※S高銘柄一覧
<2372> アイロムG 東証P 配分 前日もストップ高 3.59万株買残
<2813> 和弘食品 東証S 今期経常は20%増で4期連続最高益、前期配当を1円増額・今期は15円増配へ
<3135> マーケットE 東証P 一時 24年6月期利益予想の上方修正と株主優待制度の新設を好感
<4177> i−plug 東証G 一時 25年3月期の営業利益予想は3.9倍、前期は会社計画超過達成
<4760> ALPHA 東証S 配分 前日まで3日連続ストップ高 4.74万株買残
<5216> 倉元 東証S 一時
<6026> GMOテック 東証G
<6194> アトラエ 東証P 10〜3月期営業7割増益で初配当実施へ
<6330> 東洋エンジ 東証P 今期経常増益・13円増配計画を好感
<6574> コンヴァノ 東証G 前日まで2日連続ストップ高
<6855> 電子材料 東証S 配分 海外メモリー向けプローブカード拡販で25年3月期営業利益は2.8倍を予想 3.55万株買残
<6941> 山一電機 東証P 配分 今期の大幅増益・大幅増配計画を評価 3.66万株買残
<6951> 日電子 東証P 一時 今期は連続最高益更新計画で買い安心感
<7062> フレアス 東証G 2025年3月期4月度月次売上
<7063> バードマン 東証G
<7075> QLSHD 名証N 一時 今期経常は29%増で4期連続最高益
<7305> 新家工 東証S 配分 大幅増配計画で7%台の配当利回りに着目した資金流入 2.68万株買残
<7689> コパ 東証G
<7771> 日本精密 東証S 一時 24年3月期業績は計画上振れで着地
<9761> 東海リース 東証S 配分 今期40円増配計画を材料視 1.44万株買残
※株価高上昇率銘柄一覧
1. <7771> 日本精密 東証S 33.8 103 24年3月期業績は計画上振れで着地
2. <5216> 倉元 東証S 30.2 328
3. <6574> コンヴァノ 東証G 27.7 1384 S
4. <7075> QLSHD 名証N 25.3 1470
5. <2372> アイロムG 東証P 22.0 2773 S MBO発表で1株2800円のTOB価格にサヤ寄せ
6. <9761> 東海リース 東証S 21.5 1695 S 今期40円増配計画を材料視
7. <7689> コパ 東証G 21.4 851 S
8. <6026> GMOテック 東証G 20.9 8680 S
9. <4760> ALPHA 東証S 19.7 3055 S
10. <2813> 和弘食品 東証S 18.8 4415 S 今期経常は20%増で4期連続最高益、前期配当を1円増額・今期は15円増配へ
11. <7305> 新家工 東証S 18.5 4475 S 大幅増配計画で7%台の配当利回りに着目した資金流入
12. <6941> 山一電機 東証P 18.2 3270 S 今期は大幅な最終増益・増配予想で自社株買いも発表
13. <6194> アトラエ 東証P 17.7 533 S 10〜3月期営業7割増益で初配当実施へ
14. <6855> 電子材料 東証S 17.1 3425 S 海外メモリー向けプローブカード拡販で25年3月期営業利益は2.8倍を予想
15. <6330> 東洋エンジ 東証P 17.0 1034 S 今期経常増益・13円増配計画を好感
16. <7063> バードマン 東証G 16.3 1071 S
17. <7062> フレアス 東証G 15.5 1117 S 27年3月期営業利益目標20.01億円、25年3月期予想は81.2%増の2.00億円
18. <4251> 恵和 東証P 14.8 1347 1〜3月期経常益7.8倍で中間期計画を超過
19. <142A> ジンジブ 東証G 14.8 3155
20. <6005> 三浦工 東証P 14.5 3037 ボイラー需要旺盛で今3月期2ケタ増益で連続最高更新へ
21. <3431> 宮地エンジ 東証P 14.4 4370 25年3月期は連続最高益・実質増配計画で評価
22. <4177> i−plug 東証G 13.9 1435 前期最終赤字から一転して今期は3期ぶり最高益計画
23. <3099> 三越伊勢丹 東証P 13.6 2653.5 今期も2ケタ成長で過去最高益更新し大幅増配・自社株買いと材料盛りだくさん
24. <7769> リズム 東証P 13.6 3770 半導体製造装置関連
25. <4811> ドリムアーツ 東証G 13.5 2267
山一電機 <6941> 3,270円 +504 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位
