■10/31週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
◆10/31週は、スケール的には、11/28週の最終ピークアウト前の緩やかな上り途中。

◆10/31週は、成長指数的には、9/26週のピークアウト後の緩やかな下り途中。

◆10/31週は、トレンド指数的には、10/10週のピークアウト後の下り途中。

■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
10/27(月)・・・−1 , −8
10/28(火)・・・+5 , +19
10/29(水)・・・+8 , +14
10/30(木)・・・+9 , −6
10/31(金)・・・+16 , +18
であり、積分系は、軟調期から好調期へ移行するか。微分系は、軟調期が混じるも好調期入りか。
10/31週は、先行指数では、売り圏内へ。周期的アノマリーは、右肩上がりへ。好調期入りも。
■2/6週までの先行指数の主な予想(予測)内容は、次のとおり。
短期スケールAは、
4月中旬から一本調子での上昇も9月上旬までか。その後は勢いを失いつつあるか。10/31週までは切り返すも、最高値を更新できず。11/7週から下落へ。11/14週に135.62まで下落。11/21週に135.84まで戻すも、戻り高値はここまでか。11/28週から下落へ。12/12週に、134.32をつけたあと、僅かながらも上昇傾向へ。1/23週には、135.08まで戻すも、11/21週の戻り高値を更新できず。高値を切り下げる動きに歯止めがかからないか。
2/6週には、134.28まで下落。直近最安値を更新。
長期スケールAは、
上昇傾向が継続。11/28週に、135.68で、直近最高値を更新。長期的には、2012年11月から続く上昇傾向が2014年11月下旬においても、継続中であることを示唆か。12/5週から下落へ。1/9週には、134.83まで下落。1/16週は反発も、1/23週以降は、下落へ。下落傾向は継続するか。
短期成長指数Aは、
10/24週から上昇も、11/7週からは下落へ。
これまでは、小さな下落幅に留まっていたが、12月初旬から下げ幅が大きくなってきたか。
1/9週には、1.78まで下落。1/23週には、1.92まで反発するも、2/6週には、1.58まで下落。下値を切り下げる展開が続くか。
長期成長指数Aは、
2/6週には、2.03まで下落。下落が継続し、12月中は失速するか。
1月からは、やや下落幅が小さくなっているものの、下落は継続中か。
成長指数がプラス値を保っているので、持続的な景気回復は、なんとか継続できる見込み。
短期トレンド指数は、
11/7週に、−11.68、11/21週に、−4.52、
12/5週に、−21.47、12/12週に、−10.49、12/26週に、−7.68
1/2週に、-9.00、1/9週に、-10.77、1/23週に、-9.70 が出現。調整するか。
長期トレンド指数は、
下値は、10/24週に、6.42と
切り上げていることから、長期的なトレンドの強さは10月末までは維持されるか。
11/21週に、5.74まで下落。10/24週の6.42を下まわり、下値を切り下げる展開へ。
1/9週には、-0.02まで下落。プラス値からマイナス値へ転落するのは、2012/10/5週以来。
1/23週には、0.99まで持ち直したものの、
1/30週には、-0.36まで下落し、再びマイナス値へ転落。2/6週には、-1.44まで下落。
1/9週には、2012/10/5週以来のマイナス値も出現。
2014年2月からの上昇トレンドは終了する可能性が強まりつつあるか。
さらに、こちらで示した2009年から続く長期トレンド指数による上昇支持線(青線)の維持にも黄色信号が点灯。さらに、2014/10/17週に、123週ぶりにVIX指数が25をオーバー。今高いボラティリティを伴う強烈な下押し圧力がかかる可能性も台頭。上昇支持線の維持は絶望的となったか。
いずれにせよ、11月上旬から売り圏内へ移行するか。
まとめると、
10月下旬までは、ある程度の戻りは期待できるか。VIX指数が、このまま25以下(20以下がベスト)で落ち着けば11月中旬までの戻りもあるか。11月下旬からは、調整するか。調整の底は、12月上旬から1月上旬になるか。その後も戻りは鈍く2番底を形成するか。
長期地合が、12/5週に、10に下落。12/19週に、6まで下落。1/9週には、4まで下落。1/30週には、2まで下落。相場を下支えする力が弱まってきたか。2012年11月から続く長期的な上昇相場と2014年4月から続く短期的な上昇相場が11月から転換期を迎える可能性が高まりつつあるか。どうやら、米国経済はQE3の縮小に伴って、失速する可能性が高まってきたか。中国、欧州の成長鈍化に、米国の失速が重なる可能性も出てきたか。単なる調整局面ではなく、本格的な下落相場入りの可能性もあるか。そうなった場合は、2015年中にQE4の発動もあるか。
