※S高銘柄一覧
<3195> ジェネパ 東証G 配分 前日まで2日連続ストップ高 15万株買残
<3628> データHR 東証G
<5541> 大平金 東証P 25年3月期配当予想を無配から135円に増額修正
<6085> アーキテクツ 東証G 配分 前日もストップ高 1.38万株買残
<7093> アディッシュ 東証G 前日まで2日連続ストップ高。情報セキュリティ関連
<9070> トナミHD 東証P 配分 前日もストップ高 20.57万株買残
<9425> ReYuu 東証S
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <5541> 大平金 東証P 25.9 1943 S 25年3月期配当予想を無配から135円に増額修正
2. <7084> スマイルHD 東証G 22.5 1653 初配95円実施方針で高配当利回り着目の買い集まる
3. <9425> ReYuu 東証S 19.7 487 S ショーケースの保有株売却でSeacastle社が筆頭株主に
4. <6085> アーキテクツ 東証G 19.3 617 S 筆頭株主による売出価格が時価を大幅に上回り思惑
5. <3195> ジェネパ 東証G 15.4 750 S カポック繊維の特許取得を改めて材料視(訂正)
6. <3628> データHR 東証G 14.8 774 S
7. <7093> アディッシュ 東証G 14.8 776 S AIソリューション提供の韓国企業とのパートナーシップ締結を材料視
8. <9070> トナミHD 東証P 14.6 7870 S 日本郵便によるTOB価格にサヤ寄せの動き
9. <8918> ランド 東証S 14.3 8
10. <9246> プロHD 東証G 13.2 1165
11. <4784> GMOインタ 東証P 11.1 1356
12. <2437> シンワワイズ 東証S 10.8 318 6〜11月期最終損益黒字化でもみ合い離脱の動き
13. <4811> ドリムアーツ 東証G 10.1 2700
14. <4892> サイフューズ 東証G 10.1 1320 3D細胞製品の新たな知的財産権取得を発表
15. <3001> 片倉 東証S 8.9 2135 ASO Groupらの保有比率が11.21%に上昇
16. <3187> ミラタップ 東証G 8.4 336 40万株を上限に自社株買いを実施へ
17. <4840> トライアイズ 東証G 8.3 352
18. <4512> わかもと 東証S 8.2 305 英アクティビストが6%超の大株主に急浮上
19. <298A> GVAテック 東証G 7.8 665 人工知能関連
20. <254A> AIFCG 東証S 6.8 1467 人工知能関連
21. <2980> SREHD 東証P 6.8 3290 人工知能関連
22. <3909> ショーケース 東証S 6.7 367 AIが文字データを読み取り自動入力するサービスを提供開始
23. <318A> VIXETF 東証E 6.6 925.9
24. <8914> エリアリンク 東証S 6.5 2083
25. <5031> モイ 東証G 6.3 268 ゲーム関連
大平洋金属 <5541> 1,943円 +400 円 (+25.9%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
急騰。午後3時ごろ、従来無配を予定していた25年3月期の配当予想について、期末一括135円を実施し3期ぶりに復配すると発表したことを好感した買いが入った。連結配当性向30%をメドとしてきた配当方針を変更し、当面はDOE(株主資本配当率)4%をメドに実施するとしたことが要因としている。
片倉工業 <3001> 2,135円 +174 円 (+8.9%) 本日終値
急伸。27日の取引終了後、重田光時氏を代表者とするASO Groupが片倉株の買い増しに動いていたことが明らかとなり、思惑視した買いを誘ったようだ。同日に提出された変更報告書によると、共同保有者のスノーボールキャピタル(東京都港区)と合わせた保有割合は11.21%(従来は11.09%)に上昇した。保有目的の項目には「純投資及び状況に応じて重要提案行為を行うこともありうる」と記載している。報告義務発生日は27日。
北陸電力 <9505> 832.8円 +44 円 (+5.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
3日ぶり反発。27日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を8550億円から8600億円(前期比6.4%増)へ、純利益を450億円から650億円(同14.4%増)へ上方修正すると発表。これが好感された。水力増や総販売電力量増、燃料費減、諸経費減などを踏まえて修正した。配当予想も17円50銭から20円(前期7円50銭)に増額修正した。
宝&CO <7921> 3,260円 +160 円 (+5.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
3日続伸。27日の取引終了後、25年5月期の連結業績予想について、最終利益を29億円から41億円(前期比36.0%増)へ上方修正したことが好感された。東京都豊島区に保有する土地・建物を3月に譲渡するのに伴い、固定資産売却益約18億円を特別利益として計上することなどが要因という。なお、売上高300億円(同2.5%増)、営業利益43億円(同1.6%増)は従来見通しを据え置いている。
愛知製鋼 <5482> 7,100円 +340 円 (+5.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
