☆リアルワールド(3691) 単元株数:100株:マザーズ:情報通信業
◆事業概要
クラウド事業及びポイントエクスチェンジ事業を運営。サイトに登録した会員をクラウド会員と定義し、クラウド会員が行ったアクションに基づき、収益を獲得し、その一部を会員に還元する事業モデルを構築。
◆特徴
クラウド事業は、クラウドメディアサービスとクラウドソーシングサービスの両軸で運営。 クラウドメディアサービスにおいては 、企業の販売促進等にかかるインターネット広告(成果報酬型広告及び純広告等)が、クラウドソーシングサービスにおいては、BPO等にかかる業務受託収入が主たる収益。
ポイントエクスチェンジ事業は、クラウド事業において会員に還元されたポイントの交換サービスを提供。 クラウド会員が運営する複数のサービス上で獲得したポイント及び提携企業等のサービスにかかる各種ポイン トの交換サービスを行っており、クラウド会員は、保有するポイントを現金、電子マネー、商品券等への交換が可能。
従業員数:38人 臨時従業員 3人 平均年間給与 414万円(平成26年6月30日現在)
連結子会社4社 で構成。
連結会社従業員数:70人 臨時従業員 9人
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続いて目論見書から見てとれる財務状態についての分析。
※10期については、平成26年6月期までの連結の数字
◆収益性分析の指標
●ROA(総資本利益率) = 当期純利益 ÷ 総 資 産
事業に投下されている資産が利益をどれだけ獲得したかを示す。
10%程度は「かなり優良」。5%前後は「良い」。1〜2%は「普通」。
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●ROE(自己資本利益率) = 当期純利益 ÷ 自己資本
株主の持分である自己資本に対してのリターン(当期純利益)を示す。
20%程度は「かなり優良」。10〜15%前後は「良い」。10%は「普通」。
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●売上高利益率 = 当期純利益 ÷ 売 上 高
最終利益である当期純利益の売上高に対する割合を示す。
5%程度は優良。1〜3%は標準。
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●総資産回転率 = 売 上 高 ÷ 総 資 産
総資本の有効活用度合いを示す。
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●財務レバレッジ = 総 資 本 ÷ 自己資本
自己資本を1として、その何倍の総資本を事業に投下したかを示す。
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◆安全性分析の指標
●流動比率 = 流動資産 ÷ 流動負債
短期的な支払能力を簡易的に示す。200%以上は「優良」。150〜120%は「良」。
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●当座比率 = 当座資産 ÷ 流動負債
短期的な支払能力を流動比率より厳密に示す。100%以上は「優良」。100〜70%は「良」。
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●現預金月商比率 = 現 預 金 ÷ 平均月商
月商の何ヶ月分の現金を保有しているかを示す。1.5ヶ月〜1ヶ月が良いとされる。
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●自己資本比率 = 自己資本 ÷ 総 資 本
総資本(総資産)に対する自己資本を示す。30%〜20%は「優良」。15%前後は「良」。
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●固定比率 = 固定資産 ÷ 自己資本
固定資産に投資した資金に対する自己資本の割合を示す。50%〜80%が「優良」。100%以下が「良」。
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●固定長期適合率 = 固定資産 ÷ (自己資本 + 固定負債)
固定資産に投資した資金に対する長期資金の割合を示す。50%〜80%が「優良」。100%以下が「良」。
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●有利子負債月商比率 = 有利子負債 ÷ 平均月商
月商の何か月分の有利子負債(主に銀行借入)を抱えているか示す。3以下が「優良」。
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●安全余裕率=(売上高−損益分岐点売上高)÷売上高
売上高をどの程度減少させても赤字に陥らないかを示す。
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◆資金繰り分析の指標
●売上債権回転期間 = ( 売掛金 + 受取手形 ) ÷ ( 売上高 ÷ 12 )
販売してから売上債権を回収するまでにかかる期間を月数で示す。
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●在庫回転期間 = 棚卸資産 ÷ ( 売上原価 ÷ 12 )
商品を仕入れてどのくらいの月数で販売しているかを示す。
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●インタレスト・カバレッジ = 営業利益 ÷ 支払利息
営業利益に対する借入金の利息の割合を示す。20以上は「優良」。10以上は「良」。
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平成26年6月期において、
社債残高は、 4,000万円。
短期借入金は、 1億円。
長期借入金は、 無し。
リース債務は、 無し。
債務残高合計は、1億4,000万円
販売管理費は、8期 9億7,100万円 ⇒ 9期 9億3,000万円 と 4.2% 減。
広告宣伝費が、5,700万円減 によるか。
売上原価は、8期 8億7,600万円 ⇒ 9期 10億9,600万円 と 25.1% 増。
ポイント関連費用が、2億900万円増 によるか。
現金及び預金は、4億5,300万円を保有。
売掛金を含めた流動資産は、11億6,800万円。
財務的には、問題ないか。
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想定株価は、2,530円のところ、
仮条件は仮条件は、2,330円〜2,530円 に決定。
公開価格決定日:9/9(火)
上場日:9/18(木)
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