※S高銘柄一覧
<2397> DNAチップ 東証S 配分 4-12月期(3Q累計)経常が赤字縮小で着地・10-12月期は黒字浮上 67.92万株買残
<3666> テクノスJ 東証S 配分 投資ファンドのTOB発表受け気配値のまま水準切り上げ 198.77万株買残
<3952> 中央紙器 名証M 配分 前日まで2日連続ストップ高 23.39万株買残
<4020> ビートレンド 東証G 前日もストップ高
<4298> プロト 東証P 配分 MBO実施でTOB価格2100円にサヤ寄せ 267.49万株買残
<4475> HENNGE 東証G 25年9月期第1四半期の営業利益37.3%増、クラウドセキュリティー好調
<4935> リベルタ 東証S
<4978> リプロセル 東証G 配分 前日もストップ高 96.32万株買残
<5724> アサカ理研 東証S 一時
<5979> カネソウ 名証M 一時 10-12月期(3Q)経常は6%増益
<6634> ネクスG 東証S 人工知能関連
<6864> エヌエフHD 東証S 一時 半導体製造装置関連
<7729> 東京精 東証P 生成AI向け受注の拡大見通しを好感
<8038> 東都水 東証S 配分 麻生グループによるTOB価格7500円にサヤ寄せ 30.72万株買残
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <3952> 中央紙器 名証M 97.7 4050 S ニッコンHDによるTOB価格にサヤ寄せ
2. <4978> リプロセル 東証G 32.1 206 S 臨床用iPS細胞を用いた卵子体外成熟技術がFDAのINDクリアランスを取得
3. <6634> ネクスG 東証S 31.8 207 S 暗号資産交換業者を傘下に持つ企業を子会社化
4. <4475> HENNGE 東証G 25.2 1490 S 10〜12月期増収増益を好感
5. <6550> ユニポス 東証G 24.3 189 三井住友信託銀行と業務提携
6. <4298> プロト 東証P 23.4 1580 S MBO発表でTOB価格2100円へサヤ寄せ
7. <4935> リベルタ 東証S 21.4 1702 S
8. <2397> DNAチップ 東証S 20.9 869 S 三井化学によるTOB価格1100円にサヤ寄せ
9. <7729> 東京精 東証P 20.8 8719 S 半導体製造装置部門牽引役に25年3月期業績予想を上方修正
10. <7859> アルメディオ 東証S 20.2 339 70万株を上限とする自社株買いを実施へ
11. <4020> ビートレンド 東証G 19.0 938 S
12. <276A> ククレブ 東証G 18.9 2640 人工知能関連
13. <8038> 東都水 東証S 18.6 6390 S 麻生グループによるTOB価格7500円にサヤ寄せ
14. <3666> テクノスJ 東証S 18.0 983 S 投資ファンドのTOB発表受け気配値のまま水準切り上げ
15. <1965> テクノ菱和 東証S 17.8 2900 25年3月期業績予想を上方修正
16. <6908> イリソ電子 東証P 17.6 2981 業績予想増額を背景に約3カ月ぶりに3000円大台回復
17. <6864> エヌエフHD 東証S 17.6 1529 半導体製造装置関連
18. <5243> ノート 東証G 16.3 1831 人工知能関連
19. <6643> 戸上電 東証S 14.0 3535 25年3月期業績予想及び配当予想を上方修正
20. <5074> テスHD 東証P 13.8 289 大和エナジー・インフラと業務提携
21. <7832> バンナムHD 東証P 13.7 4389 今期上方修正と自社株買いを好感
22. <6752> パナHD 東証P 13.7 1738.5 生成AI関連事業の業況と構造改革の実施を評価
23. <6366> 千代建 東証S 12.3 337 25年3月期業績予想を上方修正
24. <7981> タカラスタ 東証P 12.2 1867 4〜12月期営業利益20%増
25. <2934> ジェイフロ 東証G 11.6 1887
HENNGE <4475> 1,490円 +300 円 (+25.2%) ストップ高 本日終値
ストップ高。4日取引終了後に10〜12月期(第1四半期)連結決算を発表。売上高が前年同期比31.1%増の25億1000万円、営業利益が同37.3%増の5億2900万円となっており、これを好感した買いが膨らんだ。主力のクラウドセキュリティーサービス「HENNGE One」が引き続き伸びた。契約企業数は3063社(前期第1四半期2678社)、契約ユーザー数は261万4454人(同239万8871人)となった。
プロトコーポレーション <4298> 1,580円 +300 円 (+23.4%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
ストップ高の1580円に買われた。4日の取引終了後、MBOの一環として、筆頭株主であり創業家一族の資産管理会社である夢現の完全子会社でプロトの横山博一会長が代表取締役を務めるフォーサイト(名古屋市中区)が、同社株の非公開化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格2100円へサヤ寄せする格好となっている。非公開化により、短期的な利益や分配にとらわれずに、迅速かつ柔軟な経営判断や機動的な経営資源配分を実現するのが狙い。買付予定数は2503万4226株(下限1156万7000株、上限設定なし)で、買付期間は2月5日から3月21日まで。また、TOB成立後、プロト株は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株を2月4日付で監理銘柄(確認中)に指定している。なお、プロトは今回のTOBに対し、賛同の意見を表明している。
