■11/29週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
●長期的には、11/29週は、やや下げ圧力がかかるか。12/6週は、やや下げ圧力がかかるか。
●短期的には、11/29週は、やや下げ圧力がかかるか。12/6週は、下げ圧力下がかかるか。
●RANK的には、11/29週は、下げ圧力がかかるか。12/6週は、やや下げ圧力がかかるか。
■日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
11/25(月)・・・−47 , −20
11/26(火)・・・−47 , −28
11/27(水)・・・−46 , −42
11/28(木)・・・−52 , −50
11/29(金)・・・−61 , −44
であり、積分系・微分系共に、不調期。しかしながら、微分系は11/28に、積分系は11/29に最低値出現。徐々に下押し圧力は弱まるか。
■3/7週までの先行指数の主な予想(予測)内容は、次のとおり。
●長期系指数群から
長期スケールAは、1月中旬にかけて拡大傾向は続くか。長期成長指数Aは、プラス値続くも漸減傾向へ。景気は、回復は続くも、11月下旬から12月中旬にかけて、減速傾向へ。12月下旬から減速傾向が鈍るか。12/27週に底打ち。再び加速傾向へ。1月中旬にかけて加速傾向続くか。しかし、1/24週に長期スケールAと成長指数Aが減少へ。経済規模の縮小と景気減速の同時進行が始まるか。長期スケールAは、1/31週に底を打ち2/21週にかけて上昇するも、上昇幅はごく僅か。2/28週には再び下落するも、3/7週には大幅上昇。経済規模は拡大へ転換か。成長指数Aの減速は続き、3/7も最低値更新。しかしながら、縮小幅は減少。景気の減速も終わりが見えてきたか。
株式相場の転換点は、11月下旬から調整局面入りか。調整の底は、11/29週〜12/6週か。12月中旬から1月上旬にかけて戻すか。ただし、1/17週から調整局面入りか。1/24週〜2/14週にかけて調整が続くか。2/21週から上昇傾向が出現するか。
●短期系指数群から
短期スケールAは、11月中旬にかけて上昇傾向が続くも、11/22週に天井打ちか。再び下落傾向入りも、12/6週に底打ちか。下落傾向は12/6週までか。1/10週まで上昇傾向続くも天井打ちか。1/31週に底打ちし、上昇傾向へ。2/21週にやや下落するも3/7週にかけて上昇へ。短期成長指数Aは、11/29週に天井打ちか。12/27週に底打ち。1/17週に天井打ち。2/14週に底打ち。3/7週にかけて上昇へ。
株式相場の転換点は、11/29週〜12/6週まで調整するか。12/13週から1/3週にかけて戻りがあるか。ただし、1/10週〜1/31週にかけて再び調整局面入りか。2/7週から戻り基調か。ただし、2/21週〜2/28週は勢いが弱いか。3/7週から徐々に勢いが出てくるか。
●RANK系指数群から
長期期地合は、6まで下落し、3月上旬まで続く。絶対的な地合は、弱めの地合のままか。それでも、急速な悪化はなく、ギリギリ6を維持。短期地合とRANK指数では、11/29週〜12/13週と、1/17週〜1/31週に、弱い数値が出現。相対的な地合も弱いか。12/27週〜1/10週に、強い数値が出現。相対的な地合も強いか。計差分と計差分計では、11/29週〜12/6週と、1/17週〜1/31週に、急落サイン出現。微分スコアでは、11/22週には天井を打つか。12/20週に再び0が出現するも調整の底か。1/10週までは、かなり強い数値が出現。戻りが期待できるも、1/17週には失速。1/24週〜1/31週には(0-0-0-0)が出現。調整局面入りを強く示唆か。2/7週〜2/14週にかけて、やや持ち直すも「0」は残り調整は続くか。2/21週〜3/7週にかけて、徐々に戻す展開か。
まとめると、
11/29週から調整局面入りか。
12/6週までは、全指数が悪化傾向にあることから調整が続くか。