ストップ高。14日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績・配当予想を開示した。今期の売上高は前期比26.3%増の460億円、最終利益は同2.4倍の50億円を見込む。加えて、前期の配当を1円増額したうえで、今期の年間配当予想は同43円増配の74円とした。更に、取得総数50万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.44%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いの実施も発表。業況と株主還元姿勢を評価した買いが集まった。今期はメモリー半導体用ソケットにおいて、生成AIを含めてデーターセンター向けを中心にDRAM関連の需要が増加すると想定。自動車関連向けも堅調に推移すると見込む。
日本電子材料 <6855> 3,425円 +501 円 (+17.1%) ストップ高 本日終値
ストップ高。14日の取引終了後に発表した24年3月期連結決算で、営業利益が8億7000万円(前の期比72.8%減)と大幅減益だったものの、従来予想の3億円を上回って着地したことに加えて、25年3月期も同24億円(前期比2.8倍)と大幅増益を見込むことが好感された。前期は、海外半導体メーカーに対するメモリー向けプローブカードの拡販が進んだことに加えて、売上高の増加に伴う工場稼働率の改善や高付加価値製品の受注などが寄与したという。今期は引き続きメモリー向けで需要の回復が先行している海外半導体メーカーへの拡販を進めるとともに、市場全体についても年度後半から段階的な需要の回復を予想しており、これらを取り込むことで大幅増益を見込む。
東洋エンジニアリング <6330> 1,034円 +150 円 (+17.0%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率4位
ストップ高。15日午前11時半に24年3月期の連結決算とともに25年3月期の業績と配当予想を開示した。今期は売上高が前期比3.5%増の2700億円、経常利益は同7.2%増の75億円と、計画を上振れして着地した前期の水準を更に上回る見通し。年間配当予想は同13円増配の25円に設定し、業況と大幅な増配計画を好感した買いを誘ったようだ。24年3月期の売上高は前の期比35.2%増の2608億2500万円、最終利益は同6.0倍の98億2100万円だった。インドや中国で進行中のプロジェクトの一部で進捗が想定を上回り、円安効果もあって完成工事高が増加した。粗利率が高い非EPC(設計・調達・工事)案件が堅調に推移したことも利益を押し上げる要因となった。25年3月期の受注目標は2500億円で、想定為替レートは1ドル=150円とした。
三浦工業 <6005> 3,037円 +384.5 円 (+14.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
急動意、一時400円を超える大幅高を演じた。前日まで6日続伸と気を吐いていたが、きょうは更に物色人気が加速しマドを開けて一気に3000円台を回復した。産業用小型ボイラーの大手で国内の過半のシェアを有する。業績は好調に推移しており、14日取引終了後に25年3月期業績予想を発表、営業利益は前期比11%増の256億円予想と4期連続の過去最高更新を見込む。世界的な経済活動の正常化を背景に設備投資需要が回復傾向を強め、同社が販売するボイラーにその恩恵が及んでいる。国内だけでなく、海外展開にも注力しており売上高の2割以上を海外で占めるが、海外でも旺盛な需要を取り込んでいる。
宮地エンジ <3431> 4,370円 +550 円 (+14.4%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
4日ぶりに急反発した。14日の取引終了後、24年3月期の連結決算とともに25年3月期の業績予想を開示し、今期の経常利益が前期比21.4%増の96億円となる見通しを示した。前期に続き過去最高益を更新する見通し。また、実質増配の予想を示し、配当利回りは足もとで4%台半ばと高水準とあって、評価されたようだ。25年3月期の売上高は同5.2%増の730億円を計画する。高速道路の大規模更新工事は今後も順調な発注を想定。首都圏でのターミナル駅の再開発事業など数多くの計画が予定されるなか、技術力を生かし事業拡大につなげる。今期の年間配当予想は195円。前期の期末配当は従来の予想から12円増額した。前期の年間配当は株式分割を考慮したベースで記念配当を含めて192円となる。
三越伊勢丹 <3099> 2,653.5円 +317 円 (+13.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位
大口の買い注文に寄り付かずカイ気配スタートとなる人気となった。百貨店最大手で宝飾品など高額商品を中心とした富裕層の消費熱やインバウンド需要を取り込んで業績は絶好調に推移している。14日取引終了後に発表した24年3月期決算は営業利益が前の期比84%増の543億6900万円と大幅な伸びを達成、過去最高を大幅に更新した。続く25年3月期についても同利益は前期比18%増の640億円を見込んでおり、2ケタ成長で連続ピーク利益が更新となる見通しにあることから投資資金の流入が加速した。好業績を背景に株主還元も強化し、前期配当は従来計画に2円上乗せした34円とし、今期は前期実績から10円増配の44円を計画する。更に、発行済み株式数の2.3%に相当する850万株、金額ベースで150億円を上限とする自社株買いも発表(取得した自社株は11月29日付で全て消却)、これらを評価する形で投資資金が集中した。
