日本BS放送(9414) 目論見書の個人的な感想 IPO(新規公開株)統計アノマリー付き: 株で勝つ!! 日経平均長期予想(NYダウ)3ヶ月先行シグナルチャート明日急騰株!!

新規公開株に当選し、初値が公募価格を上回る・・・幸運を掴むその日のために。

☆日本ＢＳ放送(9414)　単元株数：100株　東証２部：情報・通信業

◆事業概要
放送法に基づく放送衛星を利用した認定基幹放送事業を行う、全国無料のBSデジタルハイビジョン放送（チャンネル：211ch、リモコンID：11）を実施。

親会社　(株)ビックカメラ(3048)　東証１部：小売業　所有割合：90.58%

従業員数：67人　平均年間給与　736.3万円。（平成25年年12月31日現在）

■特徴
放送衛星を利用することで安価に且つ効率的に日本全国を対象として番組を放送することが可能であるＢＳデジタルハイビジョン放送（チャンネル：211ch、リモコンＩＤ：11）を行っており、全国無料放送による総合編成を行う放送局として、報道、教育、教養、娯楽、その他（通信販売）、その他（その他）の番組を広く扱っている。

放送によって得られる主な収入は、次のとおり。

・タイム収入
広告主に番組の放送時間枠を販売し、広告主の提供する番組及び広告主のコマーシャルメッセージを放送。

・スポット収入
広告主に番組と番組の間の時間枠を秒単位で販売し、広告主のコマーシャルメッセージを放送。

・その他収入
地上波ローカル局等への番組販売、番組制作による収入及び製作委員会方式により製作されたアニメ作品等に係る出資配当金等。

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■業績実績
◆第15期（平成25年8月期）
売上高　　⇒　前期比　12.3%増　70億1,500万円
経常利益　⇒　前期比　52.9%増　13億5,200万円
当期純利益⇒　前期比　28.4%増　13億2,200万円

⇒タイム収入　売上高　54億2,000万円　前期比　8.4%増
⇒スポット収入　売上高　14億9,000万円　前期比　31.9%増
⇒その他収入　売上高　1億400万円　前期比　12.3%増

タイム収入及びスポット収入の増加と番組制作費等の効率的な運用によるか。

◆第16期　第1四半期（平成25年11月期）
売上高　　⇒　18億3,700万円
経常利益　⇒　3億9,700万円
当期純利益⇒　3億6,200万円

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■主幹事別、セクター別アノマリー

⇒　情報通信業での直近の負けは、2011/3/11上場　AGS(3648)東証2部：みずほ証券。
⇒　月別勝率10位。ただし、2010年以降は、21勝7敗　勝率　0.750。
⇒　3月での直近の負けは、2012/3/15上場　ライフネット生命(7157)マザーズ：野村證券。
⇒　野村證券・主幹事の直近の負けは、2012/12/14上場　チムニー(3178)東証2部。
⇒　野村證券・情報通信業の直近の負けは、2008/10/30上場　電算システム(3630)東証2部。
⇒　東証2部・情報通信業での直近の負けは、2011/3/11上場　AGS(3648)東証2部：みずほ証券。

■需給状況
仮条件上限で試算した吸収金額は、約48.7億円。大株主には、ビッグカメラ（90.58%保有）が親会社として、毎日映画社、毎日新聞社、NTTドコモ等が特別利害関係者として並ぶ。ベンチャーキャピタルは存在せず。ビックカメラは、90 日間（平成26年6月9日まで）ロックアップの対象。さらに会社としては、180日間（平成26年9月7日まで）がロックアップ対象期間。

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■目論見書に記載のある主な対処すべき課題

◆局認知度の向上と接触率の向上による収益力の強化
チャンネル名ロゴの刷新・新キャラクターの採用を実施し、全国紙・地方紙への大型広告の出稿を戦略的に行うとともに、公共交通機関で実施している映像等による広告出稿を積極的に行い、戦略的且つ効果的な広告宣伝に関わる施策を推進する。