12/13週から短期系とRANK系の数値がやや改善。
12/27週には、全ての先行指数が改善傾向に。戻す展開か。
1/3週においても、指数の改善傾向が続く。戻す展開が続くか。
1/10週も、指数の改善傾向が続くが天井か。
1/17週からは、長期系、短期系、RANK系とも弱含む。調整局面入りか。
1/24週に、全ての指数が悪化へ。RANK系の急落サイン続く。急激な調整もあるか。
1/31週は、若干持ち直す指数もあり底打ちの気配もマイナス値が多く出現。調整は続くか。
2/7週は、成長指数は悪化が続くも、他の指数は持ち直しへ。調整続くも一息つけるか。
2/14週も、成長指数の悪化が続く。他の指数の持ち押しも続くが、早くも勢いがなくなりつつあるか。
2/21週は、各指数でプラスとマイナスが入り交じるも、僅かにプラスが上回るか。
2/28週は、スケールが悪化傾向へ。各指数でもややマイナス値が上回るか。
3/7週は、全ての指数が改善傾向へ。調整を脱して上昇への足がかりを掴めるか。
11月中下旬の天井局面、12月上旬の調整局面、1月中旬の天井局面の緩やかな上昇を伴ったボックス相場が続くか。1月中下旬から、ややキツめの調整局面に入るも、2月中下旬には脱出か。3月からは再び上昇基調へと戻れるか。
■先行指数を読み解くテクニカルレポート
長期スケールAが11月初旬から1月中旬にかけて上昇傾向が続く。1/17週には、最高値131.87へ。1/24週〜1/31週かけて13週ぶりの下落へ。2/7週には上昇へ転じ、2/28週に下落するも、3/7週は上昇へ。短期スケールAでも、1/10週には、最高値132.39も、1/17週〜1/31週は連続下落へ。2/7週〜2/21週は上昇に転じ、2/28週は下落するも3/7週には上昇へ。
長期スケールAの勢いが乏しいか。1/31週に底を打つも上昇幅は極小値。ほぼ横ばい傾向へ。
このことにより、長期スケールAが1/17週に、短期スケールAが1/10週に大天井を打った可能性が台頭か。
3/7週に大幅上昇へ。131.46まで回復。当面の問題は、1/17週の131.87を上回れるかに移ったか。
長期成長指数Aは、3/7週も下落が続き、2.59に。12/27週の直近最低値4.28を下回り、12/27週での底打ちに失敗か。短期成長指数Aも2/14週に、1.84まで低下。12/27週の直近最低値の4.02を下回り、12/27週の底打ちに失敗した模様。しかし、3/7週に2.30まで回復。短期的には2/14週で底を打った可能性が高いか。近々長期成長指数Aでも底打ちなるか。そしてそのまま、大きな上昇へと向かえるのか、期待したいところ。
成長指数がプラス値(2.5〜1.8)を保っているので、持続的な景気回復は、今後も続くことが確定か。
トレンド転換指数は、1/24週に−26.65。
短期総合指数は、1/24週に−3.42。
1月中旬からの調整局面は、ややキツイことを示唆か。
長期系スコア、RANK系微分スコアの改善傾向も11/22週までか。12/20週に再び長期系スコアとRANK系微分スコアに0が出現するも、翌週以降には回復傾向へ。12/27週〜1/10週までは強い数値が出現するも続かず。1/24週から長期系スコアとRANK系微分スコアのほとんどが「0」という弱い数値に転落。調整するか。
RANK系微分スコアに大きな上昇相場の終わりを示唆するサイン(5-10-0-0)が12/20週に再び出現。相場の分水嶺になる可能性もあるか。
12月下旬に底打ち確定かと思われたが、1月中下旬に全指数が急落。明確な底打ちに至らず。短期成長指数は2を下回るまで追い込まれるも、3月上旬にかけての上昇が鮮明なりつつああることから、2月中旬での底打ちは、ほぼ確定か。
鍵を握るはVIX指数の推移か。心配された米国債務上限問題に絡む混乱においても「25以上」に達せずに収束したか。1月中旬までは緩やかな上昇を伴ったボックス相場を維持出来るか。