東京精密 <7729> 8,719円 +1,500 円 (+20.8%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
続急伸しストップ高の8719円に買われた。4日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1450億円から1460億円(前期比8.4%増)へ、営業利益を280億円から285億円(同12.6%増)へ、純利益を230億円から233億円(同20.2%増)へ上方修正したことが好感された。第3四半期時点で、半導体製造装置部門において生成AI関連の半導体パッケージ向け加工装置やメモリ半導体向け検査装置需要のほか、各種半導体デバイスや電子部品の国産化を進める中国需要が底堅さを維持していることが牽引する。なお、第3四半期累計(24年4〜12月)決算は、売上高1031億3700万円(前年同期比16.0%増)、営業利益190億7500万円(同32.6%増)、純利益181億2500万円(同70.7%増)と大幅増収増益だった。
テクノ菱和 <1965> 2,900円 +438 円 (+17.8%) 本日終値
上げ幅を拡大。午後2時ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を830億円から848億円(前期比15.1%増)へ、営業利益を72億円から93億2000万円(同60.9%増)へ、純利益を52億5000万円から69億7000万円(同54.7%増)へ上方修正したことが好感された。好調な受注高や手持ち工事の順調な進捗、メンテナンス工事の売上高の増加などで売上高が計画を上回る見通しであることに加えて、大型工事において施工段階における採算の改善が見込まれることが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(24年4〜12月)決算は、売上高570億7000万円(前年同期比12.2%増)、営業利益52億4300万円(同78.6%増)、純利益38億9500万円(同70.5%増)だった。
イリソ電子工業 <6908> 2,981円 +447 円 (+17.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
急騰、マドを開けて一時20%近い上昇をみせ昨年11月8日ザラ場以来となる3000円大台を回復した。車載用を中心に高い競争力を持つコネクターメーカー大手で、昨年は旧村上ファンド系アクティビストの株式買い増しなどで話題となった経緯もある。株価は約半年にわたり底値ボックス圏での往来を続けていたが、目先もみ合い離脱の動きをみせている。同社は4日取引終了後25年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の43億円から47億円(前期比21%減)に増額した。24年10〜12月期決算が会社側想定を上回り、為替の円安メリットなども考慮して通期見通しをアップサイドに修正した。これを好感する形で投資資金が流入した。このほか次世代高速伝送対応製品について顧客と商談を開始し、製品評価中にあることや、コスト競争力強化に向け新たなERP(統合基幹システム)の本格稼働、及び秋田工場竣工に伴う茨城工場の役割の見直しなど構造改革への取り組みについても開示している。
バンナムHD <7832> 4,389円 +530 円 (+13.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位
後場急伸。この日前引け後、25年3月期連結業績予想について売上高を1兆1500億円から1兆2300億円(前期比17.1%増)へ、営業利益を1600億円から1800億円(同98.5%増)へ上方修正すると発表。あわせて配当予想も22円から71円(前期60円)に大幅増額。更に自社株買いの実施も明らかにし、これらを好感した買いが集まった。第3四半期業績の好調や足もとの市場環境、第4四半期の販売計画などを織り込んだ。自社株買いについては取得上限を800万株(自己株式を除く発行済み株数の1.22%)、または350億円とした。期間は2月6日から5月31日まで。あわせて28年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。最終年度に売上高1兆4500億円、営業利益2000億円を目指す。株主還元方針については総還元性向50%以上を基本方針に据え、DOE(株主資本配当率)3.60%を下限に長期的に安定的な配当を実施するとした。
パナHD <6752> 1,738.5円 +209 円 (+13.7%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
急伸。同社は4日の取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比1.6%増の6兆4038億9700万円、最終利益は同27.8%減の2884億600万円となった。通期の業績予想は売上高の見通しのみ下方修正したものの、利益予想は据え置いた。パナソニック オートモーティブシステムズを昨年12月に持ち分法適用会社とし、連結対象から除外したことを反映したが、オートモーティブを除いたベースでは、売上高と営業利益の見通しを引き上げている。生成AIサーバー向けの電子デバイス・材料が好調に推移し、データセンター向け蓄電システムの増販効果も出た。加えて、グループの再編方針も発表しており、これらを評価した買いが集まった。同社は白物家電事業などの統括会社を発展的に解消し、傘下にある分社を事業会社化する。グループの家電事業を集約した事業会社を設立したうえで、再建を目指す方針。グループ全体での固定費構造改革や収益改善などを通じ、27年3月期までに1500億円以上、29年3月期までに更に1500億円以上の収益改善効果を目指すほか、29年3月期にROE(自己資本利益率)10%以上、調整後営業利益率10%以上を目指す。