リズム <7769> 3,770円 +450 円 (+13.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率9位
5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比1.0%増の12.5億円になり、25年3月期も前期比58.9%増の20億円に拡大する見通しとなった。4期連続増収になる。
Lドリンク <2585> 5,790円 +680 円 (+13.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率10位
急反発。14日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比15.1%増の440億円、営業利益を同22.0%増の57億5000万円と発表。売上高、営業利益とも前期に続き過去最高更新の見通しとなり、これを好感した買いが流入した。配当予想も前期比8円増の45円を見込んだ。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比26.4%増の382億3600万円、営業利益が同51.2%増の47億1200万円だった。自社工場の稼働率向上による生産量拡大や販売先確保の取り組みが奏功。同業のニットービバレッジの子会社化も寄与した。
KPPGHD <9274> 794円 +80 円 (+11.2%) 本日終値
5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比32.2%減の124億円に落ち込んだが、25年3月期は前期比8.2%増の135億円にV字回復する見通しとなった。
バイセル <7685> 3,420円 +340 円 (+11.0%) 本日終値
大幅高で3日続伸し、年初来高値を更新した。14日の取引終了後、24年12月期第1四半期(1〜3月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、最終利益の見通しをこれまでの18億9000万円から20億1000万円(前期比38.3%増)に引き上げた。業況を評価した買いが集まったようだ。通期の売上高予想は65億9000万円増額して590億7000万円(同38.7%増)に見直した。1〜3月期はM&A関連費用が利益を圧迫すると想定していたが、出張訪問買取事業やグループ店舗買取事業が順調に推移した。3月に子会社化したむすびの損益計算書を第2四半期(4〜6月)から連結することも踏まえ、業績予想を見直した。1〜3月期の売上高は前年同期比33.8%増の121億2100万円、最終利益は同16.4%増の2億9300万円だった。
椿本チエイン <6371> 5,920円 +580 円 (+10.9%) 本日終値
急反騰し年初来高値を更新。14日の取引終了後に9月30日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表したほか、上限を180万株(発行済み株数の5.02%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。自社株の取得期間は6月3日から来年3月31日までで、取得した全ての自社株は25年3月31日に消却する予定だ。また、同時に発表した25年3月期連結業績予想で、売上高2800億円(前期比4.9%増)、営業利益230億円(同8.2%増)と6期ぶりの営業最高益更新を見込み、配当予想は中間99円・期末47円と実質増配としたことも好材料視された。自動車エンジン用タイミングチェーンシステムなどモビリティ事業が引き続き伸長するほか、モーションコントロールの復調を見込む。なお、24年3月期決算は、売上高2668億1200万円(前の期比6.1%増)、営業利益212億6200万円(同12.0%増)だった。
北洋銀行 <8524> 505円 +48 円 (+10.5%) 本日終値
3日ぶりに急反発。500円台に乗せ、2016年の高値にツラ合わせした。14日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示。今期の純利益は前期比20.8%増の155億円を見込む。あわせて株主還元方針を変更し、これまで40%をメドとしてきた総還元性向について、新たに50%を目安とすることとした。取得総数394万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.0%)、取得総額13億円を上限とする自社株買いを5月20日から6月28日の間に実施するとも公表しており、評価されたようだ。25年3月期の年間配当予想は前期比3円増配の13円とした。
アルバック <6728> 10,700円 +1,000 円 (+10.3%) 本日終値