12月〜1月の調整局面でも25を超えなければ、現在の上昇相場を継続できるか。是非とも踏ん張って欲しいところ。
問題は、米国の金融緩和の行方か。1月中下旬に強めの調整局面が発生する可能性が強くなってきた以上、12月の緩和縮小開始は無理か。まだまだ金融緩和は続くか。しかしながら、調整はややキツイものの比較的短期間で収束する可能性が高いことから、3月からの緩和縮小には支障がないか。米国インフレ率も絡んでくるだけに、緩和縮小が出来るタイミングをどう図るのか。イエレン新議長の判断はいかに。
■日経平均株価 先行指数と周期的アノマリー(2013/11/22週〜2014/3/7週)
スケールの短長差(短期スケールA−長期スケールA)は、11月からはプラス値に復帰。11/22週に最高値をつけたあと、プラス値ながらも、12/13週まで下落傾向続く。その後上昇に転じ、1/3週に直近の最高値を更新。その後下落に転じ、1/24週に一気にマイナス値転落。1/31週に底打し上昇へ。3/7週に「0」を超えるまでに回復。
成長指数の短長差(短期成長指数A−長期成長指数A)は、11/15週〜11/29週まで、マイナス値であるものの上向くも「0」を抜けず。12月に入って再び下落に転じるも12/27週に底打ち。1/10週にはプラス値復帰も、1/24週には再びマイナス値に転落し下落が続く。2/14週に底打ち。2/28週〜3/7週にかけて、マイナス値は続くものの上昇傾向。
1/17週までは、緩やかな上昇を伴って、 ス短長差>成短長差 であることから相場の大崩はないか。緩やかな上昇基調を維持するか。
1/24週に、急激な下落を伴って、 成短長差>ス短長差 が出現。相場が停滞から下落することを示唆か。注意が必要か。2/7週に ス短長差>成短長差 に復帰。急激な調整は収まるか。3/7週には、ス短長差>0 が出現。上昇基調の出現に期待が持てるか。
周期的アノマリーには、積分系(相場の方向性を示唆)と微分系(相場の瞬発力を示唆)の2種類あり。ともに、+10以上は、好調。+10〜−10は、軟調。−10以下は、不調。の傾向あり。グラフ右軸の数値は先行指数用。周期的アノマリーは、点線の緑+10と、点線の赤−10が有意。横軸の日付のみ有意。上昇、下落のタイミングのみを日々の日経平均株価終値から数学的に予想(予測)。あくまでアノマリーですので、ご留意を。
先行指数での下落予測と周期的アノマリーの軟調期・不調期が重なる11/29週〜12/6週は下押し圧力がかかりやすいか。同様に、1/14週〜1/31週も注意が必要か。
■日経平均株価 先行指数からの結果と予想(2013/3/8〜2014/3/7)
先行指数と実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。特に、ス短長差の動きと一致率が高いか。
■NYダウ 先行指数と周期的アノマリー(2013/11/15週〜2014/3/7週)
NYダウについても、11/22〜12/11あたりの先行指数上の安値圏予想と周期的アノマリーの軟調・不調期の下押し圧力が重なる時は要注意か。1/14週〜1/31週も同様か。
■NYダウ 先行指数からの結果と予想(2013/3/1〜2014/2/28)
2013/6月以降、成長指数は奮わないのに、7月下旬と9月上旬と10月下旬に最高値に。いずれもFOMCでの緩和縮小先送りで上昇へ。さらに、次期FRB議長のイエレン氏の議会指名公聴会で緩和続行を示唆したことから11月中下旬にも最高値更新。スケールの上昇傾向は、来年の1月上旬にかけて続くので、この金融相場をサポートするか。ただし、成長指数は下落傾向続く。緩和続行ドーピングの効果があるうちに、スケールと成長指数が揃って上昇へ向かうことを願うばかりである。
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
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