朝安後に急伸。同社は26日の取引時間中に27年3月期までの中期経営計画を更新したと発表。株主還元を強化させる方針を示し、年間約20〜30億円としていた株主還元額について、27年3月期までの3カ年において通常配当の総額で年間30〜40億円、更に追加の株主還元として400億円程度実施すると公表していた。27日の取引終了後には、新たな中期計画の方針を踏まえ、取得総数65万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.3%)、取得総額43億9400万円を上限とする自社株買いを立会外で実施すると開示。東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT―3)情報によると、28日朝に愛知鋼は上限となる65万株の買い付けを行った。今回の取得額から、同社が自社株買いを継続し、株式需給が一段と引き締まることへの期待感が改めて膨らんだようだ。
歯愛メディカル <3540> 851円 +32 円 (+3.9%) 本日終値
大幅反発。同社が27日に公表した定時株主総会招集通知で個人投資家の井村俊哉氏の12月末時点の保有割合が4.74%と、昨年6月末時点の4.04%から上昇していることが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。
ウイン・パートナーズ <3183> 1,310円 +27 円 (+2.1%) 本日終値
続伸。27日の取引終了後、25年3月期の期末一括配当予想を51円から52円(前期50円)へ増額修正したほか、上限を30万株(発行済み株数の1.04%)、または4億円とする自社株買いを発表したことが好感された。自社株買いの取得期間は2月28日から3月31日までで、資本効率及び株主還元の更なる向上を図ることが目的としている。
ReYuu Japan <9425> 487円 +80 円 (+19.7%) ストップ高 本日終値
後場に上げ幅を急拡大した。この日、同社の筆頭株主であるショーケース<3909>が保有するReYuu株の一部をシンガポールに拠点を置くSeacastle社に売却すると発表した。ショーケースが保有する231万株のうち、181万株(議決権所有割合33.21%)を譲渡する。Seacastle社はReYuuの筆頭株主となる見通し。Seacastle社はReYuuの持つリユーススマートフォンの調達能力や市場の成長性を高く評価しており、海外での売上高や利益の拡大が期待できる可能性があると判断したという。発表内容を材料視した買いが集まったようだ。
シンワワイズ <2437> 318円 +31 円 (+10.8%) 本日終値
急騰。底値もみ合い圏から離脱の動きを示している。同社は美術品公開オークションの企画・運営で業界首位級の実績を有しており、時流を捉えたNFTアート分野の育成などにも注力している。業績は24年5月期に最終大幅赤字となるなど苦戦を強いられていたが、足もとでは回復色をみせている。27日取引終了後に発表した25年5月期上期(24年6〜11月)決算は最終損益が1億8900万円の黒字に浮上した。これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけた。
サイフューズ <4892> 1,320円 +121 円 (+10.1%) 本日終値
後場に持ち直した。同社は28日、3D細胞製品に関して、ヒト体内の機能の一部を対外で再現した「機能性細胞デバイス」の商標登録と、「ヒト3Dミニ肝臓」に関する国際特許登録などを完了したと発表。朝方の上昇が一服した後、下げに沈む場面があったが、発表を手掛かり視した買いが入り再びプラス圏に浮上した。知的財産権に関して、同社は基盤技術である「バイオ3Dプリンティング」によって人間の肝臓が持つさまざまな機能の再現可能性を更に高めるグローバル特許であるとし、今後の新製品の創出につながることが見込まれると指摘。あわせて、3D細胞製品の販路拡大を進め、グローバル展開に向けた活動を本格化させる方針を示している。
ミラタップ <3187> 336円 +26 円 (+8.4%) 本日終値
反発。27日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を40万株(発行済み株数の2.17%)、または1億円としており、取得期間は3月3日から6月30日まで。事業活動推進の原資にあてるなど、今後の資本政策の機動性を高めるために取得するとしている。
わかもと製薬 <4512> 305円 +23 円 (+8.2%) 本日終値
急伸。英投資ファンドのアセット・バリュー・インベスターズが27日付で提出した大量保有報告書によると、アセット・バリューのわかもと株式保有比率は6.14%となり、新たに5%を超過したことが分かった。アセット・バリューはアクティビストとして知られ、今回のわかもと株式の保有目的も「純投資及び重要提案行為などを行うこと」としており、今後株式価値の向上に対する思惑がわかもとの株価を強く刺激する格好となった。
IIF <6545> 624円 +27 円 (+4.5%) 本日終値
3日ぶりに反発。27日の取引終了後、介護事業者向け経営サポートシステムの開発・販売を手掛けるセントワークス(東京都中央区)の全株式を4月1日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。IIFでは、中期経営計画における成長戦略の軸として中小規模介護事業者向けのDXソリューション事業を位置付けており、セントワークスが持つプロダクトをDXソリューション事業の中核とすることで、早期の事業化及び収益化が期待できると判断した。取得価額は7億6000万円。なお、25年3月期業績への影響は軽微としている。