■4/4週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
●長期的には、4/4週は、やや強めの下げ圧力がかかるか。
●短期的には、4/4週は、強めの下げ圧力がかかるか。
●RANK的には、4/4週は、強めの下げ圧力がかかるか。
■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
3/31(月)・・・−13 , −12
4/1(火)・・・−17 , −18
4/2(水)・・・−21 , −20
4/3(木)・・・−24 , −32
4/4(金)・・・−22 , −16
であり、積分系・微分系は、共に、不調期で推移するか。
4/4週は、先行指数では、安値圏で推移するか。周期的アノマリーも、不調期で推移するか。 との予測。
■周期的アノマリーと日経平均株価結果(2014/3/21〜2014/4/4)
日経平均株価は、先週から引き続きジリジリと戻す展開。4/3に15,000円台まで戻し、週末終値は15,060円台に。ここにきて日経平均とNYダウの連動性が戻りつつあるか。クリミア情勢が落ち着いていることや米国経済指標が堅調であることによる円安基調が寄与したか。
NYダウも、ジリ高傾向か。4/4に発表された3月米雇用統計は、強気な市場予想をクリアできなかったものの、19万2千人増。失業率は6.7%と堅調な数字。ただし、NYダウは場中の最高値を更新したあとに利益確定売りに押されて失速。週末終値は16,410ドル台に。ナスダックも大幅安に。ナスダックは先週から値動きが激しい展開が継続中か。VIX指数は、市場の関心がクリミア情勢から離れたことにより低下。13台で推移。過度な悲観は後退したか。
全体的な相場展開は、NYダウに週末に大幅下落が発生したものの、予測されたほどの下落圧力ではなかったか。予測時期がズレているのか、下落圧力が予測よりも弱かったのか見極めづらいところか。
■日経平均株価日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー(2014/1/3〜2014/4/4)
先行指数上の1/3週〜1/31週までの特徴は次のとおり。
1/3週に、ス短長差がピークアウト。右肩下がり傾向へ。
1/24週〜1/31週に、「ス短長差<0」 かつ 「ス短長差<成短長差」 が出現。
これは、相場がピークアウトし、急落の発生を示唆するサイン。
実相場も下落へ転じ、急落したか。
2/7週〜2/14週に、ス短長差 と 成短長差 がボトムアウト。右肩上がり傾向へ。
さらに、「ス短長差>成短長差」に。ただし、「ス短長差<0」、「成短長差<0」 は続く。
これは、急落は落ち着いて来るも、相場の弱さの継続を示唆するサイン。
実相場も急落から戻すも弱含んだか。
2/21週は、「ス短長差>成短長差」 が継続。「成短長差<0」 も、
僅かながら 「ス短長差>0」 に、ただし、右肩上がりの勢いが失速。
これは、戻り継続も、やや勢いを欠くことを示唆するサイン。
実相場では、上昇・下落を繰り返したが、上昇傾向は残ったか。
2/28週は、「ス短長差>成短長差」 が継続。「成短長差<0」 も、
僅かながら 「ス短長差<0」 に、しかも、右肩下がりに。
これは、戻り傾向も、失速し、下落もありうることを示唆するサイン。
実相場では、一旦は、上昇したものの、その後は下落が続いたか。
3/7週は、「ス短長差>成短長差」 が継続。「成短長差<0」 も、
僅かながら 「ス短長差>0」 に、しかも、右肩上がりに。
これは、戻り傾向が、再び加速してくるサイン。
実相場でも、戻り基調が出現したか。
3/14週は、「ス短長差>成短長差」 が継続。「成短長差<0」 も、
「ス短長差>0」 が明確に。しかも、右肩上がりに。
これは、上昇基調が続くサイン。
実相場でも、週半ばまでは強含んだが後半は失速へ。
中国の経済指標大幅悪化とウクライナ情勢悪化までは見通せなかったか。
3/21週は、「ス短長差>成短長差」 が継続。「成短長差>0」 に復帰、
「ス短長差>0」 であり、上昇角度は小さくなるも、右肩上がりも継続。
これは、上昇基調が続くサイン。
実相場では、週前半にやや戻すも、結局は下落へ。
中国の景気減速懸念とそれに伴う元安誘導が招く円高圧力は見通せなかったか。
3/28週は、「ス短長差>成短長差」 が継続も、互いの値が接近。
「ス短長差>0」 であるが、右肩下がりに。「成短長差>0」であり、右肩上がりも継続。
これは、下落傾向へ転じつつあることを示すサイン。
実相場では、小幅ながらもジリ高となったか。
4/4週は、「成短長差>ス短長差」と「ス短長差<0」が出現。
「成短長差>0」であるものの、すべてが右肩下がりに。
これは、相場が停滞から下落へと調整することを示すサイン。
しかしながら、実相場はジリ高で推移したか。