5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年6月期第3四半期累計(23年7月-24年3月)の連結経常利益は前年同期比30.7%増の204億円に拡大し、通期計画の245億円に対する進捗率は83.6%に達し、5年平均の72.4%も上回った。
綜合警備保障 <2331> 925円 +80 円 (+9.5%) 本日終値
切り返し急。14日の取引終了後、配当性向の見直しと自社株買いの実施を発表しており、株主還元策を評価した買いが集まったようだ。同社はこれまで30%としてきた配当性向の目安を、40〜50%に変更する。これに伴い、前期の配当を6円30銭増額。今期の年間配当予想は前期比1円10銭増配の24円80銭とした。自社株買いは総数1770万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.5%)、総額150億円を上限とする。取得期間は5月15日から10月31日まで。今期の売上高は前期比5.5%増の5500億円、最終利益は同1.0%増の276億円を計画する。
三井住友トラ <8309> 3,584円 +289 円 (+8.8%) 本日終値
5月14日大引け後(17:15)に決算を発表。24年3月期の連結最終利益は前の期比58.5%減の791億円に落ち込んだが、25年3月期は前期比3.0倍の2400億円に急拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
戸田建設 <1860> 1,112円 +85.5 円 (+8.3%) 本日終値
後場一段高。午前11時30分ごろに、上限を700万株(発行済み株数の2.27%)、または50億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好感された。取得期間は5月16日から12月31日までで、株主還元の充実及び機動的な資本政策を遂行するためとしている。また、同時に発表した25年3月期連結業績予想で、営業利益300億円(前期比67.5%増)と連続増益を見込み、年間配当予想を前期比1円増の29円としたことも好材料視された。期首受注残高が1002億7200万円(前年同期比14.0%増)と豊富なことに加えて、官公庁工事及び民間工事の受注高がともに堅調に推移する見通しで、売上高は6000億円(前期比14.8%増)を予想。建設資材価格は高止まりしているものの、増益となる見通しだ。なお、24年3月期決算は、売上高5224億3400万円(前の期比4.5%減)、営業利益179億800万円(同26.7%増)だった。
ミルボン <4919> 3,555円 +271 円 (+8.3%) 本日終値
大幅続伸し、年初来高値を更新した。14日の取引終了後に発表した24年12月期第1四半期(1〜3月)の連結売上高は前年同期比11.3%増の115億800万円、経常利益は同19.2%増の13億9000万円だった。会社側の計画に対し売上高は4.5%、経常利益は65.6%上回る水準で着地したという。業況をポジティブ視した買いが集まったようだ。円安が奏功したほか、日本国内ではヘアケア製品「オージュア」が堅調に推移。化粧品ブランド「アイエム」の新製品が計画を上回る売上高を達成した。韓国事業も好調に推移した。
ソニーグループ <6758> 12,950円 +985 円 (+8.2%) 本日終値
急騰。米CNBCが米国時間14日、関係筋の情報として、ソニーが米パラマウント・グローバル
の買収計画について再考していると報じた。これまで米メディアは、同社傘下のソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)と、米国のプライベートエクイティ(PE)投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントが、パラマウントに対し共同買収を提案し、買収金額は全額現金で260億ドル(約4兆円)に上る見通しだと伝えていた。ソニーGに対しては、買収による費用負担への懸念が後退したとの受け止めが広がったようだ。加えて、同社は日本時間14日の取引終了後、25年3月期が実質増配となる見通しと、取得総数3000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.46%)、取得総額2500億円を上限とする自社株買いの実施、9月30日を基準日とし、10月1日付で1株を5株に分割することも発表したとあって、幅広い投資家による買いを集めた。ソニーGの今期の売上高は前期比5.5%減の12兆3100億円、最終利益は同4.7%減の9250億円を見込む。想定為替レートは1ドル=145円前後とした。イメージング&センシング・ソリューション部門と音楽部門で増収増益を計画する。年間配当は株式分割前のベースで100円を予想。前期の年間配当は85円で、実質的な増配となる見込み。24年3月期の売上高は前の期比18.6%増の13兆207億6800万円、最終利益は同3.5%減の9705億7300万円だった。自社株の取得期間は5月15日から25年5月14日まで。
