東海東京証券 IPO(新規公開株)統計資料(2001〜2013)と抽選ルール(配分基本方針)2013/12/25

東海東京証券のIPO（新規公開株）の取扱実績は次のとおり。

※2013年の取扱実績（2013年12月25日現在）
●引受数合計 ⇒ 2,033,100株　●占有率（引受数/全引受数） ⇒ 0.97%　●占有率順位 ⇒ １１位
●IPO勝敗（主幹事銘柄の初値＞公募価格） ⇒ ０勝０敗　勝率　０．００
●IPO参加率（IPO取扱銘柄数/全IPO銘柄数）　⇒　１３社/５４社　参加率　０．２４０
●2001年〜2013年までの通算成績　⇒　16勝4敗　勝率　8.00

※2001年〜2013年　の　引受株数、占有率、順位、IPO勝敗（主幹事銘柄）、勝率は、次のとおり。


占有率は過去13年間で、６位が１回。７位が２回。８位が２回。９位が３回。１０位以下が５回。
また、通算勝率　0.800　だが、主幹事引受は2011年に1件あったのが３年ぶり。
引受参加率も、２割台に留まる。引受数も全引受数の１％程度を占めるのがやっとか。

IPO（新規公開株）の当選を狙うにあたっては、　ダメで元々　で挑むべき証券会社か。

IPO（新規公開株）の主な抽選ルール（配分基本方針）は、次のとおり。

◎抽選の実施
抽選による配分は、募集・売出し価格以上の需要申告を行った「個人顧客」が対象。
ブックビルディングにおける需要申告の申込みは、営業店舗において対面又は電話で受付。
申込み時には、申込相当額以上の残高（「MRF残高」「MMF残高」「中期国債ファンド残高」「お預り金」の合計）が必要。
⇒　インターネット経由の受付は無し。

抽選に申し込んだ個人顧客は、各ステージ区分へ振り分けられる。
・ステージＳ
ステージＡ相当以上の取引拡大が見込まれる者。

・ステージＡ
計算期間中の平均の預かり総資産が1億円以上　及び　計算期間中の委託手数料累計額が50万円以上の者。

・ステージＢ
計算期間中の平均の預かり総資産が3,000万円以上　及び　計算期間中の委託手数料累計額が30万円以上の者。

・ステージＣ
計算期間中の平均の預かり総資産が500万円以上　及び　計算期間中の委託手数料累計額が10万円以上の者。

・ステージＤ
上記４ステージに該当しない者。

抽選方法には、２段階あり。

※ひとつ目は、ステージＤを対象に抽選を実施。
◎当選数量
記載なし。

◎抽選に付する数量
個人割当数量の 10 ％を抽選により配分。

◎抽選方法
⇒　発行価格が決定し当社引受数量が確定次第、抽選対象となる需要申告に番号 ( 乱数 ) を付し、その番号で抽選。抽選においては、本社一括抽選により配分先を決定。

※ふたつ目は、ステージＳ・Ａ・Ｂ・Ｃを対象に優遇サービスを用いた抽選を実施。
◎当選数量
記載なし。

◎抽選に付する数量
個人割当数量の 90 ％

◎抽選方法
⇒　発行価格が決定し当社引受数量が確定次第、抽選対象となる需要申告に番号 ( 乱数 ) を付し、その番号で抽選。抽選においては、本社一括抽選により配分先を決定。

ステージ制下での抽選における優遇は、
ステージＣ　＜　ステージＢ　＜　ステージＡ　＜　ステージＳ　であり、
ステージが高い（Ｃ→Ｂ→Ａ→Ｓ　の順）ほど抽選における当選確率は高くなるとのこと。


抽選方式によらない配分については、
ブックビルディングの需要が積み上がらず、個人顧客の需要申告数量が個人顧客への配分予定数量に満たない場合のみ実施。取引状況、購入意欲を勘案し、新規公開株のリスクをご理解いただいた上で配分するとのこと。この場合、過度な集中配分および不公正な配分とならないように、年間を通して新規公開株の配分は一人につき原則として年間8回が上限。


「ステージＳ・Ａ・Ｂ・Ｃ」で、IPO（新規公開株）の配分を受けるには、かなりの取引実績と資力が必要か。
だが、取引実績を積み重ねるために、資金を削っていたのでは本末転倒。
ここはひとつ、当方の3ヶ月先行指数と周期的アノマリーを参考にどうぞ。


投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。

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