇒ 1億1,400万円 前期比 56.8%増。
1株あたり純利益(EPS) 104.20円(上場時の1,100,000株で算出)
株価収益率(PER) 5,800円(仮条件上限)/104.20円=55.66倍あたりか。
※スマートフォンアフィリエイトASP事業(売上:14億7,200万円、構成比:62.1%)
スマートフォンアプリストアでの順位を上げるCPI型リワード広告商品「GMO SmaADリワード」及びスマートフォンアプリ向けCPI型ノンインセンティブ広告「SmaADアドネットワーク」を積極的に販売。またスマートフォン広告の堅調な広がりから、広告媒体の新規獲得を行ったことによるか。
※PC・モバイル集客支援事業(売上:8億9,700万円、構成比:37.9%)
SEOサービスが上半期において堅調であり売上は前年比増収であるものの、Google等プラットフォームに依存する事業であるため、検索エンジンのアップデートによる影響から原価の上昇を伴い営業利益は減益へ。
◆第9期第3四半期(平成26年9月期)
売上高 ⇒ 21億9,900万円
営業利益 ⇒ 2億400万円
経常利益 ⇒ 2億200万円
当期純利益 ⇒ 1億2,300万円
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■主幹事別、セクター別アノマリー

⇒ サービス業での直近の負けは、2014/7/23上場 日本ビューホテル(6097):OR13.18%:東証2部:大和証券。
⇒ 月別勝率6位。ただし、2010年以降は、33勝12敗で11位。
⇒ 12月での直近の負けは、2013/12/19上場 ウイルグループ(6089):OR36.7%:東証2部:SMBC日興証券。
⇒ 大和証券の直近の負けは、2014/9/30上場 ホットランド(3196):OR22.5%:マザーズ。
⇒ 大和証券・サービス業の直近の負けは、2014/7/23上場 日本ビューホテル(6097):OR13.18%:東証2部:大和証券。
⇒ マザーズ・サービス業での直近の負けは、2008/8/7上場 トライステージ(2178):20.2%:SMBC日興証券。
■需給状況
オファリングレシオ(OA含む)は、28.76%。
適正とされる 20%±5% の範囲をやや上回るか。需給は、若干緩いか。
仮条件上限で試算した吸収金額は、約18.35億円。
■大株主におけるベンチャーキャピタル(VC)の状況
VCの存在数 ⇒ 無し。
VCの合計所有割合 ⇒ 00.00%
また、大株主を除くVC(投資会社含む)は、無し。
VC関連の存在数 ⇒ 全部併せても、無し。
その合計所有割合は ⇒ 00.00%(計0株)
今回の売出における放出株数 ⇒ 0株。残数は、0株 の見込み。
■ロックアップの状況
ロックアップ(売却等):対象者
株主でありその所有する普通株式の一部を売り出す鈴木明人及び三田村徹彦、並びに当社の株主であるGMOインターネット株式会社。
ロックアップ(売却等):期間
90日間(平成27年3月10日)。発行価格の1.5倍以上で解除条件は、有り。
仮条件上限が、5,800円 であることから、8,700円 あたりか。
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ロックアップ(発行等):期間
90日間(平成27年3月10日)。
また、主幹事証券は、裁量でロックアップ解除を行う権限あり。
■親引け
従業員持株会に対して、700株を上限として要請予定。
■配当
8期:51.58円
■株主優待
記載無し。
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テクノロジーを駆使した「インターネット集客支援事業」に特化し、「SEO AIRLINES byGMO」「GMO SmaADリワード」、「GMO SmaADアドネットワーク」、「GMO SmaAD ASO」「GMO AppCapsule」といったサービスを提供。
現在は、平成24年にリリースをした「GMO SmaAD」を中心としたスマートフォン広告領域での商品構成に注力中。
スマートフォン広告領域に加えて、O2O(Online to Offline:店舗事業者に対してアプリによるオンラインからオフラインのリアルな店舗への送客)の領域において、「GMO AppCapsule」の開発に着手し、平成26年9月1日にリリース。「GMO AppCapsule」においては、アプリを介してリアルな店舗への集客を行うだけでなく、Beaconを利用した自動チェックイン機能や店頭における非対面決済など、アプリを介在した幅広いサービスの提供も予定。スマートフォン広告領域の「GMO SmaAD」に加えて、成長産業であるO2Oへの早期投資を行うことにより、O2O産業の先駆者として新たな事業成長を目指すとのこと。
※平成25年12月期の売上高は、
・スマートフォンアフィリエイトASP事業 ⇒ 14億7,200万円 構成比:62.1%
・PC・モバイル集客支援事業 ⇒ 8億9,700万円 構成比:37.9%
・スマートフォンアプリCMSASP ⇒ 売上なし。営業損失 4,600万円の赤字。
目論見書から判別できる主な取引先は、
(株)リクルートホールディングス
GMOインターネット(株)
(株)CyberZ
(株)D2C R
GMOアドパートナーズ(株)
Septeni America,Inc
(株)アドウェイズ
(株)CAリワード
(株)Zucks
(株)ヴィヴィット
ファイブゲート(株)
(株)インテリジェンス
(株)インターオフィス
(株)大塚商会
(株)ダックス
(有)石田製作所 あたりか。
新規公開で得た資金の使途は次のとおり。
・スマートフォンアフィリエイトASP事業(GMO SmaAD)における広告取引の増加に備え現状設備であるGMO SmaADシステムの更新投資やアドテクノロジーの進歩に伴う機能追加等の増強投資、及び自社アプリ媒体の開発による広告配信力の強化を目的とした設備投資としてとして、4億6,000万円。
(平成27年12月期:2億4,000万円、平成28年12月期:2億2,000万円)
・スマートフォンアフィリエイトASP事業(GMO SmaAD)の国内外へのイベント出展等により、GMO SmaADの認知度の向上及び収益の増加を見込み、広告宣伝費として、1億円。
(平成27年12月期)
残額については、スマートフォンアフィリエイトASP事業(GMOSmaAD)及びスマートフォンアプリCMS ASP事業(GMOAppCapsule)において優秀な人材の採用と継続的な育成を目的とした採用費及び人件費に充当予定。
細かな財務分析は次回に。
公開価格割れ発生確率(条件付き確率)は、別途に。
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想定株価は、5,760円のところ、
仮条件は、5,000円〜5,800 円 に決定。
公開価格決定日:12/3(水)
上場日:12/11(木)
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