※10/11週の先行指数の予想(予測)内容は、次のとおり。
◎長期的には、10/11週は、やや戻す展開も横ばい傾向か。10/18週は、強めの下げ圧力が生じるか。
◎短期的には、10/11週は、下げ圧力残るか。10/18週は、戻す展開もあるか。
◎RANK的には、10/11週は、下げ圧力残るか。10/18週は、やや強めの下げ圧力が生じるか。
日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
10/7(月)・・・−38 , −8
10/8(火)・・・−38 , −22
10/9(水)・・・−30 , +2
10/10(木)・・・−23 , −6
10/11(金)・・・−17 , +14
であり、積分系は不調期に留まるも、10/8に底値か。微分系は軟調期〜不調期も徐々に改善傾向か。
10/11週は、先行指数では、下げ圧力がかかりつつも、戻す展開もあるか との予測。周期的アノマリー(短期間での規則性)では、相場の基調は軟調から不調期にとどまるも、週半ばには底値も。徐々に下押し圧力が薄まるか との予測。
実際の相場は、週始めは下落が続き、10/7に13,850円台に。10/8には13,740円台をつける場面も。その後は、反転上昇し、10/11の週末終値は、14,400円台まで戻す。なんといっても、米国での新年度予算協議の不調と債務上限問題が響く。18年ぶりの一部政府機関閉鎖も続いているものの、週末には政府側と議会側の合意が近いとの観測が台頭。VIX指数も、10/11には、20.34をつけるも、20超は一日のみ。週末には、15.72まで低下。市場はあくまでも楽観的か。政府機関閉鎖のあおりを受けて、経済指標の発表が滞りがち。そのせいもあり経済指標の内容がスルーされ気味か。あまりにも債務上限問題に焦点が当たり過ぎているのは気がかり。
全体的な相場展開は、先行指数と周期的アノマリーで予想されたとおりの展開か。
※日経平均株価日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー
周期的アノマリーと実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。特に底値の出現タイミングは一致か。
周期的アノマリーが短期間に急落する時は、ほぼ横ばいから、やや下落に留まる傾向にあるか。相場全体が強含んでいるために起こる現象か。
3ヶ月先行指数で大きな相場全体の方向性を掴んで、周期的アノマリーで細かな投資タイミングを計る戦略は、この期間においても、有効か。
※日経平均株価と前1年の3ヶ月先行指数
先行指数と実相場の動きは、シンクロ率が高いか。
※NYダウ日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー
周期的アノマリーは、今ひとつシンクロ率が低いか。特に、周期的アノマリーが短期間(7/2〜7/30、9/3〜9/13)に急落しても、実相場は上昇から横ばい傾向にあるか。周期的アノマリーの振幅の小さいときの方がシンクロ率は高いか。ただ、不調期では、それなりに下落傾向にあるか。
※NYダウと前1年の先行指数
先行指数と実相場の動きは、シンクロ率が高いか。
予算協議不調と債務上限問題絡みで、14,700ドル近辺までも下落するも、合意間近との観測で15,200ドル台まで戻す。
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
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