レオン自動機 <6272> 1,617円 +116 円 (+7.7%) 本日終値
5月14日大引け後(15:15)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比55.4%増の49.8億円に拡大し、25年3月期も前期比9.3%増の54.5億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収、3期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を40円→42円(前の期は31円)に増額し、今期も42円を継続する方針とした。
フィナHD <4419> 983円 +68 円 (+7.4%) 本日終値
5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期の連結経常損益は1.9億円の黒字(前の期は3.2億円の赤字)に浮上し、25年3月期の同利益は前期比3.3倍の6.4億円に急拡大を見込み、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
オイシックス・ラ・大地 <3182> 1,317円 +89 円 (+7.3%) 本日終値
14日に発表した「5.0%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の5.0%にあたる182万5000株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月15日から10月31日まで。
HOYA <7741> 19,280円 +1,245 円 (+6.9%) 本日終値
反発。午前11時ごろに、上限を300万株(発行済み株数の0.86%)、または500億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。取得期間は5月16日から8月15日までで、取得した自社株は株主還元を目的に消却する予定という。同時に発表した24年3月期連結決算は、売上高7626億1000万円(前の期比5.4%増)、純利益1813億7700万円(同7.6%増)だった。メガネレンズが小児向け近視抑制レンズ(MiYOSMART)をはじめとする高付加価値製品や米国でのチェーン店向け販売の増加、為替換算影響などもあり好調に推移。情報・通信事業の低調をカバーし増収増益となった。なお、同社では第1四半期決算発表時に上期業績予想を発表し、第3四半期決算発表時に通期業績予想を発表する予定としている。
サカタインクス <4633> 1,691円 +108 円 (+6.8%) 本日終値
急反発し年初来高値を更新。14日の取引終了後に発表した第1四半期(1〜3月)連結決算で、営業利益が39億2600万円(前年同期比60.8%増)と大幅増益で着地したことが好感された。アジア向けのパッケージ関連用インキを中心に海外において販売数量が増加したことに加えて、円安による為替換算の影響を受けて売上高は591億5200万円(同9.1%増)となった。また、日本における販売価格の改定効果や、海外で原材料価格が前年同期を下回り収益性が改善したことなども寄与した。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高2390億円(前期比4.7%増)、営業利益110億円(同3.9%減)の従来見通しを据え置いている。同時に上限を75万株(発行済み株数の1.49%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視された。取得期間は5月15日から8月30日までで、株主還元水準の向上及び資本効率の改善を目的としている。
アマダ <6113> 1,868.5円 +113.5 円 (+6.5%) 本日終値
5月14日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期の連結最終利益は前の期比19.0%増の406億円になり、25年3月期は前期比0.9%増の410億円とほぼ横ばいを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を57円→60円(前の期は48円)に増額し、今期も前期比2円増の62円に増配する方針とした。同時に発表した「5.4%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の5.4%にあたる1800万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月15日から25年3月31日まで。取得した自社株は25年3月31日付で全て消却する。
スター精密 <7718> 2,043円 +117 円 (+6.1%) 本日終値
