■5/16週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
●長期的には、5/16週は、弱めの上げ圧力がかかるか。5/23週は、ほぼ横ばいか。
●短期的には、5/16週は、弱めの下げ圧力がかかるか。5/23週は、強めの下げ圧力がかかるか。
●RANK的には、5/16週は、弱めの上げ圧力がかかるか。5/23週は、弱めの下げ圧力がかかるか。
■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
5/12(月)・・・+19 , −3
5/13(火)・・・+14 , −22
5/14(水)・・・+5 , +10
5/15(木)・・・+5 , −2
5/16(金)・・・−6 , −20
であり、積分系は好調期から軟調期へ。微分系は軟調期から不調期へ。
5/16週は、先行指数では、高値圏から徐々に下り始めるか。周期的アノマリーは、軟調期へ移行するか。
■8/22週までの先行指数の主な予想(予測)内容は、次のとおり。
●長期系指数群から
長期スケールAは、5/30週にかけて上昇。6/6週〜6/20週に下落。6/27週〜8/15週に上昇へ。8/22週に僅かに下落。成長指数Aは、5/30週にかけて上昇へ。6/6週〜7/11週にかけて下落へ。7/18週〜8/22週にかけて上昇へ。
株式相場の転換点は、5/9週までは、上昇傾向が続くか。5/16週〜5/23週は、やや弱含むか。5/30週〜6/20週は調整するか。6/27週〜7/4週は戻す展開か。7/11週は、やや弱含むか。7/18週〜8/1週は、上昇傾向か。8/8週〜8/15週は、やや弱含むか。8/22週は、調整するか。
●短期系指数群から
短期スケールAは、5/16週までは上昇。最高値を更新。5/23週〜6/20週は下落へ。6/27週〜7/4週は上昇へ。7/11週〜7/18週は下落へ。7/25週〜8/8週は上昇へ。8/15週から下落へ。短期成長指数Aは、5/23週までは上昇へ。5/30週〜6/27週に下落へ。7/4週から上昇へ。
株式相場の転換点は、5/9週にかけて上昇傾向か。5/16週〜6/13週は、調整するか。6/20週〜7/4週にかけて戻す展開か。7/11週は、調整するか。7/18週からは上昇傾向も、8/1週は、弱含むか。8/15週から調整するか。
●RANK系指数群から
長期期地合は、5/16週までは6も、5/23週には8に、6/6週には10に、8/8週には12に到達。短期地合とRANK指数では、6/6週〜6/20週に、弱い数値が出現。相対的な地合も弱いか。5/16週までは強い数値が出現。相対的な地合も強いか。計差分と計差分計では、5/30週〜6/20週と8/15週〜8/22週に、急落サイン出現。微分スコアでは、5/23週までは、戻す展開か。5/30週〜6/20週は下落へ。調整するか。6/27週〜7/4週は、戻す展開か。7/11週と7/25週に弱含むも、8/15週にかけて、戻す展開は続くか。
まとめると、
5/16週は、ほぼ全ての指数で改善傾向が続くも、指数の改善幅が減少。小反落もあるか。
5/23週は、長期系の指数は踏み止まるも、短期系・RANK系が悪化へ。調整局面入りか。
5/30週は、長期系・RANK系が悪化へ。短期系はやや持ち直すもマイナス値続く。調整が続くか。
6/6週は、全ての指数が悪化へ。急落を伴って、ややキツメの調整が続くか。
6/13週は、やや持ち直す指数もあるが、まだまだ調整が続くか。
6/20週は、長期系・RANK系の指数が再び悪化へ。短期系は改善続く。乱高下しながら調整は続くか。
6/27週は、全ての指数が改善傾向へ。調整を脱して、上昇への足がかりを掴めるか。
7/4週は、長期系の指数がややもたつくも、短期系・RANK系の改善は続くか。戻りを試す展開か。
7/11週は、ほぼ全ての指数が悪化傾向へ。再び調整局面が出現するか。
7/18週は、ほぼ全ての指数が改善傾向へ。戻りが期待できるか。
7/25週は、長期系の指数がやや失速するも、他の指数の改善傾向は続く。戻りが継続するか。
8/1週は、ほぼ全ての指数が改善傾向へ。戻りの継続が期待できるか。
8/8週は、スケールが弱含むも、指数の改善は続く。戻りの継続が期待できるか。
8/15週は、それぞれの指数に弱含むものが出現。戻り基調が弱まり、小反落もあるか。
8/22週は、ほとんどの指数が引き続き弱含む。反落が続くか。
5月中下旬から調整局面入りか。5月下旬〜6月中旬には、ややキツメの調整となるか。6月中下旬から戻す展開か。7月中旬にやや弱含むも、8月上旬にかけて戻す展開が続くか。8月中旬から弱含んでくるか。