VIX指数が、2014/10/15にに場中31.06、終値26.25(修正値:25.27)を記録。9月米小売売上高が減少し、欧州経済鈍化に米国が巻きこれる懸念が強まったことによるか。今後のVIX指数の値動きにもよるが2012年11月から続く上昇相場は終了したものと判断すべきか。ただし、10/24週には、VIX指数が20以下まで下落。相場は、急速に落ち着いてきたか。
■日経平均株価 先行指数と周期的アノマリー(2014/10/24週〜2015/2/6週)
スケールDiffは、10/31週に0.26まで戻した後に、プラス値を保ちながらも下落傾向へ。12/5週に、マイナス値に転落。12/12週もマイナス幅が拡大したか。12/19週〜1/9週は、マイナス値ながらも反発傾向へ。1/23週には、8週ぶりにプラス値復帰も、1/30週には再びマイナス値に転落。2/6週は、マイナス幅拡大。
成長Diffは、10月からマイナス値へ。その後は、ほぼ横ばいながらもマイナス値のままか。1/2週にかけて、マイナス幅が拡大したか。1/9週〜2/6週は、マイナス値ながらも反発へ。
まとめると、
10/31週は、「スDiff>成Diff」と「スDiff>0」は継続。スDiffは、プラス値拡大。「成Diff<0」は継続。
スDiff、成Diffともに僅かながら上向く。僅かだが上押し圧力が期待できるか。
11/7週は、「スDiff>成Diff」と「スDiff>0」は継続。スDiffは、プラス値縮小。「成Diff<0」は継続。
スDiff、成Diffともに下落傾向へ。下押し圧力がかかるか。
11/14週は、「スDiff>成Diff」は継続も、「スDiff<0」が出現。「成Diff<0」は継続。
スDiff、成Diffともに下落傾向が継続。下押し圧力が続くか。
11/21週は、「スDiff>成Diff」は継続。「スDiff>0」に復帰。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇に転じるも、成Diffは、下落傾向が継続。長期トレンド指数が下値線を割り込む。
ほほ横ばいも下押し圧力が続くか。
11/28週は、「スDiff>成Diff」は継続。「スDiff>0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落に転じる。成Diffは、下落傾向が継続。長期トレンド指数は、下落が継続。
下押し圧力は、まだまだ続くか。
12/5週は、「スDiff>成Diff」は継続。「スDiff<0」が出現。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落が継続。マイナス値が出現。成Diffは、下落が継続。マイナス値幅が拡大。
長期トレンド指数は、下落が継続。下押し圧力が、強まってきたか。
12/12週は、「スDiff<成Diff」が出現。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落が継続。マイナス値が拡大。成Diffは、下落が継続。マイナス値幅が拡大。
長期トレンド指数は、下落が継続。下押し圧力が、さらに強まってきたか。
12/19週は、「スDiff>成Diff」に復帰。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、マイナス値ながらも上昇へ。成Diffは、下落が継続。マイナス値幅が拡大。
長期トレンド指数は、下落が継続。下押し圧力が続くも、反発への足がかりが掴めるか。
12/26週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、マイナス値ながらも上昇継続。成Diffは、下落が継続。マイナス値幅が拡大。
長期トレンド指数は、下落が継続。下押し圧力が続くも、やや反発が期待できるか。
1/9週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、下落が継続。マイナス値幅が拡大。
長期トレンド指数は、下落が継続。下押し圧力が続くか。
1/16週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。下押し圧力が和らぎ反発もあるか。
1/23週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff>0」が出現。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、上昇へ。成Diffは、上昇へ。
長期トレンド指数は、上昇へ。上押し圧力も期待できるか。
1/30週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」が出現。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、ほぼ横ばい。
長期トレンド指数は、下落へ。下押し圧力がかかるか。
