■1/10週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
●長期的には、1/10週は、上げ圧力がかかるか。
●短期的には、1/10週は、横ばい傾向も、やや弱い下げ圧力がかかるか。
●RANK的には、1/10週は、やや強含むも、横ばい傾向か。
■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
1/6(月)・・・+18 , +34
1/7(火)・・・+8 ,−1
1/8(水)・・・+19 , +34
1/9(木)・・・+31 , +45
1/10(金)・・・+50 , +40
であり、積分系・微分系ともに、好調期へ突入も微分系に1/9に最高値が出現。
1/10週は、先行指数では、長期的・RANK的には、横ばいから上げ圧力も、ただし、短期的には、弱い下げ遭う力もかるかとの予測。周期的アノマリーでは、好調期が続くも微分系に最高値が出現との予測。
■周期的アノマリーと日経平均株価結果(2013/12/27〜2014/1/10)
日経平均株価は、年末年始に米国株が軟調であったことと、年末にかけての9連騰の反動もあり、1/6は、15,900円台に下落してスタート。1/8に16,120円台まで戻すも、その後は一進一退で週末終値は15,910円台に。
NYダウは、年明け後からの軟調な展開が続く。1/7に16,530ドル台まで戻すも、その後ジリジリと下落を続け週末終値は16,430ドル台に。注目された1/10発表の12月米国雇用統計は、失業率は6.7%まで下落するも、雇用増は7万4千人と市場予想を大きく下回る結果に。ただ、緩和縮小ペースが緩やかになるとの見方も台頭。VIX指数は、1/10に12.14まで下落。どこまでも楽観が支配しているか。
全体的な相場展開は、先行指数で予測されたとおりか。
先行指数で予測された若干の下押し圧力は、米日ともに発生。周期的アノマリーでの最高値からのピークアウト予測も許容の範囲内か。
■日経平均株価日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー
先行指数上では、11/15週〜11/22週にかけて、10/25週〜11/1週に底打ちした先行指数の上昇が鮮明に。日経平均株価も上昇へ転じる。やはり、ス短長差(短期スケールA−長期スケールA)と成短長差(短期成長指数A−長期成長指数A)が共に上昇へ転じた時は、上昇相場が発生しやすいか。しかも、ス短長差>成短長差 であり、さらには、ス短長差>0 でもあることから、強めの上昇相場となったか。11/29週〜12/13週にかけて、ス短長差が下落へ。成短長差も12/6週〜12/13週には下落へ。短期成長指数も12/6週〜12/13週にかけて下落へ。実相場でも、12/6週は調整局面が発生したか。12/13週は、やや戻すも勢いは弱かったか。12/20〜12/30週は、ス短長差が明確に上昇へ。実相場も上昇に転じ、勢いを増したか。1/3週にス短長差がピークアウト。1/10週から下落へ。実相場も下落に転じたか。
周期的アノマリーと実相場の動きは、11月中旬からは相関性を失っているか。周期的アノマリーが短期間に急落する時は、ほぼ横ばいから、やや下落に留まる傾向にあるか。相場全体が強含んでいるために起こる現象か。それでも、アノマリーの不調期の底値近辺では調整局面は発生するか。また、アノマリーの高値近辺での底の固さと上昇圧力も見て取れるか。
3ヶ月先行指数で大きな相場全体の方向性を掴んで、周期的アノマリーで細かな投資タイミングを計る戦略は、この期間においても、有効か。
■日経平均株価と前1年の3ヶ月先行指数
先行指数と実相場の動きは、それなりに一致率が高いか。
特に、ス短長差(短期スケールA−長期スケールA)の動きと一致率が高いか。
スケールが右肩上がりの時は、実相場は崩れにくく、強さを保てるか。
スケール、成長指数が共に右肩上がりであり、
さらに、ス短長差、成短長差が共に右肩上がりであり、
そして、ス短長差>成短長差 であるときに、最も強い相場が出現か。(2013/2月下旬〜5月中旬)
また、成長指数が右肩さがりでも、
スケール、ス短長差、成短長差が共に右肩上がりであり、
さらに、ス短長差>成短長差 であるときにも、強い相場が出現か。(2013/10月中旬〜12月下旬)
■NYダウ日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー
先行指数との一致率は、かなり高いか。10月以降の下落及び上昇に転じるタイミングは、ほぼ予測どおりか。
周期的アノマリーと実相場の動きは、11月中旬から相関性を失っているか。ただ、底値の出現タイミングはある程度一致するか。周期的アノマリーが短期間に急落する時は、ほぼ横ばいから、やや下落に留まる傾向にあるか。相場全体が強含んでいるために起こる現象か。12月中旬の最低値から12月下旬への上昇では、実相場も上昇へ。やはり、上昇時の相関性は高いか。
■NYダウと前1年の先行指数
先行指数と実相場の動きは、それなりに一致率が高いか。
やはり、ス短長差(短期スケールA−長期スケールA)の動きと一致率が高いか。
スケールが右肩上がりの時は、実相場は崩れにくく、強さを保てるか。
スケール、成長指数が共に右肩上がりであり、
さらに、ス短長差、成短長差が共に右肩上がりであり、
そして、ス短長差>成短長差 であるときに、最も強い相場が出現か。(2013/2月下旬〜5月中旬)
また、成長指数が右肩さがりでも、
スケール、ス短長差、成短長差が共に右肩上がりであり、
さらに、ス短長差>成短長差 であるときにも、強い相場が出現か。(2013/10月中旬〜12月下旬)
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
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