周期的アノマリーと実相場の動きは、1月までの上昇局面では、実相場でも上昇相場が発生。相関性を取り戻したか。1月上旬にアノマリーがピークアウトから、下落傾向へ。実相場でも調整局面が発生し下落へ転じたか。1月最終週には底打ちサインも、実際の底打ちは2月に入ってからとなったか。2月中旬からの下旬にかけての下落傾向では、実相場も弱含んだか。3月上旬でのボトムアウト時には、実相場も上昇傾向へと転じたか。ただし、3月中下旬のピークアウト時には、実相場は一旦は弱含んだあとに上昇へ。下落時のアノマリーは、やや当てにならない傾向が発生したか。
3ヶ月先行指数で大きな相場全体の方向性を掴んで、周期的アノマリーで細かな投資タイミングを計る戦略は、この期間においても、ある程度は有効か。
■日経平均株価と前1年の3ヶ月先行指数(2013/4/5〜2014/4/4)
先行指数と実相場の動きは、それなりに一致率が高いか。
特に、ス短長差(短期スケールA−長期スケールA)の動きと一致率が高いか。
2014年に入っても、1月上旬でのピークアウト、2月初旬での底打ちも概ね一致。
その後の戻りから、2月中旬から下旬にかけて弱含むことも概ね一致。
3月上旬から再び戻り基調に移行することも概ね一致か。
スケールが右肩上がりの時は、実相場は崩れにくく、強さを保つか。
スケール、成長指数が共に右肩上がりであり、
さらに、ス短長差、成短長差が共に右肩上がりであり、
そして、ス短長差>成短長差 であるときに、最も強い相場が出現か。(2013/5月中旬まで)
スケール、成長指数が共に右肩下がりであり、
さらに、ス短長差、成短長差が共に右肩下がりであり、
そして、ス短長差<成短長差、ス短長差<0 であるときは、弱い相場が出現か。(2013/5月下旬〜6月下旬)
また、成長指数が右肩さがりでも、
スケール、ス短長差、成短長差が共に右肩上がりであり、
さらに、ス短長差>成短長差 であるときにも、強い相場が出現か。(2013/10月中旬〜12月下旬)
また、成長指数が右肩下がりで、スケールが右肩下がりからフラットで、
さらに、ス短長差、成短長差が共に右肩下がりの期間を含み、
ス短長差<0が優勢 であるときは、弱めの相場が出現か。(2014/1月〜2月下旬)
また、成長指数がフラットから右肩上がりで、スケールが右肩上がりで、
さらに、ス短長差、成短長差が共に右肩上がりで、
ス短長差>0が優勢 であるときは、強めの相場の出現が期待されたが
実相場は、ややもたついているか。(2014/3月上旬〜3月下旬)
■NYダウ日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー(2013/1/3〜2014/4/4)
先行指数との一致率は、高いか。1月上旬でのピークアウト、2月初旬での底打ちも概ね一致か。
特に、ス短長差(短期スケールA−長期スケールA)の動きと一致率が高いか。
2月上旬から3月中下旬までの上昇も概ね一致か。
周期的アノマリーと実相場の動きは、1月初旬にかけてピークアウトし、下落傾向へ。実相場も調整局面が発生し下落へ転じたか。1月最終週には底打ちサインも、実際の底打ちは2月に入ってからとなったか。2月上旬からの上昇傾向では、実相場にも上昇局面が出現したか。2月中旬からは下落傾向であるものの、好調期の強い数値を維持。実相場は踊り場からジリ高で推移したか。3月中旬からは不調期も、相場は横ばいからジリ高で推移したか。
■NYダウと前1年の先行指数(2013/4/5〜2014/4/4)
先行指数と実相場の動きは、それなりに一致率が高いか。
やはり、ス短長差(短期スケールA−長期スケールA)の動きと一致率が高いか。
また、2013年11月以降は、短期スケールAの動きとも一致率が高いか。
2014年に入っても、1月上旬でのピークアウト、2月初旬での底打ちも概ね一致か。
スケールが右肩上がりの時は、実相場は崩れにくく、強さを保てるか。
スケール、成長指数が共に右肩上がりであり、
さらに、ス短長差、成短長差が共に右肩上がりであり、
そして、ス短長差>成短長差 であるときに、最も強い相場が出現か。(2013/5月中旬まで)
スケール、成長指数が共に右肩下がりであり、
さらに、ス短長差、成短長差が共に右肩下がりであり、
そして、ス短長差<成短長差、ス短長差<0 であるときは、弱い相場が出現か。(2013/5月下旬〜6月下旬)
また、成長指数が右肩下がりでも、
スケール、ス短長差、成短長差が共に右肩上がりであり、
さらに、ス短長差>成短長差 であるときにも、強い相場が出現か。(2013/10月中旬〜12月下旬)
また、成長指数が右肩下がりで、スケールが右肩下がりからフラットで、
さらに、ス短長差、成短長差が共に右肩下がりの期間を含み、
ス短長差<0が優勢 であるときは、弱めの相場が出現か。(2014/1月〜2月下旬)
また、成長指数がフラットから右肩上がりで、スケールが右肩上がりで、
さらに、ス短長差、成短長差が共に右肩上がりで、
ス短長差>0が優勢 であるときは、強めの相場が出現か。(2014/2月下旬〜3月中下旬)
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
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