2/6週は、「スDiff>成Diff」が継続。「スDiff<0」は継続。「成Diff<0」は継続。
スDiffは、下落へ。成Diffは、ほぼ横ばい。
長期トレンド指数は、下落へ。下押し圧力が続くか。
周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。
先行指数での安値圏予測と周期的アノマリーの軟調期・不調期が重なる 12/5週は注意が必要か。
■日経平均株価 前1年間の先行指数からの予想と結果(2014/2/7〜2015/2/6)
先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。「スDiff」と「長期トレンド指数」の動きと一致率が高いか。
ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。
改めてこの1年を振り返ると、
スケールは、2014年2月上旬〜3月上旬にボトムアウト。
成長指数は、2014年4月中旬にボトムアウト。
長期トレンド指数は、プラス値を維持。2月上旬にボトムアウト。
その後ややもたつくも、4月下旬に上放れへ。
実相場は、2月上旬にかけて急落。
その後、5月中旬までもたついたあとに、6月にかけて上昇に転じる。
6月下旬から、再び、スケールと成長指数が共に上昇傾向へ。長期トレンド指数も上昇へ。しかも、2月から5月にかけて出現した急角度の上下動を伴った上昇ではなく、比較的穏やかな上昇角度での上昇が出現。息の長い上昇相場の出現が期待され、実相場も9月下旬まで上昇傾向が出現したか。
9月下旬以降、スケールは勢いが弱いながらも右肩上がりを継続。成長指数は、ほぼ横ばいながらも右肩下がりに。弱いながらも上昇相場の維持が期待されたものの、実相場は、10月上旬に欧州景気低迷に端を発した米国景気低迷懸念から大幅下落へ。
11月初旬から長期トレンド指数が右肩下がりへ。さらに、12月初旬から、スケールと成長指数がともに、右肩下がりへ。さらなる調整局面が出現するか。どこで下げ止まるか十分に留意したいところか。
■NYダウ 先行指数と周期的アノマリー(2014/10/24週〜2015/2/6週)
NYダウについても、先行指数上の安値圏予想と周期的アノマリーの軟調・不調期の下押し圧力が重なる 12/5週に注意が必要か。
■NYダウ 前1年間の先行指数からの結果と予想(2014/2/7〜2015/2/6)
NYダウでも、先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。特に、「スDiff」と「長期トレンド指数」との動きと一致率が高いか。
ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。
先行指数が示すとおり2月中旬まで調整したか。2月中旬から先行指数は上昇傾向へ。実相場も、3月中旬にクリミア情勢における米国失策と中国人民元安により調整するも、先行指数が示す上昇傾向は維持したか。4月上旬からの先行指数上に現れた下落を甘く見過ぎていたか。例え短期間であっても、スケールが急角度で下落する場合は、相場でも急落が発生しやすいことを改めて実感。5月初旬〜下旬に再び史上最高値更新。先行指数に沿った相場展開は続いているか。ただし、スケールの上昇率ほどは、相場は上昇していないか。6月上旬に16,500ドルの壁を突破し、17,000ドルも視野に入る展開に。ECBが利下げとマイナス金利導入を導入し、さらなる追加緩和を示唆したことや、6月のFOMCで低金利が長期的に維持される見通しであることでも弾みがつき、史上最高値を再び更新し、7月初旬に遂に17,000ドル台を突破。7月下旬から、300ドル超の急落を含む下落が出現。中東の地政学リスク、欧州デフレ懸念、ポルトガル大手銀の巨額損失計上、アルゼンチン国債の再デフォルト等が重なった結果か。しかしながら、米国発の事由で急落を招いてはおらず、また、米国経済は回復基調にあることは間違いないところ。当分の間は、VIX指数が「25」(できれば「20」)を超えずに、相場が落ち着きを取り戻せるかが焦点だったが、8月下旬〜9月上旬にかけて、順調に戻す。9月中旬には、量的緩和が10月に終了するも、当面は超低金利政策が続く見込みがFOMCにて示されたことから、再び史上最高値を更新したか。
9月下旬以降、スケールは勢いが弱いながらも右肩上がりを継続。成長指数は、ほぼ横ばいながらも右肩下がりに。弱いながらも上昇相場の維持が期待されたものの、10月上旬から米国経済事由ではない欧州成長鈍化よる下落が発生。米国経済も引き摺られる格好に。10月下旬には、VIX指数の低下と共に戻りが発生したか。
11月初旬から長期トレンド指数が右肩さがりへ。さらに、12月初旬から、スケールと成長指数がともに、右肩下がりへ。さらなる調整局面が出現するか。どこで下げ止まるか十分に留意したいところか。
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