◎長期的には、9/20週は、ほぼ横ばいか。やや下げ圧力が勝るか。9/27週は、やや戻す展開か。
◎短期的には、9/20週は、下げ圧力が増大するか。9/27週は、やや戻す展開か。
◎RANK的には、9/20週は、ほぼ横ばいも、やや下げ圧力が勝るか。9/27週は、やや戻す展開か。
日経平均株価の周期的アノマリー指数(暫定版)の、積分系アノマリーと微分系アノマリーは、次のとおり。
積分系 微分系
9/16(月)・・・ 休場, 休場
9/17(火)・・・+40 , +5
9/18(水)・・・+29 , −1
9/19(木)・・・+22 , −15
9/20(金)・・・+15 , +5
であり、積分系は好調期を維持するも、微分系は軟調期・不調期へ。
9/20週は、長期系的には、横ばいも、短期系的・RANK系的には、やや下げ圧力が生じるか との予測。周期的アノマリー(短期間での規則性)では、相場の基調は好調期も、瞬発力は徐々に小さくなるか との予測。
実際の相場は、先週の流れを引き継いで堅調な展開。9/18には14,500円台に到達。大注目の米国FOMCは、予想に反して金融緩和縮小見送りに。9/19には14,760円台まで上昇。週末終値は、14,740円台に。さすがに、イベント絡みの値動きまでは、予想しきれず。それでも、全体的な相場展開は、先行指数と周期的アノマリーで予想された許容範囲に収まるか。
※日経平均株価日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー
周期的アノマリーと実相場の動きは、それなりにシンクロ率が高いか。
3ヶ月先行指数で大きな相場全体の方向性を掴んで、周期的アノマリーで細かな投資タイミングを計る戦略は、この期間においても、有効か。
※日経平均株価と前1年の先行指数
先行指数と実相場の動きは、シンクロ率が高いか。
※NYダウ日足と前3ヶ月の先行指数と周期的アノマリー
周期的アノマリーは、今ひとつシンクロ率が低いか。特に、周期的アノマリーが短期間(7/2〜7/30、9/3〜9/13)に急落しても、実相場は上昇から横ばい傾向にあるか。周期的アノマリーの振幅の小さいときの方がシンクロ率は高いか。
※NYダウと前1年の先行指数
先行指数と実相場の動きは、シンクロ率が高いか。
ただし、2013/7月以降のNYダウの値動きが余りにも強い。6月の急落の反動もあるが、先行指数(過去20年間の経済統計数値)では説明がつきにくい。単なる過熱感からくるものなのか、経済構造に変化が生じつつあるのか判断の難しいところ。もう少しデータを集める必要があるか。
投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。
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