■12/20週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
●長期的には、12/20週は、横ばい続くか。12/27週は、上げ圧力がかかるか。
●短期的には、12/20週は、上げ圧力が続くか。12/27週は、上げ圧力が続くか。
●RANK的には、12/20週は、上げ圧力がかかるか。12/27週は、上げ圧力が続くか。
■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
12/16(月)・・・+1 , +20
12/17(火)・・・+6 , −8
12/18(水)・・・−4 , −32
12/19(木)・・・−4 , −4
12/20(金)・・・−7 , −14
であり、積分系・微分系ともに、軟調期から不調期を不調期をさまよう展開か。明確な方向性を失うか。あえて言えば、下押し圧力がかかりやすいか。
12/20週は、先行指数では、長期的には横ばいも、短期的・RANK的には数値の改善が続く。上げ圧力がかかり、戻す展開か。 との予測。周期的アノマリーでは、不調期から軟調期に移行しつつあるが、やや下押し圧力が残るかとの予測。
■周期的アノマリーと日経平均株価結果(2013/12/6〜2013/12/20)
日経平均株価は、12/16には、米国FOMCの結果が見通しにくいこともあり、15,150円台まで下落。12/17から反発に転じ、12/19には、米国FOMCが緩和縮小を決定したことから米国株高と円安が進行し104円台をつけたこともあり、15,850円台に到達。年初来高値を更新。週末終値は、15,870円台に。
NYダウは、12/16に130ドルほど上昇し、15,880ドル台に。前2週間で340ドルほど下落した反動と、米鉱工業生産指数等の経済指標が好調であったことによるか。12/18には、大注目のFOMCの結果が公表され、来年1月からの量的金融緩和縮小が決定。100億ドル減少して月750億ドルに。なお、失業率が6.5%以下でもインフレ率が2%以下ならFF金利をゼロ近辺に据え置くとの文言が追加される。これを受けてNYダウは、290ドル以上の上昇へ。その後もジリジリと値を上げ、週末終値は、16,220ドル台に。史上最高値を更新。VIX指数も12/17には、16.21まで上昇するも、FOMCの結果を受けて12/18には、13.80まで低下。一気に楽観が支配する15以下まで下落。
全体的な相場展開は、先行指数で予測された範囲内か。
先行指数で予測された反発からの上昇は、米日ともに出現。周期的アノマリーで示された下値の固さも確認できたか。
■日経平均株価日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー
先行指数上では、11/15週〜11/22週にかけて、10/25週〜11/1週に底打ちした先行指数の上昇が鮮明に。日経平均株価も上昇へ転じる。やはり、ス短長差(短期スケールA−長期スケールA)と成短長差(短期成長指数A−長期成長指数A)が共に上昇へ転じた時は、上昇相場が発生しやすいか。しかも、ス短長差>成短長差 であり、さらには、ス短長差>0 でもあることから、強めの上昇相場となったか。11/29週〜12/13週にかけて、ス短長差が下落へ。成短長差も12/6週〜12/13週には下落へ。短期成長指数も12/6週〜12/13週にかけて下落へ。実相場でも、12/6週は調整局面が発生したか。12/13週は、やや戻すも勢いは弱かったか。12/20週は、ス短長差が明確に上昇へ。実相場も上昇に転じたか。
周期的アノマリーと実相場の動きは、11月中旬からは相関性を失っているか。周期的アノマリーが短期間に急落する時は、ほぼ横ばいから、やや下落に留まる傾向にあるか。相場全体が強含んでいるために起こる現象か。それでも、アノマリーの不調期の底値近辺では調整局面は発生するか。また、アノマリーの高値近辺での底の固さも見て取れるか。
3ヶ月先行指数で大きな相場全体の方向性を掴んで、周期的アノマリーで細かな投資タイミングを計る戦略は、この期間においても、有効か。
■日経平均株価と前1年の3ヶ月先行指数
先行指数と実相場の動きは、それなりに一致率が高いか。
特に、ス短長差(短期スケールA−長期スケールA)の動きと一致率が高いか。
スケールが右肩上がりの時は、実相場は崩れにくく、強さを保てるか。
スケール、成長指数が共に右肩上がりであり、
さらに、ス短長差、成短長差が共に右肩上がりであり、
そして、ス短長差>成短長差 であるときに、最も強い相場が出現か。
■NYダウ日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー
先行指数との一致率は、かなり高いか。10月以降の下落及び上昇に転じるタイミングは、ほぼ予測どおりか。
周期的アノマリーと実相場の動きは、11月中旬から相関性を失っているか。ただ、底値の出現タイミングはある程度一致するか。周期的アノマリーが短期間に急落する時は、ほぼ横ばいから、やや下落に留まる傾向にあるか。相場全体が強含んでいるために起こる現象か。
■NYダウと前1年の先行指数
行指数と実相場の動きは、それなりに一致率が高いか。
やはり、ス短長差(短期スケールA−長期スケールA)の動きと一致率が高いか。
スケールが右肩上がりの時は、実相場は崩れにくく、強さを保てるか。
スケール、成長指数が共に右肩上がりであり、
さらに、ス短長差、成短長差が共に右肩上がりであり、
そして、ス短長差>成短長差 であるときに、最も強い相場が出現か。
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
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