◆番組制作体制の充実
新規コンテンツの充実は必須であると認識しており、公開収録、番組関連イベントや将来の放送技術の向上にも対応可能な汎用性の高いスタジオを新設し、番組制作体制の一層の充実を図る。

◆収益基盤の多角化
人気アニメーションへの製作出資、また機会を捉え、映画作品への出資等についても積極的に行い、これら以外にも、優良な海外・国内ドラマなどのコンテンツ獲得又は当社が有する優良なコンテンツの海外への番組販売などに積極的に取り組むことにより、新たな収益源の獲得に努める。

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■目論見書に記載のある主なリスク

◆経済・広告市場の動向による収入減
ＢＳデジタル放送事業（タイム収入、スポット収入）においても広告主企業の業績によって大きな影響を受けるため、国内外の経済環境の急変や生産活動の停滞等が発生した場合、広告市場も影響を受け、経営成績及び財政状態に影響が生じる可能性あり。

◆保有コンテンツの違法コピー等
番組が違法な複製及びインターネット上の動画投稿サイト等へアップロードされた場合には、当該サイト運営会社等に対し都度措置を講じておりますが、このような違法行為が現状以上に横行した場合、番組接触率の低下を招き、経営成績及び財政状態に影響が生じる可能性あり。

◆アニメーション・映画等への出資について
収入は主にＤＶＤ、ＢＤ（ブルーレイディスク）の販売、作品放送権の販売に依存しており、更に映画事業については劇場への観客動員数も出資の成否を決める重要な要素となっており、当初計画した収益が得られない場合には、経営成績及び財政状態に影響が生じる可能性があり。

◆親会社が支配権を有することに伴うリスク
取締役７名中１名は㈱ビックカメラの顧問であり、監査役３名中１名は㈱ビックカメラの取締役を兼任。
㈱ビックカメラ及びその子会社との間で広告の出稿を中心とした様々な取引を行っており、かかる取引関係が終了又は変動した場合は、経営成績及び財政状態に影響が生じる可能性あり。

◆外国人等が取得した株式の取り扱いについて
外国人等が直接保有する議決権の合計が、議決権の５分の１以上を占めることとなる場合は、放送法の規定により、ＢＳデジタル放送事業者としての認定が取り消される場合あり。外国人等の有する当社議決権の割合が、100分の15に達した場合は、放送法の規定に基づき、その割合を６ヶ月ごとに公告する。

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無料BSデジタル放送を手がける情報通信企業。
JRA競馬などの公営ギャンブル中継と深夜アニメ放送に強みを持つか。

主たる広告主は、電通。平成25年8月期で　売上高　19億8,800万円（28.3%）　を占め、
２番手は、ジュピターショップチャンネル　売上高　10億800万円（14.4%）　を占める。

これ以外の広告主として、電通九州、博報堂DYメディアパートナーズ、アサツーディ・ケイ等があるか。

利益の上積みを図るには、広告収入の単価を上昇させ、番組制作費等を効率的に行うほか無いか。
そのためには、認知度の向上と視聴者の支持を得た番組制作と番組編成を充実・強化が必要か。

新規公開で得た資金は、
※平成26年8月期
・既存スタジオに係る放送関連機材（カメラ・映像送出設備等）の購入資金として、1億5,600万円。

※平成27年8月期
・新規スタジオ設置に伴う内装費用等として、6億円。
・放送関連機材（照明・カメラ・ＶＴＲ設備等）の購入資金として、6億円。
・その他新規スタジオ設置に係る機材・備品等購入資金として、1億円。
・本社機能拡充のための内装工事等として、3億円。

※平成28年8月期
・スタジオ設備の放送関連機材の購入資金として、1億円。

なお、残額については、新規スタジオ設置・本社機能拡充のための土地及び建物取得に際して実施した短期借入金の返済資金の一部として、平成26年４月に充当する予定。

細かな財務分析は次回に。

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想定株価は1,680円のところ、
仮条件は、1,680円～1,820円　に決定。
公開価格決定：2/28（金）
上場日：3/12（水）
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