14日に発表した「16.33%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の16.33%にあたる600万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月15日から25年5月14日まで。
アサヒ <2502> 5,811円 +290 円 (+5.3%) 本日終値
大幅続伸、一時6.2%高の5866円まで一気に駆け上がり、1月16日につけた高値5770円を大幅に上回り4カ月ぶりの年初来高値更新となった。昨年10月のビール減税が国内のビール販売に追い風となっているほか、製品値上げ効果も収益押し上げに寄与している。同社が14日取引終了後に発表した24年12月期第1四半期(1〜3月)決算は売上高が前年同期比11%増の6166億1400万円と2ケタの伸びを示し、最終利益は同19%増の238億3000万円と大幅な伸びを達成した。これを受けて株価はマドを大きく開けて買われる展開となり、2018年1月につけた上場来高値6076円も視野に入ってきた。
名古屋銀行 <8522> 7,550円 +370 円 (+5.2%) 本日終値
5月14日大引け後(15:20)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比26.3%増の145億円になり、25年3月期も前期比19.2%増の173億円に伸びを見込み、19期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。同時に発表した「1.79%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の1.79%にあたる30万株(金額で27億円)を上限に、5月15日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。また、発行株数の1.79%にあたる30万株を8月9日付で消却する。
りそなホールディングス <8308> 1,018円 +48.5 円 (+5.0%) 本日終値
5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期の連結最終利益は前の期比0.9%減の1589億円になったが、25年3月期は前期比3.8%増の1650億円に伸びる見通しとなった。同時に発表した「1.29%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の1.29%にあたる3000万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月15日から6月21日まで。取得した自社株は付で全て消却する。
ラクス <3923> 1,883円 +76.5 円 (+4.2%) 本日終値
大口の買い注文に商いが成立せず気配値のまま株価水準を切り上げている。クラウドサービスによるメール管理や経費精算を主力に、IT人材の派遣業務などを手掛ける。クラウド事業がインボイス対応特需で収益に貢献、業績は急成長局面にある。同社が14日取引終了後に発表した24年3月期決算は、営業利益が前の期比3.4倍の55億5900万円と急拡大を果たし過去最高利益を更新、更に25年3月期は前期比62%増の90億円と飛躍的な伸びが続く見通しにある。これを好感する買いを呼び込む形となった。なお、今期年間配当は前期実績に1円55銭増配の3円90銭を計画している。
日軽金HD <5703> 1,950円 +63 円 (+3.3%) 本日終値
後場プラス圏に浮上。午後2時ごろに発表した25年3月期連結業績予想で、売上高5600億円(前期比6.9%増)、営業利益210億円(同15.5%増)、純利益130億円(同43.9%増)と2ケタ営業増益を見込み、年間配当予想を前期比20円増の70円としたことが好感された。中国における自動車関連向けの低迷は続くとみられるものの、引き続きパネルシステムの堅調やトラック架装関連の回復基調の継続が見込まれるほか、半導体関連も低迷から回復に向かう見通し。原燃料・コスト上昇に対応する販売価格の改定効果も寄与する。なお24年3月期決算は、売上高5237億1500万円(前の期比1.3%増)、営業利益181億8900万円(同2.4倍)、純利益90億3700万円(同25.5%増)だった。
東海リース <9761> 1,695円 +300 円 (+21.5%) ストップ高 本日終値
ストップ高。14日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績と配当予想を開示した。今期の経常利益は前期比40.6%減の6億3000万円を見込む一方、年間配当予想は同40円増配の100円を計画する。足もとの株価水準で配当利回りは5.9%に上り、高配当利回りに着目した買い注文が集まったようだ。今期の売上高は同0.8%増の173億1000万円を見込む。仮設建物需要は堅調な推移を想定する一方で、人件費の増加を見込む。
posted by lucky cat at 16:03
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