2013年の3ヶ月先行指数の特徴は、
・スケールが、1年を通して、ほぼ右肩上がりであったこと。
・成長指数が、5月中旬までは右肩上がり。その後、緩やかに下落するも比較的高い数値を維持したこと。
⇒ 5月までの強い相場の出現とその後の比較的好調な相場の出現を予想(予測)できたか。
・VIX指数が、一度も「25」を上回ることが無かったこと。「20」を超えたのも年間に僅かに3日。最高値は、6/30の20.49。
⇒ 3ヶ月先行指数は、VIX指数が「25」を上回ると的中率が著しく低下する。2013年は、VIX指数が低位で推移したことにより、ほぼ完璧な予想(予測)をもたらしたか。
日経平均株価は、2012/12/28 10,395.18円 ⇒ 2013/12/30 16,291.31円。増加率は、約+56.7%。
当方の運用成績は、年間運用資産増加額/年間運用資産平均金額 として、増加率は、約+81.5%。
手口は単純明快。3ヶ月指数で示された安値圏で買って、高値圏の終わりで売っての繰り返し。
もう少し詳しく振り返ると、
1月下旬まで、スケール、成長指数、ス短長差、成短長差 が右肩上がりに。ただし、成短長差>ス短長差 が出現。
⇒ 相場は強含むが、上値は重い展開を示唆。
2月上旬から3月中旬まで、スケール、成長指数、ス短長差、成短長差が右肩下がりに。成短長差>ス短長差は変わらず。
⇒ 相場が弱含むことを示唆。
3月中旬から5月中旬まで、スケール、成長指数、ス短長差、成短長差が右肩上がりで、ス短長差>成短長差が出現。しかも、かなり深い角度を伴っての上昇。
⇒ 相場がかなり強含むうえに、上値を追う展開を示唆。2月〜3月にかけて買いを継続。
5月中旬から6月中旬まで、短期スケール、短期成長指数、ス短長差、成短長差が右肩下がりで、成短長差>ス短長差が出現。
⇒ 相場が短期的に調整することを示唆。ス短長差と成短長差の下落角度が深いことから急落の発生を示唆。5月上旬に利益確定(一部)と、インバース系の買いを実施。
6月下旬から8月下旬まで、スケール、成長指数、ス短長差、成短長差が右肩上がりで、ス短長差>成短長差が出現。
⇒ 相場が強含むことを示唆。インバース系は6月下旬に利益確定(全部)。下値を積極的に拾い、順張りの買いも実施。
9月上旬から10月中旬まで、スケール、成長指数、ス短長差、成短長差が緩い角度で右肩下がりへ。しかし、ス短長差>成短長差 は維持。
⇒ 相場はやや弱含むも、大崩は無いことを示唆。下値を拾う。
10月中旬から12月下旬まで、成長指数を除く、スケール、ス短長差、成短長差が右肩上がりで、ス短長差>成短長差が出現。
⇒ 相場は崩れにくく上押し圧力がかかることを示唆。9月以降も下値を拾いつつ、順張りの買いも継続。
現物株で利益の半分を、ETFと投資信託で残りの半分を得ることに成功。
※ETFは、次の組合せで投資。
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・日経平均レバレッジ(1570) ⇒ 松井証券で1日約定代金が10万円まで無料なのを活用。
・日経平均インバース(1571) ⇒ 松井証券で1日約定代金が10万円まで無料なのを活用。
※投資信託は、次のモノに投資。
・ニッセイ日経225インデックスファンド ⇒ 売買手数料が無料(信託報酬が最低ランクの約0.29%)
投資ルールは、
3ヶ月先行指数で、安値圏として示された期間において毎日一定額の買いを入れつつ、
移動平均乖離率、ボリンジャーバンド等のテクニカル指標で追加買い入れ額を決定して投資する方式を採用。
さらに順張りの買いは、毎日終値で一定額を買い入れる方式を採用。
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
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