■先行指数を読み解くテクニカルレポート
長期スケールAは、5/30週にかけて上昇へ。直近最高値133.10が出現。1/24週の131.84を上回る。
6/6週から下落へ。6/20週には、132.53まで下落するも、4/11週の131.36、2/14週の131.10 の直近下値は、下回らず。
6/27週から上昇へ。8/15週には、134.03に。5/30週の直近最高値133.10を更新。長期的には、2012年11月から続く上昇傾向が2014年8月中旬においても、継続中であることを示唆か。
短期スケールAは、5/16週にかけて上昇へ。134.01に到達。3/28週の直近最高値132.38を抜き、最高値を更新。
5/23週から下落へ。6/20週には、131.94まで下落するも、4/11週の131.00、2/7週の130.09 の直近下値は、下回らず。
6/27週から上昇へ。7/4週には、133.53まで回復するも、5/16の直近最高値134.01を更新できず。
7/11週から下落するも、7/18週に、133.32で底打ちか。7/25週から上昇へ。
8/8週には、134.85に。5/16週の直近最高値134.01を僅かに更新。短期的には、2012年11月から続く上昇傾向が2014年8月上旬においても、継続中であることを示唆か。8/15週から下落へ。
長期成長指数Aは、
5/30週には、3.31まで回復。
6/6週から下落へ。7/11週には、2.46まで下落。
7/11週から上昇へ。8/22週には、3.45まで回復。
短期成長指数Aは、
5/23週に、4.15まで回復。
5/30週から下落へ。6/27週には最低値を更新する1.62に。しかし、底打ちか。
7/4週から上昇へ。8/22週には、4.16まで回復。
トレンド転換指数は、
5/9週に、24.81まで上昇。
20以上は、相場における最高値圏到達を示唆。一旦は天井を打つか。
6/6週に、−19.38 まで下落。5/9週からの下落幅は、44.19。キツメの急落が発生するか。
6/20週に、−15.76 が再び出現。急落のあとにもう一押しあることを示唆か。
成長指数がプラス値(2.4〜1.6)を保っているので、持続的な景気回復は、どうにか継続できるか。
気がかりなのは、VIX指数の推移か。ウクライナ情勢は不透明な状況続くが、5月〜6月の調整局面でも「25」を超えなければ、現在の長期的な上昇相場をサポートするか。是非とも踏ん張って欲しいところ。
■日経平均株価 先行指数と周期的アノマリー(2014/5/9週〜2014/8/22週)
スケールの短長差(短期スケールA−長期スケールA)は、5/16週は1.10に到達し、直近最高値を更新。5/23週〜6/13週は、下落へ。さらに、6/6週に「0」を下回りマイナス値へ。ただし、6/13週に−0.61でボトムアウト。7/4週には、プラス値に復帰し、0.52まで上昇。7/11週から下落へ。7/18週には、0.18まで下落するも、7/25週からは上昇へ。8/8週は、0.98まで回復。8/15週からは下落へ。
成長指数の短長差(短期成長指数A−長期成長指数A)は、5/9週にプラス値に復帰。5/23週は、1.05まで回復。5/30週〜6/27週は、下落へ。さらに、6/13週に「0」を下回りマイナス値へ。ただし、6/27週に、−0.90でボトムアウト。7/7週からは、マイナス値ながらも上昇へ。7/18週には、プラス値に復帰。8/15週には、0.75まで上昇。
まとめると、
5/16週は、「ス短長差>成短長差」と「ス短長差」>0 が継続も、互いの数値が接近。天井感が出るか。
5/23週は、「成短長差>ス短長差」 が出現。相場が停滞から下落へと調整することを示唆か。
5/30週は、「成短長差>ス短長差」 が継続。調整局面入りか。
6/6週は、「成短長差>ス短長差」と「ス短長差<0」が出現。調整が本格化するか。
6/13週は、「成短長差>ス短長差」と「ス短長差<0」が継続。さらに「成短長差<0」が出現。調整が続くか。
6/20週は、「ス短長差>成短長差」に戻るも戻り幅は小さい。「ス短長差<0」、「成短長差<0」は継続。下げ止まりの気配はあるものの、調整は続くか。
6/27週は、「ス短長差>成短長差」が継続。「ス短長差<0」だがマイナス幅が改善。「成短長差<0」は継続。調整を脱する気配があるか。
7/4週は、「ス短長差>成短長差」が継続。「ス短長差>0」に復帰。成短長差<0」は継続も、マイナス幅は縮小。戻りが期待できるか。