千代田化工建設 <6366> 337円 +37 円 (+12.3%) 本日終値
後場上げ幅を拡大。正午ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を4500億円から4600億円(前期比9.1%減)へ、営業利益を170億円から220億円(前期150億600万円の赤字)へ、最終利益を150億円から220億円(同158億3100万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。米国のゴールデンパスLNGプロジェクトに関して、第1系列に係るEPC(設計・調達・建設)契約の改定を顧客であるゴールデンパスLNGターミナル社と合意したことに加え、上期の海外完工済み案件での追加収益の計上、国内外の進行中案件の着実な進捗などが売上高・利益を押し上げる。なお、同時に発表した第3四半期累計(24年4〜12月)決算は、売上高3460億5300万円(前年同期比12.9%減)、営業利益198億1500万円(同11.2%増)、純利益209億600万円(同33.2%増)だった。
タカラスタンダード <7981> 1,867円 +203 円 (+12.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
急伸。4日取引終了後に4〜12月期連結決算を発表。売上高が前年同期比2.7%増の1843億1600万円、営業利益が同20.1%増の128億7600万円となっており、これを好感した買いが入った。新築集合住宅向けの販売が好調だった。合理化・コストダウンの推進や価格改定効果の継続に加え、リフォーム向けの販売が回復傾向で推移したことも寄与した。なお、通期の増収増益見通しに変更はない。
ダイヘン <6622> 7,950円 +790 円 (+11.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
続騰。4日の取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比22.5%増の1558億2500万円、経常利益は同32.0%増の112億4100万円、最終利益は同32.1%減の76億5300万円だった。最終利益は前期に負ののれん発生益の計上があったため減益となったものの、大幅な増収・経常増益で着地した。更に、立会外での自社株買いの実施も発表しており、好感されたようだ。FA(ファクトリーオートメーション)部門では国内外での自動車関連投資の先送りの影響などを背景に減収・営業減益となったが、受注高はアジアを中心に持ち直しの動きがあって増加した。生成AI用途の先端半導体関連投資が堅調に推移し、プラズマ発生用電源を手掛けるマテリアルプロセシング部門は増収・営業増益となり受注高も伸長。エネルギーマネジメント部門も、配電機器や国内工場受電設備、蓄電池システムが好調に推移し、増収・営業増益となった。加えて同社は4日終値7160円で、5日午前8時45分の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT‐3)において上限40万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.6%)の自社株買いを実施すると発表。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、ダイヘンは上限となる40万株の買い付けを同日に行った。2月14日に自己株式40万株を消却する予定。
ホンダ <7267> 1,500円 +113.5 円 (+8.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
後場に急騰した。この日、日本経済新聞電子版が、「日産自動車がホンダとの経営統合に向けた基本合意書(MOU)を撤回する方針を固めた」と報じた。日産自動車<7201>との統合がホンダに事業上の負荷を掛けるとの見方が後退し、買いを集める形となった。
日鉄ソリューションズ <2327> 4,280円 +321 円 (+8.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率10位
大幅続伸した。4日の取引終了後に発表した25年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結決算は、売上高が前年同期比9.2%増の2402億9400万円、税引き前利益が同27.7%増の302億7000万円だった。10〜12月期の税引き前利益は同39%増と高い伸びを見せており、業況を好感した買いが集まったようだ。ビジネスソリューション事業では、日本製鉄<5401>向けの新設備対応やDX関連で鉄鋼向けは高安定の状況が続いたほか、自動車や電機・精密機器など産業分野、金融分野向けも好調に推移した。コンサルティング&デジタルサービス事業ではITインフラ・ソリューションが伸長した。
ドリームインキュベータ <4310> 3,910円 +270 円 (+7.4%) 本日終値
大幅高で新値街道に復帰した。4日取引終了後に発表した4〜12月期連結決算は、売上高が45億3300万円(前年同期比19.7%増)、営業損益が1億7300万円の黒字(前年同期10億8900万円の赤字)だった。営業黒字転換を好感した買いが入った。企業向けの戦略コンサルやM&Aアドバイザリーなどを手掛けるビジネスプロデュースセグメントが堅調。スタートアップ企業への投資を行うベンチャー投資セグメントは好調だった。
新日本科学 <2395> 1,773円 +118 円 (+7.1%) 本日終値
