大成建設(1801)株価 (2013/5〜10月)の結果と予想 先行指数＆周期的アノマリー

先行指数と周期的アノマリーが果たして個別銘柄にも通用するのかを検証。
出来高・取引代金が多い銘柄をピックアップして検証。今回は、「大成建設(1801)」。
2020年東京オリンピックが決定してから俄然売買代金が増えた銘柄。

※大成建設(1801)　2013/5月〜7月期

積分系は相場の方向性を、微分系は相場の瞬発力を示唆。+10以上・・・好調。+10〜-10・・・軟調。-10以下・・・不調。

先行指数については、それなりのシンクロ率か。短長差（短期成長指数A−長期成長指数A）が上向いた局面では株価は上昇傾向を示し、下降した局面では揉み合いから下落傾向を示すか。日足株価の動きは、上昇・下落のタイミングは、それなりに一致か。

周期的アノマリーについては、次のとおりの動きあり。

	底値	天井値	底値	天井値	底値	天井値
積分系	5/1	5/8	5/21、6/1０	7/1	7/9	7/16
微分系	5/1	5/7	5/15、6/7	7/1	7/8	7/10

全体的なシンクロ率はイマイチか。ただし、底打ちから上昇に向かうタイミングは一致率が高いか。

※日経平均株価　2013/5月〜7月期（比較対照用）

※大成建設(1801)　2013/8月〜10月期

株価は、9/6週までは、先行指数（短長差）の動きとほぼ一致か。周期的アノマリーとも、底打ちから上昇のタイミングについては、まずまずのシンクロ率か。東京オリンピック開催決定後の9/9からの上昇を事前に捉えることは当然のことながら無理。

さて、今後の展開であるが、シンクロ率が高い先行指数（短長差）は、10月下旬に向けて下落傾向が続く。このままガンガン上値を切り上げていくのは難しいか。周期的アノマリーでは、9月中旬から下旬にかけて不調期が出現。不調期におけるシンクロ率は低い傾向にあるが、多少は調整するか。9月下旬から10月にかけて好調期入りへ。戻りが期待できるか。

投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。 株価アルゴリズム
個別銘柄の選択に最適! 全4000銘柄の株価チャートのシグナルを毎日公開！