7/11週は、「ス短長差>成短長差」が継続も幅が縮小へ。「ス短長差>0」は継続。成短長差<0」は継続も、マイナス幅は縮小は継続。戻りの勢いが失速するか。
7/18週は、「ス短長差>成短長差」が継続も更に幅が縮小へ。「ス短長差>0」は継続。「成短長差>0」に復帰。戻りが期待できるも、上値は重いか。
7/25週は、「ス短長差>成短長差」が継続も更に幅が縮小へ。「ス短長差>0」と「成短長差>0」は継続。戻りが期待できるも、上値は重いままか。
8/1週は、「ス短長差>成短長差」が継続。「ス短長差>0」と「成短長差>0」も継続。引き続き戻りが期待できるか。
8/8週は、「ス短長差>成短長差」が継続。「ス短長差>0」と「成短長差>0」も継続。引き続き戻りが期待できるか。
8/15週は、「ス短長差<成短長差」が出現。「ス短長差>0」と「成短長差>0」は継続。相場が停滞することを示唆か。
8/22週は、「ス短長差<成短長差」が継続。「ス短長差>0」と「成短長差>0」であるものの、共に下落へ。相場が停滞から下落することを示唆か。
周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。
先行指数での安値圏予測と周期的アノマリーの軟調期・不調期が重なる 5/30週〜6/6週は注意が必要か。
■日経平均株価 前1年間の先行指数からの予想と結果(2013/8/23〜2014/8/22)
先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。特に、「ス短長差」の動きと一致率が高いか。
ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。
2014年2月の上旬から5月の中旬にかけて上昇相場の出現が予測されたが、
米国相場ではNYダウが史上最高値を更新し、予測どおりとなるも日本相場は完全に失速し予測どおりとならず。残念無念。5月下旬までは一縷の望みがあるものの期待薄か。
改めてこの1年を振り返ると、
米国スケール・・・2013年10月中下旬にボトムアウト、2014年1月上旬にピークアウト。
中国スケール・・・2013年11月中旬にボトムアウト、2014年3月上旬にピークアウト。
米国成長指数・・・2013年10月中下旬から、ほぼ横ばいに。2014年1月上旬にピークアウト。
これらが上昇基調で一致したのが、2013年11月中旬〜2014年1月上旬の期間。日本相場が上昇基調を維持出来た期間と重なるか。
これとは反対に、2014年5月中旬から6月下旬にかけては、米国スケール、中国スケール、米国成長指数の全てが下落基調へ。日本相場に強い下押し圧力がかかる可能性があるので要注意か。
■NYダウ 先行指数と周期的アノマリー(2014/5/9週〜2014/8/22週)
NYダウについても、先行指数上の安値圏予想と周期的アノマリーの軟調・不調期の下押し圧力が重なる5/30週〜6/6週に注意が必要か。
■NYダウ 前1年間の先行指数からの結果と予想(2013/8/23〜2014/8/22)
NYダウでも、先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。特に、「ス短長差」と「短期スケールA」との動きと一致率が高いか。
ロングレンジでスケールが上昇傾向にあるときは、相場も崩れにくく上昇傾向にあることが判るか。
スケールの上昇傾向は、10月中旬から1月上旬にかけて続いたので、この金融相場をサポートしたか。1月中下旬から予測どおりに、キツメの調整が発生。折しも追加の金融緩和縮小が決定されたことにより相場へ下支え力がさらに減退したか。先行指数が示すとおり2月中旬まで調整したか。2月中旬から先行指数は上昇傾向へ。実相場も、3月中旬にクリミア情勢における米国失策と中国人民元安により調整するも、先行指数が示す上昇傾向は維持したか。4月上旬からの先行指数上に現れた下落を甘く見過ぎていたか。例え短期間であっても、スケールが急角度で下落する場合は、相場でも急落が発生しやすいことを改めて実感。今後は、十分に注意したいところか。5月初旬〜上旬に再び史上最高値更新。先行指数に沿った相場展開は続いているか。ただし、スケールの上昇率ほどは、相場は上昇していないか。16,500ドルを超えると上値が重くなるか。中国スケールが下落に転じたことによる米国相場への影響を見極める必要があるか。
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
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