後場に急伸。5日午前11時30分、25年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想をこれまでの見通しから21億6500万円増額して320億円(前期比21.0%増)、最終利益予想を4億8000万円増額して44億円(同20.5%減)に引き上げており、評価されたようだ。非臨床事業で受注と売り上げが期初計画を大きく上回った。米国の子会社で見込んでいた費用が計画よりも抑制され、一部が来期に期ずれすることになったことも、利益を押し上げる。4〜12月期の売上高は前年同期比23.6%増の222億3500万円、最終利益は同15.5%減の32億500万円だった。
TIS <3626> 3,719円 +226 円 (+6.5%) 本日終値
大幅続伸。4日取引終了後に4〜12月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比2.9%増の4165億6100万円、営業利益は同2.7%増の488億8400万円だった。顧客のデジタル変革需要をはじめとするIT投資ニーズが追い風となった。堅調な決算内容を好感した買いが入った。
スカパーJ <9412> 975円 +55 円 (+6.0%) 本日終値
大幅高でもみ合い上放れの様相。午後2時ごろ、25年3月期連結業績予想について売上高を1233億円から1240億円(前期比1.7%増)へ、営業利益を258億円から280億円(同5.5%増)へ上方修正すると発表。配当予想も22円から27円(前期21円)に増額しており、これを好感した買いが入った。メディア事業が計画を上回って進捗しているため。事業運営上のコスト低減も寄与する見込み。あわせて、子会社を通じて新会社を設立すると発表した。衛星コンステレーションを自社で構築・保有し、地球観測衛星事業に本格的に参入するという。
フューチャー <4722> 1,954円 +96 円 (+5.2%) 本日終値
4日に決算を発表。「今期最終は11%増で2期連続最高益、4円増配へ」が好感された。24年12月期の連結最終利益は前の期比11.9%増の103億円になり、25年12月期も前期比11.0%増の114億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増収になる。
川崎汽船 <9107> 2,052.5円 +90.5 円 (+4.6%) 本日終値
続急伸。4日の取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。今期の売上高予想を従来の見通しから200億円増額して1兆500億円(前期比9.6%増)、経常利益予想を600億円増額して3000億円(同2.3倍)に引き上げた。更に、株主還元の強化に向けた発表も行っており、好感されたようだ。ドライバルク事業や自動車船事業が好調に推移する。コンテナ船事業で短期運賃が想定よりも高い水準で推移することによる利益改善効果も反映した。27年3月期までの中期経営計画期間中の還元総額については、これまでの「7300億円以上」から「7500億円以上」に増額修正した。
日本郵船 <9101> 5,066円 +199 円 (+4.1%) 本日終値
後場一段高となった。5日正午、25年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正し、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高予想をこれまでの見通しから400億円増額して2兆5800億円(前期比8.1%増)、経常利益予想を700億円増額して4800億円(同83.7%増)に引き上げた。また、期末配当予想を50円増額して180円とした。年間配当予想は310円(前期比170円増配)となる。コンテナ船部門において持ち分法適用会社のオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)の運賃と取扱量がともに増加し、第3四半期(10〜12月)の市況や利益が良化した。ドライバルク事業やLNG船部門も為替の影響などにより利益水準が想定を上回り、業績予想に織り込んだ。4〜12月期の売上高は前年同期比10.5%増の1兆9769億5900万円、経常利益は同2.2倍の4364億2900万円となった。
トヨタ自動車 <7203> 2,963円 +90 円 (+3.1%) 本日終値
後場、売り買い交錯後に買い優勢に転換。同社は午後1時25分に決算発表を行い、25年3月期連結業績予想を増額修正した。今期業績は売上高にあたる営業収益は46兆円から47兆円(前期比4.2%増)に、営業利益は4兆3000億円から4兆7000億円(同12.2%減)に見直した。市場では営業利益は約4兆8000億円近辺への修正を予想する見方が出ていた。今期の想定為替レートは1ドル=152円前後とされている。第3四半期(24年4〜12月)の営業収益は35兆6735億4500万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は3兆6794億9100万円(同13.2%減)だった。
DNAチップ研究所 <2397> 869円 +150 円 (+20.9%) ストップ高 本日終値
ストップ高である869円。4日の取引終了後、筆頭株主である三井化学<4183>が完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格1100円にサヤ寄せする格好となっている。両社は23年1月から資本・業務提携関係にあるが、完全子会社化により綿密に連携した業務運営を行うのが狙い。買付予定数は582万3062株(下限311万9000株、上限設定なし)、買付期間は2月5日から4月7日までを予定している。また、TOB成立後、DNAチップ株は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株を2月4日付で監理銘柄(確認中)に指定している。なお、DNAチップは今回のTOBに対し、賛同の意見を表明している。
posted by lucky cat at 16:06
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